坂口健太郎主演『シグナル 長期未解決事件捜査班』のキャスト一覧【4月に映画公開！】

坂口健太郎主演ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』の劇場版が、2021年4月2日に公開されることが決定しました！ 本作は韓国ドラマ『シグナル』のリメイクで、現在を生きる刑事が無線機で過去を生きる熱血刑事とつながり、過去の未解決事件を解決していくサスペンスです。 この記事では本ドラマのあらすじやキャストを紹介し、映画の最新情報も紹介していきます。

今作品は韓国ドラマ『シグナル』が原作で、坂口健太郎が演じるのは過去の事件により心に傷を負った刑事・三枝健人。 健人は兄が自ら命を立つ原因となった事件や、幼い頃起こった児童誘拐事件での警察の対応から、警察のことを信用出来なくなります。そしてこれらの事件を自らの力で解決しようと奮闘するのです。 そんなある日、廃棄処分だった無線機から声が聞こえてくるのを発見。その声の主はなんと、過去の時代を生きている刑事だったのです。健人は自身の冷静な判断力や観察力、プロファイリングの知識、さらに謎の無線機声の主の力を借りながら、未解決事件に挑んでいきます。

以下では連続ドラマ「シグナル」のキャストを紹介していきます。SPドラマや映画でも多くのキャストが続投するので、おさらいしておきましょう。

端正な顔立ちを生かした二枚目キャラだけでなく、映画『64-ロクヨン- 前編/後編』(2016年)での記者役、『ナラタージュ』(2017年)では嫉妬心を募らせる大学生役など様々な役をこなしてきた坂口健太郎。 そんな彼が主人公の三枝健人を演じます。『シグナル 長期未解決事件捜査班』では「未解決である兄の事件をいつか解決したい」と、内なる情熱を秘めた刑事という役。初主演で演じる骨太な刑事を、見事に演じきりました。 劇場版ではビルからの飛び降りなど、本格的なアクションにも初挑戦しています。

無線機で現在を生きる三枝と通信し、事件を解決に導く過去を生きる刑事・大山剛志。演じるのは俳優の北村一輝です。大山は不正を絶対に許さない姿勢で事件解決に挑む信念の強い刑事。しかしある日突然、収賄容疑をかけられてしまい、失踪していたのです。 演じる北村一輝は2021年連続ドラマ『天国と地獄』でも癖の強い優秀な刑事役を演じている実力派俳優。どんな作品でも印象に残る演技をする北村は、ドラマに引き続き劇場版でも、渋かっこいい過去の刑事を演じてくれるでしょう。

三枝が所属する長期未解決事件捜査班のリーダーであり、三枝の相棒となる刑事・桜井美咲を演じるのは吉瀬美智子です。新人時代は北村演じる大山に指導され、刑事として成長してきました。 演じる吉瀬は、本作で8年ぶりの刑事役を演じました。連続ドラマで観ることができた彼女らしい強気でクールな女性刑事を、映画でも期待しましょう。

刑事部長の中本慎之助を演じたのは渡部篤郎です。中本は警察の裏の顔とも言える存在で、刑事部長の地位を確立するまでに、汚い手を使ってきました。 演じる渡部は原作を視聴したそうで、「一視聴者として惹きこまれた」とコメント。日本版リメイクとなる本ドラマも面白い作品になると語っていました。

美咲の同僚で人探しのプロである山田勉を演じているのは、お笑いタレントの木村祐一。作中で話されるコテコテの関西弁が印象的なキャラクターです。 芸人としてだけでなく、俳優としても活躍している木村祐一は、近年も『レッドアイズ 監視捜査班』(2021年)などの話題作に出演。特に刑事役を演じる作品が多く見られています。

城西警察署の鑑識官を務め、優れた分析力と観察力を発揮している小島信也。独特の言い回しをするせいで、陰では変わり者と言われています。 そんな小島を演じているのは、個性派俳優の池田鉄洋。『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(2020年)などの人気ドラマに出演する傍、舞台の演出家としても活躍を見せているマルチな才能の持ち主です。

映画の新キャラクターとして登場するジャーナリストの小泉ミチル。三枝たちは小泉に捜査の協力を依頼します。 小泉ミチルを演じたのは、人気急上昇中の若手女優・奈緒。奈緒といえばドラマ『あなたの番です』(2019年)で見せた、不気味かつ目を惹く個性的な演技が記憶に新しいですが、今回の作品ではどんな新しい表情を見せてくれるのでしょうか。

政府の人間として登場する内閣情報調査室次長の三谷宗久と、内閣官房長官の板垣真二郎。あらゆる情報に精通している2人は、一体どのように三枝たちと絡んでいくのでしょう。 三谷役を演じた杉本哲太は、名バイプレイヤーとして『DIVER-特殊潜入班-』(2020年)などの作品に出演。板垣役を演じた鹿賀丈史も『みをつくし料理帖』(2020年)など話題作に出演しています。

警視庁の刑事部長で強い正義感を持っている青木潤基と、警視庁の公安部長を務め将来を約束されているリアリストである山崎聡士。2人は同期の警察官です。 青木を演じたのは伊原剛志。近年はドラマ『後妻業』(2019年)などの作品に出演しています。山崎を演じた田中哲司は、ドラマ『35歳の少女』(2020年)や『あなたの番です -反撃編-』(2019年)に出演していました。

本作の主題歌を担当するのは韓国発の男性ユニットBTS(防弾少年団)。彼らが日本ドラマの主題歌を担当するのは本ドラマが初めてでした。 新たにリリースされた楽曲「Don’t Leave Me」はドラマのために書き下ろし、BTSの作る音楽とドラマの世界観が見事に調和しています。 原作が韓国ドラマということもあり、メンバーは日本版ドラマの主題歌に抜擢されたことが光栄な様子。メンバーの1人、RMは「完璧な曲に仕上がった」と自信をみなぎらせていました。 本楽曲は4月4日にリリースされた3rdアルバム『FACE YOURSELF』に収録されています。

ドラマに引き続き人気韓国グループのBTSが劇場版「シグナル」の主題歌も担当します。 主題歌「Film out」の楽曲を手がけるのはback number。これまで数々のドラマや映画の主題歌をてがけてきたアーティストなだけに、期待が高まっています。 主演の坂口健太郎も「バラード調になっていて成長した三枝の心情を代弁してくれるような曲」だと絶賛していました。

『シグナル 長期未解決事件捜査班』は、2016年1月から全16回放送された韓国ドラマが原作となっています。主演は2011年に韓国の映画賞（青龍映画賞）で新人男優賞を受賞した経歴を持つイ・ジェフン。韓国でも人気を集めたドラマで、著名な賞も獲得し注目されました。 韓国発の人気ドラマを原作に、日本版リメイク作品として新たに制作。脚本は、ドラマ『特命係長 只野仁』や『ダブルス~二人の刑事』でも知られる尾崎将也が担当します。

古びた無線機を見つけたパク・ヘヨン。その無線機からは、イ・ジェハンと名乗る刑事からの通信があり、15年前におきた未解決事件について話し始めました。 通信を続けるようになる2人ですが、ヘヨンは、ジェハンが話す言葉の中から理解できない単語が出てきたことをきっかけに、ジェハンが過去に生きる人であることを知り混乱します。 ヘヨンはやがて、ジェハンが失踪した事件があることを知るだけでなく、無線で通信し合うことで過去を変えてしまっているということに気付き始めました。 過去や未来を変えてしまうのではないかと不安を感じていたヘヨンでしたが、その後ジェハンの死体が発見されます。さらに上司の策略から命をも狙われる事態が起こったことをきっかけに、ヘヨンの気持ちは変わり、2人の信頼関係はより強いものとなります。 やがて無線機を通じて、ヘヨンは過去を変えることでジェハンの命を救い、ジェハンの情報を頼りに未解決だった誘拐事件を見事解決しました。

ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』のあらすじやキャストを詳しく振り返ってきましたが、いかがだったでしょうか。劇場版が公開される前に、しっかり復習してきましょう。 2021年に4月2日に公開が決定している劇場版シグナルでは、新たなキャスト陣の演技にも期待が高まります。今から公開が待ちきれませんね！