『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』感想評価をネタバレなしでお届け!【本当は言いたい……。】

2018年4月29日更新

衝撃の展開が話題になっている『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。この記事では、公開直後に鑑賞した筆者が細心の注意を払ってネタバレなしで感想をお届けします。本当は衝撃の展開を言いたい……。ても言えない。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の感想をネタバレなしで!

2018年4月27日(金)。いよいよ待ちに待った日が訪れました。 そうです。全世界待望の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の公開初日です。その期待値は筆者の社会的常識をブチ壊し、抱えている仕事を早々に放り投げて、自転車転がし劇場に足を運んでしまったほど。 いざ映画館に到着すると平日夕方の回にも関わらず、チケット売り場には長蛇の列が出来ており、その注目度のヤバさを思い知る結果となりました。お昼の回を見終わった観客は、そのほとんどがぽっかり口を開けた放心状態でスクリーンを後にしており、「インフィニティ・ウォー」の衝撃度はそれほどまでなのかと身震いさせられました。 公式から緘口令が敷かれているためネタバレは出来ませんが、とにかくそのインパクトは壮絶なものがあったので、それだけでもお伝えしたいと思い、今回はネタバレなしで作品の感想を述べていきたいと思います。

あなたのお気に入りは出る?登場ヒーロー紹介!

「アベンジャーズ」シリーズ最高の総勢66名ものキャラクターを迎えて、圧倒的なスケールで描かれるマーベル・シネマティック・ユニバーズ(MCU)10年間の総決算である「インフィニティ・ウォー」。 長く見守ってきたファンにとっては、やはり今回どのキャラクターが出てくるのかは重要なポイントです。アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソーやハルクといった初期のメンバーに加えて、「シビル・ウォー」で初登場となったみんな大好き・スパイダーマンも参戦。 ドクター・ストレンジやガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々はアベンジャーズとの初合流を果たし、その活躍に大きな期待が寄せられています。

ネタバレ箇所が多すぎてあらすじにならない

とある仮面ライダーのセリフを拝借すると、「最初からクライマックス」です。 この映画を語る上で重要な要素はほぼ全てネタバレとなってしまため、それらを伏せてのレビュー記事執筆は非常に困難を極めますが、開始10秒から怒涛の展開が用意されており、息つく暇もないほどに繰り返される衝撃の連続で2時間30分が一瞬に感じられるほど濃い内容となっていました。 「シビル・ウォー」以後のトニーとキャップの関係や、本作で再会を果たすブルースとナターシャの恋の行方など気になる要素は盛りだくさんですが、言えません。言えないのです。 ……言いたい。 今までの10年間がまるで嘘のように、過去最大の規模で加速度的に進んでいく物語とその最後に辿り着く結末は、ファンであれば見逃せない圧巻のものとなっています。

サノスくん大活躍!不思議な石を集める大冒険!

サノス インフィニティ・ウォー (ゼータ)
©Supplied by LMK

シリーズ第1作『アベンジャーズ』(2012)のエンドロール後の特別映像で初登場して以降、常に影で暗躍してきた"ラスボス"サノスが満を持して登場する「インフィニティ・ウォー」。 事前情報通り「主人公はサノス」と言わんばかりの大活躍を見せてくれており、某摩訶不思議アドベンチャーよろしく、サノス君の願いを叶える石集めの旅が物語の主軸となっています。 今まで登場したヴィランたちを過去のものとする圧倒的な破壊力でアベンジャーズの目の前に立ちはだかるサノスですが、本編中ではそのキャラクター造形もしっかりと描かれております。 自分の信念=正義だとして動くサノスは、「ジョジョ」6部のウェザー・リポートの言葉を借りれば、「自分が悪だと気づいていない、最もドス黒い悪」そのものですが、どこか人間的な部分も垣間見え少し応援してしまいたくなる不思議な魅力を放っていました。

豪華ヒーローたちの共演

アベンジャーズ インフィニティウォー ゼータ
©Supplied by LMK

MCUが動き出して10年。長らくファンとして応援してきた筆者にとって、この総勢66名の共演は今まで見続けてきたご褒美であり、もはやお祭り状態。 ドクター・ストレンジの魔法を使ってサノスに挑むスター・ロード、ソーとガーディアンズの面々による掛け合い、もはやお馴染みとなったアイアンマンとスパイダーマンの師弟関係すらも胸にグッとこみ上げるものがあり、これだけでも十分満足な出来栄えで、エンターテインメントの詰め込まれたおもちゃ箱のような映画に仕上がっていました。 筆者が特に震え上がったのは、キャプテン・アメリカの登場シーン。単独映画2作を担当したルッソ兄弟が今作の監督を務めていることも関係するのか、まさに「HERO IS COMING」といった状況での登場で、少し涙が流れたのは秘密です。

ルッソ兄弟の才能光る、緻密な脚本!

アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ ゼータ
©WENN.com

MCU史上最大規模の登場人物で注目を集める「インフィニティ・ウォー」ですが、実際に見てみるとそのキャラクターそれぞれにしっかりとした見せ場が用意されており、その全員が確かな存在感を放っていました。 緻密に練りこまれた脚本は、3方向同時に展開されるストーリーで実にバランスよく調整されており、「どのキャラが今どこにいるのか」を観客に把握させることに成功しています。 「そういやあいつらどうなったんだ?」と思った時に、ちょうどそのキャラが出てくる構成力の高さと計算され尽くした「交通整理」で観客に物語を正確に伝える手腕を遺憾なく発揮しました。

みんなが口を揃えて言う「衝撃の展開」って?

これは本当に言えません。劇場へ行きましょう。 その衝撃度は、筆者がラストを目の当たりにした際「ケビン・ファイギ(MCU総合プロデューサー)は、ついにイカれたのか?」と思ってしまったほどでした。もし仮に、ここで言えることがあるとするならば、凄い展開が待ち受けているので心構えが大事であるということだけです。 これだけの人気シリーズで、今や映画業界でなくてはならない存在にまで上り詰めた「マーベル・スタジオ」の10年を詰め込んだ本気のラストは、ぜひその目で(できればIMAXで)ご覧ください。 ちなみに筆者は劇場からの帰り、放心状態で何も考えられなくなり、何度も通ったはずの映画館から自宅までの道を盛大に間違えました。

そしてホークアイは……?

そしてこの「インフィニティ・ウォー」で最も注目すべきポイント、ホークアイは出るのか!?という問題ですが、これも秘密です。 「ガチ全滅」というキャッチコピーにあるにも関わらず、サノスの驚異や衝撃と言われるラストよりも大きな注目と愛情を注がれ続けているホークアイ。国内外のファンがポスターを彼一色に染めて大きな話題を読んだことは記憶に新しいかと思います。 今作に出演するにせよしないにせよ、アベンジャーズに大きく貢献していることは間違いなく、彼の存在が少なからず現在の大ヒットにつながっていると言っても過言ではないでしょう。 ちなみに劇場で彼のコスプレをしている人を3人は目撃しました。

『アベンジャーズ4(仮)』の展開を予想!

すでにご覧になった方がこの写真を見れば、グッとこみ上げるものがあるのではないでしょうか。 未だタイトルさえ公表されていないアベンジャーズ第4作ですが、この「インフィニティ・ウォー」が迎えた結末からどのように展開されるのでしょうか。 おそらく"あのインフィニティ・ストーン"が鍵を握ることは想像に難くありません。さらにエンドロール後に流れた映像によって、"あのアベンジャー" が重要な役割を果たすであろうことが予想できます。 2018年8月の公開が決定している『アントマン&ワスプ』や2019年公開の『キャプテン・マーベル』など、フェイズ4に向かって歩み始めたMCUは、一体どこに向かうのか。期待とともに続報を待ちたいと思います。

「インフィニティー・ウォー」の衝撃に備えよ!覚悟して劇場へ!

以上、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の最速レビューをお送りしてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。 公開当日までキャストや関係者ですらその全貌を把握していなかったという、異常なまでに秘密保持に注力した珍しい作品ではありましたが、実際に見てみるとその意味がよくわかりました。 ハリウッドの大型映画の常識すらも打ち破るとてつもなく壮大で衝撃的なラストは、筆者がルッソ兄弟の立場なら誰にも言えないですし何があってもトム・ホランドには絶対言いません。 もはや面白いとか面白くないの域を超えて、「マーベル」という褒め言葉を新しく提案したくなるほど会心の1作となっています。 緘口令が敷かれてはいるものの、ネットリテラシーは怖いものです。うっかりネタバレを踏む前にぜひ劇場へ!