©2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会

韓国作品がリメイクされた日本ドラマ・映画一覧!【2017〜2018年】

2018年6月21日更新

韓流ブームの初期には日本の作品が韓国で映画化されたりということがありました。しかしここ数年、韓国作品が日本でリメイクされることが増えています。ということで今回は、韓国作品をリメイクした日本のドラマ・映画をおさらいしていきます!

韓国作品の日本ドラマ・映画リメイクは細く長く続いている!

かつて日本テレビで放送されたドラマ、『私の頭の中の消しゴム』が韓国で映画としてリメイクされたり、日本のコミックである『オールド・ボーイ』が韓国で映画化されたりと、日本のコンテンツを韓国でリメイク(あるいは原作)されるパターンが多かった印象を受けます。 しかし、最近はその逆のパターンで韓国作品を日本で映画・ドラマ化するケースが増えています。過去には、『美男ですね』や『銭の戦争』がリメイクされましたね。今回は2017年から2018年にリメイクされた作品をまとめました。

『22年目の告白 私が殺人犯です』(2017年・映画)

『22年目の告白-私が殺人犯です-』
©2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会

本作は2017年に公開された、入江悠監督の作品。元となった『殺人の告白』(2012年)がアクションサスペンスが見どころなのとは違い、日本版は社会派サスペンスとして仕上がっているのが特徴。 22年前の連続殺人事件の犯人として名乗り出た男・曾根崎雅人(藤原竜也)はメディアを利用して警察らを挑発しながらも、民衆の人気を得ます。そんな彼を追うのは刑事・牧村航(伊藤英明)。22年前の事件で上司を殺害された過去を持っている彼は連続殺人犯の逮捕に躍起になり、雅人と対峙することに......。

元となった『殺人の告白』はチョン・ビョンギル監督の作品。なんと、韓国のとある都市で実際にあった殺人事件からヒントを得て作られたとのこと。日本版の曾根崎にあたる殺人犯ドゥソクを演じたのはパク・シフ、牧村刑事にあたるヒョングを演じたのはチョン・ジェヨンです。

『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(2018年・映画)

本作は2018年8月31日公開。『モテキ』などの作品で知られる大根仁監督が、韓国作品をリメイクしました。 「SUNNY」というとある女子高生グループの、青春時代と20年後を描いた作品。かつて「SUNNY」のメンバーだった主婦の奈美(篠原涼子)は、仲間のひとりである芹香(板谷由夏)が末期がんで余命1ヶ月であり、仲間たちと会いたいという気持ちがあることを知り、懐かしの仲間探しに奮闘します。 「SUNNY」メンバーの20年後を演じるのは小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美といったメンバー。そして奈美の若かりし頃を広瀬すずが演じます。 劇中には90年代に青春を過ごした人には懐かしい、小室サウンドや小沢健二、久保田利伸らの楽曲が使われているとのこと。それもそのはず、映画の音楽を小室哲哉が担当しているからです。ちなみにタイトルに含まれる『強い気持ち・強い愛』は小沢健二の曲のタイトル。

『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の元となった映画はカン・ヒョンチョル監督の『サニー 永遠の仲間たち』(2011年)。日本リメイクと同じく末期がんに冒された昔の仲間のために、主人公が奮闘します。主人公ナミ(日本版の奈美に相当)を演じたのはユ・ホジョン、がんに冒されたチュナ役(日本版の芹香に相当)にはチン・ヒギョン。 大まかな流れは韓国版も日本版も変わりませんが、韓国版は、青春時代の年代設定が1980年代後半となっており、微妙に違いがあります。

『ごめん、愛してる』(2017年・ドラマ)

2017年にリメイクされた『ごめん、愛してる』はTBS系列で放送されたドラマ。長瀬智也と、最近波に乗っている吉岡里帆や坂口健太郎らが主演です。もちろん舞台は日本に置き換えられています。 主人公・律(長瀬智也)は実の母親・麗子(大竹しのぶ)に見捨てられた男性。彼女にはサトル(坂口健太郎)というピアニストの息子がいて......。さらにそこに、サトルのスタイリストである凛華(吉岡里帆)も絡んでくるという、昼ドラ顔負けのストーリーになっています。

一方、韓国版は2004年に放送されたドラマ。ソ・ジソブとイム・スジョン主演で、韓国では「ミサ(『ごめん、愛してる』の韓国語のタイトル「ミアナダ、サランハンダ」からきた略語)」と呼ばれ大ヒットしました。トルコや中国などアジアを中心に数回リメイクされています。 日本版の律にあたるムヒョク役をソ・ジソブ、凛華にあたるウンチェ役をイム・スジョン、サトルにあたるユンをチョン・ギョンホが演じました。 ちなみに、韓国版の主題歌は中島美嘉の『雪の華』の韓国語カバー曲。パク・ヒョシンという男性歌手がカバーしました。

『シグナル』(2018年・ドラマ)

2018年に日本でリメイクされた『シグナル』。坂口健太郎主演で、フジテレビ系列にて放送されました。 健人(坂口健太郎)は独学でプロファイリングを学んだ刑事です。彼は未解決事件捜査班に加わり、班長の美咲(吉瀬美智子)らとともに未解決事件を捜査することになります。さらに、実は健人は無線機で、過去に生きる刑事で現在は行方不明となっている大山(北村一輝)と交信することが可能な男。それにより事件の手がかりを得ていき......。

元となったドラマは、2016年に放送されました。 日本版の健人にあたるヘヨン役をイ・ジェフン、美咲にあたるスヒョン役をキム・ヘス、大山にあたるジェハン役をチョ・ジヌンが演じています。やはり、元となった『シグナル』でも無線機が重要なアイテムとなっているようです。

『グッド・ドクター』(2018年・ドラマ)

そして、最後に紹介する『グッド・ドクター』は2018年7月からフジテレビ系で放送されるドラマ! 小児外科の世界を描いたドラマで、主人公の新堂湊を山﨑賢人、湊の同僚・瀬戸夏美を上野樹里、そして彼らの上司に当たる医師・高山を藤木直人が演じます。 サヴァン症候群を抱える湊が小児外科で研修医として仲間と奮闘する様子を描くとのことで、どのようにストーリーが展開していくのか楽しみですね。

韓国版の『グッド・ドクター』は2013年に放送されたドラマ。新堂湊にあたるシオン役をチュウォンが、瀬戸夏美にあたるユンソ役をムン・チェウォンが演じました。 ちなみにアメリカでも2017年にリメイクされました。

ドラマ『グッド・ドクター』の詳しいあらすじやネタバレはこちら!

韓国作品のドラマや映画リメイクはまだまだ増えるかも?

こんなにも、韓国作品が日本でリメイクされるとは、私自身が韓国作品にハマった当初(15年ほど前)には思いもよりませんでした。優良なコンテンツは、もしかしたらこれからもリメイクされる可能性があります。目が離せませんね! 私は、『バリでの出来事』を日本でリメイクしてくれないだろうか......と視聴していた当時から願って止まないのですが、未だにリメイクの情報などはなし。この記事を見られた業界の方、どうかリメイクの検討よろしくお願いします!