【最新ネタバレ】「ヒロアカ」最終決戦(7期)が一目でわかる！デクたちの居場所や戦いの現状を時系列で解説！

「ヒロアカ」の最終決戦を描く7期が、いよいよ2024年5月4日より放送開始！さまざまなキャラクターが異なる場所で戦っている最終決戦ですが、やや複雑で分かりにくいと感じる人も多いのではないでしょうか。 そこでこの記事では最終決戦の時系列やそれぞれの戦いについて、深掘りしていきます！ ※この記事は『僕のヒーローアカデミア』の重大なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

5月4日より放送されるアニメ『僕のヒーローアカデミア』7期では、6期ラストの直後にあたる原作329話から始まることは間違いないでしょう。 また、アニメ7期は過去の放送と同様に連続2クールで9月28日までに21話が放送されると予想でき、原作の395話〜403話あたりまでがアニメ化されるのではないでしょうか。 7期から放送される「最終決戦」では、ヴィランとヒーローの全面対決が描かれており、作品の終章に差し掛かっています。いわゆるキリのいい終わりは原作最終回になりますが、原作漫画はまだ完結していません。そのため、最終決戦の終盤、ヒーロー側が劣勢に思われるような場面で7期が完結し、8期に戦いの結末が明かされると考察します。

最終決戦では、ヴィラン側である死柄木弔、オール・フォー・ワン、荼毘、トガヒミコそれぞれとの戦闘が同時並行で別の場所で行われています。また、途中でワープの個性を持つ黒霧が解放されたことで、ヴィラン、ヒーローそれぞれを別の場所へ移動させ、戦況を大きく変えました。 まず、雄英校舎では、ワープ前は死柄木と爆豪をはじめとするプロヒーローのメンバーたちの戦い、ワープ後には死柄木とデクの戦いがメインで描かれます。 次に、オール・フォー・ワン戦ではエンデヴァーやホークスの戦いから、次第にオールマイトとの一騎打ちへと描写が変化。 また、荼毘戦では轟家の因縁を中心に描かれますが、ワープ前は荼毘と轟焦凍、ワープ後は荼毘とエンデヴァーの戦いに焦点が当てられます。最後に、トガヒミコ戦では、一貫してトガとお茶子の戦いが描かれていますよ。 場面転換がかなり多いため混乱してしまうかもしれませんが、時系列を押さえておくことでグッとわかりやすくなるでしょう。

34巻336話にて、オール・フォー・ワンの内通者であることが明らかになった青山優雅。相澤消太はそのことを逆手に取り、心操人使の個性である「洗脳」を青山に使用してオール・フォー・ワンを誘き出す作戦を考えます。 洗脳を使用して青山本人に喋らせることで、オール・フォー・ワンは「嘘を見抜く個性」を発動させず、青山を信じた彼は姿を現しました。 さらにその後物間寧人の個性「コピー」を使用することで黒霧の個性である「ワープゲート」を複製し、ヴィラン側の勢力を分断させることに成功するのでした。

1人で雄英校舎に連れてこられた死柄木弔に対抗するのは、爆豪勝己やベストジーニストをはじめとする高い実力を持つヒーローたち。当初の予定では緑谷出久も雄英校舎に転送されるはずでしたが、彼は別の場所へと転送されてしまいました。 その場にいるのが自分1人であることに気づき、「崩壊」を発動しようとする死柄木。しかし、彼はそれを防ぐ装置によってうまく立ち回ることができません。さらに相澤消太の個性「抹消」を物間がコピーすることで、死柄木は完全に個性を封じられることに。 そんな中でも死柄木は怯むことなく、大量の指・手を生み出して猛攻撃を仕掛けます。そんな中爆豪は、新装備「面制圧重装機動」を使用して必殺技「ハウザーインパクト クラスター」を展開。その直後、爆豪は死柄木に腕を折られてしまいます。 駆けつけたビッグ3やミルコとともに力を振り絞りながら再度死柄木に立ち向かう爆豪でしたが、胸部に死柄木の攻撃が直撃し致命傷を負ってしまうのでした。

ステージ上で死柄木と対峙しながら、雄英校舎のコントロールが奪われ物間の「抹消」が使えなくなったことを知った緑谷。雄英メンバーたちが絶体絶命の状況に陥る中、元ヴィランのラブラバとジェントルが登場します。 彼らは墜落しかけていた雄英を救い、空中にとどめることに成功。さらに地面に触れようとしていた死柄木の手が突如弾け飛び、レディ・ナガンも加勢しにきたことが判明します。 その後長らくオール・フォー・ワンに意識を奪われていたものの、なんとか自身の意識を取り戻した死柄木。緑谷は腕を再生しようとする彼を「黒鞭」で拘束しながら、彼に語りかけるのでした。同時に死柄木が「崩壊」を使えるようになった以上、地上で戦い続けるのは得策ではないと考えた緑谷。 彼は涙を流していた死柄木のことを見過ごさず、再度上空にて戦いを再開させます。

貴重な戦力を削がれないために、オール・フォー・ワンにはエンデヴァーとホークスの2人が少人数でありながら最高の戦力で立ち向かうことに。絶えず攻撃を畳み掛けてくるエンデヴァーたちに対し、オール・フォー・ワンは焦ることなく彼らのことを煽り続けます。 反撃を開始したオール・フォー・ワンによってエンデヴァーは右脇付近を抉り取られ、絶体絶命のピンチに。続けて彼はホークスを狙おうとしたその時、上空から現れた常闇踏陰と耳郎響香。ホークスへの攻撃は、耳郎の個性によって何とか防がれます。 その後耳郎たちのサポートの甲斐あって、オール・フォー・ワンの弱点と思われる仮面の破壊に成功したホークス。大怪我を負ったことで戦線離脱していたエンデヴァーも自身の原点と指名を思い出し、オール・フォー・ワンに畳み掛けます。 大きなダメージを受けたかのように見えたオール・フォー・ワンでしたが、彼はなんと壊理(エリ)ちゃんの個性「巻き戻し」を再現し全盛期の肉体を取り戻していました。

ホークスがオール・フォー・ワン相手に苦戦を強いられているところに、士傑高校の生徒たちが駆けつけます。士傑高校の登場によりヒーローたちが勢いづく中、常闇も新技「深淵闇躯光明」を披露。さらにギガントマキアに乗った心操・切島も登場します。 その後オール・フォー・ワンの反撃によりマキアの洗脳は解けてしまったものの、彼に裏切られたと感じたマキアは反抗する姿勢を見せるのでした。 ヒーローたちが全勢力をもってオール・フォー・ワンを押さえつけようとする中、ついにパワードスーツを身に纏ったオールマイトが姿を現します。 今や無個性のオールマイトはサポートアイテムを駆使しながらオール・フォー・ワンに猛進。オールマイトは過去を回想しながらも、オール・フォー・ワンの圧倒的な力により吹き飛ばされてしまうのでした。 何度でも立ち上がりながらも、徐々に体力が奪われていくオールマイト。しかし彼の前にステインが現れ、自身の命を散らしながらもオール・フォー・ワンにダメージを与えます。 オール・フォー・ワンはオールマイトに最後の一撃を加えようとしますが、すんでの所でデクと連携した爆豪が間に入りオールマイトを助けました。そして、今までのダメージが蓄積していたのか、胎児にまで若返りが進行し、消滅。

神野にて焦凍と対峙した荼毘は、自身がいかにして轟燈矢から荼毘になったかを語りはじめます。彼はなんと、本来であれば1ヶ月ともたない身体をかつて自身を見捨てたエンデヴァーに対する恨みだけで踏みとどまらせていたのでした。 身の上を語り終えた荼毘は、焦凍に対して「赫灼熱拳」を発動。焦凍は自身やエンデヴァーよりも強力な荼毘の炎を見て、「自分が兄を止めなければならない」と決意します。 焦凍に対して、ヘルスパイダーやジェットバーンを畳み掛ける荼毘。焦凍は荼毘の「てめェは何者にもなれねぇよ」という言葉を受け入れながらも、自身で習得した「赫灼熱拳・”燐”」を放って反撃を開始しました。 その後焦凍は荼毘の圧倒的な火力による反撃を受けながらも再度「赫灼熱拳・”燐”」と「冷炎白刃」を放ち、最終的に必殺技である「大氷海嘯」を発動させることに成功。あたり一面を凍らせながら、荼毘の動きを止めることに成功するのでした。

焦凍によって行動不能にされたかと思われた荼毘はとっくに限界を超えていたものの、黒霧のワープゲートによって群訝山荘跡に移動。荼毘が群訝山荘跡にやってきたことを知ったエンデヴァーは、彼を止めるべく立ち上がります。 群訝山荘跡から荼毘を引き離すために移動している最中、正気を失った荼毘から強烈な一撃を受けたエンデヴァー。荼毘を止めるために彼の胸に触れたエンデヴァーは、そこで彼が母・冷と同じ氷の個性を発現させていることに気が付きます。 荼毘を1人で死なせないために覚悟を決めたエンデヴァーは、荼毘を抱きしめたまま上空へと移動。目の前で荼毘の体が崩壊し始める中、なんと母である冷が登場しました。彼女は火傷を負いながらも、自身の個性で荼毘の体を冷やそうとします。 さらにそこに冬美と夏雄が駆けつけ、焦凍以外の轟家が集結。焦凍も飯田の助けを受けて群訝山荘跡へと駆けつけたのちに再度「大氷海嘯」を放ち、今度こそ本当に荼毘を無力化させました。

元々緑谷は爆豪たちと共に死柄木の元へと向かうはずでしたが、トガから引っ張られたことにより奥渡島へ。デクはワープで雄英へ戻ろうとするものの、物間が「抹消」の個性を使用しているため却下されてしまいます。 そんな中、緑谷に恋人になるように告げるトガ。トガは緑谷に対し、「初恋の人にそっくりな君になりたい」と口にしますが、緑谷はそれは普通の恋人の在り方ではないことをやんわりと返します。緑谷自身、好きな人と同じになろうとすることが心を満たすことは分かるものの、傷つけたいとは思っていません。 彼の思いを知ったトガは、過去に両親から自身の行動を否定され、「どうして普通になれないの」「普通に生きて」と懇願されたことを思い起こします。自身の在り方を緑谷に否定されたトガは敵意を剥き出しにし、攻撃を開始。 しかしお茶子と梅雨は緑谷を死柄木の元へ向かわせるため、2人でトガに立ち向かうことを決意します。

トガはお茶子の目の前でトゥワイスの血を飲み、「二倍」の個性を使って自身を複製します。そんな中トガの目の前に黒霧のワープゲートが出現したことで、彼女とお茶子たちは群訝山荘跡へ。 お茶子はしばらくトガ本体を見つけることができずにいましたが、ついに本体を発見。彼女はトガに言葉をかけ続けますが、「あなたが私の何を知ってるの」と一蹴されてしまいます。 激昂したトガはその後梅雨に向かってナイフを振り下ろしますが、お茶子のワイヤーによって回避に成功。ついにトガと一対一で対峙したお茶子は、直後に脇腹にナイフを突き立てられてしまうのでした。 空中でお互いの気持ちをぶつけ合う中で、トガに「笑顔が素敵」と言い放ったお茶子。お茶子が心の底から歩み寄ってくれていることを知ったトガは、涙ながらに閉じ込めていた自分の気持ちを吐露します。 その後トガは歪んだ自分を「世界一可愛い」と言ってくれたお茶子を救うため、瀕死のお茶子に変身して輸血を開始。彼女は自分の血をすべてお茶子に捧げ、お礼を言いながら力尽きるのでした。

黒霧を覚醒させるため、異形の者たちを従えてセントラル病院へと攻め込んだスピナー。障子はセントラル病院でスピナーを迎え撃ち、この戦いに伴う犠牲について彼に問います。しかしスピナーの返事があまりにも適当だったことから、彼についてきた異形の者たちは戸惑い始めるのでした。 障子の必死の説得も虚しく、聞く耳を持たないスピナー。障子を嘲笑う彼の言葉を聞いた口田は激昂し、個性を覚醒させます。 その後障子たちを振り払ったスピナーは、ようやく黒霧の元へ到着。同じくそこにいたプレゼントマイクはスピナーを攻撃しながら黒霧の覚醒を阻止しようとし、旧友である黒霧に心の中で話しかけます。 しかし目を覚ました黒霧にかつての面影はなく、死柄木たちのために各地にワープゲートを出現させるのでした。

「崩壊」の個性が復活した死柄木は、静岡の一部を崩壊させ、今なら日本全土も崩壊させられると豪語します。一方のデクも歴代継承者の個性を駆使し立ち向かいますが、一瞬の隙をついて死柄木に顔面を触れられてしまいました。 しかし、なぜか死柄木はデクに対して「崩壊」を発動させられません。その代わりに、ワン・フォー・オール4代目の個性「危機感知」を奪っていました。「危機感知」を逆に使用されてしまい、デクは再び追い詰められるなか、2代目継承者がワン・フォー・オールを手放すことを提案。 ワン・フォー・オールを無理やり死柄木に譲渡することで、死柄木の精神を直接叩こうと企てるデク。そうして、「黒鞭」とはじき返されてしまった志村菜奈の個性「浮遊」を残しワン・フォー・オールおよび歴代継承者の個性を死柄木へ譲渡していきます。

強制的な譲渡によってデクは死柄木の記憶を垣間見ることに。過去の荼毘やトガヒミコたちの姿と共に、轟くんや梅雨ちゃんなどデクの記憶も混ざっているようです。そうして遂に、デクは志村転弧の家の前までたどり着きます。 志村転弧の心には、志村菜奈が家を捨てたことによる傷が広がっていました。これを見た志村菜奈は志村転弧に謝ると、志村菜奈も死柄木へと譲渡されます。すると、彼が初めて個性を発現させ、飼い犬のモンちゃんを「崩壊」させてしまった場面へ記憶が変化。 この出来事が鍵だと悟ったデクは、姉を背にして志村転弧の手を掴みます。互いの感情が逆流し、死柄木の原動力でもあった「憎しみ」が薄れていきます。現実世界では死柄木を覆っていた指が崩れていきます。

しかしそこで突然、オール・フォー・ワンが介入。死柄木に対して、彼の個性を奪って「崩壊」を与えたのが自分だと伝えます。自分で選んできたと思っていた道が全てオール・フォー・ワンに歩かされていたことに気づいた死柄木はそのまま、精神世界でオール・フォー・ワンに飲み込まれてしまいました。 両腕を失いながらも、デクはオール・フォー・ワンに立ち向かおうとしますが、ワン・フォー・オールはもうありません。ここまでか、と思われたタイミングでなんと瀬呂が登場し彼を助けます。瀬呂に続いて相澤先生やA組の面々、プロヒーローたちも黒いワープから姿を現します。 実は、黒霧と共に飛ばされた相澤先生とプレゼントマイクによって黒霧が白雲朧としての自我を一部取り戻していたのです。味方となった黒霧の協力の元、各地で危機に陥っていたヒーローたちの元にも味方が到着します。 着々とヒーローが集結する中、相澤先生はデクにエリちゃんの角を手渡します。エリちゃんは、デクと再び「お歌を歌う」ために、自分の角を折ったのでした。エリちゃんの角によってデクの欠損した両腕が巻き戻っていきます。

葉隠が死柄木(AFO)のレーザーを反射し、八百万と上鳴が電磁投射砲を放ちます。どれも死柄木(AFO)への致命傷にはなりませんが、デクにチャンスを作るために動いているのでした。障子と蛙吹がデクを抱えて死柄木(AFO)の元へ運び、その道を作るためにA組やB組、士傑高校、プロヒーローたちが死力を尽くします。 中継映像を見ているヒーローの家族たちや彼らに救われた市民たちはその様子を見て思わず、「頑張れ」と口にします。彼らが目にしていたのは、ヒーロー候補の生徒たちではなく、ヒーローの姿そのものでした。意識を取り戻したオールマイトは、デクと出会った日からずっと、デクがオールマイトにとっての「最高のヒーロー」だったと呟きます。 この様子を見た死柄木(AFO)は、オールマイトにはなかったデクの弱さが、周りを巻き込んでいるのだと気がつきます。デクが再び立ち上がり、反撃の狼煙が上がりました。

この記事では、2024年5月から放送されるアニメ「ヒロアカ」7期で描かれる最終決戦について徹底解説しました！最終決戦はヒーロー・ヴィラン共に登場キャラクターが非常に多いため、時系列や誰がどこにいるのかを把握するのがやや難しいです。 最終決戦の流れが分かるともっと楽しめること間違いなしなので、アニメ視聴前におさらいしておきましょう！