ドラマ『黄昏流星群』から“ある意味”目が離せない!各話あらすじをネタバレ紹介【最終回まで】
SNSで話題のドラマ『黄昏流星群』の各話あらすじをネタバレありで紹介
2018年秋ドラマとして放送された『黄昏流星群』。原作は弘兼憲史による漫画です。 ドラマでは佐々木蔵之介、中山美穂、黒木瞳がメインキャストを務め、人生の折り返し地点を超えた人たちの人生を、恋愛を軸に描いていきます。視聴率は決して高水準とは言えませんが、SNSではドラマ実況で盛り上がりを見せている本作。 この記事ではドラマの各話あらすじをネタバレありで、気になる視聴率と共に紹介します!
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第1話あらすじをネタバレ:視聴率7.3%
出向を命じられたエリート銀行員!そして突然現れた運命の女性!
若葉銀行新宿支店の支店長・瀧沢完治(佐々木蔵之介)は出世を第一に考えてきたエリート銀行員です。 ある日、新宿支店が最優秀店舗に選ばれました。完治は秘書の篠田薫(本仮屋ユイカ)から、お祝いとしてネクタイを受け取ります。 帰宅し、妻の真璃子(中山美穂)と娘の美咲(石川恋)にネクタイを見せる完治。真璃子は、「女の人が選んだね」という美咲の言葉を聞き、完治の浮気を疑います。 後日、完治は若葉銀行が行っているセカンドキャリア研修、通称・黄昏研修に参加しました。これは出向命令に対する心構えや、退職後の人生設計などについて考えるためのものです。 その翌日、完治は常務の金田真之(伊藤正之)から、萩野倉庫という子会社への出向を言い渡されました。突然のことにショックを受ける完治。出向の理由は、パワハラで訴えられている専務の森口克彦(春海四方)と完治が親しかったからです。 夜になり、完治は居酒屋に向かいました。ヤケ酒をしていると、ふとマッターホルンの形をした氷が目に入ります。 家に帰った完治は、真璃子に「明日からスイスに行ってくる」と報告しました。 スイスに到着した完治。マッターホルンに登るため、ロープウェーに搭乗します。すると同じロープウェーに目黒栞(黒木瞳)が乗り込んできました。 その日は天気が悪く、外は吹雪です。上に着いた後、栞は持っていた傘を開こうとしました。しかし風が強く、傘はどこかへ飛んで行ってしまいました。 結局、天候を理由に登頂を諦めた完治と栞。2人は同じホテルに泊まっていたため、一緒に夕飯を食べることにします。 数時間後、ディナーを終えた完治と栞は外の景色を眺めていました。空は澄み渡り、流れ星を見ることも出来ます。2人の間には穏やかな空気が流れていました。そして完治は栞にキスをします。驚いた栞は「ごめんなさい」という言葉を残し、その場を去ってしまいました。 翌日、完治はもう一度栞に会いたいと願いますが、栞の姿はどこにもありません。帰国する前、駅で赤い傘を見つけた完治は栞のことを思い出し、購入します。 こうして完治は日本に戻ってきました。 出向先を下見するため、萩野倉庫に向かう完治。お昼を食べるために食堂に向かうと、そこで栞が働いていたのです。運命的な再会に、完治は胸を高鳴らせますが、栞は急いだ様子でその場を去ってしまいました。 その頃、真璃子は自宅の庭でバラの手入れをしていました。するとそこに、美咲の恋人・日野春輝(藤井流星)が現れます。
第2話あらすじをネタバレ:視聴率7.3%
心の距離が近づいていく完治と栞!一方の真璃子は……!?
荻野倉庫の食堂で、栞と再会した完治。その後、完治は「あの時飛ばされた傘を買ったんです。それだけでもお渡ししたい」と言い、栞の住所を聞きます。栞は戸惑いながらも、母親が入居している介護施設の住所を手渡しました。 その頃、美咲の恋人・春輝が挨拶のため瀧沢家を訪れていました。真璃子は紳士的な態度の春輝に少しだけ心惹かれます。 翌日、出向のため荷物をまとめる完治。すると栞から電話がかかってきました。栞は傘を受け取ったことを報告し、「直接お会いして、お礼を申し上げたいんですけど」と話します。それに対し、完治は「もちろんです」と即答しました。 しばらくして、瀧沢家に完治宛ての荷物が届きます。真璃子はその中に、「お世話になりました。篠田薫」というメッセージカードが入っていることに気付き、完治の浮気について考えました。 一方の完治は、栞と美術館で絵を見ています。その後、2人は居酒屋に向かい、お互いの身の上話をしました。 居酒屋を出た完治と栞は、綺麗な夕日を眺めます。すると栞が、「若い頃とは感じ方が違う。今は見てると悲しくなる。そういうとき、隣に誰かいてくれたらいいのになって思わなくもないです」と言い出しました。完治は「僕で良かったらいさせて下さい」と言い、2人は笑い合います。 夜になり、真璃子は学生時代に憧れていた先輩・須藤武史(岡田浩暉)のパーティーに参加しました。同級生の水原聡美(八木亜希子)と再会し、懐かしい話をする真璃子。しばらくして、完治もその場に合流します。 完治は真璃子をパーティー会場の端に連れて行き、出向の話を打ち明けようとしました。しかし真璃子が完治の浮気を問いただし始め、2人は言い合いになります。真璃子は「今日は聡美の家に泊まる」と言い、その場を去ってしまいました。 翌日、自宅に戻った真璃子は完治が携帯を忘れていることに気付き、若葉銀行に届けに行きます。すると薫が出てきて、「瀧沢支店長は今月で荻野倉庫に出向になりました」と真璃子に告げました。ショックを受け、その場に立ち尽くす真璃子……。
第3話あらすじネタバレ:視聴率6.1%
完治の嘘に気付いた真璃子!夫婦の間には大きな溝ができ……!?
完治が出向になったことを薫から聞かされた真璃子。2週間も嘘をついていた完治に対し、真璃子は「私があなたの奥さんでいる意味ってなんなのかな?」と問いかけます。 ある日、栞は完治に「いつか一度、山に行きたいですね」とメッセージを送りました。栞のことで頭がいっぱいになっている完治は、すぐに「行きましょう」と返信します。そして2人は日曜日に会う約束をしました。 夜になり、完治の携帯に若葉銀行の社員・井上英樹(平山祐介)から電話がかかってきます。「来週の日曜にゴルフコンペがあるんだが、お前の名前を加えておいた。叶うなら戻りたいという意思を頭取や幹部たちにつたえておくことは無駄じゃない」と話す井上。 翌日、真璃子はパソコンで離婚について調べていました。するとそこに、美咲を迎えに来た春輝が現れます。春輝はパソコンの画面を見てしまったようでした。 日曜日。完治は栞との約束をキャンセルし、ゴルフコンペに向かいます。雑用を積極的に引き受け、何とか自分の存在をアピールしようとする完治。しかし、上司から馬鹿にしたような態度を取られ続けます。ついに完治は、「ゴマすり虫の群れだな」と心の中でつぶやき、その場を去りました。 しばらくして、春輝が真璃子に電話をかけます。すると真璃子は「お会いできませんか?」と言い、春輝が務めている弁護士事務所に向かいました。 離婚サイトを見ていた理由や、完治との関係について話し始める真璃子。それを聞いた春輝は、「家事をして、美咲さんのことを育てて……。他の人には代わりのきかないことをずっとやってきたんですから」という言葉で真璃子を慰めます。 一方、完治は栞と2人で三崎にいました。魚介類が美味しいお店で食事をした後、完治は栞を自宅まで送り届けます。 別れ際、栞は完治に駆け寄り、抱きつきました。そして、今度は栞の方からキスをします……。
第4話あらすじをネタバレ:視聴率6.5%
関係を深めていく完治と栞!一方の真璃子は娘の婚約者に恋をし……!?
ある日、春輝が瀧沢家にやってきました。完治は春輝に対して、月給や家庭のことなど遠慮なく質問していきます。 春輝が帰った後、美咲は「あの態度は何?もう銀行員でもなんでもないのに、何であんなに偉そうなの?」と怒り始めました。そして部屋にこもってしまいます。そんな美咲の様子を見ていた真璃子は、「美咲、もしかしたらファザコンかもね」と完治に言いました。 後日、完治は仕事終わりに栞と2人で居酒屋に行きます。 お店を出た後、栞は先日のキスの件について謝りました。すると完治は、「あなたとお会いするようになって、毎日が楽しいんです」と笑顔で話し始めます。2人は幸せそうに笑い合いました。 その日の夜、真璃子は美咲の首についているキスマークを見て、モヤモヤした気持ちになります。真璃子は春輝のことが気になっているようでした。 休日になり、完治は山登りに出かけて行きました。途中で栞と合流し、2人は浮かれ気味で歩き出します。 しかしその直後、栞の携帯が鳴りました。それは施設からの電話で、母親の悦子(岩本多代)が骨折したとのことでした。栞と完治はすぐに施設に向かいます。 栞が医師と話をしている間、悦子は完治に甘え出しました。悦子は完治のことを夫だと思い込んでおり、自分の胸を強引に触らせたりします。そこに栞が戻ってきて2人を引き離すと、悦子は暴れ始めました。 その後、完治は自宅に帰ります。「楽しかった、よく晴れてたし」と話す完治ですが、真璃子は靴に土がついていないことに気付き、複雑な表情を浮かべます。 しばらくして、美咲は公衆電話から自宅に電話をかけました。電車の中に携帯を置き忘れてしまった美咲は、真璃子に「横浜のシネコンに行ってきてほしい。春輝と待ち合わせしてるんだけど、仕事が長引いて行けそうにないの」とお願いします。 待ち合わせ時間になり、春輝のところに向かう真璃子。美咲が来れないことを伝えると、春輝は真璃子を映画に誘います。 映画を見ている間、真璃子は少女のような気分でドキドキしていました。 一方、完治は栞とレストランで食事をしています。お互いの気持ちを伝えあった後、2人はホテルに向かいました。 エレベーターに乗り込む完治と栞。すると、そこにはキスをしている男女がいました。完治は女性の顔を見てショックを受けます。 それは美咲で、一緒にいるのは自分より年上の男性です。一方の美咲も、完治の浮気現場に遭遇してしまったため、驚いた顔をしていました。
第5話あらすじネタバレ:視聴率6.7%
徐々に崩れていく家族の形!それぞれの恋と過ち……!
ホテルの部屋に入る完治と栞。しかし完治は美咲のことが気になり、栞に手を出すことができませんでした。 翌日、完治は美咲に昨夜の出来事について尋ねようとしますが、「やめない?お互い、追求するの。いろいろ知ったからって良いことなんてないし」と言われてしまいます。 後日、完治・真璃子・美咲・春輝の4人は、温泉旅行に行くことになりました。 夜になり、旅館で食事をしていると、美咲に電話がかかってきます。エレベーターに同乗していた年上男性からでした。完治は部屋の外で電話をしている美咲に近づき、注意します。しかし栞のことを持ち出され、逆切れされてしまいました。 完治と美咲がいない間、部屋に仲居さんがやってきます。真璃子と春樹は仲居さんにツーショット写真を撮ってもらいました。 しばらくして、完治は美咲の相手について調べます。男性は戸浪という名前で、美咲が大学時代にお世話になった教授でした。歳は66です。 完治の携帯に栞から電話がかかってきました。部屋にいない完治の代わりに、真璃子が電話に出ます。すると栞は「間違えました」と言い、慌てて電話を切りました。 その後、庭で考え事をしている真璃子のところに春樹がやってきて、散歩に誘います。綺麗な景色を眺めながら、真璃子は急に泣き出しました。そんな真璃子の姿を見て、思わずキスをしてしまう春樹。真理子は何も言わずに、その場を去ります。 栞の母親が他界しました。会社に戻ってきた完治は訃報を知り、栞にメッセージを送ります。すると、栞から「もう私に関わらないでください」という返事が返ってきました。 後日、完治は栞の家を訪れました。「重しが取れたんです。すごく楽になりました」と泣き出す栞。完治は栞のことを慰め、キスをするのでした。
第6話あらすじネタバレ:視聴率6.5%
戸浪に想いを寄せる美咲!一方の春輝は真璃子に気持ちを伝え……!?
栞と一晩を共にし、朝帰りした完治。真璃子は完治の不倫に気付いていますが、何も言いません。 ある日、結婚を控えている美咲と春輝は両家の顔合わせをします。春輝の母・冴(麻生祐未)は病気を患っており、少しでも早く2人に結婚してほしいと考えていました。 プライドが高く、一方的に気持ちを押し付けてくる冴。美咲は、「早く孫の顔が見たいな」という冴の言葉を聞いて、顔を曇らせます。 翌日、完治が職場に行くと、課長の川本保(礼二)が社員に当たり散らしていました。どうやら、メインの取引先から契約を打ち切られたようです。 完治は保から頼まれ、若葉銀行に融資のお願いをしに行きました。しかし、希望している5億円の融資は断られ、3000万円が限度だと言われてしまいます。 しばらくして、完治は美咲の浮気相手・戸浪恭介(高田純次)のもとを訪れました。「大人の分別を働かせていただきたい」と話す完治に対し、「彼女の未来を壊そうとか、どうにかしようなんて、これっぽっちも思っていない。ただ、彼女と時を過ごしているだけです」と答える戸浪。 後日、春輝と真璃子は2人で結婚式場の下見に行きました。そこで春輝は真璃子に告白します。動揺する真璃子に、「あなたが辛い時に、受け皿になれればと思っています」と伝える春輝。 その直後、真璃子の携帯に電話がかかってきました。完治が職場でカゴ台車の下敷きになり、救急車で運ばれたのです。 慌てて病院に駆けつける真璃子と春輝。しかし完治の怪我は軽傷で、大したことありませんでした。 戸浪のところにいた美咲も、病院にやってきます。完治は美咲に、「戸浪とはもう別れなさい」と言いました。それに対して美咲は、「分かった。そのかわり約束して。お父さんもあの人と別れて」と返します。
第7話あらすじネタバレ:視聴率6.4%
結婚の準備を進める美咲と春輝!しかし2人の心には……!?
ある日、完治は課長の川本に新事業の企画書を提出しました。「想い出ボックスと銘打って、捨てられない思い出を預かるサービスをしてみたらどうか」と話す完治。川本は完治が一人で対応するという条件つきで、この企画を認めました。 一方の栞は、完治が搬送された病院で美咲に言われた、「父と別れて下さい」という言葉を思い出していました。 後日、栞は残業している完治のところに行き、仕事を手伝います。そして、2人は栞が持ってきたお弁当を仲良く食べ始めました。その姿を、少し離れた場所から真璃子が見つめています。 しばらくして、想い出ボックスのホームページとアプリが完成しました。ニュースにも取り上げられ、想い出ボックスは順調に利用者を増やしていきます。すると、今まで無関心だった同僚たちが完治の手伝いをしてくれるようになりました。 ある日の夜、真璃子は春輝に誘われ、遊園地に行きます。完治の浮気で憂鬱な気分になっていた真璃子でしたが、春輝のおかげで笑顔が戻ります。 翌朝、美咲は完治に、戸浪が客員教授としてロンドンの大学に行ってしまうことを伝えました。「ちょうどいいよね。これで心置きなく、前に進める」と話す美咲。 そして、美咲と春輝は結納の日を迎えます。 数日後、完治は栞の自宅を訪れました。しかし出てきたのは栞ではありません。「栞ちゃんならいないよ。あなたにもう会いたくないって。別れたいって」と言われ、完治は呆然とします。 家に着くと、真璃子が暗い顔でリビングに座っていました。「美咲がいなくなった」と完治に話す真璃子。テーブルの上には、「ごめんなさい。私、やっぱり結婚できません。先生とロンドンに行きます。美咲」と書かれたメモが置かれています。
第8話あらすじネタバレ:視聴率6.2%
突然、姿を消してしまった美咲!そして栞も……。
美咲が1枚のメモを残し、家を出て行ってしまいました。美咲と戸浪の関係について、何も知らなかった真璃子は動揺します。 後日、戸浪の妻・和代(松本留美)が瀧沢家にやってきました。夫を美咲に取られてしまった和代は、完治と真璃子に対して「私、離婚しません。もしお嬢さんから連絡が来たら、それだけは伝えて下さい」と話します。 しばらくして、完治の携帯に美咲から電話がかかってきました。 成田空港のロビーで向かい合う美咲と完治。「先生と結婚したくて一緒にいるんじゃない。一分一秒でも長く、先生といたいだけなの」という美咲の言葉を、完治は静かに受け入れました。 そして、美咲は真璃子に電話をかけます。美咲のことを心配している真璃子は複雑な気持ちを抱えながらも、「あなたが元気でいてくれれば、お母さんはそれでいい。元気でいってらっしゃい」と、優しく娘を送り出しました。 翌日の夜、完治は行きつけの居酒屋で久しぶりに栞と再会します。そこで完治は、「毎日でも会いたい、声を聞きたい。この気持ちが抑えられない」と栞に伝えました。それに対し、自分も同じ気持ちであることを話す栞。 しばらくして、目に異変を感じた栞は眼科を受診します。そしてそこで、亡くなった母親と同じ糖尿病だと診断されました。ショックを受けた栞は、完治に別れを告げるようなメッセージを送ります。 その頃、真璃子と春輝は公園にいました。しばらくベンチに座って話をした後、春輝は真璃子を自宅に連れて行きます。そして、2人で庭の手入れを始めました。 その直後、ベッドで寝ていた春輝の母・冴(麻生祐未)が1階に下りてきます。真璃子の手に自分の手を重ねている春輝の姿を見てしまった冴は、その場に倒れ込みました。 すぐに救急車で運ばれ、入院することになった冴。 その後、春輝と真璃子は車の中でキスをします。そして、春輝は真璃子のことを押し倒しました。 一方、完治は守口に呼び出されていました。守口は専務に戻れたことを話した後、「銀行に戻ってこないか?」と完治に言います。
第9話あらすじネタバレ:視聴率7.4%
ついに家を出た真璃子!一方、若葉銀行では不正融資が発覚し……。
銀行に戻れることになった完治。その話を真璃子にすると、「私は安心した。これで思い切って、家を出ていける。あなたには好きな人がいる……」と言われました。突然のことに驚きつつも、栞の話を持ち出された完治は何も言い返せません。そして翌日、真璃子は瀧沢家からいなくなりました。 一方、糖尿病の診断を受けた栞は東京を離れ、田舎の漁村で仕事を探します。 ある日、真璃子は春輝の自宅を訪れました。冴の看病で疲れ切っている春輝は、しばらく仕事を休んでいるようです。真璃子はそんな春輝のことを心配し、散らかりきった家の中を片付け始めました。 その日の夜、若葉銀行の不正融資疑惑がニュースで報じられます。どうやら、完治の友人である井上も不正に関わっているようでした。 翌日、真璃子は冴に呼ばれて2階の寝室に入ります。そこで冴は、「私にいよいよのときが来るまで、この家のことお願いできるかしら?あなたの立場なら、それくらいのことやっても良いんじゃない?」と真璃子に言います。 いつの間にか真璃子と冴は打ち解け、幼い頃の春輝の思い出話で盛り上がります。そこに春輝が帰ってきました。 自宅介護を望んでいる春輝に対し、「来月にはホスピスに入るよう手配したわ」と告げる冴。春輝は反対しようとしますが、「あなたに醜い姿を見せたくないの」という冴の言葉を聞いて黙ります。 その後、若葉銀行に戻った完治は、不正融資の内部調査委員会のトップを任されました。さっそく、問題の業務に関わった社員たちから聞き取り調査をする完治。 一方、真璃子は日野家でアイロンがけをしていました。そこに春輝が近づいてきて、真璃子にキスをします。その姿を冴は後ろから見ていました。 しばらくして、井上がビルから飛び降り……。
ドラマ「黄昏流星群」最終回あらすじネタバレ:視聴率6.5%
人生の折り返し地点!真璃子と完治が選ぶ未来は……!?
ついにホスピスに入所することになった、末期ガンの冴。春輝が受付で手続きをしている間、冴は真璃子に「あの子から手を引いてちょうだい。あの子の人生にあなたはもう必要ない」と告げました。そして、真璃子は瀧沢家に帰ります。 しばらくして、完治は井上のお見舞いに行きました。不正融資の罪を1人で被っている井上に対し、「本当にお前の独断なのか?上からの指示があったんじゃないか?」と尋ねる完治。しかし、井上は何も答えようとしません。 一方、漁村で働いている栞は、時折あらわれる糖尿病の症状と戦っていました。そんな栞のことを、雇い主である茅野緑(美保純)は気にかけています。 後日、完治は上層部の人間が井上を脅していたことを知り、記者会見を開きます。そしてそこで、真実を明らかにしました。 その日の夜、家に帰った完治を真璃子が出迎えます。2人はワインを飲みながら、久しぶりにゆっくり食事を楽しみました。 しばらくの間、完治と真璃子は穏やかな夫婦生活を送ります。しかしある日の朝、真璃子は完治に離婚届を渡しました。「あなたの心の中には、もう別の人が住んでる。だから私は新しい人生を生きていくことにします」と話す真璃子。 その後、完治は自分の意志で銀行を辞め、新居で一人暮らしを始めます。 ある日、冴が真璃子をホスピスに呼びました。死期が近づいている冴は、「春輝の人生にあなたは必要ないって言ったこと、間違いでした。これからも、あの子を見守ってあげて。あの子が笑顔でいられるようにしてあげて」と真璃子に頼みます。 しばらくして、瀧沢家に完治宛てのハガキが届きました。送り主は茅野緑です。ハガキには、栞の病気のことや、今の栞の生活について書かれていました。 真璃子からハガキのことを聞かされた完治は、栞のもとへ走り出します。 数時間後、完治の姿を見た栞は、手で顔を覆って泣き出しました。完治は栞にゆっくりと近づき、優しく抱きしめます。 3年後。完治と栞は緑豊かな田舎に引っ越し、カフェの経営をしていました。一方の真璃子は、パン屋で働きながら、春輝との交際を続けています。 ある日の黄昏時、2組のカップルが空を見上げると、流れ星が横切りました……。