女の子たちの変身シーンが素晴らしいアニメ10選!カッコ可愛い変貌を遂げる戦士たち
変身シーンが素晴らしいアニメ10選!少女たちの戦うコスチュームがカッコ可愛い
いつの時代も、大人も子供も憧れる“変身もの”。その魅力は、誰もが抱きがちな、自分ではない誰かになりたい、違う人間になりたい。そんな変身願望を、アニメを通じて叶えてくれることでしょう。なかでも女の子が変身するアニメは、変身後のコスチュームや変身バンクの可愛さが魅力です。 この記事では、そんな女の子の変身ものアニメを紹介していきます。ciatr編集部が選んだ10作品の、変身シーンや変身アイテム、それぞれの魅力を解説。 変身後のバトルのほうが派手なので、どうしてもそちらに意識が向いてしまいがちですが、変身自体に注目してみると、新しい発見があるかもしれません。
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1.『魔法少女リリカルなのは』
『魔法少女リリカルなのは』は、ゲームのスピンオフとして制作された2004年放送のアニメ。「なのはシリーズ」として人気を博し、2020年までに5本のTVアニメシリーズ、4本の劇場版が公開されています。 主人公・高町なのはは、人格型AIを搭載したインテリジェントデバイス・レイジングハートを使用して変身します。このデバイスはいわゆる魔法の杖なのですが、その機能はどちらかというと戦隊シリーズに登場するガジェットに近いもの。デバイス自体が自律しており、ストーリーが進むとなのはの良き相棒となっていきます。 また変身シーンでは、デバイスは待機状態の赤いビー玉のような形態からステイック状に変形。彼女がそれを手にすることでコスチュームへの変身が開始します。熱血アクションの要素が強いシリーズとあって、可愛さのなかにも効果音などカッコよさが光る変身シーンです。
2.『おジャ魔女どれみ』
『おジャ魔女どれみ』は東映アニメーションのオリジナルアニメ。日曜朝の枠でシリーズが放送され、女児向け作品として根強い人気を誇りました。 どれみたちが見習い魔女として奮闘するシリーズ1作目は、コンパクト型の見習いタップで変身します。変身といっても、タップを押すと現れる見習い服を、時間内に自力で着なくてはいけません。タップは、他にもポロンと呼ばれる魔法の楽器や、空飛ぶほうきを出してくれます。 2作目以降は、見習い魔女としてのレベルが上っているためアイテムもグレードアップ。身体を叩くと着替えられるリズムタップなど、ストーリーにあわせた新たなアイテムがシリーズごとに登場しています。変身シーンにも、見習いという設定が生かされているのが特徴です。
3.『ふたりはプリキュア』
『ふたりはプリキュア』は「プリキュアシリーズ」の1作目として2004年に放送された作品。2人の中学生美墨なぎさと雪城ほのかがプリキュアに変身して、悪の勢力ドツクゾーンと戦うというストーリー。 本作の変身や必殺技は、必ず2人が手を繋ぐ必要があります。変身には、光の園の妖精ミップルとメップルがデバイスのような形になったカードコミューンというアイテムを使用。 変身時には2人の全身がメタル化するような描写がインパクト大。その身体の上に、プリキュアのコスチュームが装着されていき、すべての変身が完了したときに肌色に戻ります。 本作以降、プリキュアシリーズは脈々と続いていきますが、初代の変身シーンはかなりシンプル。歴代プリキュアの変身シーンと見比べてみるのもおすすめです。
4.『ひみつのアッコちゃん』
『ひみつのアッコちゃん』は赤塚不二夫原作の作品で、何度もアニメ化や実写化がされています。普通の女の子・アッコちゃんが、不思議なコンパクトを手にして、その力で変身しながら人助けをしていくというストーリーは、その後の変身魔法ものに大きな影響を与えました。 変身に使うのは魔法のコンパクト。「テクマクマヤコンテクマクマヤコン」と唱えてから、なりたい姿を口にすると、その姿に変身できるというもの。 変身シーンはとてもシンプルで、コンパクトの鏡のなかに変身後の姿が映し出されれば変身は完了しています。この変身は誰にも見られてはいけません。そのため、変身する場所を探したり隠れたりといった、変身前後のシーンもセットで楽しむことができます。
5.『美少女戦士セーラームーン』
『美少女戦士セーラームーン』は武内直子の漫画を原作に、世界中でヒットした美少女戦闘ものの先駆けといえる作品。「無印」と呼ばれるシリーズ1作目は1992年から放送されました。 ピンクの宝石がはめてある変身ブローチが、無印の変身アイテム。主人公・月野うさぎの場合は「ルナパワーメイクアップ」の呪文で変身がスタートします。宇宙をイメージさせる背景に、身体の輪郭が浮かび上がり、変身ブローチからの光がリボン状になって次々とコスチュームに変わっていくという演出です。 変身中のポージングや躍動感は格別で、CGの普及していない時代の作品とは思えない仕上がり。変身シーンへの並々ならぬ情熱を感じることができます。
6.『魔法少女まどか☆マギカ』
2011年に放送され社会現象にもなった『魔法少女まどか☆マギカ』は、シャフト制作のオリジナルアニメ。従来の戦闘魔法少女ものの明るく希望にあふれる作風とは異なり、虚淵玄脚本のダークな展開が大きな特徴です。 魔女が現れた際、魔法少女になる契約をした少女たちは変身します。変身シーンは固定ではなく、演出もキャラクターごとにいくつかあり、毎話新鮮な気持ちで楽しむことが可能。その魔法少女の性格や使用武器、モチーフを落とし込んだ変身シーンとなっており、魔法少女ごとの違いを楽しむのもおすすめです。 劇団イヌカレーによる非日常的な背景に、梶浦由記の手掛ける音楽、新房昭之監督とシャフトのタッグによる斬新で大胆なカット割り。これらの要素に蒼樹うめの魔法少女らしいふわっとしたデザインの衣装が合わさり、従来の魔法少女ものとは違う「まどマギ」というジャンルを感じられる変身シーンに仕上がっています。
7.『キルラキル』
『キルラキル』は2013年に放送されたTRIGGER制作のオリジナルアニメ。コミカルなシーンあり、お色気ありのハイテンション学園バトルアクションを軸に、変身といったファンタジー要素も盛り込んだ作品です。 主人公の纏流子(まといりゅうこ)やライバルの鬼龍院皐月(きりゅういんさつき)は、生命戦維という命を持つ繊維でつくられた神衣(かむい)を身にまとうことによって変身することができます。流子の場合は、赤手甲というグローブの栓を抜くと、神衣「鮮血」へと血が送られ変身可能に。 演出はいくつかパターンがあり、鮮血が彼女をまるごと食べてしまうようなものや、血が糸を染め上げ“人衣一体”の状態を表現しているものなどがあります。 “人衣一体”となった際は、露出度が一段と高くなるのが特徴。変身もののアニメのなかでも、この色っぽいシーンにかなりのこだわりを感じる演出となっています。
8.『結城友奈は勇者である』
『結城友奈は勇者である』はStudio五組制作のアニメで、2014年に1期、2017年に2期が放送されました。「勇者部」の部員として人助けなどをしていた中学生たちは、実は世界に選ばれた勇者候補で、次第に過酷な運命に身を投じていくことに。 和のテイストが随所に散りばめられている本作。主人公の結城友奈は桜をモチーフにした勇者刻印を持っており、変身バンクでも大量の桜の花びらが舞い散ります。他のメインキャラクターの変身も、美しさにこだわっている演出が多くなっているのが特徴的。 武器は、体術・銃・大剣などキャラクターごとに違っています。バーテックスという未知の敵を相手に、互いの武器の長所をいかしながらチームワークで倒していく姿は見応え満点です。
9.『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』
GAINAX制作、2010年放送の『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』は、アメリカのカートゥーン風作画が特徴的な作品です。2人の落第天使が、落第を免れるためゴースト退治をする様子を、ブラックユーモア満載、かつかわいく下品に描いていきます。 変身バンクでは、“逆作画崩壊”とも言われる突然の絵柄変化が発生。それまでのカートゥーン風から、8頭身の美麗な作画に切り替わり、2人の天使が天使風のコスチュームに変身します。しかも口上を述べながらポールダンスをするという、セクシーな内容が大きな話題に。 変身しながら、それぞれパンティとストッキングを脱ぐのですが、変身後はそれが武器に変化します。自身の脱いだ下着を武器に戦う、一風変わった変身ものが観たい人におすすめの作品です。
10.『キューティーハニー』
永井豪が原作を手掛け、その後様々なメディアミックス作品として人気を博した『キューティーハニー』。女の子の変身バトルものの元祖ともいわれる作品で、アンドロイドの如月ハニーがキューティーハニーに変身して犯罪組織と戦う物語です。 彼女は「ハニーフラッシュ」の掛け声で変身します。その際、着ていた服が破れて裸になるシーンは有名。後の変身ものの作品に大きな影響を与えました。 キューティーハニーの姿以外にも、状況にあわせていろいろな姿に変身します。彼女の可憐な七変化にも注目したい作品です。 TVアニメ、実写版などいくつも制作されているので、見比べて好みのハニーを探してみるのもいいかもしれません。
変身シーンは永遠の憧れ!アニメでヒロイン気分を味わおう
今回は、美少女による変身シーンがおすすめのアニメを紹介しました。実際に戦ったり、過酷な運命を背負ったりするのは遠慮したくても、アニメのように変身だけはしてみたい。そんな憧れを持っている人も多いはず。 現実で「変身」することは難しいかもしれませんが、変身もののアニメに浸ってヒロイン気分を味わってみてはいかがでしょうか。