2020年5月16日更新

男の娘・女装アニメキャラ15選【ヒロインよりも可愛い?魅力にメロメロ】

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アニメに登場する男の娘・女装キャラを紹介!ヒロイン顔負けのかわいさ?

ギャップ萌えという言葉があるように、ギャップがあるキャラクターはそれだけで魅力的にみえます。なかでも見た目と実際の性別が違う男の娘キャラや女装キャラは、そのギャップが存分に楽しめるキャラクターです。 女の子にしか見えないけれど実は男の子、という男の娘キャラは、ときにメインヒロイン級の可愛さを持っていることも。男性とわかっていても、思わずその可愛い表情や仕草にときめいてしまいます。 一方で、ふとした瞬間に本来の男性らしさが垣間見えることもあり、その二面性も大きな魅力といえるでしょう。

そもそも「男の娘(おとこのこ)」とは?

アニメやサブカルを中心にひとつの人気属性として確立されてきた「男の娘」。見た目はまるで女の子のように可愛らしいものの、実は男性という人物に対して使われる言葉です。 男の娘はあえて女の子らしい服装をしている場合もあれば、とくに女装をしていなくても女の子と見間違えるような可憐な雰囲気をまとっている場合も。このように本来は男の娘と女装男子は別ものです。 この記事では男の娘キャラを中心に、性別が男だとは思えない可愛らしい女装・女体化シーンのあるキャラも選出。厳密には男の娘キャラに含まれない人物も登場しますが、見た目がまるで女の子のように可愛い男性キャラたちを紹介していきます。

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1.フェリックス・アーガイル/『Re:ゼロから始める異世界生活』

長月達平によるラノベを原作としたアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』。異世界に召喚され、過酷な運命を背負うことになるナツキ・スバルを主人公としたダークファンタジー作品。アニメ1期が2016年に放送され、2020年に2期の放送が予定されています。 フェリスことフェリックス・アーガイルは、王候補であるクルシュ・カルステンの騎士を務める猫耳の男の娘。彼が仕えるクルシュは男装して勇ましい振舞いをすることを好むため、クルシュとフェリスは見た目と実際の性別が逆転した関係性になっています。 彼はフリルがついた露出の高い服を着ることが多く、言葉遣いや仕草も小悪魔的。その見た目を利用してスバルをからかうことも。しかし、その甘い見た目とは裏腹にリアリストな一面も持ち合わせています。

2.波戸賢二郎/『げんしけん』

木尾士目による漫画『げんしけん』は、オタクサークル「現代視覚文化研究会」通称げんしけんで起こる、オタクたちの人間模様や青春を描く作品。 この作品から紹介する男の娘は、2013年放送の『げんしけん二代目』から登場する波戸賢二郎です。「二代目」メンバーは腐女子属性を兼ね備えたメンバーが多く、波戸もそのうちのひとり。 腐男子である彼は、腐女子仲間がほしいと女装してげんしけんを訪れ入会することに。もともと女装趣味のある男の娘で、げんしけんで活動する放課後はほとんど女性の姿で過ごしています。 美容へのこだわりや言動は女子よりも女子。実質的なヒロインとして描かれています。

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3.神崎ひでり/『ブレンド・S』

『ブレンド・S』は中山幸の4コママンガを原作としたアニメで2017年に放送されました。一風変わった喫茶店・スティーレを舞台に繰り広げられるコメディ作品です。 “ひでりん”こと神崎ひでりはこのスティーレでホールスタッフとして働く男の娘。接客時の担当キャラはアイドルで、実際に将来の夢は、可愛いアイドルになることです。自分の可愛さには絶対的な自信を持っています。 そんな彼は実は農家の息子。アイドルになる夢が叶えられなければ実家を継がなくてはならないため、ファンを増やすために店にやってきたのです。 営業トークでは可愛らしいしゃべり方をしますが、素では方言混じりの乱暴な言葉づかいをすることも。意外と男気あふれる性格をしています。

4.白(はく)/『NARUTO-ナルト-』

岸本斉史の『NARUTO-ナルト-』は2002年から2007年にかけて、原作27巻までが同タイトルでアニメ化されています。 白は、主人公のうずまきナルトと波の国の騒動の際に出会う少年。いつも仮面をつけていますが、その素顔はかなりの美人。ナルトに「サクラより可愛い」といわれるほどです。 彼は血継限界を持つ雪一族の末裔。その出自のせいで悲しい半生を送ることになってしまいます。幼い頃からつらい生い立ちであったことも、彼の儚い美しさにつながっているのでしょう。 序盤に登場するキャラクターですが、ナルトの心に彼の言葉はいつまでも残っていきます。本作を語るうえでも欠かせない重要なキャラのひとりです。

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5.朱里小十郎/『政宗くんのリベンジ』

『政宗くんのリベンジ』は、原作:竹岡葉月、漫画:Tivによるリベンジラブコメ。2017年にアニメ化されています。 豚足と罵られ振られた真壁政宗が、努力の末イケメンに生まれ変わり、かつて自分を振った女の子を振ろうとするラブコメ作品です。 朱里小十郎は、政宗が復讐のために転入してきた際のクラスメイトの男子生徒。隣の席になったことをきっかけに、政宗の友人となります。普通に男子の制服を着ていますが、それでも女子に見えるほどの可愛らしさの持ち主。 無自覚な言動で、政宗や周りの友人、視聴者たちをドキッとさせることも。男女問わず、多くのファンの心をつかんでいるキャラクターです。

6.結城リト/『To LOVEる -とらぶる-』

『To LOVEる -とらぶる-』はお色気シーン満載のハーレムラブコメ。2008年からアニメ化され、続編の『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』もアニメ化されています。 男の娘ではありませんが、主人公・結城リトが女体化するエピソードが登場する本作。女体化した際は、夕崎梨子(リコ)という名前を名乗っています。このリコの姿が、他にも多数登場する美少女たちに負けず劣らず可愛いと人気。 身体つきは変わっているものの、中身はもちろんリトのまま。トラブル巻き込まれ体質はリコの姿でも健在で、ララたちの引き起こす騒動に振り回されている姿が、より彼女の可愛らしさを引き立てています。

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7.綾崎ハヤテ/『ハヤテのごとく!』

畑健二郎の執事ラブコメ『ハヤテのごとく!』は2007年にアニメ化。以降、2013年までに全4作品が放送されています。 親がつくった莫大な借金を負わされた少年・綾崎ハヤテが主人公。ひょんなことから大富豪のお嬢様・三千院ナギの執事となり、住み込みで彼女と騒がしい日々を送る様子をふんだんなコメディとともに描きます。 ハヤテは見た目も性格も、とても中性的。作中では周りの女性キャラに女装させられることも多く、彼がその場しのぎで使った女装時の偽名・綾崎ハーマイオニー名義でキャラソンが作られるほど。一部のファンから、「ヒロイン」のひとりとして高い人気を誇っています。

8.鯉淵蔵之介/『海月姫』

『海月姫』は東村アキコによる、オタク女子と女装男子が繰り広げる一風変わったラブコメ漫画。それを原作に、2010年ノイタミナ枠でアニメが放送されています。 男子禁制のアパート・天水館に住むクラゲオタクの倉下月海が主人公。彼女がピンチのときに助けてくれた絶世の美女が、もう1人の主人公である鯉淵蔵之介です。彼は大物政治家を父親に持つ御曹司ですが、フッション業界へのあこがれと、家系への反発から、普段は女性よりも丁寧に着飾り美しい姿を保っています。 彼が女装をするのは、単に美しいものが好きというのもありますが、自己表現のひとつでもあるのです。強いこだわりを持って女装をしている、心の強いキャラクターといえます。

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9.二鳥修一/『放浪息子』

トランスジェンダーや性自認といったテーマを優しく温かいタッチで描く志村貴子の『放浪息子』。2011年にノイタミナでアニメ化されました。 本作には、男の子になりたい女の子と、女の子になりたい男の子が、2人の主人公として登場します。二鳥修一は、その女の子になりたい男の子。小学生時代から自身の男という性について葛藤を抱えており、女装をすることで女の子になりたいという欲を満たしています。 もともとの中性的な顔立ちと華奢な身体、さらに温和な性格も手伝い、女装をした際はかなり可愛い美少女になる修一。やがて成長期へと入っていき、男らしくなっていく身体に戸惑いを抱いていくことに。 キャラ属性としての男の娘ではなく、リアルに性に悩む少年少女たちの姿に心奪われる作品です。

10.祇堂鞠也/『まりあ†ほりっく』

『まりあ†ほりっく』は遠藤海成による漫画を原作としたアニメ。2009年に1期、2011年に2期が放送されています。 天の妃女学院附属中学高等学校を舞台に繰り広げられる、男性恐怖症の宮前かなこと、ドSな男の娘・祠堂鞠也(しどうまりや)とのドタバタな学園生活を描くコメディ作品です。 祠堂鞠也は品行方正で才色兼備な優等生。女装をして女子校での生活を送る正真正銘の男性です。 しかし本性はかなり腹黒いドSで、自分の秘密を知ってしまったかなこを弄り倒しては、美しい顔を歪めドス黒い笑顔を浮かべています。表と裏のギャップがクセになる男の娘キャラです。

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11.アストルフォ/『Fate/Apocrypha』

TYPE-MOONの『Fate/stay night』のスピンオフ小説『Fate/Apocrypha』を原作としたアニメは、2017年に放送されました。 「stay night」の平行世界を舞台に、失われたはずの大聖杯をめぐり「黒」の陣営と「赤」の陣営との戦いが描かれていきます。 黒のライダーとして登場するのが、シャルルマーニュ十二勇士の騎士・アストルフォです。見た目は可憐な美少女ですが、中身は男気あふれる正義感の強い英雄。屈強なサーヴァントたちにも負けぬ派手なアクションが楽しめる男の娘キャラクターです。

12.潮田渚/『暗殺教室』

『暗殺教室』は松井優征による漫画を原作としたアニメで、2014年に1期、2016年に2期が放送されました。 地球を吹き飛ばせるだけの力を持つ地球外生命体・殺せんせーと、彼を暗殺する権利を得た落ちこぼれクラスである椚ヶ丘(くぬぎおか)中学校3年E組の生徒たち。殺せんせーが担任となり、彼の指導のもと奇妙で唯一無二な学校生活が繰り広げられていくことに。 潮田渚(しおたなぎさ)は水色のツインテール風の髪型が特徴的な生徒で、身体も他の男子生徒に比べると華奢に描かれています。作中でもなかなか性別が明言されず、どちらにも見える中性的な存在となっていましたが、水着回で男の子だとはっきりしました。 彼は柔和な人柄とは裏腹に、有能な殺し屋になれる才能を秘めている人物。殺気をはらんだ鋭い視線は格好良く、可愛いも格好いいも楽しめるキャラといえます。

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13.戸塚彩加/『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』

渡航によるラノベを原作とした『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』のアニメ版は、2013年に第1期が放送されました。2020年には3作目にあたる『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』の放送が予定されています。 戸塚彩加は、主人公・比企谷八幡(ひきがやはちまん)のクラスメイトで、数少ない彼の友人です。テニス部に所属しており、部活がない日も熱心に練習するとても真面目な性格をしています。 女の子に見えることを本人は気にしていますが、その仕草やちょっとした表情は女性よりも女性らしいのも事実。男子生徒とわかっていても、比企谷も彼の上目使いにドキッとしてしまうようです。

14.木下秀吉/『バカとテストと召喚獣』

『バカとテストと召喚獣』は井上堅二のラノベ作品。2010年にアニメ1期、2011年に2期が放送されました。 テストの点数によってバトルする試験召喚システムを採用する学校が舞台。最下位のF組に振り分けられた誰もが認めるバカである主人公・吉井明久を中心に繰り広げられるバトル学園ラブコメです。 木下秀吉はF組の一員で、メインキャラの1人。一人称がワシで武士のような独特なしゃべり方をしますが、彼の見た目は完全に美少女。A組に所属する双子の姉・木下優子と並んでも、性別の違いがわからないほどです。 キャラクター人気投票の企画などでは女性部門でも上位にランクイン。「第三の性別・秀吉」という既存の性別を超えた存在として扱われています。

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15.漆原るか/『STEINS;GATE』

ゲームを原作としたアニメ『STEINS;GATE』。2011年の放送後、劇場版の上映や続編のアニメ化もされている人気シリーズです。 タイムマシンの発明をきっかけに、陰謀に巻き込まれていく主人公・岡部倫太郎や、彼を中心とする未来ガジェット研究所のラボメンたちを描く作品。 漆原るかはラボメンNo.006のメンバーで、岡部からはルカ子と呼ばれています。巫女服で登場することの多い彼は、神社の宮司の一人息子。美麗な巫女姿とおしとやかな言動から、女性と勘違いされることの多い彼ですが、とある複雑な思いを抱いていて……。 容易に口にできない本心も含めて、どこか影のある雰囲気が、より彼の美少女度を高めています。

可愛いは正義!男の娘キャラが広げるヒロインの可能性

多様な性のあり方が広がっている今日。アニメの世界でも、性別にとらわれず自分自身の魅力を存分に発揮しているキャラクターがたくさん活躍しています。 男の娘キャラや女装キャラも、そんなキャラクター像のひとつに数えられるでしょう。ときにはヒロインよりヒロインらしい彼らの活躍に注目してみると、新しいヒロインの可能性を見つけられるかもしれません。