2020年4月14日更新

医療や病院との関わりが深いアニメおすすめ16選!【知らない天井だ…】

医療アニメ サムネイル

医療現場や病院のシーンが描かれるアニメでは、人の命の貴重さや病気の症状などを知ることができます。コミカルなものからシリアスなものまで存在する中から、医療をテーマにしたアニメを6作品、病室が印象的なアニメを10作品ピックアップしました。

目次

医療や病室シーンが描かれるアニメを紹介!

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アニメに限らず、ドラマや映画などでも“医療・病院もの”は常に高い人気を集めるジャンルです。リアリティのある医療現場をまじまじと見られる作品から、現実離れした医療ものなどありますが、人の「命」を題材にしている部分が共通しています。命の重さ、救おうと奮闘する医者たちの姿が見物です。 医療ものではないアニメで「病室」が描かれる場合はたいてい、重大な出来事が起こっているはずなので、印象的に感じさせてくれるでしょう。一命をとりとめたのか、それとも命を落としてしまうのか。そういった部分もひしひしと感じさせてくれます。 今回の記事で、「医療」をテーマに描かれているアニメを6作品、そして「病室」が登場するアニメを10作品、それぞれチェックしていきましょう。1作品ずつチェックして、各作品のあらすじや魅力、みどころなどを紹介いたします。

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【医療が題材のアニメ6選】

まずは、ストレートに医療を題材としているアニメを紹介。実は身近(?)な病気や健康知識が登場するかもしれません。

1.『ブラック・ジャック』

手塚治虫による傑作アニメ『ブラック・ジャック』は医療アニメを語る上で外せません。原作の漫画は1973年から1983年に連載されたものですが、時代が移り変わっても漫画・アニメともに世代を超えて愛されている作品です。 無免許ながら神業的な医療技術を持つ天才外科医「ブラック・ジャック」が主人公で、数々の患者の命を救います。超高額な手術料の請求に対して、患者の“生きたいという気持ち”がまじまじと表れ、人の命の重さ、大切さを感じさせてくれます。 医学的にリアルな部分とフィクションが絶妙なバランスで混在しているのもポイント。“漫画だから可能”というスタンスで、現実ではまず実現できない手術や処置などを行い、患者の命を救っていきます。

2.『はたらく細胞』

体内の細胞やウイルスを擬人化して描くという異色の作品が『はたらく細胞』です。細胞や血液の流れなど、人間の体の仕組みなどをアニメを通して知ることができます。 “勉強になる”と話題を集めるほど、人間について様々な知識を得られるのが特徴。主に免疫系について多く取り扱われています。キャラクターには固有の名前が用意されておらず「血小板」や「赤血球」、「キラーT細胞」など、あくまで細胞の名前が設定されているのです。細胞の名前などを自然と覚えることができるでしょう。 人間の体の中で起きる様々な出来事が語られるため、自分の体の中ではこんなことが起きているのか、と思わず感心してしまうかもしれません。アニメを楽しみつつ、知らず知らずのうちに勉強までできてしまう作品です。

3.『アニメで分かる心療内科』

ゆうメンタルクリニックの院長・ゆうきゆうが原作を手がけているのが『アニメで分かる心療内科』です。タイトルの通り、心療内科が舞台となって適応障害やうつ病、パニック障害などの患者などの症例が紹介されます。 “病気の症例が取り扱われている”と聞くと重いテーマだと捉えがちですが、内容はギャグテイストの強い作品になっています。とはいえ、扱われる病気の症状などを自身と照らし合わせることができるので、自分の精神状態などをアニメを楽しみながらチェックできるかもしれません。 睡眠時無呼吸症候群やED、ストーカーについてなども取り扱われているので、身近に潜む色々な病気や症状の知識を得ることもできるアニメです。

4.『MONSTER』

浦沢直樹による漫画原作のアニメ、『MONSTER』。作品のジャンル・題材としては冤罪や猟奇殺人などを扱うサスペンス漫画ですが、病院内での権力闘争や倫理などもテーマとなっています。 主人公は日本人脳外科医・Dr.テンマ。天才的な技術を持っており、手術を次々と成功させ順調に出世コースを歩んでいました。しかしある時、務めていた病院の院長の命令に背いたことで出世コースから転落。その過程における院内政治や権力闘争などが色濃く描かれています。 「医者」である主人公が、医療のみならず様々な事件などに関わっていく重厚なストーリーが魅力の作品です。アニメは全74話あるので、見応えも十分だといえるでしょう。

5.『空中ブランコ』

フジテレビのノイタミナ枠で放送された『空中ブランコ』。“注射が好き”な院長や、ヤクザの若頭など個性豊かなキャラクターたちが登場する医療とサーカスが融合した独特な世界観が魅力の作品です。 サーカスの空中ブランコ乗り・山下公平は不眠症を患ってしまい病院を訪ねました。そこで、着ぐるみを着た精神科医・伊良部と出会います。 不眠症だけでなく、勃ちっぱなしの患者や心の病、強迫神経症なども登場します。様々な病気と伊良部という変わった精神科医が織りなすちょっと特殊な医療アニメです。 アニメの作画もかなり独特で、実写映像とアニメーションが掛け合わせた「ハイブリッドアニメーション」を採用。完全に実写で登場するキャラクターや、実写とアニメの合成映像なども必見な作品です。

6.『陽だまりの樹』

手塚治虫が手がけた『陽だまりの樹』も医療が扱われている作品です。これまで紹介して来た作品と異なるのは、幕末という時代設定。江戸時代から明治時代へ、日本の歴史の転換点を生きている若者たちの姿を描いています。 大河ドラマとしての色が濃い作品ですが、同時に医療も題材として扱われています。当時の蘭方医・手塚良仙による治療などから、当時の情景などを楽しむことができるでしょう。幕末、消えゆく運命にある武士としての生き方を貫く若者と、近代医学を学び新たな時代へ歩みを進めようとしている若者、真反対の志を抱いている若者を描いています。 モデルとなった人物は、日本初の軍医になったという手塚良庵。なんと手塚治虫の曾祖父にあたる人物だそうです。

【病院のワンシーンが印象的なアニメ10選】

ここからは、病院のシーンが印象的なアニメを紹介。物語の題材は医療ではないものの、怪我を負った主人公たちの人間ドラマが描かれる事が多く、印象的なシーンがたくさんあります。

1.『新世紀エヴァンゲリオン』/第2話「見知らぬ天井」

『新世紀エヴァンゲリオン』は、汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」およびそのパイロットの少年少女たちと、謎の存在「使徒」の戦いを描いています。 第1話でエヴァに搭乗したもののロクに動かすことすらできず、重傷を負ってしまった主人公の碇シンジ。第2話は、そんな彼が目を覚まし、タイトルの通り知らない天井を見つめるシーンが非常に有名です。 致命的なダメージを負いながらも一命を取り留めたこと、そして「知らない天井だ」と呟くシンジが強く印象に残る回になっています。今後、シンジがエヴァに乗り続けるのか、それとも拒絶するのか。彼の心の動きまで注目しましょう。

2.『とある魔術の禁書目録』

鎌池和馬が手がける『とある魔術の禁書目録』。超能力が科学によって解明され、能力開発が盛んに行われている学園都市が舞台。主人公で無能力者の上条当麻と、魔術師たちの戦いを描いた“科学と魔術が交差する”SFファンタジー作品です。 本作において病室のシーンはいわば「お約束」といえます。上条当麻は無能力者であるものの、その右手には全ての「幻想」を無効化する「幻想殺し(イマジンブレイカー)」という能力が備わっていました。その右手の力だけを武器に、強力な魔術師・能力者たちとの死闘を繰り広げます。 基本的に右手で攻撃を無効化する以外に自衛手段がないため、毎回勝利こそ収めても重傷を負い死にかけています。そのため、事件や戦いなどのあとにはほぼ毎回病院のお世話になるのです。視聴者に“いつもの”安心感を与えてくれます。

3.『Charlotte』

病院が作品における重要なファクターとなるのが『Charlotte』です。アニメ制作会社Key出身の麻枝准とNa-Gaが手がけた2作品目のオリジナルアニメ。特殊能力を持つ思春期の若者たちの人間模様や協力して戦う姿を描いている作品です。 科学者たちに様々な実験を行われたことで精神を壊してしまった友利一希は、回復する見込みがないまま入院生活を続けています。鎮静剤が切れるたびに奇声を発するほど精神が壊れていました。しかし、ある日面会にやって来た大スター・サラ・シェーンの歌声を聴いたことで、若干の回復を見せています。 病室内で奇声を発する友利一希の痛々しい姿に加えて、それを取り囲む周囲の人たちの姿などが描かれている作品です。

4.『四月は君の嘘』/最終話

新川直司が手がけた同名漫画を原作とする、アニメ『四月は君の嘘』。母の死によってピアノの音が聞こえなくなってしまった天才ピアニスト・有馬公生と、ヴァイオリニスト・宮園かをりの成長していく過程を描いている作品です。 ヴァイオリニストである宮園かをりが体調を崩し、衰弱していきます。入院する彼女の姿や、本心と少しの嘘が書き綴られた「手紙」……。印象に残るだけでなく、誰もが涙を流してしまうほどのストーリーは、数多くの視聴者の心を震わせてきました。 ピアニストとヴァイオリニスト両者を取り巻く恋心や関係性、そしてたった1つの嘘によって招かれる結末。泣ける作品を探している方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

5.『めぞん一刻』/第42話

往年の名作、高橋留美子が手がけた『めぞん一刻』。五代裕作と未亡人の音無響子の恋愛模様を描くラブコメ作品です。恋愛漫画として評価が高く、原作漫画連載当時は1980年から1987年であるものの時代を超えて愛される作品になっています。 そんなめぞん一刻の第42話では、五代と響子が初めてした「喧嘩」が描かれています。喧嘩の果てに、2階から転落してしまった五代は骨折し、入院することになりました。 入院している中、響子は「義務感や責任感で看病している」と主張しています。実際に五代に対して好意を抱いているのか、否か。絶妙なバランスを保っているように見える響子の感情を、第42話を通して考察できるでしょう。

6.『僕のヒーローアカデミア』第4期/第14話

堀越耕平が手がける『僕のヒーローアカデミア 』。無個性の少年が、立派なヒーローへと成長していく姿を描いている作品で、「ヒーロー」と「ヴィラン」の戦いを熱く描かれている作品です。このアニメにも、印象的な病院のシーンが存在しています。 そのシーンが収められているのはアニメ第4期の第14話。ナイトアイが見た不吉な未来をデクが捻じ曲げるという展開が熱いエピソードになっています。 ヴィラン連合の死柄木たち、そしてオーバーホールとの戦いで重傷を負ったナイトアイが病院に搬送されてしまいました。 作中、多くのキャラクターが致命的な負傷をしており決して重傷は珍しくない『僕のヒーローアカデミア 』。今回のナイトアイの負傷も助かるのか、それとも……。この出来事は、「ヒロアカ」の物語にどのように影響していくのでしょうか。

7.『だがしかし2』/第10話

「駄菓子」が題材として扱われている『だがしかし』。実家を駄菓子屋にもつ鹿田ココノツと、駄菓子マニアの枝垂ほたるの2人によって描かれる駄菓子コメディ作品です。このアニメでは、第2期にあたる『だがしかし2』の第10話で病室が登場します。 骨折により入院している主人公の父親・鹿田ヨウが、駄菓子の配達をココノツに依頼。ココノツは「紋次郎いか100本入り」を父親へ渡すため面会に訪れました。 紋次郎イカの魅力や豆知識を知ることができるでしょう。そして「配達」を依頼した謎の人物は誰なのかというポイント、その心情などまで考察することができます。単純なお見舞いシーンかと思いきや、実は奥が深い大切なシーンです。

8.『夏目友人帳』/第12話

普通の人には見ることができない「妖怪」を視認できる夏目貴志、そして祖母の遺品「友人帳」がキーアイテムとなって描かれる妖の物語『夏目友人帳』。 このアニメでは第3期にあたる『夏目友人帳 参」にて、塔子さんとの出会いを回想した第12話で印象的な病室のシーンが描かれました。 塔子さんによって幸せな場所を手にした夏目貴志でしたが、過去に戻そうとする妖怪により、中学生当時の自分を見ることになります。当時、夏目貴志は自分の居場所がないと思っていました。しかし“自分の居場所を勝ち取るため”、妖を封じたのです。 その後、病室へ滋さんと塔子さんがお見舞いに来て、家にくるよう招きます。夏目貴志も行きたいと涙を流しながら嘆願しました。 『夏目友人帳』における夏目貴志と塔子さんの出会いと引き取られる経緯を知ることができる、心温まる回になっています。

9.『ソード・アート・オンライン』第1期/最終話&第2期/第22話

川原礫によるライトノベルを原作とする、アニメ『ソード・アート・オンライン』。VRMMORPGによる「仮想現実」を舞台にして行われる「デスゲーム」を題材にした作品です。アニメ第1期の最終話、および第2期の第22話で病室のシーンが描かれました。 デスゲームから生還を果たしたキリトたち。第1期最終話では、ゲーム内で恋仲になったキリトとアスナが現実世界で初めて“出会い”ます。未だ入院中のアスナのお見舞いに訪れたキリト。2人は初対面ながら唇を重ね、愛を確認しあったのでした。 第2期の第22話では、「絶剣」のユウキが入院していることを知り、病院を訪問するアスナが描かれています。ユウキが壮絶な境遇であること、メディキュボイドの存在など『SAO』内の様々な情報が詰め込まれている回になっています。

10.『電脳コイル』/第16話

マッドハウスが制作した『電脳コイル」。電脳世界と現実世界を重ね合わせて視認できるウェアラブル端末「電脳メガネ」によってインターネットなどを見るという、近未来を題材にしているアニメです。『電脳コイル』では第16話にて、病室が描かれています。 ギックリ腰になってしまった祖母を病院へ迎えに行ったヤサコ。病院で、なんとアキラが盗撮をしている現場を目撃しました。どうやらイサコが病院に来ていること、そこに彼女の秘密が隠されているらしいことを聞き、映像を確認します。 イサコの秘密やヤサコのオジジのことなど、『電脳コイル」における重要な情報の数々が一気に明らかに。物語において重要なエピソードだといえるでしょう。

医療・病院シーンに注目!アニメのなかに緊張感や安心感が生まれる

医療がテーマのアニメ、病室のシーンが印象的なアニメ、それぞれを一気にチェックしてきました。医療がテーマのアニメは「命」や「精神」を扱っているため、自分の体やメンタルと向き合うきっかけになるかもしれません。 そして普段は病院が登場しないアニメで病室シーンなどが描かれると、一気に「緊張感」、もしくは「安心感」という、一見すると相反する2つの感情が生まれてきます。 重傷・重病のために命が危ない、心配する「緊張感」が生まれるのは当然でしょう。しかし、仮に一命を取り留めた場合であればその瞬間「安心感」を得るシーンに変化します。 「病院」が描かれるアニメを見ることで、自分の健康やメンタル、周囲の人へ気遣いができるようになれるかもしれませんね。アニメによっては人体の仕組みや医療に関してなど、勉強にも繋がるでしょう。