2020年5月26日更新

【SAO】ユージオは歴代最高の相棒役!アリシゼーション編2人目の主人公

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「SAO」ユージオはアリシゼーション編2人目の主人公【ネタバレ注意】

『ソードアート・オンライン』のアリシゼーション編に登場するユージオ。ユージオは舞台となるアンダーワールドにおける、キリト、そしてアリスの幼なじみとして登場してきました。 アンダーワールドは人工フラクトライト……人工知能たちが生活をしている世界。ユージオも例外に漏れず、人工知能の1人です。 亜麻色の髪と緑色の瞳を持ち、いつも優しげな表情を浮かべている好青年です。身長はキリトよりも高く、2人は幼少期から多くの時を共にし、互いに高め合いながら成長してきました。 ユージオは、故郷のルーリッド村の伝承に伝わる神器・青薔薇の剣を扱う「薔薇の剣士」です。その剣術の腕とセンスは相当なもので、あのキリトも“自分はすぐに追い抜かれるだろう”と感じていたほどのもの。だからこそ、2人で切磋琢磨しながら成長を続けられたのでしょう。 ※本記事では「SAO」シリーズのネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

キリトとアリス、幼馴染みの3人に突如悲劇が

ユージオの故郷はルーリッド村。キリトやアリスもルーリッド村で生活しており、3人は幼馴染みとして仲の良い関係を築いていました。 しかしある日、その平和な3人の関係が崩壊する出来事が起きてしまいました。それは、3人で氷を採りに出かけた日のこと。ひょんなことから、アリスは“ダークテリトリーに侵入する”という禁忌目録を犯してしまいました。それにより、有無を言わせずアリスは整合騎士に連行されてしまったのです。 2人になってしまったキリトとユージオでしたが、悲劇はまだ終わりません。現実世界からアンダーワールドへログインしていたキリトの"ダイブ期間満了”の時が訪れて、強制ログアウトしてしまいました。仲の良い幼なじみ3人は、一瞬にして離れ離れになってしまったということです。

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ユージオに与えられた天職は「刻み手」だった

アンダーワールドでは「天職」として様々な仕事が与えられます。与えられた天職以外の選択肢は基本的に無いため、天命を全うするまで与えられた仕事をこなさなければなりません。 ユージオには10歳のとき、天職として「刻み手」が与えられました。刻み手は代々受け継がれてきた天職で、開墾のために悪魔の樹・ギガスシダーを斧で切り倒さなければなりません。しかしギガスシダーは300年もの間切り刻まれ続けてなお存在し続けている大樹であり、この時点でユージオが抱いていた剣士の夢は潰えたように見えました。 しかし、再びアンダーワールドにログインしてきたキリトと出会い、大量の経験値を獲得。それまで扱えなかった「青薔薇の剣」を使えるようになったことで、ギガスシダーの伐採に成功してしまいました。 与えられた天職の役目を全うしたことで、次の天職を自らで選べるようになったユージオ。彼は、剣士への道を選びました。央都、そしてアリスとの再会を目指したのです。

進級して上級剣士に!しかし貴族から疎まれ……

ユージオはキリトから「アインクラッド流」を教わり、様々な戦闘技術や秘奥義を習得し、着々と剣士として成長を遂げていきます。最初に結果として表れたのは、ザッカリアの剣術大会でした。見事キリトと共に優勝し、衛兵隊へ入隊を果たします。その後推薦を得て、北セントリア修剣学院へ進学……剣士としてのキャリアをスタートさせました。 傍付き剣士として着々と経験を重ね、一年後には学年から12人しか選ばれない「上級修剣士」としてキリトと共に進級しています。逆に傍付き剣士がつく立場となったユージオとキリト。貴族の子であるティーぜとロニエが傍付きとなり、良好な指定関係・友情関係を築いていきました。 しかし、そんなユージオたちを疎ましく思う貴族もいました。それがウンベールです。

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右目の制御を乗り越え、実質的に最初のA.L.I.C.Eに

ユージオとキリトを疎んでいたウンベールは、理不尽な法を盾に、ティーゼとロニエを汚そうとしました。しかし、ユージオとキリトはそれに抵抗。禁忌を破り、ウンベールの腕を切り落としました。通常、ユージオら人工フラクトライトは禁忌を破ることは右目に封印が施されており、絶対にできません。 しかし、ユージオの抱いた怒りとティーゼとロニエを守りたいという気持ちがそれを上回り、右目の封印を破ることに成功しました。これは人工フラクトライトとして初の出来事で、実質的にユージオが最初のA.L.I.C.Eとなった瞬間でもあります。 とはいえ、アンダーワールドにおいて禁忌を破り、大罪人となった2人は当然ながら捕縛。その後ほどなくしてセントラル・カセドラルへ連行されています。

まさかの形でアリスと再会!?

ユージオとキリトをセントラル・カセドラルへ連行するため、整合騎士が2人の下へやってきました。その整合騎士は、なんと2人の幼馴染であるアリス・ツーベルクでした。思わぬ形で、ユージオが抱いていた“アリスを探して再会する”という大きな目標の1つを達成したということになります。 感動の再会……と思いきや、アリス本人はユージオのことを見ても全く反応を示しません。それもそのはず、かつてのアリス・ツーベルクはアドミニストレータによってシンセサイズの秘儀を施され、過去の記憶を失っていたのです。今や彼女は公理教会およびアドミニストレータに絶対の忠誠を誓う高潔な騎士・アリス・シンセシス・サーティとなっていました。

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カセドラルではキリトと共に整合騎士を打ち破る!

整合騎士、アドミニストレータ、公理教会の真実を知ったユージオは、アリスを元に戻すこと、記憶戻すことを決意します。キリトとともに、アンダーワールドにおける人界の絶対的存在である公理教会への反逆を決意しました。 セントラル・カセドラルで、キリトとともに数々の整合騎士たちを打ち倒していきます。キリトとの共闘ではエルドリエ、デュバルソート、ファナティオの3人と配下の四旋剣を撃破。そして、なんと整合騎士の団長で序列第一位、名実共に最強の人物であるベルクーリをユージオ単独で撃破することに成功します。 ギリギリの戦いの連続ではあるものの、まさに快進撃ともいえる勢いのまま突き進んだキリトとユージオ。途中で別行動になった両者順調に頂上へたどり着くかと思いきや、ユージオは単身アドミニストレータに囚われてしまいました。

アドミニストレータの手に落ち、整合騎士に

囚われたユージオは、心の隙間をアドミニストレータに突かれ、唆され、フラクトライトの記憶を改ざんされてしまいました。これによって、32番目の整合騎士ユージオ・シンセシス・サーティツーになってしまいました。アドミニストレータの手に落ちてしまったということです。 仲間として、幾度となく困難・苦難・戦いを共に切り抜けてきたキリトへ剣を向け、戦い始めてしまいます。この時、真実を知り公理教会への反逆を決意していたアリスの前にも立ちはだかっていることから、アドミニストレータに忠誠を誓っていることが明らかです。 キリトとユージオは互いに本気でぶつかり合いました。戦いの果て、結果的に正気に戻れはしましたが、既に消耗しきっており、己の弱さを痛感しています。

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激闘の末、キリトに「赤薔薇の剣」を託して死亡してしまう

一度はアドミニストレータの手に落ち整合騎士になってしまったものの、正気に戻ったユージオは再びキリト、そして協力してくれたカーディナルと結託。アドミニストレータと対峙しました。 アドミニストレータとの戦いはまさに激闘でした。最強の切り札・ソードゴーレムの前に為す術もなく、勝利は不可能なのかと思わされています。しかし、カーディナルの力を利用し、ユージオは自らの姿を剣に変えてもらいゴーレム撃破に成功。更にはアドミニストレータへの特攻を試みて、片腕とレイピアを破壊しました。 しかし、同時に剣は真っ二つに折れてしまいました。人間の姿に戻ったユージオも同様で、上半身と下半身が両断。もう命は長く持たないユージオは、「相棒」であるキリトへ最後の力を振り絞り「赤薔薇の剣」を生成し、差し出しました。 その後キリトはアドミニストレータの撃破に成功……しかし、ユージオの命を救うことはできませんでした。ユージオは、死んでしまったのです。

実は剣に残留意思が!キリトを再び立ち上がらせる

アドミニストレータ撃破後、必死にユージオの治癒を試みるキリトでしたが、その甲斐空く、溢れ出てくる血液を止めることができません。ユージオを救うことができなかったキリトは心に深い傷を負い、また不慮の事故によって心神喪失状態、半植物状態のようになってしまいました。 キリトは長い間心身を喪失した状態でしたが、アリスが献身的に世話し続けました。平穏な日々を過ごしていた2人でしたが、ダークテリトリーとのアンダーワールド大戦が勃発……アリスも前線に加わることになります。 キリトもその間ずっと心神喪失状態でしたが、あることを境に再び立ち上がります。そう、ユージオの愛剣「青薔薇の剣」に、ほんの少しではありますが彼の思念が残っていたのです。残り香程度の微弱なものでしたが、キリトの目を覚まし、立ち上がらせるには十分でした。ユージオは最後まで「相棒」を想い続けていたのです。

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ユージオが扱う武器は、神器「青薔薇の剣」

ユージオが愛用していた青薔薇の剣は、ルーリッド村の伝承である神器です。簡単に青薔薇の剣の情報を頭に入れておきましょう。

“青薔薇の剣”ってどんな剣?

青薔薇の剣は“北の守護竜に認められた者のみに与えられる”剣です。竜騎士専用の神器で、優先度は45と設定されています。元々幼少期にアリスと発見してこっそりと持ち帰ってきていました。当時は権限レベルの不足が要因で扱うことができず、構えることすらできなかったようです。

武装完全支配術

剣士それぞれがユニークな技を披露する武装完全支配術。青薔薇の剣の記憶に宿る永久氷塊の記憶を引き出して攻撃……任意の対象を氷の鎖と青薔薇の蔓で凍結させます。

記憶解放術

武装完全支配術は強化の段階とされており、その先の段階とされるのが「記憶解放術」です。青薔薇の剣の記憶解放術は、青い光を放ちながら周囲にあるもの全てを凍結させます。 また、凍結させた対象から咲かせた青薔薇を通して天命を吸収し、命尽きるまで吸い続けることもできてしまう強力な術式です。

アニメ版「SAO」でユージオを演じる声優は島崎信長

アニメ版「SAO」でユージオを演じる声優は島崎信長です。元々キリト役の松岡禎丞とは親交が深く、非常に仲良しだそう。松岡禎丞はユージオ役に島崎信長を希望していたそうで「相棒」という関係性を演じる上でプラスに作用したであろうことが推測できます。 島崎信長は「SAO」のユージオ役以外でも様々な作品に出演されています。『ダイヤのA』の降谷暁役、『灰と幻想のグリムガル』のマナト役、『斉木楠雄のΨ難』の海藤瞬役など、多数のアニメ・ゲームで活躍中です。 カッコいいキャラ、クールなキャラ、温かいキャラなど役幅は広く、色々な声を用いてキャラクターに命を吹き込みます。他にも多数の作品に出演している声優なので、ぜひチェックしてみてください。

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ユージオは「SAO」歴代最高の相棒!アリシゼーションは彼抜きで語れない

今回の記事では『ソードアート・オンライン』のアリシゼーション編に登場するユージオについて注目してきました。 ユージオはアリシゼーション編で欠かせない人物です。キリトの相棒として互いに高め合い、仲間として、相棒として、常に支え合って戦ってきました。一度はアドミニストレータによって整合騎士にされてしまうものの、正気を取り戻してキリトと再び共闘する展開に胸が高鳴る方は多いでしょう。 アドミニストレータとの戦いの果て命を落としてしまうユージオですが、残っていた思念は心神喪失していたキリトを再び立ち上がらせ、最後の最後まで「相棒」としての役目を全うしています。ユージオ抜きにしてアリシゼーション編を語ることは絶対にできません。それほどまでに、ユージオは大切な存在なのです。