2020年7月7日更新

【ヒロアカ】青山優雅はナルシストな自由人!個性や過去を解説

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青山優雅(あおやまゆうが)は『僕のヒーローアカデミア』の舞台である、雄英(ゆうえい)高校ヒーロー科の1年生。主人公デクが所属するA組のクラスメイトです。 金髪と青い目が特徴的な彼は、自称フランス出身。言葉の端々にフランス語を交ぜて話す様子も見られますが、本当に喋れるかどうかは不明なようです。 いつも微笑みを絶やさず、ときおりクラスメイトの会話に割って入り、キザすぎる発言を残して去って行く自由人。ズレた発言も多い彼はギャグ要員のような立ち位置です。 そんな不思議キャラの青山は「ヒロアカ」ファンの間で、「裏切り者の内通者ではないか」と噂されていたことが。この記事では彼の個性から噂の真相まで、詳しく解説していきます。 ※この記事では『僕のヒーローアカデミア』のネタバレを扱っています。ご注意ください。

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ナルシストだけど影は薄い!人間観察が得意

青山優雅はナルシストを絵に描いたような人物。自分の部屋にはヒーローコスチュームを身につけた自画像を飾り、プロフィールの好きなものの項目では「己」と答えるすがすがしいほどの自己愛の持ち主です。しかしクラスメイトとの交流には消極的で、作中序盤は影の薄いキャラクターでした。 また青山はかなりのマイペースで、空気を読めないタイプです。他のクラスメイトたちがにぎやかに食堂へ向かうのを横目に、美食家らしい彼は1人で教室に残って、フランス料理のような昼食を取っている様子も描かれました。 自分のことしか興味がないようにも思われる青山ですが、実は観察眼に優れているという特徴も。普段からクラスメイトを観察し、その人の隠していた気持ちなどを見抜きます。実際「ヒロアカ」のヒロイン・麗日(うららか)の抱いていた、デクに対する恋心に真っ先に気づいたのが青山でした。

個性はネビルレーザー!使うとお腹が痛くなる?

青山優雅の個性は「ネビルレーザー」。おへそから光線を発射し、岩やロボットを打ち砕きます。「ネビルレーザー」は攻撃だけでなく、反動による高速移動や、光で暗闇を照らすことも可能。 ヒーロー仮免試験一次試験では、レーザーを空に向けて放つことで、敵の注目を集めるおとり役としても活躍しました。 しかし青山は「ネビルレーザー」を1秒以上使うと、腹痛を起こしてしまいます。無理をしすぎて「輝きヒーロー」らしからぬ事態に陥ってしまうことも。林間合宿の個性伸ばし訓練では、レーザーの持続を目的に訓練を行っている様子が描かれました。 登場時の青山はおへそからしかレーザーを発射できず、発射時の体勢も限定されていたため、敵に軌道を読まれやすいという弱点がありました。しかしヒーローコスチュームの改良によって、肩や膝からも発射できるように。 また訓練によって、弱めのレーザーを生み出すことにも成功しています。用途は不明ですが、岩に文字を刻む繊細な操作まで身につけました。あらゆるレーザーの使い方を習得したことで、彼の活躍は今後ますます増えていきそうです。

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優しさの原点!個性に苦しんだ過去があった

青山が日頃から腰に巻いている太いベルト。王子様のようなヒーローコスチュームでもひときわ目立っているそのベルトは、彼の趣味ではなくきちんとした機能を持ったサポートアイテム「お手軽キラメキベルト」です。 彼がベルトを着け始めたのは10歳頃で、ちょうど個性が発現し始めた時期だと言われています。個性が体に合っていないせいで、殺傷能力のある危険なレーザーが勝手にへそから漏れ出てしまうことがあったようです。 その対策として用意したのが「お手軽キラメキベルト」。「ネビルレーザー」の流出を押さえる機能を持ったベルトは、今ではレーザーの射出口となっています。 これまで自分の個性で苦しんできた過去がある青山だからこそ、周囲の人の気持ちに敏感なのかも知れません。

青山がヴィランに内部情報を漏らした?

雄英高校に入学してからというもの、青山達が所属する1年A組はたびたびヴィランによる襲撃を受けてきました。 その筆頭が「USJ事件」です。A組の生徒が災害時のヒーロー活動を体験するために、学校の施設USJ(ウソの災害や事故ルーム)にて授業を受けていた際、突如としてヴィランたちが現れたことがあります。 授業を受け持っているはずのオールマイトを狙った犯行でしたが、これはヴィランが雄英高校のカリキュラムを事前に知っていたことを示しています。 他にもいくつか雄英高校の内部事情がヴィラン側に漏れているとみられる出来事があったため、雄英には内通者がいるのではないかと噂されていました。そんな時、それまで目立つ活躍のなかった青山に疑いの目が向けられます。

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ベランダ事件!青山の不可解な行動

ヒーロー事務所へのインターンが終了した頃。主人公デクが寮の自室で寝ていると、ベランダからなにやら不審な視線を感じます。カーテンのすき間からデクを見ていた人物は、なんとこれまでデクと関わりのなかった青山でした。 青山が去った後、おそるおそるカーテンを開けてみたデク。そこには、学校で青山から勧められた高級チーズが。並べられたチーズは、“ぼくはしってるよ”という不可解な文章を残していました。 青山の不審な行動は「ベランダ事件」以降も続き、デクは「青山君が本性を表したのか?」と疑い始めます。青山が内通者ではないかという噂は、彼のこういった行動が原因だったのです。

実はただの気配りだった?

奇妙な行動を続ける青山に対して、恐怖を抱き始めていたデク。ある授業中、2人きりになるタイミングを見計らった彼は、意を決して青山に真意を尋ねます。 すると青山は、デクの個性が体に合っていないことを指摘。個性を使うたびに大怪我をしているデクを見ていた青山は、内心彼のことを心配していたようです。 青山自身も、個性と体が合っていないことで苦労してきた過去があります。デクの個性がオールマイトから授かったものとは知らなくても、自身の観察眼によって、デクが個性を制御しきれていないことを察していました。 インターン中にあった事件では、力を出し切れなかったことで後悔や焦りを募らせていたデク。そんなデクを見た青山は、「サプライズは嬉しいだろう」という考えから「ベランダ事件」を起こしたのだと語りました。 青山の不器用な気遣いはデクを怖がらせてしまったものの、結果的に2人は以前に増して仲良くなったそうです。

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レーザーで掘られたフランス語の伏線

青山がデクにベランダ事件の真意を話す直前のこと。彼が「ネビルレーザー」で、岩にフランス語の文字を刻んでいる様子が描かれています。フランス語を読めないデクにはその文章の意味がわからなかったため、本編でもそれ以降触れられることはありませんでした。 その文章とは、“Il faut se méfier de l’eau qui dort.”。フランスのことわざであるこの文章は、直訳で「眠っている水には気を付けろ」。意味は「おとなしい奴には注意しろ」です。 一時は雄英高校に潜む内通者だと誤解されていた青山でしたが、この文章の意味を加味すると、青山は内通者ではないことが明らかです。読者の間では、「青山は内通者が誰か知っているのではないか」とも噂されています。

アニメ『僕のヒーローアカデミア』で青山優雅を演じる声優は、桑野晃輔(くわのこうすけ)

アニメ『僕のヒーローアカデミア』で青山優雅を演じる声優は、桑野晃輔(くわのこうすけ)です。彼女は兵庫県出身で、1990年10月16日生まれ。普段は俳優として活動しています。 2016年に「ヒロアカ」の青山役で声優デビューを果たし、その後はアニメ『チア男子!!』の鈴木総一郎(すずきそういちろう)や『若おかみは小学生!』の三木創太(みきそうた)、『ポケットモンスター サン&ムーン』のマーレインなどを演じています。

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「ヒロアカ」人は見かけによらない!不器用で優しい青山優雅(あおやまゆうが)

この記事では『僕のヒーローアカデミア』に登場する山優雅(あおやまゆうが)について、個性や内通者との噂を解説してきました。 一見ただのナルシストに見える青山優雅。しかし彼はクラスメイトをよく観察し、不器用ながらも気配りを欠かさない優しい人物でもあります。欠点の多かった個性「ネビルレーザー」の練度も上がり、これからの活躍が楽しみですね。