2022年10月26日更新

「おかあさんといっしょ」歴代の体操のお兄さんを紹介!年収・学歴からアニメ情報まで

『おかあさんといっしょ』最新ベスト「うらら」ながたまや
(C)NHK

NHKの子供向け番組『おかあさんといっしょ』で体操を担当する「たいそうのおにいさん」。子供のころにテレビで見ていたお兄さんを覚えている方も多いのではないでしょうか! 1961年に初代たいそうのおにいさんが就任してから現在まで、たくさんのお兄さんたちが引き継いで、子供たちやパパ・ママに親しまれてきました。 『おかあさんといっしょ』にはたいそうのおにいさんの他に、「うたのおにいさん」や「うたのおねえさん」なども登場します。2021年にアニメ化された人気漫画『うらみちお兄さん』のうらみちお兄さんも「体操のお兄さん」ですね! 本記事では、歴代の体操のお兄さんを初代から順に紹介し、年収や学歴、経歴など気になる点もまとめていきます。

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【初代】砂川啓介

就任期間 1961年4月3日〜1969年10月1日
生年月日 1937年2月12日

砂川啓介は高校卒業後に江口舞踊研究所でモダンダンスを学び、1961年に『うたのえほん』(のちに『おかあさんといっしょ』と統合した番組)の初代たいそうのおにいさんになりました。 1964年には、アニメ『ドラえもん』のドラえもん役で知られる声優の大山のぶ代と結婚。おかあさんといっしょを卒業したあとも、ドラマ・舞台に出演する俳優や『お昼のワイドショー』の司会などとして活躍していました。2017年7月11日に80歳で死去されました。

【2代目】佐久間俊直

就任期間 1963年10月2日〜1967年4月1日
生年月日 1932年6月

1963年10月から2代目たいそうのおにいさんになった佐久間俊直は、もともとは小児科医を目指していたという異例の経歴の持ち主。1966年から1968年には、別の番組『ママとあそぼう!ピンポンパン』の初代お兄さんとしても活躍しています。 たいそうのおにいさんを卒業した1967年4月からは、『おかあさんといっしょ』の野外ロケコーナー「てをつなごう」に出演していました。2004年4月に死去されました。

【3代目】岡田祥造

就任期間 1967年4月6日~1969年10月4日
生年月日 1942年

2代目と入れ替わりで3代目たいそうのおにいさんになったのは、バレエダンサーの岡田祥造。1962年に「チャイコフスキー記念東京バレエ学校」に入学しバレエを学んでおり、1967年からたいそうのおにいさんになりました。 たいそうのおにいさん卒業後は、1971年からヨーロッパへ渡り、数々の舞台で主演を務めるバレエダンサーとして活躍しました。1985年には日本でバレエ教室を開き、それ以降は国内でダンス講師などをしています。

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【4代目】向井忠義

就任期間 1969年10月6日~1973年3月30日
生年月日 1944年

1969年10月に初代&3代目のたいそうのおにいさんが卒業し、入れ替わりで『うたのえほん』の4代目たいそうのおにいさんになったのは向井忠義です。日本体育大学を卒業し、警視庁警察官体育指導とアスレティッククラブ指導のかたわらで「たいそうのおにいさん」を務めはじめました。 1973年にたいそうのおにいさんを卒業した後は、「まっく体操クラブ」の三鷹教室・西荻窪教室の代表となり、子供たちに体操を教えています。

【5代目】小西幸男

就任期間 1969年10月7日~1971年4月3日
生年月日 1943年8月12日

向井忠義とほぼ同時期に5代目たいそうのおにいさんに就任したのは、俳優の小西幸男。向井忠義と一緒に「ジャンポンポン」体操を担当していましたが、たいそうのおにいさんを務めた期間は長くなく、約1年半で卒業してしまいました。 現在は大佳央(だい・かおう)という芸名で、舞台を中心に出演する俳優として活躍されています。2004年にはテレビ朝日系ドラマ『異議あり!~女弁護士大岡法江』の第6話に出演していました。

【6代目】輪島直幸

就任期間 1971年4月5日~1978年3月23日
生年月日 1949年8月2日

小西幸男と入れ替わりで6代目たいそうのおにいさんになったのは、体操指導者の輪島直幸です。日本体育大学体育学部体育学科を卒業しており、在学中の1971年からたいそうのおにいさんに就任しました。 1976年に『うたのえほん』が『おかあさんといっしょ』に統合されてからもおにいさんを続け、1978年に退任しましたが、1981年3月までは総合MCとして出演していました。 番組卒業後はNHKラジオ体操・テレビ体操の指導者などを担当し、のちに武蔵野学院大学名誉教授を務めています。

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【7代目】川原洋一郎

就任期間 1973年4月2日~1974年3月29日
生年月日 1950年3月2日

4代目の向井忠義が引退後、入れ替わりで7代目たいそうのおにいさんになったのは、俳優の川原洋一郎。就任前の1971年から「劇団四季」に所属しており、ミュージカル『人間になりたがった猫』や『ライオンキング』など様々な公演に出演しました。 『うたのえほん』では「ジャンポンポン」体操を担当していましたが、歴代たいそうのおにいさんで最短の約1年で卒業しました。また2017年に劇団四季を退団し、Goenproへ移籍しています。

【8代目】瀬戸口清文

就任期間 1974年4月2日~1987年4月6日
生年月日 1953年3月21日

1974年に川原洋一郎と入れ替わりで8代目たいそうのおにいさんになったのは、当時まだ日本体育大学体育学部体育学科在学中だった瀬戸口清文。「スイッチ・オン」「ぞうさんのあくび」などさまざまな体操を担当し、13年間に渡り「セトちゃん」の愛称で視聴者に親しまれました。 卒業後も『いないいないばあっ!』などの子供向け番組に体育指導として関わったほか、2002年から2015年までは大妻女子大学家政学部児童学科の教授も務めています。 2018年3月1日に64歳で死去されました。死因は公表されていません。

【9代目】天野勝弘

就任期間 1987年4月6日~1993年4月5日
生年月日 1964年4月17日

瀬戸口清文と入れ替わりで9代目たいそうのおにいさんに就任したのは、俳優の天野勝弘。「ぞうさんのあくび」体操を引き継いで担当しました。 1982年より「劇団ひまわり俳優養成所」に入所して俳優活動を始めていた天野勝弘は、「かっくん」の愛称で視聴者に親しまれました。歌唱力が高く、コンサートで歌うことも多かったおにいさんです。 卒業後は俳優に戻り、大河ドラマ『義経』(2005年)やドラマ『下町ロケット』(2015年)などに出演しています。

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【10代目】佐藤弘道

就任期間 1993年4月5日~2005年4月2日
生年月日 1968年7月14日

天野勝弘と入れ替わりで10代目たいそうのおにいさんに就任したのは、「ひろみちお兄さん」の愛称で親しまれた佐藤弘道。日本体育大学体育学部で体操部に所属し教員免許を取得し、卒業後はスポーツクラブのインストラクターなどをしていました。 その後『おかあさんといっしょ』のオーディションを受けて、たいそうのおにいさんに。「ぞうさんのあくび」体操、途中からは「あ・い・うー」の体操を担当しました。そのかたわら体操指導者などとしても活躍し、たいそうのおにいさん卒業後はタレントとしてさまざまな番組に出演し続けています。

【11代目】小林よしひさ

NHKのおかあさんといっしょ 2019年春号 よしお兄さん 小林よしひさ
就任期間 2005年4月4日~2019年3月30日
生年月日 1981年6月29日

ひろみちお兄さんから引き継いで11代目たいそうのおにいさんに就任したのは、日本体育大学体育学部で体操部に所属し、卒業後も同大学で体操研究室の助手をしていた小林よしひさ。 「よしお兄さん」の愛称で親しまれ、「ぱわわぷたいそう」と「ブンバ・ボーン!」を担当しました。14年に渡りたいそうのおにいさんを務め、卒業後は「浅井企画」に所属しタレントなどとして活躍しています。 2019年末にYouTubeチャンネル『よしお兄さんとあそぼう!』を開設し、2020年からは『よしお兄さん大人向けチャンネル パパとママもいっしょ』というチャンネルもスタートしました。

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【12代目】福尾誠

就任期間 2019年4月1日~
生年月日 1992年1月11日

よしおにいさんから引き継いで12代目たいそうのおにいさんになったのは、「まことおにいさん」の愛称で親しまれる福尾誠。小学生時代に体操競技を始め、順天堂大学スポーツ健康科学部卒業後、順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科博士課程を2019年3月に修了しました。 『おかあさんといっしょ』では「からだ☆ダンダン」体操を担当。そのかたわら、順天堂大学スポーツ健康科学部で非常勤助教として体操競技部のコーチを務めています。

体操のお兄さんってどうやってなるの?学歴や倍率、年収は?

体操のお兄さんになる方法や選考基準、条件などは公式には公表されていません。歴代のお兄さんの経歴を見てみると、ダンスや体操競技に関係する華々しい経歴を持つお兄さんが多いものの、俳優志望の方もいました。 しかし8代目の瀬戸口清文お兄さん以降は「体育や体操に関する実績」や「子供達に指導する能力」、「爽やかなルックスやキャラクター」などが重視されているような印象です。 学歴に関しては日本体育大学卒のお兄さんが多いですが、ひろみちお兄さんは「体操のお兄さんの募集チラシを見せられて勧められ、選考に合格した」と話していたので、スカウトではなくオーディションが開催されているようですね。 体操のお兄さんになる方法は詳しくわかりませんが、「うたのおねえさん」の場合はオーディション情報が有名音楽大学や有名劇団だけに公開されるそうで、その倍率は600倍との情報も……。たいそうのおにいさんも数百倍の倍率なのではないでしょうか。 体操のお兄さんたちはNHKの契約社員になるため、年収は400〜600万円ほどではないかと予想できます。

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【アニメ化作品】漫画『うらみちお兄さん』を読めば体操のお兄さんの日常が分かる!

うらみちお兄さん
(C)久世岳・一迅社/「うらみちお兄さん」製作委員会

31歳の表田裏道(おもたうらみち)は、教育番組『ママンとトゥギャザー』の体操のお兄さん、通称「うらみちお兄さん」として活躍しています。イケメンかつ爽やかで、子供たちにも優しいお兄さんには裏の顔が……。それは、実は根暗で暴言を吐きがちな、かなり精神不安定な大人であるということです。 しんどい、辛い、何もしたくない。それでもどうにか、うらみちお兄さんは今日も笑顔を振りまくのです。 そんなブラック系ギャグ漫画『うらみちお兄さん』は、2021年にアニメ化され放送されました。また「U-NEXT」や「FOD」など各配信サイトで全13話が見放題、または有料レンタルにて配信されています。 大人の世界で闇を抱えて生きる「体操のお兄さん」のシュールで笑える日常を、ぜひ漫画かアニメで覗いてみてください!