2021年7月5日更新

【MCU】サディアス・ロス将軍について解説!今後レッドハルクとして登場する可能性は?

『インクレディブル・ハルク』(2008年)ウィリアム・ハート
©︎ DMARVEL STUDIOS/ All Star Picture Library / Zeta Image

MCUに登場するキャラクターのなかで、アベンジャーズの味方側でありながら、あまり信頼できない存在であるサディアス・ロス将軍。映画『インクレディブル・ハルク』で初登場し、その後もたびたび重要な役回りを演じている彼について解説していきます。

目次

【MCU】サディアス・ロス将軍を解説!これから登場する可能性も?

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のさまざまな作品に登場するサディアス・“サンダーボルト”・ロス将軍。彼はアベンジャーズ側の人間でありながら、ヒーローたちに対して否定的な人物です。 そんなサディアス・ロスはいったいどんな人物なのでしょうか?MCUでの描かれ方をおさらいしつつ、コミックではどんなキャラクターになっているのかを紹介しましょう。 また記事後半では、レッドハルクとしての今後のMCUへの登場の可能性も探っていきます!

サディアス・“サンダーボルト”・ロス将軍とは

『インクレディブル・ハルク』(2008年)ウィリアム・ハート
©︎ DMARVEL STUDIOS/ All Star Picture Library / Zeta Image

サディアス・ロスは、2008年に公開された『インクレディブル・ハルク』で初登場しました。同作ではアメリカ陸軍将軍として、それ以降の作品ではアメリカ国務長官として活動しています。 厳格な性格で勲章をいくつも持つなど立派な人物ですが、ヒーローたちに対しては批判的で、彼らの活動を合法的に制限したいと考えているようです。 「スーパーソルジャー計画」再開のために、娘の恋人であるブルース・バナーを利用したり、ヒーローたちを管理するための「ソコヴィア協定」への登録を強引に推し進めたりしてきました。 手段を選ばず自分の目的達成や保身のために動く、独善的で冷徹な人物で、あまり信用できません。

演じたのはウィリアム・ハート

ウィリアム・ハート
Tony Lowe/T.Conrad/AdMedia/Newscom/Zeta Image

サディアス・ロスを演じるウィリアム・ハートは、1985年の『蜘蛛女のキス』でアカデミー賞主演男優賞を獲得した名優です。 ワシントンD.C.出身の彼は、ボストンのタフツ大学に神学を3年間学んだあと専攻を演劇に変え、その後演劇の名門ジュリアード音楽院に再入学しました。 そのほかの出演作には、『愛は静けさのなかに』(1986年)や『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(2005年)、『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』(2019年)などがあります。

これまでのMCUシリーズでの登場シーンをおさらい!

『インクレディブル・ハルク』(2008年)

『インクレディブル・ハルク』
©MARVEL STUDIOS/zetaimage

本作でMCUに初登場したサディアス・ロスは、5年前に再開された「スーパーソルジャー計画」の失敗でハルクとなってしまい、行方をくらましていたブルース・バナーを探していました。それは実験の失敗を隠蔽し、計画を続行するためでした。 ブルースがリオデジャネイロに潜伏しているとの情報を得た彼は、特殊部隊を率いて現地に向かいます。その後、隊員のブロンスキーに超人血清を投与させハルクを捕獲することに成功しますが、アボミネーションとなって暴れるブロンスキーを止めるため、彼を飛行中のヘリから降ろすことに。 スーパーソルジャー計画が永久凍結され、バーでやけ酒をあおっていた彼は、トニー・スタークからアベンジャーズ結成計画を聞かされます。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)

シビル・ウォー
©︎Supplied by LMK

ラゴスでの戦闘で民間人に負傷者を出してしまったアベンジャーズ。そこでサディアス・ロスは、ヒーローたちを国連の管理下に置く「ソコヴィア協定」への登録を推し進めます。 彼は協定への登録を拒否したキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースや、ウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズ、ワンダ・マキシモフたちを国際指名手配犯に。トニー・スタークたちに彼らを捉えるように命じました。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)

アベンジャーズ インフィニティウォー
©MARVEL STUDIOS/DISNEY

サディアス・ロスは、サノスの部下たちブラック・オーダーによってニューヨークが襲撃され、地球の危機が迫っているなかでも、ヒーローたちに対する否定的な態度を崩しませんでした。彼らに頼らず事態を乗り切ろうとしていた彼は、ヒーロー出撃で被害がより甚大になると考えていたのです。 独断で出動したトニー・スタークをソコヴィア協定違反だと非難したり、戻ってきたスティーブたちを逮捕しようとするなど、アベンジャーズの足を引っ張るような行動が多く見られました。 そんな彼はサノスのデシメーションによって消滅。しかし『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)では、ヒーローたちの活躍によって復活しました。

今後MCUシリーズに再び登場する可能性も?

2021年7月9日に公開される『ブラック・ウィドウ』に、サディアス・ロスが登場するのではないかと噂されています。彼は同作で、ナターシャの妹であるエレナに接触してくるのではないかと言われているのです。 実はMCUには、以前からあるヴィランチームの参戦が噂されており、そのチームにロス将軍がエレナを誘いにくると予想されています。そのチーム名は「サンダーボルツ」。この名前は、サディアス・“サンダーボルト”・ロスという彼の通称に由来したものです。 今後、彼がヴィランたちを招集してチームを結成し、ヒーローたちに立ちはだかることになるのでしょうか。

原作コミックではレッドハルクに!怒れば怒るほど巨大化していく

Red Hulk ペーパーバック – 2011/10/19

マーベルの原作コミックには赤いハルク、「レッドハルク」が登場します。長らく正体不明だったこのキャラクターは、初登場の2008年から2年後の2010年に刊行されたコミックシリーズ『ワールド・ウォー・ハルクス』でサディアス・ロスであったことが明かされました。 実は彼は、それ以前に死んだと思われていましたが、悪の科学組織インテリジェンシアによってレッドハルクに変えられてしまったのです。 レッドハルクはハルク以上の巨体ですが、怒れば怒るほどさらに巨大化していきます。主なパワーは驚異的な怪力、ガンマ線の吸収、吸収したガンマ線を熱照射するヒート・ブラストの3つ。 しかしハルクと大きく違うのは、変身後も理性や知性を保っていることです。今後彼がレッドハルクとして、アベンジャーズたちに立ち向かっていくことになるのかにも注目です。

レッドハルク出現なるか?サディアス・ロス将軍の動向から目を離せない

サディアス・ロスはこれまで、ヴィランではなかったものの、ヒーローたちと対立する人物として描かれてきました。 はたして彼は今後MCUに再登場するのでしょうか。また、そのときはヴィランとして登場するのでしょうか。その動向から目が離せません。