2022年9月27日更新

マーベル映画『サンダーボルツ』メンバーを紹介!あらすじ・キャスト予想【MCU版スースク】

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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェーズ5作品のラストを飾る「サンダーボルツ」。2022年9月12日のD23 Expoでそのキャストが発表になり、ファンの期待は最高潮に!それでは、映画『サンダーボルツ』に登場するキャラクターとキャストを紹介していきましょう! ※この記事ではMCU作品のネタバレを含む場合があります。作品をすべてチェックしていない人は注意してください。

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マーベル映画『サンダーボルツ』の基本情報

公開日 2024年7月26日(全米公開)
監督 ジェイク・シュライアー
スタッフ エリック・ピアソン(脚本)

サンダーボルツってどんなチーム?

マーベルの「サンダーボルツ」とは、政府によって任務に派遣された悪役(ヴィラン)やアンチヒーロー、または更生した元悪役たちで結成されたチームのこと。マーベル版「スーサイドスクワッド」とも言われています。過去に実写化されたことはなく、今回が初めてです!

『サンダーボルツ』の公開日はいつ?

『サンダーボルツ』は、2024年7月26日全米公開予定となっています。『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー(原題)』の次に公開されることから、2作品には関連があると考えられます。

『サンダーボルツ』のメンバーが決定!

メンバー名 キャスト MCU出演作
エレーナ・ベロワ フローレンス・ピュー 『ブラック・ウィドウ』、『ホークアイ』
ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ セバスチャン・スタン 「キャプテン・アメリカ」シリーズ、「アベンジャーズ」シリーズ、
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
USエージェント/ジョン・ウォーカー ワイアット・ラッセル 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
タスク・マスター オルガ・キュリレンコ 『ブラック・ウィドウ』
ゴースト ハナ・ジョン=カーメン 『アントマン&ワスプ』
レッド・ガーディアンス/アレクセイ・ショスタコフ デヴィッド・ハーバー 『ブラック・ウィドウ』
コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ ジュリア・ルイス=ドレイファス 『ブラック・ウィドウ』、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』

『サンダーボルツ』のキャスト・キャラクターをさらに詳しく

エレーナ・ベロワ役/フローレンス・ピュー

2008年〜2009年にマーベルコミックで展開された「ダークレイン」というストーリーで、新たな「サンダーボルツ」のメンバーの1人として選ばれたのが、2代目ブラック・ウィドウのエレーナ・ベロワでした。 MCUでは映画『ブラック・ウィドウ』で初登場。“レッドルーム”で訓練を受けた暗殺者で、ブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)の“妹”です。サノスの指パッチンで消えていた彼女は、“姉”の死を受け入れられず、ナターシャの死はホークアイことクリント・バートンに責任があるという情報を得て、彼を狙います。 その後ドラマ『ホークアイ』にも登場し、ホークアイと対峙することで姉の死の悲しみを乗り越えました。 演じるのは、映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたイギリス人女優フローレンス・ピューです。

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ウィンター・ソルジャー(バッキー・バーンズ)役/セバスチャン・スタン

「ウィンター・ソルジャー」ことバッキー・バーンズは、改造・洗脳された殺し屋。2016年の原作コミックスで、彼が主導となって「サンダーボルツ」を結成したことがありました。 MCUでは映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』で初登場して以降、数多くの作品に登場。秘密結社ヒドラによって殺し屋にされたオリジンから、ヒドラを離脱してヒーローとして歩んでいく姿まで描かれています。 ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』では、ファルコンことサム・ウィルソンが新たな“キャプテン・アメリカ”になる後押しをした彼。自身も洗脳が解けたことで過去のトラウマに苦しみ、その贖罪をしていく様子が描かれました。 サムとの友情は深りましたが、ワカンダに帰ることもできず、アベンジャーズも事実上の解散状態にある今、彼がどこでなにをしているのかは不明です。 演じるのは、映画『オデッセイ』などにも出演するルーマニア生まれのアメリカ人俳優セバスチャン・スタンです。

USエージェント(ジョン・ウォーカー)役/ワイアット・ラッセル

「USエージェント」ことジョン・ウォーカーは、原作コミックスでアボミネーションと同じく「デビルズレイン」でNY市長が組織した「サンダーボルツ」に参加し、リーダーを務めました。 MCUでは、ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』で初登場。2代目キャプテン・アメリカとして活動していた彼は、こっそり超人血清を投与します。その結果、力と歪んだ正義感が暴走し、衆目のなかでテロリストを惨殺。資格剥奪・不名誉除隊を言い渡されてしまいました。 その後コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌによって、「USエージェント」という新たなコスチュームとコードネームを与えられます。 演じるのは、映画『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』などに出演するアメリカ人俳優ワイアット・ラッセルです。

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タスクマスター(アントニア・ドレイコフ)役/オルガ・キュリレンコ

普通の人間ながら、見た技をコピーする能力を持つ「タスクマスター」。2020年の原作コミックスで、地球上の生命を絶滅させようとするシンビオートから街を守るために、NY市長が結成した「サンダーボルツ」で、実質のリーダーを務めていました。 MCUでは映画『ブラック・ウィドウ』にヴィランとして登場。相手の動きや武器の使い方を完全にコピーすることができる能力を持つ、最強の存在です。その正体は、レッドルームの支配者ドレイコフの娘アントニア。ナターシャがドレイコフを暗殺しようとした際、父親とともに生き残った彼女は、実験台として感情を抑制されるなどの改造・洗脳をうけ、組織の戦力にされていました。 その後、ドレイコフを倒したナターシャに洗脳を解かれ、ウィドウたちとともに彼女と別れます。 MCUでの映画『007 慰めの報酬』などで知られるウクライナ出身の女優オルガ・キュリレンコが演じています。

ゴースト(エイヴァ・スター)役/ハナ・ジョン=カーメン

幽霊のように物質を通り抜ける「ゴースト」ことエイヴァ・スターは、原作コミックで、エレーナ・ベロワと同じく「ダークレイン」展開中に「サンダーボルツ」のメンバーに選ばれました。 その次のルーク・ケイジ率いる「サンダーボルツ」にも参加したほか、のちにバロン・ジモが変装して新たに作った「サンダーボルツ」にも参加したキャラクターです。 MCUでは映画『アントマン&ワスプ』にヴィランとして登場。身体を自在に消し、どんなものもすり抜ける能力と驚異の破壊力を持っています。しかしその能力は全身の分子の結合が弱いことが原因で、常に耐え難い苦痛に襲われています。S.H.I.E.L.D.は彼女に身体の分子を安定させるスーツを与える代わりに、スパイや暗殺などを実行する秘密工作員として利用していました。 演じるのは、映画『バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』などに出演するイギリス人女優ハナ・ジョン=カーメンです。

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レッド・ガーディアン(アレクセイ・ショスタコフ)役/デヴィッド・ハーバー

ナターシャとエレーナの“父”、レッド・ガーディアンことアレクセイ・ショスタコフもサンダーボルツの一員に。 かつてアメリカの「スーパーソルジャー計画」に対抗し、ロシアが生み出したスーパーソルジャーです。オハイオ州での任務中、ナターシャとエレーナとともに生活していました。任務終了後はドレイコフに投獄されていました。ナターシャに投獄を助けられ、再会した際にはすっかり肥満体に。“娘”たちに幻滅されながらも、彼女たちにとっては明るく優しい“父”の一面を見せました。 アレクセイは特殊な能力はありませんが、元ソ連空軍のテストパイロットだったため、飛行機の操縦は得意。また軍人として肉弾戦に長けています。また、キャプテン・アメリカを意識してか、防御には丸いシールドを使っています。 演じるのは、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』などで知られるデヴィッド・ハーバーです。

コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ役/ジュリア・ルイス=ドレイファス

コンテッサ(伯爵夫人)の異名を持つヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ。彼女はコミック1967年8月に刊行の『Strange Tales #159』に掲載された「Nick Fury, Agent of S.H.I.E.L.D.」で初登場し、S.H.I.E.L.D.エージェントとして活躍したキャラクターです。 しかし彼女はスクラル星人に入れ替わっていたり、ヒドラのスパイとして“マダム・ヒドラ”を名乗っていたことも。 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』に登場し、ジョン・ウォーカーをUSエージェントに任命。また『ブラック・ウィドウ』では、エレーナに「彼女の姉が死んだのは、クリント・バートン(ホークアイ)のせいだ」と言い、彼女がクリントを殺しに行くように仕向けました。 そんな彼女は、“悪のニック・フューリー”になるのでは、と噂されています。コミックでの彼女自身は特別な能力は持たない人間でしたが、MCUではどのように描かれるのか気になりますね!

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原作での「サンダーボルツ」を解説!

「サンダーボルツ」というヴィランたちがマーベルコミックに初登場したのは、1997年の『インクレディブル・ハルク #449』。死んだと宣告されたアベンジャーズに代わるヒーローチームとして登場しました。 そして、その直後に発売されたコミック『サンダーボルツ #1』の最終ページで、実は彼らの正体が変装したヴィランたちであることが明かされたのです。このどんでん返しが大きな話題となり、「サンダーボルツ」は人気を獲得しました。 それ以降さまざまなメンバーで結成され、ヴィランではないメンバーが参加することもあれば、市民の英雄として活躍することもあるなど、幅広い活躍が描かれている人気チームとなっています。

映画『サンダーボルツ』への登場が噂されるキャラ・キャスト

原作コミックの「サンダーボルツ」には、さまざまなキャラクターたちが参加してきました。すでにMCUの実写作品に登場しているキャラクターもおり、映画『サンダーボルツ』にも登場するのではと噂されています!

バロン・ジモ役/ダニエル・ブリュール

「バロン・ジモ」ことヘルムート・ジモは、原作コミックスで初代「サンダーボルツ」を作った男。世界を支配するために、政府や市民を騙してヒーローチームを作ろうと計画したのです。 MCUへは、映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で黒幕として初登場し、ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』にも登場しました。 演じるのは、『ラッシュ/プライドと友情』などで知られるドイツの俳優ダニエル・ブリュールです。

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アボミネーション(エミル・ブロンスキー)役/ティム・ロス

ハルクの宿敵として知られる「アボミネーション」ことエミル・ブロンスキー。原作コミックスで2021年から始まったイベント「デビルズレイン」にて、NYを支配するフィスク市長によって組織された治安維持部隊「サンダーボルツ」のメンバーになりました。 MCUでは、2作目の『インクレディブル・ハルク』(2008年)に登場。初期のスーパーヴィランとして有名な彼は、2021年に映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で久々にMCUに復活。さらに2022年8月からスタートしたドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』では、弁護士である主人公の協力で重警備刑務所から仮釈放されました。 演じるのは、映画『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』でアカデミー助演男優賞にノミネートされたイギリス人俳優ティム・ロスです。

ロス将軍、デッドプールも登場なるか?

『サンダーボルツ』というタイトルから、サディアス・“サンダーボルト”・ロス将軍が登場するのではとの予想もできますね。冷酷非道な軍人のロス将軍は、原作では「レッドハルク」の正体でもあり、「サンダーボルツ」のリーダーを務めたこともありました。 しかし、MCUでロス将軍を演じたウィリアム・ハートは2022年に亡くなっており、今後代役が立てられるのかどうななどは発表されていません。 また、マーベルの人気キャラクターであるデッドプールも、原作コミックスで「サンダーボルツ」のメンバーだったことがあります。映画『デッドプール』はMCU作品ではありませんが、ディズニーが20thFOXを買収したことで今後MCUへの参戦が噂されています。デッドプールの登場もあり得るかも!?

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マーベル映画『サンダーボルツ』は2024年7月全米公開

マーベル作品には、ヴィランにもそれぞれのストーリーがあり、魅力的なヴィランが多く登場します。『サンダーボルツ』はそんな悪役たちを深堀りする作品になりそうです。そんな『サンダーボルツ』は2024年7月26日に全米公開されます! 登場キャラクターやキャスト、あらすじなどは明らかにされていませんが、マーベルが極秘に進めてきた企画とのことなので、すでにMCU作品に伏線が登場しているのかもしれません。シリーズ作品をおさらいしながら続報を待ちましょう!