2020年10月8日更新

ハルクは“怒り”で強くなる!マーベル屈指の怪力キャラを徹底解剖

ハルク, マイティソー バトルロイヤル,マーク・ラファロ
©MARVEL STUDIOS/DISNEY

『インクレディブル・ハルク』、『アベンジャーズ』などに登場するハルクは、マーベル屈指の怪力を誇る人気キャラクター!一度怒りに支配されてしまうと、どんなヒーローも手に負えないほどです。今回はハルクについて、基本のプロフィールからトリビアまで徹底解剖します!

目次

緑色の肌に怪力のモンスター!ハルクってどんなキャラクター?

緑色の肌と筋骨隆々とした巨体、そして超人的な怪力を持つハルク。2019年公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』での活躍も記憶に新しく、「アベンジャーズ」シリーズではお馴染みのキャラクターです。 初出はマーベル・コミック『Incredible hulk』第1号で、1970年代に初めて実写ドラマ化されました。これまで何度も実写化されており、往年のファンが多数存在します。 この記事では、根強い人気を誇る超人ハルクのプロフィールを徹底紹介。登場する映画での動向や原作のトリビアも、まとめて振り返りましょう!

ハルクは二重人格?!本名や身長を紹介

そもそもハルクとはどんなキャラクターなのか、基本のプロフィールを紹介します。 ■本名:ロバート・ブルース・バナー ■種族:人間/アメリカ人 ■職業:科学者 ■身長:175.26cm(バナー)/256.45cm(ハルク) ■体重:65.77kg(バナー)/471.74kg(ハルク) ■所属チーム:アベンジャーズ(※創設時)、ウォーバウンド(※コミック『World War Hulk』時) 天才科学者ブルース・バナー博士が、後天的にスーパーパワーを手にしたことで生まれたのがハルクであり、変身のトリガーは“怒り”です。 温厚な「バナー博士」と、暴れると手がつけられない「ハルク」の2つの人格を持っているのが特徴。登場する媒体によって、性格の設定には違いがあるようです。あまりに危険な能力や価値観の違いから、他のヒーローたちと衝突することも。

ハルクのオリジン!天才科学者から怒りのモンスターへ

ハルク誕生の経緯、そのオリジン(起源)は作品によって違いますが、原作では、ガンマ爆弾の実験中に起きた事故がきっかけでした。 原子物理学の権威だったブルースは、軍の要請で「G-ボム」という核爆弾の実験を行っていたところ、少年が迷い込んでいるのに気付きます。 慌てて中止命令を発令したものの、敵国のスパイだった同僚の裏切りに遭い、大量のガンマ線にさらされました。 子どもは無事でしたが、ガンマ線の影響でブルースのDNAが変化し、ハルクへと変身。怒りや憎しみといった負の感情の昂ぶりによって、意図せず変身してしまう体質になります。 元の姿に戻るため、自身を狙う軍から身を守るために逃亡生活を開始しました。 MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版では、第2次世界大戦期にスーパーソルジャー計画で用いられた「超人血清」の再現実験に失敗し、ハルク化したとされています。

マーベル最強クラス?!ハルクが持つ能力を解説!

ハルクの主な能力は、マーベル最強クラスと称される怪力、耐久性や巨体に反した跳躍力、ヒーリングファクター並の回復力です。 銃や大砲を物ともせず、宇宙空間や水中でも生き続けられる頑丈さを持ちます。また大気圏外まで飛ぶ跳躍力で、ジャンプの着地点には隕石並みの穴が開くほど!“怒るほど強くなる”ハルクの強さには限界がありません。「ハルクスマッシュ!」のセリフと共に、あらゆるものを壊す姿は痛快! 通常の状態でも100トンを持ち上げることができ、コミック『Marvel Super Heroes Secret Wars』では山を1つ持ち上げて見せました。 物理攻撃が効かないはずの精神生命体オンスロートのアーマーを破壊した事件も、マーベルファンの間では有名かもしれません。 さらに原作では幽霊を見て、触れる霊能力があり、ドクター・ストレンジのアストラル体も視認していました。この霊能力は、自身を虐待する父親に呪われるのではないか、という尋常ではない恐怖心から生まれたそうです。 ハルクは決して、怪力だけが取り柄ではないことがわかりますね。

ブルース・バナーの他にもハルク化するキャラクターが!

ハルク化しても理性を失わない?!レッドハルクの正体

ハルクの新たな敵レッド・ハルクが登場しました。謎多きレッド・ハルクは、ハルクの宿敵アボミネーションを倒すなど高い戦闘力を誇ります。 その正体は、ハルク追跡部隊の指揮官であるサンダーボルト・ロス将軍でした。ロス将軍は、ブルースの恋人ベティの父でもあります。 彼は1度死んだ後にレッドハルクとなり、悪の科学者組織「インテリジェンシア」に操られていましたが、改心してアベンジャーズに加入。 ハルクと違って変身後も理性が残っていて、怒れば怒るほど体温が上昇していき、発火するのが特徴です。 映画『ハルク』(2003年)、『インクレディブル・ハルク』(2008年)にも登場し、「MCU」版ではアベンジャーズを支援する1人となっています。

女性版ハルク?シーハルクはマーベルドラマ化!

ブルース・バナーの血を輸血され、女版ハルクとして目覚めたシーハルク。正体はブルースの従姉妹ジェニファー・ウォルターズでした。 弁護士であるジェニファーはある日、弁護を担当していた事件の関係で殺し屋に命を狙われ、ブルースの目前で撃たれてしまいます。ブルースが重体の彼女を見て動揺し、慌てて自分の血を輸血したことから、彼女はハルクと同じ能力を手にしたのです。 レッドハルクと同様、変身しても理性が残っており、ヒーロー専門の弁護士として仕事を続けながら、ヒーロー活動も行っています。 シーハルクは「MCU」のフェーズ4にてドラマ化が決定!ドラマ『シーハルク(原題)』のキャストやあらすじなどは今後発表となるので、続報をチェックしましょう!

ブルースを支える妻、レッドシーハルク

エリザベス・“ベティ”・ロスはブルースの元同僚でありのちに妻となった女性。ブルースが放つガンマ線の放射線を浴び続けた結果、命を落としてしまいました。しかし、ロス将軍と同じように敵の策略で「シーハルク」となり、洗脳が解けた後はアベンジャーズに加入します。 映画『ハルク』、『インクレディブル・ハルク』でも登場しますが、ハルク化はせず、ブルースを支える存在として描かれました。

ハルクの能力を受け継ぐ息子、スカー

ハルクはマーベル・コミック『Planet Hulk』にて強力なエイリアンの女戦士カイエラと結婚し、双子の息子スカーとヒロ・カラを授かっています。 カイエラは宇宙船の爆発に巻き込まれ死亡しますが、子どもたちは生き延びていました。 地球人と宇宙人のハーフであり、父のハルクから変身する力を受け継いだのがスカー。 彼は自分を捨てた父ハルクを恨み、地球でハルクに復讐しようとしました。そんな息子に当時ハルク化する能力を失っていたブルース・バナー人間の姿でスカーをヒーローになるように教育したのです。 親子はコミック『World War Hulks』で和解しました。 スカーはヴィランに乗っ取られた「ダークアベンジャーズ」に潜り込み、内部の情報をキャプテン・アメリカに報告するといったスパイ活動をしています。

ハルク化しても襲わない唯一の相手?リック・ジョーンズ

リック・ジョーンズは、ブルースがハルク化した実験で彼に救われた少年です。事件以来、ブルースを手助けする親友として交流を続け、ハルクもリックには攻撃しません。 リックはアイアンマンやアントマン、ワスプらとも親交があり、アベンジャーズの創設に大きな影響を与えた人物でもあります。一時はヴィランに捕らえられ、アボミネーションに似た怪物「A-Bomb」になり、ハルク同様の怪力やステルス能力を身に着けました。 人間に戻った後も、この時の副作用で身体能力が上昇したままになっており、その能力をアベンジャーズのサポートのために活用しています。

ハルク化する精神科医ドク・サムソンはベティに……?

本名はレナード・サムソンと言い、ガンマ線を浴びて超人となった精神科医。ブルースとは違い外見の変化が少なく、髪の色が緑色になった程度でした。原作ではブルースの精神鑑定をしてあげるなど、彼と良好な関係を築いていくのですが……。 映画『インクレディブル・ハルク』ではベティに思いを寄せ、彼女が逃亡中のブルースと密会していることを知り、軍にリークしてしまいます。ベティを守るハルクを見て後悔しますが、原作とは少し違う関係性が描かれました。

IQ200超え?!天才少年アマデウス・チョ

IQは200かそれ以上で、世界で8番目に頭が良いと称される天才少年アマデウス・チョ。先述のリックに次いでハルクの相棒となる、韓国系アメリカ人です。左腕に装着した機械によって、ハルクより若干スリムな緑色の怪物になることができます。 ハルク化しても元の人格のままで、原作では事実上の2代目ハルクとなっている存在です。 映画『インクレディブル・ハルク』にて、ブルースが研究室の科学者に対し、ピザと引き換えにパソコンを使わせて欲しいと持ちかけるシーンがあります。そのピザに釣られた科学者の名前は、映画のノベライズ版ではアマデウス・チョです。

ハルク、実はこんなキャラクターとも対戦していた?!

X-MENのメンバー、ウルヴァリンを……?

「X-MEN」の代表的キャラクター、ウルヴァリンの初登場は『The Incredible Hulk』18号でした。181号ではウルヴァリンが初めて表紙に現れ、ハルクとウェンディゴ両者と対戦。その後、何度も相まみえますが、初期のウルヴァリンは踏んだり蹴ったりです。 例えばマーベル・コミック『Ultimate Wolverine vs. Hulk』で、S.H.I.E.L.D.はニューヨークで暴れるハルクを止めるためウルヴァリンを雇います。 しかし、ウルヴァリンはハルクによって真っ二つに裂かれてしまったのです。ヒーリングファクターによって命は助かったウルヴァリンでしたが、自分の下半身まで這って行かなければなりませんでした。 今ではウルヴァリンがマーベル1のクールなキャラクターになり、ハルクとも何度か激戦を交わしたことを考えると、終わりよければ全てよしと言えますね。

永遠の良きライバル!マイティ・ソー

『マイティ・ソー』クリス・ヘムズワース
©MARVEL STUDIOS/zetaimage

マーベルの歴史をさかのぼると、ハルクとソーの対決が描かれたのはなんと10回以上!アベンジャーズでは戦友であり仲間ですが、原作ではかなりの対戦歴があります。 ソーがムジョルニアを持っているか否かにも影響されますが、勝敗はほぼ互角です。力ではやはりハルクが押している一方、ソーがハルクを一発で大気圏外まで吹き飛ばしたことも。 しかし、ドクター・ストレンジが仲裁に入ったり、色々と邪魔が入ったりしていてなかなか決着がつかず、どちらが強いか議論を呼んでいます。 映画『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017年)では、ハルクが格闘大会の無敗のチャンピオンとして君臨しており、ソーとの対決に注目が集まりました。

ハルクの宿敵!アボミネーション

ハルクと同等の怪力を持ち、彼の宿敵となるヴィラン、アボミネーション。正体はエミル・ブロンスキーという名の軍人で、旧ソ連KGBのスパイです。ハルクの秘密を探るうちに大量のガンマ線を浴びて超人化し、エラを持つ半魚人のような身体になりました。 元の知性を保ったまま変身しますが、ハルクとは違い人間の姿には戻れません。原作ではレッドハルクに殺されるものの、すぐに復活しました。 映画『インクレディブル・ハルク』では、イギリスから派遣された“最強の”兵士という設定で、強さを求めてハルク化していきます。 最初は超人血清の研究の被験者となり、ブルース捕獲作戦では1人で彼に立ち向かうものの、返り討ちに遭い全身の骨を骨折。その後、ブルースの血を投与してアボミネーション化し、ハルクと戦うメインヴィランになりました。

初単独映画はエリック・バナ主演の『ハルク』

『ハルク』(2003) エリック・バナ
©︎Universal/Photofest/zetaimage

初の実写ドラマ化から26年後、記念すべきハルクの単独主演映画が公開されました。父親からの虐待など原作の設定を踏襲しつつ、CGを使ってハルクを忠実に再現! ハルクは“暴れると我を忘れる”ため、劇中でも周辺にある物を手当り次第に壊したり投げたりしていますが、一般人を巻き込むことはありません。敵も殺さないようにしており、後の作品に比べると初期段階から理性がある、心優しきヒーローのイメージが強いでしょう。 また、本作では実験中に装置の誤作動が起き、同僚を庇って大量のガンマ線を浴びた結果、ハルクになったという設定になりました。心理描写に定評がある名匠アン・リー監督らしく、トラウマとの対峙と決別を軸にストーリーが展開され、ブルースの内面的成長も掘り下げられます。

エリック・バナ
©︎Madman Entertainment/Photofest/zetaimage

初の単独主演映画でハルクを演じたのは、エリック・バナ。本作でハリウッド初主演を果たし、『ローン・サバイバー』(2013年)や『キング・アーサー』(2017年)などに出演しました。

2作目『インクレディブル・ハルク』で主演はエドワード・ノートンに

『インクレディブル・ハルク』 エドワード・ノートン
©︎Universal Studios/Photofest/zetaimage

マーベル・コミックを原作とし、同一の世界観や設定を共有する作品群「MCU」。その第2作目として制作され、後のMCU作品の伏線も描かれました。 ブルースはロス将軍が進める「スーパーソルジャー計画」に参加し、自ら被験体となった実験が失敗した結果、ハルクとなります。この時の計画は、キャプテン・アメリカの誕生へと繋がるため、言わばハルクは失敗作だったのです。 本作では“怒り”以外でも変身するのが特徴で、変身時は身近な人間以外の一般人も巻き込んでしまうほど、我を忘れて戦います。一方で、攻撃の方向から相手の位置を特定したり、武器を作り出して戦ったりとブルースの知能が垣間見える描写もありました。

エドワード・ノートン
©︎Warner Bros./Photofest/zetaimage

主演を務めたのは、『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014年)や『バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014年)などで知られるエドワード・ノートン。脚本家、監督としても活動しており、本作の脚本にも参加しました。

トニー・スタークがカメオ出演!

今ではマーベル映画のエンドクレジット後にスペシャル映像が流れることがお約束になっています。 映画『インクレディブル・ハルク』のスペシャル映像は、トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)がロス将軍を訪ねる場面でした。

「アベンジャーズ」で活躍するハルクを演じるのはマーク・ラファロ

ハルク アベンジャーズ
©︎Walt Disney Studios Motion Pictures/Photofest/zetaimage

2012年公開の『アベンジャーズ』以降、ハルクはアベンジャーズの一員となり、その後のシリーズ作品に何度も登場しています。 アイアンマンと皮肉交じりのやり取りをしたり、ソーと戦友のような関係を築いたり、ブラック・ウィドウと良い感じになったり。過去の作品よりもブルースの人間味が強調され、ハルク自身にも独自の人格が芽生えて、言葉を話すまでになるのです。 アベンジャーズ完結編「エンドゲーム」ではついに、ブルースの脳とハルクの能力、それぞれの人格が融合した通称「スマートハルク」化を遂げました。

マーク・ラファロ『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
©️MARVEL STUDIOS/zetaimage

前作とは設定と担当俳優が変更され、本作以降はマーク・ラファロが演じています。映画『フォックスキャッチャー』(2014年)や「グランド・イリュージョン」シリーズなどで知られる演技派俳優です。

【原作コミック】マーベルの人気キャラクター、ハルクのトリビア紹介!

コミックのオリジナルハルクは緑色じゃなかった?!

ハルクといえばグリーンの肌が象徴的キャラクターですが、元々はグレーのキャラクターだったそうです。 当時、印刷技術の乏しさから上手くグレイが印刷できないことが多かったため、比較的印刷しやすいグリーンになったと言われています。

ハルクのコミックはすぐに打ち切りになっていた?

ハルクのコミックは6号発表された後、突然打ち切りになりました。ストーリーに一貫性がないなど、初期作品は様々な問題を抱えていたためファンの人気を獲得できなかったようです。 その後、他のマーベルキャラクターのコミックにゲスト出演するなどして徐々に人気を獲得、ハルクオリジナルコミックが再び出版されるようになりました。

デビューコミックの現在の価値がスゴイ!

1962年のハルクデビューコミック『The Incredible Hulk』第1号は、状態の悪いものでも約8万円、新品同様になると約1300万円の価値があると言われています。

アメリカ人気雑誌の表紙を飾ったハルク!

1971年9月、ハルクはアメリカの人気雑誌“ローリングストーン誌”の表紙を飾りました。同じ年に表紙を飼ったのはマイケル・ジャクソン、ジョン・レノン&オノ・ヨーコ、モハメド・アリ、ビーチボーイズなど名だたるスターばかりです。

実写版ハルクに欠かせない人物とは……

ハルクが映像化される時はいつでもルー・フェリグノが関わっていると言っても過言ではありません。 1977年『超人ハルク』でブルース・バナーを演じていたのはビル・ビクスビーでしたが、変身したハルクを演じていたのはルー・フェリグノでした。 その後、アニメシリーズや『アベンジャーズ』で声を演じるなど、ルー・フェリグノはハルク作品に欠かせない人物です。

ジョニー・デップやスティーヴ・ブシェミがハルクだった可能性も?!

ジョニー・デップ
FayesVision/WENN.com

最初の映画化の構想段階では、ジョニー・デップがブルース・バナー役のトップの選択肢でしたが、結局その話はなくなりました。その後、アン・リー監督の下では、ウォッチメンのDr.マンハッタン役でビリー・クラダップやトム・クルーズの名前も挙がりましたが断られました。 スティーブ・ブシェミなどハリウッドスター達の名前も挙がりましたが結局エリック・バナが演じることに。いったい彼らが出演する『ハルク』はどんな映画になったか、想像するのも楽しいですね。

虐待されていた……?原作ハルクの本当の過去

ブルース・バナー博士がハルクに変身した理由は、実はガンマ線被爆だけではありません。その真の理由は彼の子ども時代に遡ります。 ブルース・バナーの父親ブライアン・バナーは核物理学者で原子力の開発をしており、放射能の影響が息子ブルースに現れるのではないかと恐れていました。案の定ブルースが幼年時代から尋常でない知性を示したことから、ブライアンは彼を虐待しはじめます。 コミック『The Incredible Hulk』第312号には、アルコール依存症のブライアン・バナーがブルースを殴っているシーンも。 さらに悲劇は続きます。ブルースの母親が息子への虐待をやめさせようとしたところ、ブライアンは彼女を殺してしまったのです。 数年後、ブライアンが刑務所から釈放されると、ブルースは母親の墓の前で父親と向き合うことになりました。彼らは喧嘩を始め、結果、ブルースは父を殺してしまいます。 若い彼はこの事件を記憶の奥へと抑圧しましたが、ある日新型爆弾ガンマ・ボムによって吹き飛ばされたことで、押さえつけていた怒りがハルクの形をとって現れました。 この背景はアン・リー監督の『ハルク』(2003)で若干触れられていますが、MCU版ではこの件が描かれなかったので、一般には知られていないのです。

ハルクは子犬が大好き!サーカスに入団?

2013のコミック『Indestructible Hulk Special』第1号でブルース・バナーはS.H.I.E.L.Dにハルクを落ち着かせるために「子犬」が有効だとアドバイスします。 そこで、S.H.I.E.L.Dは子犬型爆弾を開発、ハルクが止められない状態に陥った時に爆発させる計画を立てました。

コミック『Avengers』第1号でハルクはロキの陰謀によってアベンジャーズの信頼を失います。 そして、ハルクがたどり着いた場所はサーカスでした。ハルクはサーカスでロボットピエロとしてしばらく働くことになります。

ハルクが惑星の支配者に?!

コミックシリーズ『シビル・ウォー』では、ハルクによってロサンゼルスが壊滅的ダメージを負ったことで、S.H.I.E.L.Dは冷酷な判断をします。 アベンジャーズはブルース・バナーの英知が必要だと説得して、宇宙ミッションを依頼。しかしハルクは騙されてワームホールへと入り込んでしまい、遥か彼方の惑星へ降り立ちました。 そこでハルクは一時奴隷となります。しかし、その後、軍を率いてその惑星の支配者となったハルクは地球への復讐を画策したのです。

ハルクの最も悲しい物語、原作のラスト……

ハルクのコミックで核戦争によって人類が絶滅するストーリーが語られたことがありました。 ハルクは地球で唯一の生存者となり、200年間地球を1人で彷徨い続けます。その後、変異したゴキブリの襲撃に遭って命を落としますが、ヒーリングファクターによって蘇りました。 死ぬことさえ出来ないと気づいたブルース・バナーがハルクに殺してくれと懇願するという、悲しいエンディングを迎えるのです……。

MCUでのハルクの今後はどうなる?続報をチェックしよう!

今回は、アベンジャーズの一員として活躍するハルクのプロフィール、登場する作品ごとの活躍や原作トリビアなどを紹介しました。 MCU版でハルクを演じるマーク・ラファロは、米国で行われたイベント「C2E2 2020」のステージにて、ドラマ『シーハルク』への出演の可能性を示唆しています。決定ではないようですが、今後ハルクがどんな活躍を見せてくれるのか、とても楽しみですね。 ベースとなっている原作コミックはもちろん、登場する媒体によって色々なハルクが存在するので、それぞれ見比べてみると面白いかもしれません!