2022年4月26日更新

映画化『月の満ち欠け』あらすじと原作のネタバレを紹介!直木賞受賞の数奇なラブストーリー

『月の満ち欠け』
©2022「月の満ち欠け」製作委員会

佐藤正午の恋愛小説『月の満ち欠け』が、大泉洋主演で映画化!有村架純、柴咲コウ、目黒蓮(Snow Man)など豪華キャストが共演します。 『月の満ち欠け』は直木賞を受賞したベストセラーで、その面白さは別格とのこと。この記事では、本作のあらすじ・キャストなど最新情報の他、原作をネタバレありで紹介します。

実写映画『月の満ち欠け』の公開日はいつ?

佐藤正午原作、大泉洋主演の映画『月の満ち欠け』の公開日は、2022年冬に公開が予定されています。

撮影場所はどこ?

ロケの目撃情報から、目黒蓮と有村架純が新宿区の高田馬場周辺で撮影していたことがわかっています。本作では高田馬場は恋が始まり、物語が始まる重要な場所です。

実写映画『月の満ち欠け』のあらすじ

ある日突然、事故で妻の梢と娘の瑠璃を同時に失ってしまった小山内堅。生きる気力を失っていた小山内のもとに、「三角哲彦」と名乗る男が訪ねてきます。事故の日に、瑠璃は面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたと、三角は語りました。 そして三角は、小山内の娘と同じ「瑠璃」という名を持つ、かつて愛した女性について語り始めます。それは数十年前のこと、2人の許されぬ恋が発端となる、壮大な愛の軌跡を示していました。 一見、何の関係もない小山内家と三角、そしてかつての恋人の「瑠璃」。彼らの関係とは、一体どんなものなのでしょうか。

メインキャスト

小山内堅役/大泉洋

大泉洋(真戸呉緒/東京喰種)
©️ciatr

主人公・小山内堅を演じるのは、大泉洋。愛する妻と娘を同時に亡くし、順風満帆な人生から一転して数奇な運命に巻き込まれる小山内を、28歳から55歳まで演じています。 大泉洋は2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で主演を務める他、フジテレビ系ドラマ『元彼の遺言状』にも出演。2021年は映画『騙し絵の牙』やNetflixオリジナル作品『浅草キッド』といった話題作にも出演しました。2年連続でNHK紅白歌合戦の司会も務めるなど、国民的な人気を博しています。

正木瑠璃役/有村架純

有村架純
©︎ciatr

小山内の娘と同じ名前を持つ、三角のかつての恋人・正木瑠璃を演じるのは、有村架純。映画『花束みたいな恋をした』(2021年)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞し、名実ともに若手女優の代表格の1人となっています。 2021年は「るろうに剣心最終章」やドラマ『コントが始まる』など次々に注目作に出演し、WOWOWドラマ『前科者 -新米保護司・阿川佳代-』に主演。2022年には映画『前科者』も公開し、2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』への出演も決定しています。

三角哲彦役/目黒蓮(Snow Man)

正木瑠璃と許されぬ恋に落ちた大学生・三角哲彦を演じるのは、Snow Manの目黒蓮。2022年にグループとして『おそ松さん』で映画デビューを果たし、今作で単独での映画初出演を飾ります。一途に瑠璃を愛する三角を、39歳の大人になった姿でも演じるようです。 2021年はドラマ『消えた初恋』で井田浩介役を演じ、なにわ男子の道枝駿佑とW主演を務めて話題に。映画初主演作となる『わたしの幸せな結婚』が、2023年春に公開を控えています。

小山内梢役/柴咲コウ

柴咲コウ

小山内堅の最愛の妻・梢を演じるのは、歌手・事業家としても活動する女優・柴咲コウ。深い愛で家族を支えていましたが、娘とともに事故で帰らぬ人となってしまいます。 2022年は4月期のTBSドラマ『インビジブル』で犯罪コーディネーター・キリコ役を務め、高橋一生と共演。4月29日に『ホリック xxxHOLiC』が公開する他、ヒロインを務める「ガリレオ」シリーズ最新作『沈黙のパレード』も9月に公開予定です。

監督はラブストーリーを多く手掛ける廣木隆一

ストロボ・エッジ
(C) 2015 映画「ストロボ・エッジ」製作委員会 (C)咲坂伊緒/集英社

映画『月の満ち欠け』の監督を務めるのは、『余命1ヶ月の花嫁』(2009年)や『ストロボ・エッジ』(2015年)などで知られる廣木隆一。『オオカミ少女と黒王子』(2016年)や『ママレード・ボーイ』(2018年)など少女漫画原作の実写化作品も多く、「恋愛映画の名手」と称されることも。 2021年はNetflixオリジナル映画『彼女』を手がけ、2022年1月には松山ケンイチと藤原竜也がW主演したサスペンス映画『ノイズ』が公開されています。 公式コメントで、「日本映画で憧れの曲が流れる映画」と語っている廣木隆一監督。「憧れの曲」とはどの曲のことなのかが気になるところですが、壮大な愛の軌跡を辿る鍵となっているのかもしれません。

直木賞受賞の原作をネタバレ

『月の満ち欠け』原作文庫書影
©2022「月の満ち欠け」製作委員会

高校生だった娘の「生まれ変わり」を名乗る不思議な少女

初老の男性と、若い母娘がカフェで向き合って座っています。男性は小山内堅といい、この親子に娘の遺品を手渡しにわざわざ東北からやって来たのです。小山内の娘の名は瑠璃、そして初めて会ったこの少女の名も「るり」といいました。 緑坂るりはまだ7歳の少女ですが、瑠璃の生まれ変わりだと言い、瑠璃が描いた1枚の肖像画を受け取りに来たのです。しかし小山内は、生まれ変わりなど信じてはいませんでした。 瑠璃は高校を卒業したばかりの時、母の梢とともに事故で亡くなりました。小山内は瑠璃が7歳の時、高熱を出してから奇妙な言動をするようになったと梢が言い出したことを思い出します。生まれる前の流行歌を口ずさんだり、知るはずのない知識を持っていると。 同じ頃、瑠璃は家出して高田馬場まで行っていたこともありました。一連の奇妙な行動は、緑坂るりが主張する生まれ変わりと関係があるのでしょうか。

「月の満ち欠け」のように、何度でも生まれ変わる瑠璃

瑠璃が描いた肖像画の人物は、三角哲彦といいました。物語はさらに昔に遡ります。三角は高田馬場のレンタルビデオ店でアルバイトをしていた大学生。そこで運命の相手、正木瑠璃に出会います。 瑠璃は人妻でしたが、2人の絆は固いものでした。瑠璃はある時、もし彼の愛が冷めたら「月の満ち欠けのように、生と死を繰り返す」と三角に言い、何度でも彼の前に現れると約束します。瑠璃はその2週間後に事故で亡くなり、この言葉通り、瑠璃は小山内瑠璃として生まれ変わったのです。 三角に会いたい一心で生まれ変わりを繰り返した瑠璃。しかし小山内瑠璃の時も、その次の小沼希美の時も事故に遭い、想いを遂げることができませんでした。そして3度目の生まれ変わりを果たし、緑坂るりとしてついに三角との再会を果たします。 るりは別れ際に小山内に、「生まれ変わりは、あたしだけとは限らないよ」と告げ、梢の生まれ変わりがそばにいるかもしれないと伝えるのでした。

ベストセラー小説『月の満ち欠け』が待望の実写映画化!2022年冬公開予定

本作は「生まれ変わり」をテーマにした数十年に及ぶ壮大なラブストーリーです。生まれ変わる瑠璃を演じる他のキャストにも注目したいところ! 佐藤正午原作、大泉洋主演の映画『月の満ち欠け』は、2022年冬に公開予定です。