『配達人〜終末の救世主〜』の全話あらすじ・ネタバレ！キャストや感想も紹介

人気ウェブ漫画が原作の韓国ドラマ『配達人〜終末の救世主〜』について紹介します。全話あらすじやメインキャスト、配信時期などの気になる情報は、ぜひ本記事を読んでチェックしてください。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。 ★最終話のネタバレはこちら

舞台は2071年。深刻な大気汚染によって荒廃し、防毒マスクなしでは生きられない世界です。 生き残った人類はわずか1%であり、その中で「配達人」は非常に重要な存在となっています。朝鮮半島では厳格な階層システムが形成されている中、難民たちにとっては配達人になることが生きていくための希望でした。 そんな中、伝説の配達人と呼ばれる「5-8」に憧れる難民の少年「サウォル」。2人が出会うことによって繰り広げられるストーリーに注目です！

地球に彗星が衝突し、朝鮮半島は砂漠化。生き残った人々は、一般・特別・コアの3つに分けられ、チョンミョングループによって統制されていました。それ以外の人々は「難民」と呼ばれ、苦しい生活を強いられています。 しかし難民でも特別な待遇を受けられるのが「配達人」。中でも5-8は伝説と言われるほど喧嘩が強く、ハンターたちからも一目置かれていました。 一方、一般区のソラ少佐宅に内緒で住んでいる難民サウォル。ある日ソラの不在時に何者かが侵入し、ソラの妹スラとサウォルが襲われます。

5-8が現場に駆けつけると、頭を撃たれ重傷のサウォルが。スラはすでに死亡していました。 サウォルを助け出した5-8は、彼が「突然変異」と呼ばれる特殊な肉体を持つ存在だと知ります。その後目を覚ましたサウォルはスラの死を知り罪悪感に苛まれるのでした。 一方チョンミョンの代表リュソクは、父親である会長と対立し、多くの難民を排除する計画を進めていたのです。5-8と仲間たちはそんなチョンミョンの動きを突き止めます。 その頃、配達人選抜試験の開催を知ったサウォルは5-8のトラックの前に現れ……。

サウォルは配達人になるため、5-8に協力を求めます。一方9年前に自分が世の中を変えてみせると誓った5-8。そんな彼は突然変異であるサウォルを訓練し、配達人にさせようと試みるのでした。 そして屈強な配達人たちによる訓練の結果、サウォルは一次試験を突破し二次試験へと進みます。試験内容は車で無事に荷物を運びきること。 ハンターの攻撃によって次々と挑戦者が脱落していく中、運転が得意なサウォルは順調に車を走らせます。ところがサウォルは途中で他の挑戦者を助けに向かい……！

ゴールしたものの、荷物破損によって失格となってしまったサウォル。ところが2位の女性が怪我で辞退し、サウォルの決勝進出が決まったのです。 一方5-8らはリュソクの計画を邪魔する行動に出ますが、リュソクは歩みを止めるどころか、ますます暴走していきます。 そして始まった決勝戦。難民区にはチョンミョンが用意した中継車が到着し、多くの難民たちが観戦を楽しんでいました。 サウォルは重傷を負い苦戦しますが、第3ラウンドで勝利。するとリュソクの合図で中継車の前に潜んでいた彼の私兵たちが自爆し……。

サウォルは決勝戦で自分が突然変異であることを知り驚くも、初出勤に張り切り、早速任務を遂行します。 5-8は捕まえた私兵のスマホをソラに渡し、調べるよう伝えました。さらにはリュソクの側近であるオ常務をおびき寄せ、情報を流すよう脅迫します。 一方リュソクは難民たちに「一般区に移れる」と甘い言葉をささやき、ワクチンを打たせ始めました。 そしてチョンミョンが自分たちの権力維持のために空気を汚染していると突き止めた5-8は、リュソクが難民区に来たタイミングで作戦を開始し……。

リュソク殺害に失敗した5-8ですが、ソラの勧告もあり、会長が大統領に会うまで待つことにします。ところが国防長官が会長を撃ち殺し、リュソクが全実権を掌握してしまうのです。しかもサウォルを拉致し、その血を自らの体内に輸血するリュソク。 5-8ら配達人チームとソラ率いる軍人チームは、コアの設計図を手に入れ、攻め入ります。絶体絶命となったリュソクはコアを爆発させるスイッチを作動しますが、隙を見て5-8がリュソク殺害に成功。 そして３か月後、階級が撤廃され、空も少しずつ澄み始めた世界で、嬉しそうに笑う5-8とサウォルの姿がありました。

「5-8」は類まれな戦闘能力を備えた伝説の配達人です。演じるのは俳優のキム・ウビン。がんによる闘病を経て2020年に復帰した後、続々と出演作品が決まり引っ張りだことなっています。 「5-8」は誰も対抗できないほど強い腕っぷしを誇る人物で、キム・ウビン自身も「喧嘩最強な役」と語っています。彼がどのようなアクションを見せてくれるのか楽しみですね！

リュソクは防毒マスクが必須となった世界において、酸素を武器に人々を支配するチョンミョングループの後継者です。 難民たちにとって悪の存在となるリュソクを演じるのは俳優のソン・スンホン。正統派イケメンとしてラブロマンスを演じることが多かったソン・スンホンですが、近年では「偉大なショー」の落ちぶれた国会議員など、幅広い演技で新たな魅力を見せています。

軍情報司令部の将校であるソラは、難民サウォルの命の恩人でもあり、本当の家族のように彼を世話しています。そんなソラ役には多彩な演技力で評価されている女優イ・ソムが抜擢されました。 ドラマ『模範タクシー』では、熱血でかっこいい検事を演じた彼女が、今回は混沌とした近未来を舞台に軍人役を務めます。キム・ウビンやカン・ユソクとのケミにも期待しましょう。

難民として生きるサウォルは、伝説の配達人である「5-8」のようになることを夢見る少年です。そんなサウォル役を務めるのは若手俳優として近年数々の話題作に出演しているカン・ユソク。 ドラマ「キムサブ2」や「スタートアップ」などで注目を浴び、今後ますますの活躍が期待されていたカン・ユソクですが、今回はメインキャストに起用されたとあって、多くのファンが歓喜しています。

本作で脚本・監督を共に務めるチョ・ウィソクは、イ・ビョンホン主演の映画『MASTER/マスター』や、香港映画をリメイクした『監視者たち』の演出で知られる才能豊かな人物です。アクションやサスペンスなどを得意とする監督で、シックな映像で人々を魅了してきました。 今回主演のキム・ウビンとは『MASTER／マスター』以来、またソン・スンホンとは監督のデビュー作品『ひとまず走れ！』以来2度目のタッグとなります。

人気俳優キム・ウビン主演で話題の韓国ドラマ『配達人〜終末の救世主〜』は、Netflixで配信中です。 斬新なストーリー設定と豪華キャストで注目されている本作、ぜひこの機会にチェックしましょう！