2025年4月21日更新

【原作ネタバレ】新作映画『スーパーマン』(2025)あらすじ予想!予告から分かるキャラ・重要要素を解説

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DCU幕開け2025新作映画『スーパーマン』作品概要

タイトル 『スーパーマン』
公開日 2025年7月11日
上映時間 -
監督 ジェームズ・ガン
キャスト デイビッド・コレンスウェット , レイチェル・ブロズナハン , ニコラス・ホルト
デイビット・コレンスウェット,スーパーマン、2025、デイビット・コレンスウェット
© & TM DC © 2025 WBEI

元祖スーパーヒーローを主人公とする最新映画『スーパーマン』。もともとは『スーパーマン:レガシー』というタイトルになると語られていましたが、「レガシー」部分は削除されています。 本作は新生DCユニバース、通称DCUの劇場映画第1弾です。DCUはスーパーマンをはじめとする、DCコミックスの人気キャラたちが集う作品群を指します。つまり、『スーパーマン』は今後生み出されるDCU作品の源流となる、非常に重要な作品なのです。 DCコミックスファンからは「本作の出来次第でDCUの命運が決まる」「プロジェクトの威信をかけて名作に仕上げるはずだ」と、期待と不安の入り混じった声があがっています。

新作映画『スーパーマン』予告から考えられるあらすじ予想

2024年12月20日に公開された、『スーパーマン』の特報予告。詳細なストーリーは明かされていないものの、メガネ姿で働くクラーク・ケント、そして彼がスーパーマンとして様々な強敵と戦う姿が描かれていました。 おそらく、彼が地球へやってきて人々のために強敵と戦う、その大枠は従来のスーパーマンと変わらないでしょう。ただ、過去作との大きな違いとして、本作にはスーパーマン以外のヒーローたちが多数出演することが匂わされています。 映像内にはグリーン・ランタンホークガールメタモルフォミスター・テリフィックなど、DCコミックスではお馴染みのキャラたちが多数登場。DCUの第1弾映画ということで、今後展開していく作品群のキャラ紹介も兼ね、彼らにも活躍シーンが用意されているものと思われます。 2025年4月4日「スーパーマン」公開100日を前にSNEAK PEAKと題された本編映像が公開されました。今回そして前回解禁された映像ではやんちゃなクリプトの姿が描かれていました実写映画「スーパーマン」シリーズに初登場の愛犬にも注目です!

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2025年版スーパーマンの特徴を考察!過去作との違いとは?

2025年版スーパーマンの姿は従来とほぼ変わりません。青を基調としたスーツに赤いマント、胸にある「S」のマークなどお馴染みのコスチュームを纏っています。スーツの生地などに多少の違いがあるように見えますが、過去のスーパーマンとの差はほとんどないでしょう。 また、公式サイトでは「飛行」「目から熱光線」「鋼鉄の体」などの能力が紹介されており、こちらも過去のスーパーマンを踏襲しています。ただ、作中における「内面の描かれ方」に大きな差があるようです。2025年版は予告映像内でボロボロになった姿や、市民からモノを投げられる姿が描かれています。 スーパーマンと言えば「完全無欠のヒーロー」というイメージがありますが、本作ではどうやら違う様子。監督のジェームズ・ガンは「一人の”人間”としてどういう人なのか」を描こうとしているとコメント。これまでのスーパーマン以上に、彼の弱い部分がさらけ出される作品になるかもしれません。

映画『スーパーマン』キャスト・キャラ解説!ヴィランのレックス・ルーサーと愛犬のクリプトも登場

スーパーマン/クラーク・ケント役:デイビッド・コレンスウェット

本作の主人公となるスーパーマン。普段はクラーク・ケントと名乗り、デイリー・プラネット新聞社の記者として働いています。一見すると普通の青年にしか見えませんが、その正体はクリプトン星で生まれた宇宙人。規格外の能力で、人々に害なす強敵たちと激闘を繰り広げていきます。 そんなスーパーマンを演じるのは、『Pearl パール』で映写技師役を務めたデイビッド・コレンスウェットです。

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ロイス・レイン役:レイチェル・ブロズナハン

クラークと共に、デイリー・プラネット新聞社で働いているロイス・レイン(特報映像の41秒あたりに登場)。原作ではクラークと恋に落ち、のちのち恋人関係に。2025年版『スーパーマン』のヒロインになると思われます。 そんなロイスを演じるのは、『クーリエ 最高機密の運び屋』でエミリー・ドノヴァン役を務めたレイチェル・ブロズナハンです。

レックス・ルーサー役:ニコラス・ホルト

スーパーマンの永遠のライバル、レックス・ルーサー(特報映像の1分29秒あたりに登場)。巨大企業レックス・スコープを統括する権力者で、スーパーマンに対する強い対抗心を抱いています。 そんなレックスを演じるのは、「X-MEN」シリーズでハンク・マッコイ役を務めたニコラス・ホルトです。

グリーン・ランタン/ガイ・ガードナー役:ネイサン・フィリオン

DCコミックスに登場するヒーロー、グリーン・ランタン(特報映像の1分43秒あたりに登場)。意志を具現化する緑色の光「ソリッド・ライト」を操って戦います。2025年版『スーパーマン』には4代目グリーン・ランタン、ガイ・ガードナーが登場。 そんなガイを演じるのは、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』でコリー・ピッツナー役を務めたネイサン・フィリフォンです。

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ホークガール役:イザベラ・メルセド

DCコミックスに登場するヒーロー、ホークガール(特報映像の1分45秒あたりに登場)。鳥のようなマスクがトレードマークで、飛行能力を有しています。ホークガールを名乗る人物は複数いますが、本作に登場するのがどのキャラなのかはわかっていません。 そんなホークガールを演じるのは、『マダム・ウェブ』でアーニャ・コラソン役を務めたイザベラ・メルセドです。

メタモルフォ/レックス・メイソン役:アンソニー・キャリガン

DCコミックスに登場するヒーロー、メタモルフォ(特報映像の1分53秒あたりに登場)。もともとはレックス・メイソンという考古学者でしたが、エジプトの神ラーのオーブにより元素を変形させる力を手に入れました。 そんなメタモルフォを演じるのは『ファザーフッド』などの話題作に出演したアンソニー・キャリガンです。

ミスター・テリフィック役:エディ・ガテギ

DCコミックスにヒーロー、ときにはヴィランとしても登場するミスター・テリフィック(特報映像の2分あたりに登場)。知能・身体能力・技術、あらゆる力を手にしており、特報映像ではバリアのようなものを展開し敵と戦っていました。 そんなミスター・テリフィックを演じるのは、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』でダーウィン役を務めたエディ・ガテギです。

ジョナサン・ケント役:プルイット・テイラー・ヴィンス

スーパーマンの育ての父にあたるジョナサン・ケント(特報映像の53秒あたりに登場)。 彼を演じるのは『海の上のピアニスト』でマックス役を務めたプルイット・テイラー・ヴィンスです。

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クリプト(犬)

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© & TM DC © 2025 WBEI

スーパーマンの愛犬クリプト(特報映像の1分17秒あたりに登場)。クリプトン星出身の犬で、地球の犬にはない規格外の能力を持っています。 従来の「スーパーマン」では大型犬として描かれていましたが、2025年版『スーパーマン』では小型犬の姿で登場。ジェームズ・ガンが飼っている保護犬と同じ犬種にするため、ビジュアルの変更が行われたと明かされています。

監督脚本は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン!

名前 ジェームズ・ガン
年齢 58歳
国籍 アメリカ合衆国
主な作品(監督) 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(脚本兼任) 『ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結』(脚本兼任)
主な作品(脚本) 『スクービー・ドゥー』 『ドーン・オブ・ザ・デッド』

『スーパーマン』の監督及び脚本はジェームズ・ガンが担当。数多くの話題作で監督・脚本を務めており、過激な描写やコミカルな表現、エンタメ色に富んだユニークな作風が高く評価されています。 彼の出世作となったのは、2014年公開の映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。これ以降、MARVEL関連作品に名を連ねる機会が増え、『アベンジャーズ/エンドゲーム』では製作総指揮も担当しています。 そして、2022年にピーター・サフランと共にDCスタジオの共同会長兼CEOに就任。DC関連の映画・ドラマ・アニメを統括する、DCUの中心人物となりました。

【原作ネタバレ】DCコミックを読めば新作映画の結末が分かる!?

『スーパーマン』のあらすじや内容ははっきりとわかっていないものの、DCスタジオの公式YouTubeアカウントにアップされた動画で、ジェームズ・ガンが本作について語るときに画面に表示されたのは、コミックス『All-Star Superman #1』の画像でした。 『All-Star Superman』は、「スーパーマンの死」をテーマとした異例の物語。レックス・ルーサーの罠により太陽の放射線を大量に浴び、余命わずかとなってしまったスーパーマンは、妻のロイス・レインに自分の正体を明かし、彼女に自分と同じスーパーパワーを与えます。 その後、いつものようにたくさんの人間とクリプトン人を救いながら、残された日々を周囲のために費やすスーパーマン。さらに彼は、自分が死んだ後も地球を守れるようにと、自分とロイスの遺伝子コードを掛け合わせ、彼の後を継ぐ存在を遺しました。 崩壊が始まったスーパーマンは、意識が太陽エネルギーに変換されはじめます。再び立ちはだかったルーサーが地球を征服するのを阻止すると、太陽に飛び込み人工心臓を構築しました。こうしてスーパーマンは太陽の中で生き続けることになります。 レオ・クインタム博士は、彼が遺した遺伝子から彼らの息子である2番目のスーパーマンを作り出しました。2番目のスーパーマンはスーパーマンの遺志を継ぎ、地球を永遠に守っていくのです。

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「黒人のスーパーマン」も企画中!?気になる内容は?

本作の他に、J・J・エイブラムスがプロデュースする別のスーパーマン映画企画も進行中です。J・J・エイブラムスといえば、『M:i:III』(2006年)の監督・脚本や『スター・トレック』(2009年)の監督・製作、ドラマ『LOST』や『ウエストワールド』の製作総指揮などで知られる、SF映画の巨匠! こちらのスーパーマン映画はDCユニバース(DCU)には属さず、『ジョーカー』(2019年)や『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022年)などの独立した作品群「DCエルスワールズ」に含まれる作品です。 2025年春時点でも詳細な情報はほとんど出ていませんが、J・J・エイブラムスが企画した「黒人のスーパーマン」計画は頓挫せず、現在も少しずつ進行している様子。ジェームズ・ガン率いる新生DCU内でも健在のようです。

新作DC映画『スーパーマン』の公開日は2025年7月!

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© & TM DC © 2025 WBEI

DCUの第1弾映画として、多くのファンから注目を集めている『スーパーマン』。 本作は2025年7月11日に公開予定。これからストーリーやキャラに関する、詳細な情報が次々に明かされていくはず。また、それとあわせて他のDCU作品の新情報も解禁されるかもしれません。これから届く続報に要注目です!