2023年3月22日更新

ドラックスは原作で3回も死亡!?MCUの愛されおバカキャラの意外な強さ・活躍に迫る

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MCUのなかでも人気の高い「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズに登場する愛されキャラ、ドラックス・ザ・デストロイヤー。 この記事では彼のプロフィールや原作での活躍を徹底解説!その破天荒かつ個性的すぎる魅力に迫っていきます。

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ドラックス・ザ・デストロイヤーって何者?

本名 アーサー・ダグラス
能力 無尽蔵のスタミナや怪力 短剣を使った戦闘
俳優 デイヴ・バウティスタ

ドラックス・ザ・デストロイヤーことアーサー・ダグラス。 クリー帝国のロナンに家族を殺されており、ロナンやその黒幕であるサノスに復讐を誓う存在です。収監されていた刑務所でスター・ロードたちと出会い行動を共にするようになります。

ドラックス・ザ・デストロイヤーのお茶目な性格

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
©︎Supplied by LMK

ドラックスは猪突猛進な性格で、周囲のことも気にせず突っ込んでいく無鉄砲な男です。 よく言えば純粋な性格で情に厚く、悪く言えば天然で冗談や比喩が通じない厄介な存在。その破天荒な言動で周囲を困らせる人物ですが、ときに真理をついたような発言をして仲間たちを助けることもあるユニークなキャラクターです。

ドラックス・ザ・デストロイヤーの強さ・能力

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年)
© MARVEL STUDIOS\DISNEY/All Star Picture Library/Zeta Image

MCUと原作では強さが全然違う!?

MCUでのドラックスはその頑強な肉体と無尽蔵なスタミナを活かし、小細工なしで戦う原始的なスタイルです。主な武器は短剣ですが、銃器を使って戦闘するシーンも存在。 一方原作版ではキャプテン・マーベルとも渡り合える強靭な肉体を持ち、さらに優れた回復能力まで持ち合わせる非常に戦闘力が高いキャラクターです。またサノスの位置を感知できる能力や飛行能力、加えて両腕からエネルギーを放出できるなど多彩な能力を持っています。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」でのドラックス死亡・卒業説

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズの新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3』(2023年)。 実は本作で監督を務めるジェームズ・ガンはこの作品で「誰かが死亡する」と発言。最初はストーリーでメインとなるロケットの死も噂されましたが、現在はドラックスの死亡説が浮上しています。 その根拠としてドラックス役のデイヴ・バウティスタの契約が本作で切れること、さらに「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズではロゴの色が死亡するキャラを示唆しているという都市伝説があり、本作のロゴカラーはドラックスの肌に近いグレーのような色をしているのです……。

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「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」などMCUでの活躍

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー1・2」

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、クリス・プラット
©︎MARVEL STUDIOS

故郷で妻子とともに幸せな日々を送っていたドラックス。しかしクリー帝国のロナンの侵略を受け家族を殺されていまい、それからは復讐のために生きるようになります。宇宙の各地でロナンの部下たちを殺し続けた結果、ノバ軍に捕まり刑務所へ投獄されたドラックス。 そこで偶然にもスター・ロードことピーター・クイルたちと出会い、彼らと協力しながらロナン打倒のために奮闘。一時は全滅の危機に陥りますが、力を合わせロナンを倒すことに成功します。 戦いのなかで絆を深めていったドラックスとクイルたちは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」として広い銀河へ旅立つことに。 続編ではクイルの父であるエゴと出会い、彼の星へ招かれるドラックスたち。ドラックスはそこで出逢ったマンティスと親しい関係性を築くことになり、彼女と協力しながら邪悪な願いを抱くエゴの打倒に貢献します。

「インフィニティ・ウォー」・「エンドゲーム」

アベンジャーズ インフィニティウォー
©MARVEL STUDIOS/DISNEY

アベンジャーズと共に宇宙の命運をかけた戦いに参加したドラックス。彼にとってサノスはロナンを操っていたとも言える恨むべき存在です。 リアリティ・ストーンを手にしたサノスに挑んだときは、石の力によりバラバラにされてしまう場面も。その後、惑星タイタンではアイアンマンらと協力しサノスと戦いますが、全ての石の力を手にしたサノスの「指パッチン」で消滅してしまいます。 そして「エンドゲーム」では残されたアベンジャーズたちの活躍により復活。短剣を手に総力戦へと参加し、そこでは巨大な敵へ勇敢に立ち向かうシーンも。最後には死亡したアイアンマンの葬儀にも参列し、クイルやソーたちと共に再び銀河へ旅立ちます。

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『ソー:ラブ&サンダー』・「ホリデースペシャル」

『マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラ クシー ホリデー・スペシャル』
© 2022 MARVEL

『ソー:ラブ&サンダー』(2022年)の冒頭、ソーはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの一員として戦いに参加。ここでドラックスらお馴染みのメンバーが登場しています。 さらにディズニープラスで配信されたオリジナルドラマ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』(2022年)ではガモーラを失ったクイルを元気づけるため、彼にとってのヒーローである俳優ケヴィン・ベーコンを「プレゼント」しようとマンティスと共に奔走! ドラックスたちの的外れながらも純粋なやさしさに、MCUファンからは絶賛の声が届いています。

ドラックス・ザ・デストロイヤーの俳優はデイヴ・バウティスタ

デヴィッド・バウティスタ
©Fredrik von Erichsen/dpa/picture-alliance/Newscom/Zeta Image

ドラックス・ザ・デストロイヤーを演じているデイヴ・バウティスタ。 2002年からアメリカのプロレス団体WWEに所属し、ヘビー級の王座にも輝いた元プロレスラーです。2010年に俳優へ転身し、MCU作品の他にも『ブレードランナー 2049』(2017年)など話題作に多数出演しています。

ドラックスは原作コミックで死亡しすぎ?活躍を解説

ドラックス・ザ・デストロイヤーのオリジン

妻と娘を連れたアーサー・ダグラスはあるとき、たまたまサノスを目撃してしまい、彼らの攻撃により死亡します。その際、サノスと戦う戦士を欲していたクロノスらの手により、アーサーの魂は新たな肉体に移され「ドラックス・ザ・デストロイヤー」として転生することになりました。 彼の目的は自身や家族を害したサノスへの復讐のみ。そのためだけに戦い続ける、過酷な日々が始まりました。

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サノスとの長きにわたる戦い

サノス インフィニティ・ウォー (ゼータ)
©Supplied by LMK

1回目:キャプテンマーベルがサノスを倒したと思いこむ

ドラックスはコズミックキューブを手にしたサノスと戦うため、アベンジャーズのメンバーらと協力して戦うことに。サノス打倒を誓うドラックスですが、彼のいないあいだにアダム・ウォーロックがサノスを撃破。 自らの手でサノスを倒せなかったことに絶望したドラックスは、サノスを倒したのはキャプテン・マーベルだと勘違いし襲い掛かります。その場は何とか収まりますが、ドラックスは失意のなか宇宙をさまようことに。 そしてその後、自身の娘であるムーン・ドラゴンとの戦いに臨み、なんとドラックスはここで死亡してしまうのです……。

2回目:アダム・ウォーロックがサノスを倒す

死亡したと思われたサノスは死の神デスの手により復活。これをきっかけにドラックスもクロノスの手により復活させられます。 その後、ドラックスは再びアベンジャーズらとともにサノスとの戦いに参加。ここでもアダム・ウォーロックがサノスを倒し、勝利を収めることになります。 そしてアダムはサノスの持っていたガントレットや石の管理をするため「インフィニティ・ウォッチ」を結成。ドラックスは「パワー・ジェム」の管理者に指名されます。

3回目:悲願!ドラックスがサノスを倒す

その後も様々な戦いに参加し3度目の死を迎えるも、またまた復活を遂げたドラックス。 それからも波乱万丈な日々は続き、ドラックスは昆虫型生命体の大艦隊「アナイアレーション・ウェーブ」との戦闘に参加。そこでアナイアレーション・ウェーブ側についたサノスと相まみえることになります。 敵の母船に突撃したドラックスはサノスと激闘を繰り広げた末、ついにサノスを撃破!自らの手で宿敵を倒し、ついに悲願を達成したのです。

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに加入

銀河の命運をかける様々な戦いを通して、スター・ロードたちは銀河を守る存在「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を結成。 ドラックスもここに誘われ、彼らと共に戦うことになります。

ドラックスはガーディアンズ・オブ・ギャラクシー随一の面白いキャラ!

MCUではとにかく個性的でおバカなキャラとしてお馴染みのドラックス。 ですが原作ではとんでもなく波乱万丈な人生を送っている意外なキャラ。知れば知るほど魅力のあふれるドラックスの活躍を見るために、改めて映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズを見返してみてはいかがでしょうか!