五条悟(ごじょうさとる)を徹底解剖!最強になった経緯や高専時代の過去も振り返る【呪術廻戦】
『呪術廻戦』は主に呪術師と呪霊・呪詛師の戦いを描く、『週刊少年ジャンプ』の看板作品です。連載を開始した2018年から「ジャンプ」らしくないダークな世界観で人気を博し、アニメも大きな話題となりました。 史上最強の呪術師である五条悟(ごじょうさとる)は、作中でも屈指の人気キャラです。一度は封印されてしまい姿を見せなくなったものの、第221話で復活を果たしました!本記事ではそんな五条悟のプロフィールや能力、過去などについて詳しく紹介していきます。 ※本記事は『呪術廻戦』の重要なネタバレを含みます。
タップできる目次
- 『呪術廻戦』最強術師:五条悟(ごじょうさとる)のプロフィール
- 【性格】内面以外は完璧?とにかくマイペース
- 【かっこいい】五条悟が目を隠す理由は?素顔がイケメン過ぎると話題に
- 【彼女】五条悟と女性キャラの関係性:待ち受けでタイプが判明!?
- 【過去】夏油傑との関係とは?実は親友同士だった青い春
- 【生徒】呪術高専・東京校の五条悟の教え子たちを紹介
- 【高専】五条悟の高専時代の同級生・先輩後輩を紹介
- 【能力】五条先生の術式や領域展開を解説!最強術師の強さとは
- 【死亡説】渋谷事変で封印された五条悟!復活はいつ?
- 【師弟】五条悟と伏黒恵(ふしぐろめぐみ)の関係
- 【因縁】五条悟の最大の敵・伏黒甚爾とは?
- 【強さ】五条悟が「最強」である所以・その言葉の真意とは?
- 【名言】最強のイケメン呪術師・五条悟の名シーン
- 【人気】過去の人気投票の順位・バレンタインチョコの数は?
- 【前日譚】「呪術廻戦0」の五条悟の活躍
- 『呪術廻戦』五条悟は再登場する?今後の展開から目が離せない
- 『呪術廻戦』の記事一覧
『呪術廻戦』最強術師:五条悟(ごじょうさとる)のプロフィール
誕生日 | 12月7日 |
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年齢 | 28歳 |
身長 | 190cm以上 |
所属 | 都立呪術高等専門学校教師 |
階級 | 特級呪術師 |
強さランキング | SSS・2位(全体順位と基準はこちら) |
術式 | 無下限呪術 |
領域展開 | 無量空処 |
生存or死亡 | 死亡 |
趣味・特技 | 無し(大体何でもできるため) |
好きな食べ物 | 甘い物 |
苦手な食べ物 | アルコール |
ストレス | 上層部絡み |
イメージソング | ・ASIAN KUNG-FU GENERATION『未だ見ぬ明日に』 ・Avicii『Shame On Me』 |
声優 | 中村悠一 |
五条悟(ごじょうさとる)は、外見は常に黒い布で目元を覆っていて、普段から同僚や生徒を振り回すようなマイペース人間です。 しかし心の内では「現行の呪術師界」を嫌っており、若い呪術師たちを育てることで腐りかけた呪術師界を変えることを強く望んでいます。 周りからの評価はもちろん、五条自らも自身を「最強」であると認めており、両面宿儺(りょうめんすくな)が完全体となった時を想定した際も「勝つさ」と断言していました。
【声優】アニメ『呪術廻戦』で五条を演じるのは中村悠一
アニメ『呪術廻戦』でメインキャラクターでもある五条悟を演じる声優は中村悠一(なかむらゆういち)です。 過去には『おそ松さん』や『うたの☆プリンスさまっ』など数々の人気アニメのメインキャラクターを務めており、アニメだけではなく海外映画の吹き替えや、ゲームのキャスティングボイスでも活躍をみせている超人気声優です。
【性格】内面以外は完璧?とにかくマイペース
イケメンで190cmの長身、さらに自他共に認める呪術界最強の男・それが五条悟です。 しかしながらオフモードの五条はとにかくマイペース。大事な生徒の任務があるにも関わらず自分のお土産を買っていたために遅刻したり、強敵・漏瑚を前にしても「君弱いもん」と言ってのける心の余裕を持っています。 また年上であっても自分を貫く姿勢は崩さず、京都高専学長の楽嚴寺をジジイ呼ばわり。ただ年下にもいばることはせず人によって態度を変えることがないとポジティブに捉えることも出来ます。 自由奔放な性格から様々な登場人物のプロフィールでストレス欄に「五条」と書かれていますが、前述した楽厳寺しかり本気で嫌っている人物は多くありません。
【かっこいい】五条悟が目を隠す理由は?素顔がイケメン過ぎると話題に
常に目元をかくしている五条ですが、単行本第2巻においてその素顔が初めて明かされることになりました。 五条が黒い布を外すと、そこにはなんと立派なイケメンフェイスが。布によって持ち上げられていた髪はおろされ、長いマツゲに覆われた目は青く輝いていました。その姿は、生徒からも思わず「誰?」と声があがるほど。作中でも頭ひとつ抜きん出たイケメンと言ってよいのではないでしょうか。
目を隠す理由
五条悟が目を隠している理由は五条家由来の特殊な目「六眼(りくがん)」が原因です。 呪力の詳しい情報を見ることができる六眼はとても便利な能力ですが、得られる情報も多く五条自身にもかなり負荷がかかります。いくら反転術式で脳を新鮮な状態にできても、裸眼のままで過ごしていると疲れてしまうそうです。 そのため、サングラスや包帯であえて目隠しをして、できるだけ視覚情報を遮断しています。ただし、目隠しをしていても呪力の情報は見えているそうです。
【彼女】五条悟と女性キャラの関係性:待ち受けでタイプが判明!?
庵歌姫(いおりうたひめ)
見目麗しい五条ですが、彼女がいるという設定はありません。候補のひとりとしてよく挙げられるのは、高専時代の先輩である庵歌姫。ただこのふたりは「ケンカするほど仲が良い」という言葉を連想させるような関係性なので、恋愛感情云々というより単なる腐れ縁といえるでしょう。 しかも公式ファンブックによれば、歌姫は五条のことが“割とマジで嫌い”とのこと。五条が歌姫に対する態度を改めない限り、関係が進展する可能性はなさそうです……。
三輪霞(みわかすみ)
呪術高専京都校の2年生です。作中では、五条と三輪はあまり関わりがなく、楽巌寺が東京校にきた時に三輪も一緒にきてその時に話したぐらいです。しかし、三輪はミーハーで五条のファンのため、五条と一緒に写真を撮ってもらっています。 また、アニメのおまけである「じゅじゅさんぽ」では、「どんな人がタイプですか?」という質問に対し、五条は「いい子そうな子、前髪特徴的な」と三輪のことを挙げていました。ですが、適当な五条が言うことなのであまり信用できませんね。
家入硝子(いえいりしょうこ)
五条の数少ない同級生の1人です。歌姫と一緒によく候補に挙げられます。候補に挙げられるのは高専時代からの長い付き合いだからでしょう。しかし、その関係は恋人ではなくあくまで友情です。 220話にて夏油と五条に対し「実はオマエらどっちかのことを愛してた なんてことは天地がひっくり返ってもないけどさ 私がいたろ」と家入は胸に秘めた思いを語っています。 この思いから分かるように恋愛感情はありませんが、友達として大切に思っているようですね。
天内理子(あまないりこ)
五条と夏油が星漿体の護衛任務の時に護衛対象だった女の子です。 護衛任務の際、東京に戻るのを寂しそうにしてた理子に対し、五条は沖縄観光を延長する姿を見せました。クズと称される五条なのに、そんな優しさを見せるなんて珍しいですよね。 しかし、一方で理子のことを「どこがいいんだよ こんなガキ」とも言っていたので、恋愛対象というわけではないでしょう。 もしかしたら、恋愛感情はないけど妹分ぐらいには思っているかもしれませんね。
冥冥(めいめい)
冥冥は五条が高専2年生の頃にすでに1級呪術師だったことから、彼にとってはかなりの先輩であることが分かります。彼は冥冥のことを「冥さん」と親しげに呼んでいますが、いつから知り合いだったかは作中では描かれていません。 五条が伏黒甚爾との戦闘後に力が開花した後は修行に付き合ってもらうなど関係自体は良好な様子。彼が高専の教員となった後姉妹交流戦の際には敵対しているかのような描写があったものの、実際にはそのようなことはなく、莫大な金額のやり取りを通じた依頼人・請負人としての関係になることもあるようです。
井上和香(いのうえわか)
五条悟の好きなタイプは謎に包まれていますが、アニメ2期第2話で夏油が「待ち受け変えた?」と五条に聞くと、五条は「井上和香」と返答。 原作でもこのやりとりは存在し、アニメでも固有名詞を変えずに原作通り放送されたことで、「さすが呪術」といった感想が寄せられました。 また、グラドル時代の井上和香の写真を待ち受けにしていると思われ、五条と夏油の高専時代に懐かしさを感じる声も多数。五条悟も最強とは言え、普通の男子高校生だったのだと感じられて微笑ましい!
【過去】夏油傑との関係とは?実は親友同士だった青い春
夏油との関係性
現代では敵対していた夏油傑と五条悟は高専時代、お互いがきつめな言い方をしながらも実力を認めあう親友でありライバル。2人はコンビで任務に当たっており、帳を張り忘れたり年上への生意気な言動などから学長になる前の夜蛾からは問題児扱いされていました。 そして当時の五条は「弱い奴らに気を使うのは疲れる」と愚痴り、一方の夏油は「呪術は非術師を守るためにある」と諌めるなど現代の考え方と真逆の思想をお互いが持っていたのです。
過去の出来事
2人の仲に変化が生じたのは「星漿体護衛任務」後です。 天元と同化する星漿体・天内理子を狙う呪詛師集団「Q」を撃退するも、同化を反対する盤星教に雇われた伏黒甚爾によって理子は殺されてしまいます。五条も一度は敗れますが土壇場で覚醒して勝利。 しかし目の前で理子を守れなかった夏油は苦悩します。そして後輩の死や術師の少女が村で虐げられる様子を見て夏油は術師だけの世界を目指したのです。五条は夏油を殺すチャンスがありましたが、手を下すことはできませんでした。
【生徒】呪術高専・東京校の五条悟の教え子たちを紹介
虎杖悠仁 | 1年 |
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伏黒恵 | 1年 |
釘崎野薔薇 | 1年 |
乙骨憂太 | 2年 |
禪院真希 | 2年 |
パンダ | 2年 |
狗巻棘 | 2年 |
秤金次 | 3年 |
星綺羅羅 | 3年 |
五条の教え子たちは誰も彼も優秀な人材ばかり。本作の主人公である虎杖をはじめ、宿儺にその才を認められる伏黒や、五条にも匹敵すると言われる特級呪術師の乙骨憂太。さらに乙骨が「ノッてるときは僕より強いよ」と評する秤など、五条の下にはとんでもない才能が集まっています。 しかしながら五条自身は理論型ではなく天才型の呪術師のため、ひとにものを教えるのはそれほど上手ではない様子。教え子たちは五条の大きな背中を見ることで、日々成長を続けているということなのでしょう。
虎杖悠仁
虎杖は両面宿儺の指を食べたため死罪が確定していましたが、五条のおかげで「20本の宿儺の指を取り込む」代わりに死罪を免れました。 しかしその後宿儺に心臓を抜かれ死亡したかに思われた虎杖。その際には五条が「僕に並ぶ術師になるはずだった」と拳を握るシーンがあり、五条が虎杖に大きな期待を寄せていたことが分かります。ただ修行を始めたばかりの頃には五条が修行を妨害するといった相変わらずな部分も。 222話では久々に虎杖と五条の絡みがありピリつく五条に対して虎杖が「術式邪魔!」と無下限を解かせて背中を叩く行動は2人の絆がよく分かる名シーンでした。
伏黒恵
虎杖よりも以前に呪術高専に所属していた伏黒恵。実は彼と五条の関係性はかなり深く、五条は幼少時代から伏黒のことを知っています。五条は星漿体をめぐる戦いで伏黒の父にあたる伏黒甚爾を殺しており、そこで伏黒の存在を託されていました。 その結果、伏黒は五条の手引きで呪術師としての道を歩んでいくことになります。師弟関係を持ちながら、どこか兄弟のようでもある五条と伏黒。五条は「強くなってよ。僕に置いていかれないくらい」と語っており、伏黒には他の生徒以上に目をかけている部分があるようです。
釘崎野薔薇
虎杖とほぼ同じタイミングで呪術高専に入学した釘崎野薔薇。五条とは東京に上京してきた直後に会っており、そこで虎杖とともに呪いを祓う試験を課されることになります。釘崎はそのなかでしっかりと結果を出し、五条から「いいね。ちゃんとイカれてた」と高評価?を受けることに。 その後、2人ががっつり絡んだエピソードなどは描かれていませんが、釘崎は五条を「先生」と呼ぶなど関係性はしっかりと築かれていたようです。
乙骨憂太
折本里香の暴走でいじめっ子4人に重症を負わせてしまったため秘匿死刑が決まっていた乙骨憂太を救ったのもまた五条でした。上層部から処分保留中だと伝えられると「そうなれば私が乙骨側につくことも忘れずに」と脅したのです。 五条の計らいと同級生の手助けで心も技術も成長した乙骨は高専の大きな武器へと成長しました。高専2年になると海外へ行きますが、五条は自分に万が一のことがあれば2年のことは頼む、と伝えるほど信頼を置いています。 ちなみに乙骨は菅原道真の子孫であると0巻の終盤で判明、五条も菅原道真の血筋が入っているため2人は遠い親戚です。
【高専】五条悟の高専時代の同級生・先輩後輩を紹介
夏油傑 | 同級生 |
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家入硝子 | 同級生 |
七海建人 | 1個下 |
灰原雄 | 1個下 |
伊地知潔高 | 2個下 |
庵歌姫 | 3個上 |
家入硝子
五条及び夏油の同級生にあたる家入硝子。彼女は2人を「クズども」と評するなど、かなり辛辣に扱っていますが、それは信頼関係の裏返し。その傲慢な態度で敵も多い五条にとっては、数少ない理解者であり協力者でもある大切な存在です。 硝子は五条が獄門疆の封印から解放される直前、「私がいたろ、何が独りだ馬鹿野郎」「帰ってこい、五条」と心のなかで呟いています。彼女は五条・夏油を愛してたことは絶対にないと否定していましたが、友人としての愛はしっかりと抱いていたということなのでしょう。
七海建人
七海建人は五条の1学年下の後輩で高専からの付き合いです。五条に対しては「信用しているし、信頼している。でも尊敬はしていない」や「絵に描いたような軽薄、その裏にあるドス黒い強さ」というだいぶ酷い言い回しで語っています。 一方の五条は「信用できる後輩」と評価。じゅじゅさんぽの7話では必死に七海を遊びに誘っていましたが尽く拒否されていました。するとずっと視界に入り続ける嫌がらせを行っており先輩後輩が逆転している状況が伺えます。 七海も一度やめた呪術師に復帰する際は最初に五条へ電話するなど一応信用する先輩ではあるようです。
伊地知潔高
伊地知潔高は五条の2学年下の後輩です。五条は所在地、電車の時間などなにか困ればSiriのごとくとにかく伊地知に尋ねるらしく、伊地知のストレス欄には「五条」と記載されるほど振り回されている模様……。 時には五条の「僕性格悪いんだよね」という言葉に「知っています」とかすかな抵抗をすることもありますが「マジビンタ」と返り討ちにされています。 223話では五条から結界を張るよう頼まれており「お前が一番信用できる」と言われた伊地知は「(五条に)応えない訳にはいかない」と本気で取り組む姿がありました。
【能力】五条先生の術式や領域展開を解説!最強術師の強さとは
自他ともに「最強」との呼び声が高い、五条。実際、その能力や強さは他者をよせつけないほどのものです。戦闘では主に自らが所有する術式を操って戦います。以下では五条の術式を徹底解説していきます。
五条悟の術式「無下限呪術」(むかげんじゅじゅつ)
彼の持つ技のベースとなっているのがこの「無下限呪術」と呼ばれるもの。これは、本来至る所にあるという「無限」を、現実に持ってくる術式です。 この力によって、五条悟は常に「無限」を纏うことになります。そのため、彼に近づこうとしたとしても近付くほどに減速してしまい、永遠に接触することはありません。
術式反転「赫」(じゅつしきはんてん「あか」)
術式反転「赫」は術式反転された無下限です。簡単にいうと本来の術式の効果と反対の能力を発動する術式になります。 「自分に近づく物がだんだん遅くなっていく」の反対なので、「自分から遠ざかる物がだんだん速くなっていく」効果(作中では発散と呼ばれる)が生まれます。 特級呪霊である漏瑚(じょうご)との戦いでは、この術式により彼を弾き飛ばし、ザコ呼ばわりしました。まさに「最強」だからこそ言える言葉ですね。
術式順転「蒼」(じゅつしきじゅんてん「あお」)
術式順転「蒼」は強化した無下限です。対象物を引き寄せる反応(作中では“収束”と呼ばれる)を作り出す術式になります。いわゆるブラックホールのようなものです。 対象物を押し潰したり、破壊したりとその威力は凄まじいものですが、五条自身でさえ「扱うのが困難」と発言するくらい難易度の高い技です。
虚式「茈」(きょしき「むらさき」)
虚式「茈」は、上述した「蒼」と「赫」を組み合わせた複合術式です。五条家でもごく一部の人間しか知らないとされています。 簡単にいえば、術式順転と術式反転を同時に発現し衝突させ、仮想の質量を押し出す技です。パワー・スピードともに非常にすぐれており、地層が見えるほどに地面を大きくえぐることすらできてしまいます。作中ではこの技を使って特級呪霊・花御の半身を吹き飛ばしていました。
領域展開「無量空処」(むりょうくうしょ)
呪術師にとっての最大の技・領域展開。五条がもつ領域展開がこの「無量空処(むりょうくうしょ)」です。 領域内にいる相手を無下限の内側に引きずり込み、その相手が所有する「知覚・伝達」という生きる行為に無限回の作業を強制する効果を与えます。そのため相手はいつまでたっても情報が完結せず、結果、行動停止におちいることに。 五条いわく、「引き込んだ時点で勝ち」な領域展開であり、彼の中でも最強の力と言っても過言ではありません。
六眼(りくがん)
六眼は見るだけで呪力の詳しい情報が分かる特殊な目です。 五条がもつ先天的な「眼」のことで、初見の術式でもその情報を見破ることが出来るというチートもの。五条は六眼を使い効率よく呪力を使用しているため、五条自身に呪力切れが起こることはまずあり得ません。また、無下限呪術を自在に扱うには六眼が必須です。 無下限呪術と六眼の両方を持って生まれてくる呪術師は数百年ぶりでした。
【死亡説】渋谷事変で封印された五条悟!復活はいつ?
2018年10月31日に夏油傑主導のもと勃発した「渋谷事変」では、五条悟が封印されてしまいました。夏油たち呪霊側にとって、呪術師最強の存在は邪魔だったのです。 事件が起きたのは、渋谷駅を中心とした半径約400mの結界の中。名指しで呼ばれた五条悟は、単身結界の中心部へと赴きます。 五条が用いる術式はあまりに威力が大きいことから、一般人がひしめく結界内では術式を用いることが出来ません。しかし彼は体術だけで特級呪霊を圧倒し、花御(はなみ)を瞬殺。その後も漏瑚(じょうご)達を追い詰めますが、そこへかつて自分で殺したはずの夏油傑が登場します。 夏油の手には、半径4m以内に1分間留まらせることが出来れば、どんなものでも封印できる特級呪物「獄門疆(ごくもんきょう)」がありました。 死んだはずの夏油の登場に、旧友との思い出を回想した五条。脳内時間で1分が経過してしまった彼はついに獄門彊に封印されてしまったのです。
五条先生が復活するのはいつになる……?
獄門彊に封印された五条ですが、天元は彼を封印から解き放つ方法がいくつかあると語ります。そのうちの2つは、術式に作用する呪具の使用です。 作中には術式を無効化する呪具「天逆鉾」と、術式を乱し相殺する呪具「黒縄」が登場します。この2つの呪具を使用すれば獄門彊の術式を解けるのですが、どちらも過去に五条自らの手で消しており、現実的な方法ではありません。 3つ目にして実質唯一の手段となるのが、“術式消滅”の術式を持つ天使こと来栖華(くるすはな)の協力です。1000年前の術師として登場した天使は、羂索(けんじゃく)側のキャラクターと予想されています。しかし現状獄門彊を開けられる人物は彼女以外おらず、虎杖達は協力の打診に動いていました。 そのため彼女と協力関係を結べれば、死滅回游での五条復活もあり得るでしょう!
五条悟が遂に帰ってきた!宿儺との決戦に向かう
長らく獄門疆に封印されていた五条ですが、ついに221話で復活します……! 虎杖たちは死滅回游で来栖に受肉している天使の協力を得ることに成功し、天使の術式「邪去侮の梯子(やこぶのはしご)」で獄門疆の封印を解きました。 封印を解かれた五条は獄門疆「裏」ではなく、羂索が日本海に沈めた表から出てきます。五条は一気に羂索のもとへ移動して、羂索と伏黒恵に受肉をした宿儺、裏梅と対峙。 両者の都合により決着の日を夏油傑の命日である12月24日と決めて、それぞれ決戦に向けて準備をします。24日当日、五条は虎杖たちにエールをもらい決戦の場へと向かいました。
【師弟】五条悟と伏黒恵(ふしぐろめぐみ)の関係
五条が小学生の伏黒を引き取る
五条は親を失った伏黒とその姉・津美紀が禪院家に引き取られると知り、代わりに自分が彼らの面倒を見ることにします。伏黒は当時小学生だったため、そのときからの付き合いということです。 呪術高専では教師と生徒という関係ではありますが、それ以前にふたりは擬似家族のような関係にあります。伏黒は五条に感謝しているようで、彼のことを「恩人」と言う場面もありました。
五条家と禪院家の因縁も?
個人的には良好な関係を築いているふたりですが、それぞれが所属する五条家と禪院家は犬猿の仲です。 大昔に当時の当主同士が御前試合を行った際には、相討ちで命を落としたことも。しかも彼らはそれぞれ五条、伏黒と同じ術式を持っていました。 普通に考えれば五条と伏黒がぶつかることはないはずでしたが、宿儺が伏黒に受肉してしまったので彼らの戦いは近い未来に実現するでしょう。最悪、過去の当主のようにどちらも命を落とすことになってしまうのかも……?
【因縁】五条悟の最大の敵・伏黒甚爾とは?
伏黒甚爾は本作のメインキャラクターの1人でもある伏黒恵の父親。呪力はまったく持っていないものの極めて特殊な天与呪縛を持っており、戦闘力はかなり高いです。 盤星教からの星漿体である天内理子の暗殺を請け負った彼は懐玉・玉折編で五条を急襲し、瀕死の状態に追い込みます。その後天内理子を殺害、さらに夏油までも圧倒し戦闘不能にしてしまうのでした。 最終的に伏黒甚爾は反転術式によって復活した五条悟の虚式「茈」を受けて敗北しますが、その際に憎まれ口を叩きながらも五条に自身の一人息子である伏黒恵のことを託して息を引き取りました。
【強さ】五条悟が「最強」である所以・その言葉の真意とは?
物語当初から最強として登場した五条
五条がその姿を初めて現すのは1巻2話と、物語の序盤から登場します。 五条は登場早々に、指1本を取り込んだ宿儺と戦いますが、この時から最強としての強さを見せつけました。 「生徒の前なんでね、カッコつけさせてもらうよ」と言い、宿儺の攻撃を避け一発決めます。その後も宿儺が攻撃を繰り出すも、五条は無下限呪術で攻撃を受け付けません。 指1本分とはいえ、呪いの王である宿儺を圧倒する五条の強さはさすがですね。五条はその後も、現代最強の術師として作中で活躍を続けます。
「大丈夫 僕最強だから」
巻・話数 | 1巻2話 |
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初登場した五条が宿儺と戦う際、五条を心配する虎杖に五条が言ったセリフです。 五条は虎杖に宿儺と代わるように言いますが、虎杖は宿儺と代わるのを渋っていました。しかし、この五条のセリフを受け宿儺と代わります。 文字通り、五条は最初から最強でしたね!
11年前は2人で最強だった
そんな最強の五条ですが、高専時代は夏油と2人で最強だった過去が「懐玉 玉折編」で明らかになりました。 五条家に生まれお坊ちゃんだった五条は高専に入り、初めて夏油という親友を得ます。夏油は一般家庭の出ながら希少な呪霊操術を使う術師でした。 五条と夏油は正反対な性格だったため、喧嘩をする時もありましたが、それでも親友として一緒に任務をこなし2人は最強として活躍します。しかし、とある事件をきっかけに2人は変わってしまいました。
「大丈夫でしょ 俺達最強だし」
巻・話数 | 8巻66話 |
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星漿体である天内理子の護衛任務の際、呪詛師集団の「Q」を警戒すべきだという夏油に対し、五条は「大丈夫でしょ 俺達最強だし」と返します。 どんな敵が襲ってきても夏油と2人なら倒せるという自信を感じる言葉ですね。
「私達は最強なんだ」
巻・話数 | 9巻72話 |
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理子が天元と同化を拒否しようと、夏油は「私達は最強なんだ」と言い、理子の未来を保障すると言います。 五条だけでなく夏油も2人で最強だと思っていたことがわかる言葉ですね。理子はこの言葉を受け、「もっとみんなと一緒にいたい」と本音をこぼしました。
事件の後、五条は1人で「最強」となる
五条と夏油は星漿体である天内理子が天元と同化するまでの護衛任務を受けます。この任務には盤星教「時の器の会」に雇われた伏黒甚爾が乱入したことで失敗に終わりました。 五条はこの事件で甚爾と戦闘したことにより覚醒して1人で最強になります。 一方、夏油は五条が1人になったことで孤独に苛まれ、事件で抱えていた悩みを誰にも打ち明けられず1人で背負っていました。そして、後輩の灰原雄の死や、任務に赴いた先でミミナナが虐待されていたことを受け、夏油は呪詛師に堕ちます。 2人で最強だった五条と夏油は、五条が1人で最強になったことにより、袂を分かことになってしまいました。
「悟は”最強”になった」
巻・話数 | 9巻76話 |
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五条は甚爾との戦闘を経験し、呪術の核心に触れて覚醒しました。 それまでできなかった無下限呪術をフルオートで発動できるようになり、反転術式も身につけ、無下限呪術を用いてさまざまな技を身につけます。 任務も1人でこなすようになった五条を夏油は「悟は”最強”になった」と、思うようになり、孤独に苛まれていきました。
「君は五条悟だから最強なのか?最強だから五条悟なのか?」
巻・話数 | 9巻78話 |
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夏油が呪詛師に堕ちて五条と袂を分つ際に言ったセリフです。 夏油は非術師を殺して術師だけの世界を作ることを決めます。夏油自身もこのことを「馬鹿げた理想」と言っており、実現できると思っていなかったようです。 夏油は五条なら自分の理想を実現できると思っていたため、「最強」という存在になりたかったのかもしれません。そのうえで、最強=五条なのか、それとも五条=最強なのか、最強という定義に思うところがあったのでしょう。
【名言】最強のイケメン呪術師・五条悟の名シーン
五条悟はその圧倒的な強さから、読者をシビれさせる名言も多いです。以下では五条の凄さがわかる名言を4つ紹介します。
「大丈夫 僕 最強だから」
巻・話数 | 1巻 |
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五条の代名詞的なセリフと言えば「大丈夫 僕 最強だから」という名言でしょう。 虎杖の中の両面宿儺を相手にする前に放ったこのセリフ。自分で最強を名乗るには、それ相応の覚悟が必要です。まさに自他共に認める最強呪術師である五条だからこそ言えた言葉になります。
「上の連中 全員殺してしまおうか?」
巻・話数 | 2巻10話 |
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上層部の思惑で虎杖と伏黒、釘崎の3名が危険な任務に向かわされ、その結果として虎杖が死んだときに五条が言い放った言葉です。 目隠しをつけているため表情がよくわからないにもかかわらず、彼の激しい怒りが伝わってきました。口だけでなく実際に殺そうと思えばできてしまいそうなところが、五条の恐ろしいところです……。
「勘違いすんなよ 僕にとっては町でアンケート取らされた位のハプニングさ」
巻・話数 | 3巻18話 |
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呪術高専京都校学長と話したとき、特級呪霊2対に襲われたことに対し「それは災難じゃったの」と言われた五条は、瞬時にこのセリフを返しました。 「町でアンケート」というたとえがなんとも絶妙で、五条の自信とともに煽りスキルの高さもうかがえます。公式で性格が悪い認定がされているのもうなずける話です。
「この程度で僕に勝てると思ってる脳みそに、驚いたって言ってんだよ」
巻・話数 | 10巻84話 |
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渋谷事変にて、五条を呼び寄せた漏瑚達に放った一言。結界に閉じ込められた一般人を人質に取ることで、五条に強力な術式を使わせないもくろみを抱いていた呪霊側でしたが、五条にとってその状況は全く問題では無かったようです。 この発言の通り、彼は人混みの中で確実に漏瑚や花御を追い詰め、夏油が登場するまで圧倒的に優勢を保ち続けていました。
「勝つさ」
このセリフは作中に2回出てきます。 1回目は、1巻3話と物語序盤で虎杖に「(宿儺と)先生とどっちが強い?」と聞かれた時に、全盛期の宿儺はちょっとしんどいと言ったうえで「勝つさ」と堂々と言いました。 2回目は、221話にて獄門疆から復活した五条が羂索に「(自分たちに)勝つ気かい?」と聞かれた時に、以前と同じように堂々と「勝つさ」と言っています。
「もっと言葉を選んだ方がいんじゃないか?今際の際だぞ」
話数 | 221話 |
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獄門疆から復活した五条を煽った羂索に五条が言ったセリフです。キレていた五条に対しさすがの羂索も冷や汗をかいていました。 その後に五条は技を繰り出しますが、伏黒に受肉した宿儺が間に入り羂索は五条に殺されずに済みます。久々の登場にも関わらず、相変わらず痺れるかっこいい良さで、最強の名にふさわしい強さを見せました。
【人気】過去の人気投票の順位・バレンタインチョコの数は?
これまで『呪術廻戦』のキャラクター人気投票が2019年、2022年、2023年の3回行われてきました。 五条の順位はというと第1回・3位(16923票)、第2回・2位(14359票)、 第3回・3位(11591票)と常にベスト3に入る人気を誇っています。 そして『呪術廻戦』はバレンタインランキングも発表しており2020年・1位(59個)、2021年・3位(201個)とこちらもベスト3入り。しかも1位を獲得するほど女性からの支持を得ています。 「大丈夫、僕最強だから」が2021年にTikTokで流行したため五条は呪術ファン以外からの認知度もあり、作品のアイコン的存在になっているのです。
【前日譚】「呪術廻戦0」の五条悟の活躍
乙骨に憑いた幼馴染・折本里香の怨霊が暴走したため、乙骨は死刑が宣告されました。しかし五条が高専で預かると言い出したのです。乙骨が高専で成長する中、里香を狙う夏油が百鬼夜行を計画。当日東京高専で夏油との勝負が繰り広げられます。 里香の制限を解除して夏油を追い詰めた高専一行、撤退する夏油の前に五条が現れました。夏油は旧友に「この世界では私は心の底から笑えなかった」と告白します。五条もなにかを伝えた後、夏油を殺したのです。 最後に残した言葉は0巻に登場した台詞というヒントがあり「僕の親友だよ たった一人のね」ではないかと言われています。
『呪術廻戦』五条悟は再登場する?今後の展開から目が離せない
呪術師最強の男・五条悟は、呪霊だけでなく呪術界にとっても多大な影響を与える存在です。特級呪霊に対しても一切負ける気配が無かった彼ですが、「渋谷事変」にてついに封印されてしまいました。 しかし第211話ではついに復活を果たし、これまでと変わらない頼もしい姿や言動をみせてくれています!彼の再登場によって今後物語がどう進んでいくのか、ますます楽しみですね。