2021年3月4日更新

『呪術廻戦』九十九由基(つくもゆき)黒幕説とは?颯爽と現れた特級呪術師

九十九ゆき

『呪術廻戦』における特級呪術師の1人、九十九由基を紹介します。風のように現れては消える彼女ははたして敵か味方か、未だ明らかになっていません。ここでは彼女の実力や目的、敵味方に関する考察を交えながら、解説していきたいと思います。

九十九由基(つくもゆき)のプロフィール【ネタバレ注意】

階級 特級呪術師
生年月日 不明
身長 不明(高身長)
術式 不明

九十九由基は、日本に4人しかいない特級呪術師の1人です。高い身長と明るい髪色のロングヘアーが特徴的で、周囲の目を引きます。性格は陽気でひょうひょうとしており、大声で笑うこともしばしば。普段はバイクに乗っています。 呪術高専の関係者らしく、天元を呼び捨てにしていますが、両者の詳しい関係は不明。ただし、五条悟のように高専に留まらず、単独行動で世界各地を飛び回っています。他方、任務を全く受けないことから、呪術界ではろくでなしとして有名です。 また、東堂葵や夏油傑(げとうすぐる)と会ったことがあり、彼らに影響を与えた人物でもあります。それ以外の交流関係は分かっておらず、今後明かされるのかについても不明です。 ※この記事は2021年3月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

聞き覚えのある台詞が口癖「どんな女が好みかな?」

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

九十九は東堂葵の師匠だった

九十九由基には、相手にどんな女が好みかを聞くという変わった口癖があります。そして、京都校の東堂葵も彼女と全く同じことを問いかけることで有名です。先の項目でも触れたとおり、九十九由基と東堂葵は出会ったことがあります。そしてその出会いをきっかけに、両者は師弟関係の間柄となったのです。 九十九が本編で初めて登場したのは、原作第50話。ケンカで高校生をボコボコにした小3の東堂は、どこか退屈そうな様子でした。そこに、バイクに乗った九十九由基が突然現れます。それから、現在の彼のように、どんな女がタイプかを聞いてきました。 九十九を一目見た東堂は、「退屈が裏返る」予感を感じます。その予感に惹かれた彼は、彼女の元で呪術師として成長していったのでした。

九十九由基の強さ【術式・領域展開】

九十九由基については、原作ではまだ彼女の戦闘シーンが描かれていません。よって、彼女の強さや術式、領域展開が使えるかどうかなどは不明です。 一方で、九十九の術式は、「呪霊操術」の類いではないかと推測されています。「呪霊操術」とは、同じく特級の夏油が用いる、呪霊を自在に操る能力のこと。第50話で東堂と出会った際、彼女の周りには呪霊らしきものがいました。この点から、彼女は呪霊を操ることができるという可能性が浮上したのです。 また、特級呪術師である以上、九十九の強さは並の呪術師のはるか上でしょう。領域展開も、同じく特級の五条悟が使えるため、同様に使えるだろうと考えるべきです。特級呪術師は、何もかもがデタラメのような、掟破りの力の持ち主ばかり。そう考えれば、彼女の力はすさまじく、術式も規格外のものだと考えてもおかしくはないのです。

九十九黒幕説・正体について徹底考察

九十九の目的は「呪霊の生まれない世界」を目指すこと

今なお謎多き九十九由基の正体ですが、実は全ての黒幕ではないかという説があります。この仮説の根拠とされたのが、彼女の目指す目的と、彼女が夏油と会ったときの会話です。 九十九は、呪いのない世界を作るために、独自に世界中を飛び回っていました。彼女は、呪いを祓うだけの「対症療法」では、根本的解決にならないと考えています。そこで彼女が考えたものが、呪いの原因を根元から断つ「原因療法」です。こうしてみると、九十九は呪術高専の方針に逆らっているようにも見えます。 そして、九十九は高専の学生だった頃の夏油と出会っています。彼女は彼に、呪いをなくしたいという自身の目的とその方法の可能性について語りました。その話の中で、彼は非術師を全て殺せばよいという物騒な方向性を提案します。すると、彼女はこの考え方を“アリ”と評したのです。 当時の夏油は、呪術師としての在り方が揺らぎ、非常に不安定な状態でした。そして、この会話の後の任務で彼は非術師を殺し、呪詛師へと堕ちていきます。こうした一連の流れから、夏油が堕ちるきっかけとなった九十九が、真の黒幕だとされたのです。 ただし、原作では今の夏油傑は偽物であることが確定しました。当然、九十九は偽夏油とは話をしておらず、影響も与えていません。従って、九十九黒幕説の可能性は低いといえます。

灰原からの「良い人」認定

なお、九十九と夏油が出会ったとき、その場には後輩の灰原がいました。そして、人を見る目に自身があるという彼は、彼女は悪い人ではないと言います。彼女が悪ではないことを補足するものとして、参考までに紹介しました。

本編135話で再登場!敵?味方?

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

裏梅のバトルの最中に現れ虎杖たちをピンチから救う

九十九由基がどういう立場を取る人物なのかは、未だはっきりと分かっていません。そんな中、彼女は突如として戦いの舞台に現れます。 五条悟を封印した偽夏油の正体は、「史上最悪の術師」、加茂憲倫(かものりとし)でした。虎杖たちは五条を奪還しようと戦いますが、彼と裏梅に翻弄されてしまいます。偽夏油と裏梅の氷凝呪法によって、一行は絶体絶命のピンチに。このとき、九十九が現れ、同時に彼らを救いました。 それから九十九は、世界から呪霊をなくす方法について、偽夏油と問答を始めます。2人の考えは平行線のまま、決して交わることはありませんでした。 九十九は今回、偽夏油らを相手にする虎杖たち高専側に手を差し伸べています。では、彼女はやはり、味方側の人間としてカウントしてよいのでしょうか。この点に関しては、次の項目でさらに詳しくみていきたいと思います。

「私は君たちの味方というわけではないんだ」

九十九は、原作第138話で再び登場しています。このときの彼女は、誰かに向けて話をしていました。 その会話の中で、九十九は見出しの台詞を相手に向けて言っています。相手は呪術師側、高専の関係者だと考えるのが普通でしょう。となれば、彼女は虎杖たちにとっての味方というわけではない、と言っていることになります。九十九由基は、まだまだ完全には信用できない人物なのです。 とはいえ、偽夏油や裏梅が立ちはだかった際に、九十九は虎杖たちを助けています。なので現状、彼女の立ち位置は中立といったところが適当かもしれません。今後、彼女がどのような行動に出るのかについては、注目しておきたいところです。

謎は深まる!九十九由基の今後の動向から目が離せない

最強の4人の特級呪術師の1人、九十九由基について紹介していきました。彼女の正体については分からないことが多く、今後の活躍に注目が集まることでしょう。その強さや呪術に関してもいったいどれほど規格外なのか、楽しみです。 そして、九十九の目指す「呪いのない世界」とは、どのようなものなのでしょうか。彼女の目的と物語の核心との関係性についても、チェックしておきたいところです。