2020年12月8日更新

『呪術廻戦』伏黒恵(ふしぐろめぐみ)を徹底紹介!式神を操る天才呪術師の強さ、そして過去

伏黒恵サムネイル画像

人の思念から生まれ人を襲う「呪い」と、呪いを祓う「呪術師」たちとの戦いを描いた『呪術廻戦』。今回は、高専1年生ながら二級術師の実力者・伏黒恵について、彼の術式や強さ、意外な過去などを解説していきます!

目次

『呪術廻戦』伏黒恵(ふしぐろめぐみ)の活躍ぶりや過去などを解説【ネタバレ注意】

誕生日 12月22日
身長 175cm
所属 東京都立呪術専門高等学校1年
階級 2級(1級推薦中)
術式 十種影法術

伏黒恵は基本的に冷静で無口。他人にたいしてかなり無愛想な伏黒ですが、主人公である虎杖が両面宿儺(りょうめんすくな)の指を飲み込んだために秘匿死刑が決定した際、生来の善人である彼を「死なせたくない」と嘆願するなど、正義感の強さ、情の深さもみられます。 一方で、その価値を自らの判断で測っている傾向が強くあり、「俺は不平等に人を助ける」と自らを語る場面も。善人が報われないことに疑問を抱いているため、悪人に対しては救おうという意識が薄いようです。 伏黒は呪術師の名門・禪院家(ぜんいんけ)の血筋であり、まだ1年生でありながら2級呪術師の階級の持ち主。なお、姉である伏黒津美紀(ふしぐろつみき)が正体不明の呪いを受けており、昏睡状態に陥っています。 ※この記事では2020年12月時点での『呪術廻戦』最新情報に触れています。ネタバレに注意して読み進めてください。

1年生ながら2級呪術師!伏黒恵の術式を解説

呪術師は4級・3級・2級・1級・特級に階級分けされており、伏黒は1年生ながら2級の呪術師です。 ちなみに呪術師が祓う対象となる「呪霊」も同様に強さごとに階級があり、通常、呪霊と同等級の呪術師が呪霊討伐の任務に当たります。つまり、2級呪術師は2級呪霊に勝つのが当然で、1級呪霊を倒しうるレベルに近いという訳です。 伏黒は戦闘において自らの体術と「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」という禪院(ぜんいん)家相伝の術式を使用して戦います。この術は、自らの影を媒介として10の式神を使役する術です。両手で影絵を作ることでそれらの式神を召喚します。 ただし召喚者本人である伏黒が負傷、または式神自体が完全に壊されるなどした場合は具現化できなくなる仕様です。また京都校との交流戦では自身の影に干渉し、呪具を影の中に収納することが出来るようになりました。

玉犬(ぎょくけん)「白(しろ)」

真っ白な犬の姿をした式神。犬らしく嗅覚による呪力の探知と戦闘をこなします。 この玉犬白の式神は少年院編で特級呪霊に襲われて以降、2度と顕現できなくなりました。しかし、式神は破壊されてなおその術式と能力は他の式神に引き継ぐことが出来ます。

玉犬「黒(くろ)」

玉犬「白」と同様、真っ黒な犬の姿をした式神。「白」と同じ呪力の探知能力を持ち、作中では2種同時に召喚される場面が多く描かれています。 また、「白」が完全に破壊されてから、その能力を「黒」に引き継ぐことで新たな式神、玉犬「渾(こん)」が生まれました。

玉犬「渾(こん)」

少年院編で玉犬「白」が破壊され、その力と術式を引き継いでできた式神。身体は巨大で、第58話では特級呪霊を倒せるほどの高い攻撃力を持っていることがわかります。 後ろ足で立ち前足の爪で攻撃し、時には伏黒を抱えて高速で動くこともあります。

大蛇(オロチ)

大きな蛇の式神。片手で蛇の影絵を作ることで呼び出すことができ、人を丸呑みできるほどの体躯をしています。 しかし、ストリーの序盤で虎杖の体を乗っ取った宿儺と対峙した際に完全に破壊されてしまいました。

鵺(ぬえ)

骸骨が頭の半分を覆っている大きな鳥の姿をした式神。飛行する能力を持ち、移動や帯電の呪力をまとった攻撃を行わせることが可能です。

蝦蟇(がま)

巨大なカエルの姿をした式神。少年院編ではその大きさでクラスメイトである釘崎野薔薇(くぎさきのばら)を口の中に閉じ込めていました。カエル特有の長い舌で仲間の救助、敵の捕縛など援護として使用されます。 また、鵺と蝦蟇の2種の式神を合体させで生まれた拡張術式、不知井底(せいていしらず)も存在します。外見は羽の生えたカエルです。

満象(ばんしょう)

像の姿をした式神で、他の式神の中でもかなりの呪力を必要とする代物。そのため単体でのみ召喚することが可能です。 鼻から大量の水を吹き出し攻撃を行います。呪術高等専門学校京都校の3年生である加茂憲紀(かものりとし)と対峙した際は、この攻撃で彼を吹き飛ばしていました。

不知井底 (せいていしらず)

「鵺(ぬえ)」と「蝦蟇(がま)」を合わせた拡張術式であり、見た目は羽の生えた蝦蟇。第17話の東堂との戦いで初めて登場しました。式神「鵺」か「蝦蟇」のどちらかが完全に破壊されると出せなくなります。 鵺や蝦蟇を単体で呼び出した方が体格も大きく強いのですが、破壊されても再顕現でき一度に数体呼び出せるので、戦闘で多く用いられています。

脱兎 (だっと)

白いウサギの式神。脱兎は両手を使ってウサギの影絵を作ることで呼び出します。96話の粟坂との戦いで初めて登場しました。 一体ごとの攻撃力は低いのですが、一度に大量のウサギを顕現できるので、戦闘中に敵を錯乱したいときに効果的です。

八握剣異戒神将 魔虚羅(まこら)

歴代の十種影絵法師の中でも調伏できたものはいないという最強の式神。 「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」の言葉で召喚可能ですが、伏黒もまだ調伏できていません。調伏するには儀式を行う必要があり、それまでは召喚した本人も魔虚羅の攻撃対象になります。実際、伏黒は呪詛師重面との戦いで召喚に成功した後、魔虚羅の攻撃を受け仮死状態に陥りました。 魔虚羅は何といってもその強さが特徴的です。「あらゆる事象への適応」という固有能力を持ち、戦闘中に受けた攻撃の耐性を獲得することもできます。特級呪霊の中でもトップの強さを誇る宿儺も吹っ飛ばせるほどの戦闘力を持っています。

マンガ『呪術廻戦』58話では、特級呪霊との戦闘でついに伏黒も領域展開に成功。その領域は広い地面一帯が黒い影の海で覆われているという様子で、蝦蟇をはじめとした多くの式神を召喚できるようです。 伏黒は領域展開を発動することで自身の術式を敵に必中させることができますが、まだ領域の精度は低く、特級呪霊が呪力を解放して領域展開を発動すると押し負けてしまいました。

ついに!伏黒恵の領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」

まだまだ実力は伸び盛り!これからの成長にも期待

伏黒の戦闘能力の高さは、虎杖の体を乗っ取った宿儺が高く評価するほどです。一方で、十分なセンスを持つのにも関わらずその技術を満足に扱えておらず、「宝の持ち腐れである」との指摘も。 また、特級呪術師で呪術高専の教師である五条は、伏黒は本気の出し方を知らないと彼に告げます。さらには、伏黒がもつ奥の手(2020年12月時点ではまだ明かされていません)が彼をその思考にさせていると指摘。「死んで勝つ」と「死んでも勝つ」は全く異なることを五条は伏黒に教えました。 宿儺と五条の言葉がきっかけとなったのか、再度、特級呪霊と対峙した際、不完全ではあるが呪術師にとっての最大の技・領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」を得ることに成功します。結果として、伏黒は特級呪霊の討伐を成し遂げました。 今まで戦闘において、どこか一歩引いて挑んでいたところのある伏黒でしたが、自らの限界を超えたことによって彼の成長曲線が急激に伸びたことは間違いないでしょう。

両面宿儺(リョウメンスクナ)と伏黒恵、二人の関係性は?

宿儺が好奇の目を向ける伏黒恵

宿儺は少年院での戦闘の際に伏黒の術式を気に入ったようで、彼に対して興味を持つようになります。マンガ117話では、伏黒自身が出した式神魔虚羅に攻撃され、瀕死状態の彼を助けようと駆け付けます。その後118話では、実際に魔虚羅と戦い、その強さを目の当たりにしました。 また、彼の生き方や考え方も気に入っているようです。ほとんどのものに対して「つまらない」という宿儺が唯一興味を示す伏黒恵は、まだまだ明かされていない強さがあるのかもしれません。

宿儺(すくな)に乗っ取られた虎杖悠仁と対決!

少年院での除霊を請け負うこととなった虎杖・伏黒・野薔薇の3人は、特級呪霊と会敵してしまいます。 呪術師としてまだ未熟な立場な彼らは窮地に追い込まれ、それを見兼ねた虎杖は伏黒と野薔薇を先に逃がし、1人で呪霊の相手をすることに。このままでは負けてしまうと悟った虎杖は、体の主導権を宿儺に受け渡してしまいます。 呪霊を倒した宿儺ですが、長い時間肉体を預けていたためか虎杖の精神が戻ってくることはなく、そのまま宿儺は虎杖の体を乗っ取り、彼の心臓をえぐり取ってしまいました。虎杖が居た場所に戻ってきた伏黒は宿儺と対決することになります。 伏黒は1年生にしてはレベルの高い2級呪術師ですが、相手は特級呪霊をいとも簡単に倒してしまった“呪いの王”両面宿儺。いとも簡単に式神を破壊されてしまい、手も足も出ない状態の伏黒は、奥の手だと思われる詞を唱えようとします。 しかしその瞬間、虎杖が再度、自らの体を奪還。両者ともに事なきを得るのでした。

宿儺が伏黒にこだわる理由を考察

宿儺は伏黒の式神魔虚羅を見てから伏黒への興味をさらに強めます。宿儺はなぜそこまで伏黒にこだわるのでしょうか。 それは宿儺が、十種神宝のひとつで死者を甦らせることができると言われている「死返玉」を狙っているからだと考えられます。 十種神宝は十種影法術がモチーフになっており、死返玉は「由良由良」と唱えることで出せるようです。117話で十種影絵法術師である伏黒が「布瑠部由良由良」と唱え式神を出すところを見て、その呪文に共通点を見出した宿儺は伏黒が死返玉も出せると考えていると考察できます。 宿儺は伏黒の出す死返玉で1000年前の全盛期の自分として復活することを目論んでいるのではないでしょうか。

伏黒恵が呪術師になった理由は?

伏黒はもともと父子家庭でしたが父親が再婚。しかしその後すぐに両親は、姉と自分を残したまま姿を消してしまいます。伏黒の父は禪院家の血筋であり、その父は恵が成長して術式の才能を開花させたときに、彼を禪院家に売るという約束を交わしていました。 そんなある日伏黒の前に特級呪術師である五条悟(ごじょうさとる)が姿を現します。五条は恵に、恵が間もなく禪院家に売られることを明かすのです。 恵がいちばんに聞いたのは、「それで姉は幸せになれるのか」ということ。五条は「それはない」と完全に否定しながら、恵から何かしらを感じ取った様子。そして五条の計らいによって、恵を呪術師の道へと導きつつ、彼が禪院家に売られるという事態も回避したのでした。

そもそも禪院家とは?

禪院家は呪術師界の御三家の一つで、「十種影法術」を代々受け継いでいます。御三家とは、五条、加茂、禪院の三家系で、呪術界の中でも歴史と権力を持つこの3つの家系のことを言います。 中でも禪院家は伝統を強く意識する家系で、生後相伝の術式を受け継いでいないと判断されると冷遇を受けると言われています。 伏黒恵の父、甚爾(とうじ)は禪院家の人間で、伏黒家に婿入りしたことで伏黒甚爾となりました。息子である恵は禪院家の相伝の術式を引き継ぎ、「十種影絵法術」を受け継いでいるのです。

過去編では伏黒の父親が敵として登場!

『呪術廻戦』の過去編にて登場する伏黒の父・禪院甚爾(ぜんいんとうじ)。普段から周りに性格が悪いといわれ、 飄々とした雰囲気の五条でさえ、自分が引くレベルのろくでなし、と評価するほどの人物です。 由緒正しい呪術師の家系であった甚爾でしたが、呪力を全く持たない「天与呪縛」を受けた状態で生まれました。 一定の呪力を持っていない人間には呪いを感知することが出来ないのですが、彼は驚異的な五感と身体能力によって、呪霊の動きを把握して戦うことができるうえ、呪術師にも並ぶ格闘センスを持ち合わせています。 はじめは五条を瀕死の状態まで追いこむなど、圧倒的な強さをみせつけていた甚爾でしたが、五条の能力が覚醒したことによって敗れ、命を落としました。

姉・津美紀への想い

津美紀は伏黒の異母姉であり、両親が蒸発してからずっと二人暮らしをしていました。伏黒は津美紀のことを「疑う余地のない善人だった、誰よりも幸せになるべき人だった」と述べています。しかし、ある日突然津美紀は呪霊によって呪われてしまい、寝たきりとなってしまいました。 津美紀は善人なのに呪われてしまいました。だからこそ伏黒恵の「俺は不平等に人を助ける」というセリフが生まれたのではないでしょうか。 伏黒恵は津美紀を呪った呪霊の情報をずっと集めていますが、重要な手掛かりはまだ出てきていません。

アニメ版『呪術廻戦』で伏黒恵を演じる声優は内田雄馬

2019年にてアニメ化が決定した、『呪術廻戦』。メインキャラクターでもある伏黒恵は、アイムエンタープライズ所属の内田雄馬(うちだゆうま)が演じることが発表されています。 過去には『マクロスΔ』ハヤテ・インメルマン役や『東京喰種:re』不知吟士(しらずぎんし)役、『BANANA FISH』アッシュ・リンクス役など、数々の人気アニメに出演しています。

伏黒恵(ふしぐろめぐみ)の今後の活躍にも注目!『呪術廻戦』No.1クールキャラ

呪術廻戦
(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

今回は『呪術廻戦』メインキャラクター伏黒恵を紹介しました。 1年生でありながら2級の階級を持つ天才術師・伏黒恵。初めは冷たい印象をもつ伏黒ですが、虎杖と出会い、次第に仲間と協力しながら呪術師として成長していきます。 また、伏黒がもつ術式「十種影法術」は10の式神を扱う技です。すべての式神が出たものの、2020年12月現在、魔虚羅はまだ調伏できていません。 今後の展開や伏黒恵の活躍にぜひご注目ください!