2022年1月13日更新

『呪術廻戦』両面宿儺(すくな)の強さや領域展開は?1000年前に実在したらしい

両面宿儺 呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

『呪術廻戦』両面宿儺(リョウメンスクナ)のプロフィール

別名呪いの王
階級特級呪霊
正体千年前に実在した人間
本来の姿4本の腕に2対の眼を持った異形の姿

両面宿儺(すくな)は呪術全盛の時代に呪術師が総力をあげて挑んでも、遂に倒すことができなかった最強の呪術師です。 宿儺の合計20本の指は強力な呪力のこもった特級呪物として未だに存在しており、本作の主人公・虎杖悠仁がその指を体内に取り込んだことで、宿儺が悠仁に受肉し再び現世に顕現しました。悠仁から宿儺として登場する際は、体に紋様が現れもう1対の眼が開眼します。 性格は“呪いの王”に相応しく、まさに天上天下唯我独尊(ゆいがどくそん)。利益や目的よりも自分の快、不快で行動を起こすのが特徴です。そのため、同じ呪術師を敵とする相手であれ、不快な行動を取れば一瞬で叩きのめします。 しかし一方で計算された行動を取るなど、ただ目先の出来事のみを見ているだけの短絡思考では無い様です。

虎杖と宿儺の契約とは

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

宿儺に心臓を抜き取られ絶命した虎杖ですが、死んだ先に待ち受けていたのは宿儺の生得領域でした。自分を殺した相手との再会に、虎杖はすぐさま猛攻を仕掛けます。それを軽々回避する宿儺。 宿儺は虎杖に自分の出す条件を飲めば、生き返らせてやると伝えます。その条件とは①宿儺が契闊と唱えたら1分間体を明け渡すこと②この約束を忘れることの2つです。 これに虎杖は「お前は邪悪だ。もう体は貸さん。」と返しますが、それに宿儺は「その1分間誰も殺さんし、傷付けんと約束しよう」と言います。 それを聞くも虎杖は宿儺をぶん殴り「無条件で生き返らせろ」と言い放ちました。それを受けて宿儺は「だったらこうしよう。今から殺し合いをしてお前が勝ったら無条件で、俺が勝ったら俺の縛りで生き返る。」と提案します。 虎杖はそれを聞き快諾したその瞬間に顔を両断され、宿儺の条件付きで生き返りを果たしたのでした。

そもそも虎杖が宿儺の指を食べても死なないのはなぜ?

物語序盤に呪いの王・両面宿儺の器となった虎杖ですが、なぜ虎杖は宿儺の器となり得たのでしょうか。両面宿儺は特級呪物であり猛毒。普通の人間なら確実に死ぬと言われています。しかし虎杖は死ななかったどころか宿儺と自我を意のままに操ってみせました。 結論から言うと、これには虎杖の血筋が関係しているのではないかと思われます。虎杖は親代わりの祖父の元で暮らしており、両親は幼い頃に亡くしています。作中で祖父が死の間際に「最後に言っておきたいことがある。お前の両親のことだが」と話し出し、虎杖が「興味ねーって!」と遮る描写がありました。 このことから虎杖の両親「に何かがあった」または「が何かであった」ことは明白です。そして宿儺に適合する虎杖。以上のことから、虎杖は宿儺の子孫なのではないかと考えるのは自然でしょう。“呪いの王”の血を引いているのであれば、虎杖の常人離れした身体能力も納得です。 虎杖の正体は一体なんなのか。これからの展開に期待ですね。

宿儺の強さは?術式・領域展開を解説

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

作中でも圧倒的な存在感と強さをみせる両面宿儺。ここからは、“呪いの王”と呼ばれる宿儺が具体的にどのくらい強いのか解説していきます! まず結論からいうと、宿儺の強さは『呪術廻戦』に登場するキャラクターの中でも、間違いなくトップレベルです。もはや宿儺を抑え込めるのは宿主の虎杖悠仁を除けば、五条悟以外にいないといっていいでしょう。 というのも本作の第1巻で五条は宿儺の器となった悠仁について「どうせ殺すなら全ての宿儺を取り込ませてから殺せばいい。」と明言しています。つまり五条には完全体となった宿儺も倒す自信があるようです。 とはいえ気分1つで特級呪霊を消してしまうほど、宿儺が圧倒的な強さを誇っているのは確か。今後宿儺と五条の直接対決が実現しても、どちらが勝利するのか全く予想もつきません!

術式「解」「捌」「炎」

呪術廻戦の登場人物は「術式」と呼ばれる固有の技を使用します。しかし宿儺は未だ術式の全貌を明らかにしていません。 そこでここでは原作・アニメにてこれまでに宿儺が披露してきた術式を3つ紹介します!

見えない斬撃①:「解」

「解」は目に見えない斬撃を飛ばす術式です。手を振るだけで相手を細切れにしたり、真っ二つにできます。 基本的に宿儺は「解」を使用しており、通常攻撃のような扱いとなっています。

見えない斬撃②:一太刀の斬撃「捌」

こちらの「捌」も「解」と同じく目に見えない斬撃を飛ばす術式です。しかし「捌」は「解」と違い、相手の呪力量や防御力に応じて、自動で最適な一太刀を繰り出す術式となっています。 基本的に「解」よりも威力は高くなると思われ、上位攻撃と考えて良いでしょう。

「フーガ!」で最強式神も特級呪霊も一撃粉砕「炎」

宿儺は斬撃を操るものだけでなく、炎を用いる術式も使用しています。彼が「開(フーガ)」という言葉を発すると、矢の形をした炎が現れました。 その矢の威力は炎を主な術式とする特級呪霊・漏瑚(じょうご)を瞬殺し、最強の式神「魔虚羅」を消し去るほど驚異的なものです。また範囲も広範囲で、高火力・広範囲の強力な術式となっています

領域展開「伏魔御厨子(ふくまみずし)」

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©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

ここでは宿儺の領域展開「伏魔御厨子」を解説していきます。 領域展開とは、限られた術師や呪霊のみが使える呪術の奥義です。生得領域を展開する領域展開では、術者の術式が必中となるので、発動した時点でほぼほぼ勝利が確定します。 原作では119話にて、宿儺は領域展開を見せました。伏黒を助けるために最強の式神「魔虚羅(まこら)」と対峙する宿儺。魔虚羅を初見の技で倒し切る必要があると考えた彼は、領域展開を発動します。 宿儺の領域展開「伏魔御厨子」は、対象に「解」または「捌」を絶え間なく浴びせ、切り刻み続ける術式です。また本来領域は空間の中に対象を閉じ込めるものですが、彼の領域は「縛り」を設け威力を上げるため、閉じ込めていません。その縛りにより宿儺は半径200mに及ぶ領域展開を可能にしています。 119話では伏黒が近くに居たため、宿儺は必中範囲を140mまで狭め、魔虚羅に斬撃を浴びせるのでした。

伏黒恵が地雷?理由や目的を考察

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

伏黒の命を奪える場面があったにも関わらず、なぜか彼を生かし続けている宿儺。彼が伏黒を殺さずにいる理由は何なのでしょうか? ここからは宿儺が伏黒を生かし続ける2つの理由について考察していきます。

①伏黒の術式を利用して復活したい?

伏黒の術式である十種影法術は、「先代旧事本紀」という歴史書に登場する宝物、「十種神宝(とくさのかんだから)」をモチーフにしています。その十種神宝の1つに「死返玉(まかるかへしのたま)」と呼ばれる式神がいて、なんと死者を復活させる力を持っているのです。 つまり宿儺は死返玉の力を利用しようとして、伏黒を活かし続けていると考えられますよね!同じく十種神宝の1つである「八握剣(やつかのつるぎ)」を伏黒が発動しようとしたとき、宿儺の目の色が変わったことからも、この説は濃厚といえるでしょう。

②伏黒の術式がお気に入り?

宿儺が伏黒を気に入る2つ目の理由として、戦闘センスの高さが挙げられます。伏黒が使用している十種影法術は敵前逃亡した恵に対して宿儺が「宝の持ち腐れだな」と語るほど高く買われています。 また格闘センスも「虫レベルの特級呪霊相手くらいなら勝ち目はある」と宿儺は称していました。彼は伏黒の高い潜在能力を見抜いているのでしょう。

裏梅・真人との関係性を考察

裏梅との関係は?

裏梅は夏油や特級呪霊たちと行動していた呪詛師。宿儺と対面を果たした時から、宿儺との深い関係を感じさせる存在でした。 2021年3月に発売された公式ファンブックで、裏梅は1,000年前に宿儺に仕えていた従者のひとりだったことが判明しています。当時は料理が上手いことで重宝され、宿儺の隣に立つことを許されていました。 宿儺との会話から裏梅本人であることがわかっていますが、1,000年以上経った今も当時の姿でいる理由は明らかになっていません。

真人との関係は?

呪術廻戦 真人
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魂を知覚しながら戦う呪霊軍団のトップ・真人(まひと)ですが、魂を触れるからこそ出現していない宿儺を感じることができる唯一のキャラクターとなっています。 そのため真人は虎杖との最初の戦いで、宿儺の魂に触れたことで逆鱗に触れ、ダメージの大きい反撃を受けてしまいます。そして起こった渋谷事変。真人は虎杖と東堂葵(とうどうあおい)を相手にしますが、苦戦を強いられます。 領域展開をしたい真人ですが、魂に触れる無為天変を必中にしてしまうと、無条件で虎杖にも術が作動してしまいます。そこで考えた真人は、0.2秒の領域展開を試みました。 その瞬間、真人は宿儺の生得領域にいました。0.2秒の領域展開を受け、宿儺は無言で笑います。そして真人は「代わる間もなく虎杖を殺す。黙ってここで見ててくれ」と告げ、生得領域から去るのでした。

宿儺の指の行方を徹底解説

両面宿儺といえば、その指の行方が気になるところです。そこでここでは指の行方を表にまとめました。

1本目虎杖の通っていた杉沢第三高校の百葉箱に保管されていた。虎杖が食べた。
2本目呪術高専が保有していたモノを五条が持ち出した。虎杖が食べた。
3本目少年院の特級呪霊が取り込んでいた。虎杖と代わった宿儺が食べた。
4本目八十八橋の特級呪霊が取り込んでいた。虎杖と代わった宿儺が食べた。
5本目脹相との戦闘後瀕死の虎杖に菜々子と美々子が食べさせた。
6〜15本目漏瑚が10本まとめて虎杖に食べさせた。
16本目〜20本目所在不明

「両面宿儺の指」とは文字通り、両面宿儺本人の指である特級呪物です。本来であれば飲み込めば死は免れないほど凶悪な代物ですが、虎杖には宿儺の器としての素質がありました。そのため彼は人々を幸せにするため、宿儺の指を次々と自らの体に取り込んでいるのです。

元ネタは『日本書紀』

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

呪術廻戦の両面宿儺には、モデルが存在します。それが『日本書紀』に登場する、両面宿儺です。『日本書紀』での両面宿儺は仁徳天皇の時代に飛騨に現れた人間。 1つの胴体に2つの顔を持ち、8本の手足が生えた異形で、強力な力を持ち武器を操りました。しかし皇命に従わず人民からの略奪を働いていたことで、武振熊命に討たれたとされています。 『日本書紀』での記述を見れば彼は異形で強力な力を持ちながら、悪事を働くまさに呪いの王のモデルにふさわしい人物だと言えるでしょう。しかし彼が暴れていたとされる飛騨(現岐阜県)では、両面宿儺を救世観音の化身とするなど、真逆の言い伝えも複数存在しています。 現在は呪いの王として悪役に徹する呪術廻戦の両面宿儺ですが、いつか飛騨の言い伝えのように虎杖達の救世主になるときがくるのかもしれませんね

宿儺の声優は諏訪部順一

アニメ『呪術廻戦』の両面宿儺には、数々の人気キャラを演じてきた諏訪部順一(すわべじゅんいち)が声を当てています。 代表作は『テニスの王子様』の跡部景吾(あとべけいご)役、『僕のヒーローアカデミア』の相澤消太(あいざわしょうた)役、『ブラッククローバー』のヤミ・スケヒロ役などです。 セクシーで渋い声が特徴的な諏訪部順一は宿儺の声にぴったりマッチしているので、まだ確認できていない人はぜひチェックしてみて下さい!

『呪術廻戦』両面宿儺(すくな)の狙いは一体?今後の動向から目が離せない!

未だ全ての指を回収したわけでは無いにも関わらず、すでに五条悟以外敵無しの最凶の呪い・両面宿儺。今はまだ積極的に虎杖達を苦しめるわけではありませんが、「虎杖との契約」や「伏黒への異常な興味」などまだまだ謎が多く、今後の動向が1番気になるキャラクターでしょう。 また宿儺を全て取り込んだ後に死刑が決まっている虎杖は、最後宿儺とどのような形で決着をつけるのか。全ての謎が解き明かされるときを、心待ちにしましょう!