【推しの子】名言ランキングTOP41！ファンが“愛してる”セリフと名シーンを厳選！

原作・赤坂アカ、作画・横槍メンゴのタッグで描く「推しの子」は、推しがいる人・推されたい人にとっての名言の宝庫！芸能活動や復讐を通して人間の奥底に渦巻く感情にもスポットを当てており、グッときたりゾクッときたりと、いろんな感情を味わわせてくれます。 この記事ではciatr編集部が厳選した名言TOP41をランキングで紹介！名言・名シーンを通して作品の魅力に迫ります。 ※この記事は「推しの子」の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

今回は数ある名言・迷言の中から、「話題性」「オタク心に刺さる」「インパクト」の3点を基準にランキングにしました。 いかに話題になったかの「話題性」、推しがいるオタクにどれくらいグッとくるかの「オタク心に刺さる」、セリフから該当シーンが思い出せるかどうかの「インパクト」となっています。

星野アイにとってアイドルとは偶像であり「嘘という魔法で輝く生き物」です。一見するとビジネスライクに見えるセリフですが、愛を知らずに育ち愛し方の分からない彼女にとっては、嘘こそが愛でした。 最高の嘘をファンに見せようとしてくれたアイのアイドルとしての生き方にグッとくるシーンであると同時に、作品の世界に惹き込まれるフックにもなっているセリフです。

うまくダンスが踊れずに悩んでいた幼いルビーに、アイがかけた言葉です。ルビーは病弱だったさりなの頃の記憶が邪魔をして、思いっきり身体を動かすことができませんでした。そんな彼女に、母は「ママを信じて」と伝えます。 憧れの人・アイからの言葉はルビーに恐怖心を克服させました。推しの言葉が与えてくれるパワーを感じられるシーンです。

刺されたアイが死の直前に子供たちに伝えた言葉です。愛することを知らないアイは、子供に対して「愛してる」と言ったときに、それが嘘だと気づくのが怖いと、この言葉だけはずっと言えずにいました。 死の間際、「よかった、この言葉は絶対、嘘じゃない」と安堵の表情を見せるアイ。本当の愛を知ったアイの表情も含めて号泣＆胸アツシーンです。

アイのようなアイドルになるという夢を追いかけるルビーが、アクアから反対された際のセリフ。続けてルビーは「何もできないまま終わる人生もあるんだよ。私はそんなのイヤ」と言います。 ルビーは転生前、やりたいことをほとんどやれずに12歳で病死しました。その過去があるからこそ、ルビーのしたいことはすべきという言葉が刺さります。

アイの死を受けてネットでは「有名税」「男がいたなら仕方ない」といった誹謗中傷が相次ぎます。それを目にしたルビーは「有名税って何？お客様は神様みたいな事言ってさ、それはお前らの使うセリフじゃねーんだよ」と切れてこのセリフを言いました。 ネット社会ではこの免罪符を盾に言いたい放題になる傾向があります。4位の有馬かなの言葉とともにハッとさせられるセリフです。

新生B小町の新曲の納品が遅れていることを知ったルビーは、「アイドルがアイドルでいられる時間は長くない」と事務所のミヤコ社長に催促を頼みます。 転生前はアイドルオタクだったルビーだからこそ、アイドルの厳しさもわかっているのでしょう。「大人の時間」という表現にも考えさせられるものがあります。

25歳という年齢を気にして憧れのアイドルになるのを諦めようとするMEMちょに対し、ルビーは「アイドルをやるのに年齢なんて関係ない」と彼女に手を伸ばします。新生B小町結成の瞬間です。 年齢を理由に夢を諦めている人の背中を押してくれる名言です。同時に、推しへの憧れが止められないオタクの心も代弁してくれるセリフですね！

アクアの転生前の医者ゴローが、アイドルも出産も諦めないというアイのカリスマ性に魅了されるシーンの心の声です。それまでファンの心と医者の心の間で揺れ動いていたゴローは、何があってもアイの希望を叶えようと決意します。 恍惚としたゴローの表情も印象的で、「奴隷(ファン)」という当て字もあいまって完全に堕ちたオタクそのものです。

トラウマのせいであと1歩踏み込んだ演技ができずにいたアクアが、トラウマすら利用して芝居をしようと決意する際のセリフ。続けて「自分の傷の1つや2つ上手く使えず偉そうな事言ってんじゃねえぞ」と自分に発破をかけるのも熱いです。 才能がないと諦めていたところからのアクアのがむしゃらな成長は、作品に芸能もののおもしろさをプラスしています。

感情芝居の壁にぶつかったアクアは、「演技は苦く辛いものであれ」という五反田監督のアドバイスを受けて、本番で最高の芝居を見せます。 アクアの役者としての成長は喜ばしいものの、原動力が「復讐」な点がなんともビター。1巻9話のインタビュー「【役者】編」でも同じセリフが登場しているので、伏線としても記憶に留めておきたいセリフの1つです！

新生B小町のファーストステージ、有馬かなは観客席にいるアクアに向かって「私のこと大好きにしてみせる」と、彼の推しの子になる決意をします。 4巻にして登場したタイトル回収セリフ！多くの読者が推しの子どもに転生するという意味でタイトルを捉えていたなか、まさかのタイミングでタイトル回収が登場して、一気にテンションが上がるシーンです。

SNSでの黒川あかねの恋愛リアリティーショー降板に関する炎上騒動に対して、有馬かなが「皆自分だけは例外って思いながらしっかり人を追い込んでるのよ」というセリフとともに放った言葉。 子役時代から芸能界を見てきた彼女が言うからこそ説得力抜群で、リアルな推し活においても当てはまる名言です。

「私は何があってもアクアくんの味方だよ」と言う黒川あかねに対し、アクアは例え話として殺したい人がいると言ったらどうするかと聞きます。あかねは迷う様子もなく、このセリフを口にしました。 この言葉通りにあかねはその後、精力的にアクアの復讐に力を貸すようになります。あかねの才能と洞察力は今後もカギとなりそうなので、このセリフもなにかの伏線かもしれませんね。

自分には才能がないからと裏方を志望するアクアに対し、五反田監督が「役者やりてーんだろ、顔に描いてある」とこの言葉を伝えます。この言葉が、アクアの中でずっとくすぶっていた役者という夢に火をつけるきっかけとなりました。 監督自身が子供部屋おじさんなのでやや説得力に欠けるのですが、5位のアクアのセリフにもつながっている名言です。

舞台『東京ブレイド』の本番中、あかねが役者として覚醒して、演技で有馬かなを挑発する際のセリフ。多くのキャストがステージ上にいるなか、周りをのんで主人公の存在感を放つあかねの凄さを実感できるシーンです。 そこから続くかなとの芝居の応酬も見応えがあり、アクアとあかねがタッグを組んでかなの本気の芝居を引き出す流れはまるでスポ根もののおもしろさがあります。

『東京ブレイド』の原作者・鮫島アビ子は「この世のクリエイターの9割は三流」とバッサリ切り捨てたうえで、自分の才能に自信を覗かせます。この言葉を自身の師匠・吉祥寺頼子にぶつけているのも見どころです。 言葉だけだと天才だから言えるセリフに聞こえますが、アビ子先生の孤独な仕事っぷりを知ると、才覚を信じて進むしか道がないという状況も見えてきて、先生を応援したくなります。

業界のなかでも「可愛さの『説得力』」を持つ人材がいるという持論を展開する鏑木は、舞台「東京ブレイド」での有馬かなにその説得力とスター性を感じたと語ります。 ここでも嘘というのがキーワードとして登場。アイとも交流があった鏑木が言うスター性が、今後の伏線になるのでは？というワクワク感も与えてくれるシーンです。

アニメも話題の「推しの子」の名言を紹介しました。がむしゃらに夢に、そして復讐にと生きる登場人物たちの言葉は読む者の心に刺さりますね！推しキャラによって名言も変わってくると思うので、原作を読破してぜひお気に入りのシーンを探してみてください。