【推しの子】苺プロダクションの所属キャラが強すぎる!社長交代の背景も詳しく解説
新生「苺プロダクション」を
伝説のアイドル・星野アイが所属していた事務所が「苺プロダクション」です。その後、子供たちである星野ルビー・アクア、そして有馬かなといった才能あるタレントが所属していきます。 この記事では物語の核ともいえる「苺プロダクション」の社長や所属キャラ、そしてプロダクションとしての強みなどを詳しく解説していきます! ※この記事は『推しの子』の重要なネタバレを含みます。
「推しの子」苺プロダクションってなに?
「苺プロダクション」とは伝説のアイドル・星野アイを排出した規模としては小さなタレント事務所です。アイ出産時は斎藤壱護が社長兼後見人を務め、社長夫人の斎藤ミヤコがアイの子供であるルビーやアクアの面倒を見ていました。 星野アイ殺人事件後は斎藤ミヤコが社長に就任。アイの死亡から2年後に廃止されたアイドル部門を再始動させ、娘として育てたルビーを入社させました。さらに新生「B小町」として有馬かな、MEMちょがあとを続きアイドル業界に新たな風を吹かせています。
旧「苺プロダクション」を
【社長】斎藤壱護から斎藤ミヤコへ。社長交代の理由は?
斎藤壱護が失踪、行方不明に
斉藤壱護は「苺プロダクション」の元代表取締役(社長)です。しかし娘のように可愛がっていた星野アイ殺害事件をきっかけに姿を消しました。 失踪後暫く足取りが不明でしたが9巻・84話で再登場し、その後もルビーに仕事を斡旋したり相談に乗ったりと何度か再登場しています。また彼が失踪した理由は「誰にも迷惑をかける事なくアイ殺害の真犯人に復讐を果たす」ことだったと明かされました。 アクアに対して黒幕とされていた上原清十郎が引っ越し段階で既に亡くなっており、実行犯に住所を伝えることができなかったと教えたのも壱護でした。
斎藤壱護とは
斎藤壱護は星野アイを発掘した人物でもあります。施設育ちで嘘つきな私がアイドルになれるわけがないというアイに対して「そういう経歴も個性じゃん。ファンはきれいな嘘を求めている」と説得し、芸能界に入れさせました。壱護がいなければアイはアイドルになっていなかったのです。 またアイを娘のように可愛がり、出産時も身元引受人として付き添っています。自分が育てたアイドルをドームに連れて行くのが彼の夢でしたが、当日アイの身に悲劇が起こってしまいました。
現社長は斎藤ミヤコ
「苺プロダクション」の現社長は斎藤壱後の妻・斎藤ミヤコです。アイ死亡後は社長としてだけでなく、ルビー・アクアの親代わりになりました。 社長就任後はアイドル部門をなくし、ネットタレントのマネジメントへと路線変更。しかしアイドルに強い憧れを持つルビーをアイドルとして勧誘したことで再びアイドル部門を立ち上げたのです。
聖人ミヤコの初登場巻を
【全】苺プロダクション所属タレントを一挙解説!
現在は表内のタレントが「苺プロダクション」に所属しています。 ここからは所属タレントそれぞれの職業や契約したきっかけ、仕事内容まで徹底的に解説!個性豊かな「苺プロ」のタレントから推しキャラを探してみましょう。
星野アイ
星野アイはアイドルグループ「B小町」でセンターを務めるアイドルでした。16歳の時に双子のルビー・アクアを出産し非公表の子持ちアイドルになります。 アクアのバーターとして出演した映画でブレイクを果たし、ドーム公演まで上り詰めました。しかしコンサート当日、玄関先でファンに刺されます。 自分自身を「私は嘘つき。自分でも何が本心で何が嘘かわからない」と語っていましたが、最期に子供たちへ本心からの「愛してる」を伝えて息を引き取りました。
衝撃のアイ死亡回を
星野アクア
星野アクアは五反田泰志監督に気に入られホラー映画で初演技、その際に苺プロ所属となっています。アイの死後は、芸能界にいる犯人探しのために五反田のもとで動画編集を学び裏方に。しかしかなからアイの携帯に名前があった鏑木勝也の作品に出演しないかと打診され再び演技に取り組みます。 アクアは産婦人科医・雨宮五郎の生まれ変わりであり、五郎もさりなの影響を受けてアイの大ファンです。ルビーが心配で彼女のオーディションを裏で不合格に工作していました。
アクアの復讐が始まる1巻を
星野ルビー
星野ルビーは、アイドルオーディションに幾度となく落ち最終的に苺プロ所属のアイドルになりました。その後は同じ学校の先輩・有馬かなを勧誘して新生「B小町」として活動しています。 ルビーは難病で亡くなった天童寺さりなの生まれ変わりです。アイの熱狂的ファンであり、さらに医者の雨宮吾郎に恋心を抱いていました。しかしルビーとなりアイと五郎を殺した犯人が同一人物だと分かってからは復讐心に溢れ闇落ちしていまいます。
ルビーの闇落ちを見に
有馬かな
有馬かなは「10秒で泣ける天才子役」として一躍有名になりますが、徐々に仕事を失いオワコン子役と揶揄されるまで落ちこぼれます。しかしルビーの勧誘もあり新生「B小町」のアイドルに転身しました。2年のアイドル活動の後、突如脱退を発表しています。 アクア・ルビーは高校の後輩です。子役時代、アクアの演技に負けて悔し涙を流した過去があり高校で再会を果たしました。ドラマでの再共演をきっかけにアクアを好きになり、黒川あかねとは恋のライバルになっています。
本気の演技が忘れられない!
「今日あま」を
MEMちょ
MEMちょはYouTuberやTikTokerとして活躍するインフルエンサーです。さらに恋愛バラエティで共演したアクアに「アイドルが夢だった」と語ったことがきっかけとなり「B小町」に加入しました。加入後はSNSマーケティングのプロとしてB小町のネットプロデュースも手掛けています。 18歳の設定ですが、実年齢は25歳。母子家庭で育ち、倒れた母に代わり兄弟の学費を負担するためアルバイトせざるを得ず23歳からSNS活動を本格的に開始しブレイクしました。
MEMちょがB小町に!?
スカウト回を
ぴえヨン
ぴえヨンは苺プロに所属する大人気YouTuber。頭にひよこの被り物+海パン一丁でダンスを踊る謎のキャラで、新生B小町の振り付けも担当しています。 苺プロの稼ぎ頭と言われており、年収は1億円超えとも。ルビーとかながデビューする際に1時間体操をするだけのシュールな動画を制作しました。アクアがかなと仲違いしていた際にアクアがぴえヨンの格好で特別講師として登場していますが、本当の中の人は別人です。
原作でも異彩を放つぴえヨンを
【強み】苺プロダクションは幅広いジャンルに対応できるメンバー揃い!
かつては弱小事務所でありながら複数のアイドルを手掛けていましたが、アイの事件後アイドル部門は撤退しました。 しかしネットタレントのプロデュースで生き延びてきた結果、ぴえヨンという大ヒットYouTuberが誕生しています。さらにルビーが評判の悪い地下アイドルに入ってしまいそうだったためアイドル部門を復活。 アイの遺伝子を色濃く受け継いた天性のアイドル・ルビーや作品が良くなるなら棒読みでもやってのけるプロ女優・有馬かな、そしてSNS業界に精通したMEMちょといったアイドルを主軸にしながらも幅広いジャンルに対応できるタレントが揃っているのです。
新生「苺プロダクション」を
アイの魂を受け継いた苺プロダクションから今後も目が離せない!
ルビー・アクアはもちろんかなはルビーにアイの面影を見たことも入社の決め手となりました。そしてMEMちょもアイの大ファン、アイの存在が苺プロを繋いでいるといっても過言ではありません。 有馬かなの脱退が発表され大きな転換点となっている苺プロは、果たして今後どのような進化を見せるのでしょうか。前社長・壱護の動向にも要注目です!