『ハイキュー!!』大人になった花巻貴大は転職活動中？声優や仲良し松川との関係も解説

『ハイキュー!!』に登場する花巻貴大は、強豪・青葉城西に所属する選手です。あまり目立つキャラではないものの、独特な空気感と冷静な性格で多くのファンの心を掴む彼。 本記事ではそんな花巻の、大人になったその後や声優を紹介。また松川一静との関係や名言についても紹介するので、ぜひチェックしてみてください！ ※本記事には『ハイキュー!!』の重要なネタバレを含みます。

花巻貴大は、宮城県の強豪である青葉城西所属の選手です。レギュラーで、ポジションはウィングスパイカー。キャラが強い青葉城西のなかではあまり目立つ人物ではないですが、フォローで失点を避けたり及川の代わりにトスをあげたりと、やはり基礎能力は高いです。 ピンク寄りの茶髪が特徴的で、同期の及川からは「マッキー」と呼ばれています！

高校バレーボールの熱い戦いを描いてきた『ハイキュー!!』ですが、実は最終話ではそれぞれの大人になった姿が判明しています！ オリンピックが始まり、アルゼンチンとの試合に臨む日本代表。そんななか実況は、アルゼンチン代表のセッターとして帰化した及川を紹介します。そこで高校時代は全国大会出場経験がない無名選手だったと話す実況に、「やかましいわ」とツッコむ人物が。それこそ26歳になった、花巻貴大だったのです。 かつての仲間と共に試合を観戦しようと待機する花巻には、「転職活動中」と紹介が。彼は上京し、26歳で転職活動をしていたようです。実況に対するツッコみからは、当時から超高校級であった及川に救われ振り回された、花巻の青春が感じられますね！

青葉城西高校バレー部は、その多くが影山が通っていた北川第一中学からの進学組です。影山の同級生として1巻に登場していた金田一や国見も青葉城西に進み、及川や岩泉も北川第一の生徒でした。 しかし花巻の出身中学は、作中で判明していません。また同じチームの松川一静の出身中学も、明かされていませんでした。2人は、チームのなかでは特に仲がいい様子。試合中自然とタッチしている描写もあり、大人になってからも一緒に試合を観戦していました。 また日向が嫌なブロックとして松川を思い出したとき、その頃松川は花巻と一緒に電車に乗っていました。もしかしたら2人は、同じ中学出身なのかもしれませんね！

及川や京谷が所属する青葉城西では、冷静で常識人タイプの花巻。しかしおまけ漫画や作中のある場面では、その意外な性格もチラ見せしています。 17巻のおまけ漫画で、引退しミニゲームをしていた青葉城西3年の面々。最後に何かを言おうとする及川を、花巻は制止します。しかし結局彼の「3年間ありがとう」という言葉に、「言わんこっちゃねえよ！」と涙を流していました。 また29巻では、マッキーと及川に呼ばれ無表情でピースをする姿も披露。意外と感情豊かでお茶目な一面がかわいいと、ファンの間で話題になっています！

春高バレー予選、烏野と激突することになった青葉城西。及川はいつものように、「信じてるよ、お前ら」と仲間に声をかけようとします。しかしそれを遮るように、花巻、岩泉、松川の3人が先にこのセリフを口にしました。 青葉城西3年の、熱い絆がみえる名言です！

上のセリフに続いて、岩泉はお前のサーブを信じてると続けました。ミスったらラーメン奢りなと、次々に勝手なオーダーをする3年生たち。サーブの直前になってもラーメンの名前を言っている3人に、及川はミスって欲しいの！？と思わず口にします。 しかし花巻は「残念ながら」と前置きしたうえで、このセリフを口にしたのです。見事なサーブを決めた及川への、信頼が感じられる名言でした！

アニメ『ハイキュー!!』で花巻貴大役を演じているのは、賢プロダクション所属の声優である櫻井トオルです！ 2023年には、同じく声優の熊谷海麗と結婚した彼。代表的な役には、『銀の匙 Silver Spoon』の駒場一郎役などが挙げられます。落ち着きながらも活力がある声が特徴的で、花巻にもぴったりでした！

花巻貴大は一見目立たないものの、青葉城西には欠かせない名プレイヤーです。また及川や松川とのやりとりも、ファンには大人気。 彼の活躍が気になる人は、ぜひ『ハイキュー!!』をチェックしてみてください！