『名探偵コナン』沖田総司の登場回は？好きな人や映画での活躍について解説します

沖田総司(おきたそうし)は「コナン」に登場する京都の高校生剣士。工藤新一にそっくりで、服部平次とは全国優勝を争う剣道のライバルです。 劇場版「100万ドルの五稜星」にも登場する沖田総司を徹底解説！登場回をおさらいしながら、彼の好きな人や新一やキッドとの関係性などを深堀りしていきます。 ※この記事は『名探偵コナン』の重要なネタバレを含みます。

沖田総司(おきたそうし)は「コナン」の作者・青山剛昌が描いた別作品『YAIBA』に登場する少年剣士です。新撰組の沖田総司の6代目にあたり、高校では剣道部に所属。 沖田は服部平次の剣道のライバルであり、遠山和葉の恋敵・大岡紅葉とはクラスメイトです。顔は工藤新一に似ていて、後ろ髪を束ねているのが特徴。劇場版では2024年公開の「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」が初登場となります。

31巻で服部は剣道で自分の耳の裏に傷をつけたライバルとして、京都泉心高校の沖田総司の名前を出しました。 本人が登場したのは93巻からの「恋と推理の剣道大会」で、コナンや毛利蘭とも対面。殺人現場で服部と決着をつけようとしたり、無茶苦茶な推理を披露したりと、破天荒な一面が目立ちました。 このとき沖田は大事なお守りを落としており、それを蘭が預かることに。94巻では蘭の回想に登場し、95巻「紅の修学旅行」で蘭と再会。「マリアちゃんをさがせ！」では写真で登場しています。

沖田には彼女はいませんが、好きな人がいます。初対面で蘭を「何？オレに惚れてしもた？」と軽いノリで口説いた沖田。 一見すると言動が軽いのですが、実は沖田が大事にしているお守りには好きな子の写真が入っています。蘭がやたらと沖田を気にかけていたのも、このお守りにまつわる恋バナが聞きたかったからでした。 好きな人とは『YAIBA』の主人公・鉄刃(くろがねやいば)の妹・諸刃(もろは)で、灰原哀のモデルとなったキャラです。沖田は刃を倒したら告白しようと思っているので、現状は片思いとなっています。

なかなか劇場版への登場機会がなかった沖田ですが、シリーズ27作目「100万ドルの五稜星」でついに初登場！怪盗キッドや服部平次らとともにキーパーソンの1人に名を連ねています。 今回は土方歳三にまつわる刀が怪盗キッドに狙われると同時に、札幌で武器商人による殺人事件が起きて……というストーリー。 沖田は新撰組の沖田の子孫として、キッドが狙うお宝に関わっていくことが予想されます。札幌では剣道大会も開催されるので、ライバルである服部との決着が着くのかどうかも見どころとなりそうです。

沖田は蘭が一瞬ドキッとしてしまうほど新一にそっくりです。修学旅行で新一の生存がメディアに報じられた際には、服部が沖田の画像を報道陣に見せてメディアを沈静化させていました。 修学旅行では蘭と沖田が一緒にいることに新一が妬いて少し強気な行動に出たので、沖田は無自覚に恋のキューピッドになってはいましたが、2人には接点はありません。 劇場版で顔がそっくりな沖田・新一・キッドが対面することはあるのか、沖田もキッドの変装トリックに巻き込まれるのか、注目です！

沖田総司役を演じるのは遊佐浩二(ゆさこうじ)です。沖田はアニメ『YAIBA』には未登場なため、「コナン」で初めて声優がつきました。遊佐は『BLEACH』の市丸ギン役や『弱虫ペダル』の御堂筋翔役などが有名。 裏切りそうなうさんくさいキャラも得意としていますが、沖田役では破壊力抜群の京都弁でファンを魅了しています。

「100万ドルの五稜星」で劇場版デビューを果たす沖田総司について紹介しました。映画でも得意の「五段突き」が飛び出すのか、キッドや平次とどう関わるのか、楽しみで仕方ありませんね！まずは彼の登場回を漫画やアニメで復習しておきましょう。