実写ドラマ「ONE PIECE(ワンピース)」ネタバレ解説・感想！ヲタク目線で推せるポイントを紹介します

日本を代表する漫画の1つ「ワンピース」の実写ドラマ版はNetflixにて2023年8月に配信開始となります。ハリウッドのノウハウを駆使して描かれる麦わらの一味の旅路は一体どんなものになるのでしょうか。 本記事では実写ドラマ「ワンピース」の最新情報とともにあらすじ予想や魅力を解説。配信開始後は全話ネタバレあらすじも更新していきます！

全世界累計発行部数5億を突破している「ワンピース」。その実写ドラマ版は原作者の尾田栄一郎もエグゼクティブプロデューサーとして参加し、制作が進められてきました。 尾田自身も会議に参加し、知名度よりもキャラとの親和性を優先して選ばれたキャスト陣のビジュアルのクオリティはかなり高く、ファンの期待値も上がっています。予告動画解禁とともに公開されたレター内では尾田も「この作品に一切の妥協はありません」とかなりの自信を持っている様子。 7年の歳月をかけ完成された実写ドラマ「ワンピース」は2023年8月31日に出航します！

実写ドラマでは「偉大なる航路(グランドライン)」へ入るまでが描かれます。イーストブルー編をまるっと描き、最後は原作でもお馴染みの進水式で幕を閉じました。 もちろんシャンクスがルフィに麦わら帽子を託すくだりや、鷹の目のミホークとゾロとの対峙シーンもあります。 またローグタウンでの騒動は描かれませんが、最後の最後にはスモーカー大佐らしき人物が後ろ姿で登場していました！

海賊王であるゴールド・ロジャーの処刑をきっかけに、幕を開けた大海賊時代。子供の頃に海賊・シャンクスと仲良くしていた青年・ルフィは、海賊王を目指し1人で旅をしています。 樽に入り流れ着いた海賊・アルビダの船でコビーと友達になったルフィは、グランドラインまでの海図を求めシェルズタウンへ。入った酒場には、海兵に刃向かう緑髪の剣士と、不穏な動きをみせるオレンジ髪の女性がいたのです。原作でも最初に登場する3人が1つの場所に集まり、テンションが上がります！ 海図の奪取などそれぞれの目的を持つ3人は、モーガン大佐率いる海軍第153支部に見事勝利。海図が入った重い金庫を持ち、3人で1つの船に乗り出港するのでした。

煙によって気を失った3人は、目を覚ますと奇妙なサーカス小屋にいました。そこを拠点とする、サーカス団のような海賊団を指揮するのは、道化のバギーです。彼の目当ては、グランドラインまでの海図でした。 ゾロとナミは捕まり、ルフィは拷問を受けながら海図の在処を問われ続けます。しかし彼は海図を自分が飲み込んだ事実を、決して明かしません。 海水で満ちた密室に閉じ込められ、薄い絆の仲間など助けに来ないから吐けと言われるルフィ。それでもルフィは仲間を信じ、土壇場で脱出に成功したゾロとナミが救出にやってきたのです！ ルフィは昔、シャンクスが身を犠牲に自分を守ってくれたことを思いだしていました。バギーはバラバラの実の能力者。能力に苦戦する仲間をみて、ルフィはシャンクスと同じようにバギーを相手にします。バギーに勝利し出港したルフィたちですが、その足取りをガープ中将やコビーが追ってきていてーー。

船を目的にシロップ村にやってきた麦わらの一味は、毎日海賊が来たと嘘を吐き続ける青年・ウソップと出会います。造船業が盛んなシロップ村ですが、そのすべてはウソップの親友であるカヤが所持しているとのこと。 船を手に入れるため、一味はウソップと共にカヤの屋敷にやってきます。カヤの側には、常に厳格な執事が。しかしカヤの執事であるクラハドールの正体は、悪名高き海賊だったのです。 コビーの経験と素質を見抜いたガープは、ルフィたちを追いながら彼を鍛えていました。いつも嘘を吐いていたウソップがどれだけ騒いでも、村の人々は海賊がいると信じてくれません。そんななか唯一信じると声をかけてくれたのは、島に辿り着いたコビーだったのです。

毒入りのスープを飲んでしまい、倒れたルフィ。ゾロは不意打ちで井戸に落とされ、カヤ、ウソップ、ナミも海賊・クロに襲われピンチに陥ります。 一方のコビーもウソップの話を聞き、カヤの屋敷にやってきました。しかし証拠がないため、クロの拘束はできません。そのタイミングで過去を思いだし井戸から脱出したゾロ、スープを吐き復活したルフィが合流し、屋敷へと足を進めました。 苦戦を強いられたものの、ルフィとゾロはそれぞれクロ、シャムとブチコンビを倒します。そしてカヤから船を貰い、ウソップを仲間に加えて再び海に出たのでした。

一味を乗せたメリー号は、海上レストラン「バラティエ」に着きます。そこには一流の腕を持ちながら、粗暴な言動と勝手な料理で厨房に立つことを許されない、コックのサンジがいました。 オールブルーに行くという夢を聞き、漂着した海賊の腹を満たす優しさをみたルフィは、サンジを気に入ります。そんななかガープが、王下七武海の1人であるミホークにルフィ生捕りの指令をだしていたのです。 ミホークと対峙したゾロは、世界一の剣豪になる夢を果たすため、決闘を申し込みました。しかし彼はミホークに敗れ、大怪我を負ってしまったのでした。

大怪我を負い、死の淵を彷徨うゾロ。そんななかサンジはオーナー・ゼフと喧嘩する日々を送りながら、彼との過去を思いだしていました。 小さい頃に船上コックをしていたサンジは、ゼフ率いるクック海賊団から襲撃を受けます。戦うなかで嵐により遭難してしまった2人は、食糧を分け過ごしていました。しかしゼフはサンジにすべての食糧を与え、自分は自らの足で飢えを凌いでおり、サンジはゼフに大恩があるのです。 バラティエをアーロンが襲撃します。目的はルフィとグランドラインの海図。実はアーロン一味のメンバーであったナミは、海図を持ち共に行ってしまいます。夢を応援しようと、わざとサンジに冷たくするゼフ。ゾロが目を覚ましサンジも仲間に加えた一味は、ナミの奪還に向かうのでした。

ココヤシ村にやってきたルフィたちは、ナミがアーロンの手先として村から金を回収しているのをみます。今ではナミを嫌う姉・ノジコは、妹についてルフィたちに話しました。 ノジコは自分たちの母を殺した海賊団の仲間になったナミを、許せません。しかしナミが貯めた1億ベリーをみて、彼女が村のために頑張っていたことを知ります。 姉妹の誤解が解けた直後、アーロンと結託した海軍に金を奪われてしまうナミ。絶望して助けを求める彼女に帽子を被せ、ルフィたちはアーロンのもとに向かいます。

ナミのSOSを受けルフィたちは、アーロンパークへと乗り込みます。人間よりも身体能力に優れた魚人ですが、サンジがクロオビを、ウソップがチュウを倒し勝利を重ねていきます。そしてルフィがアーロンパークごとアーロンをねじ伏せ、彼らは仲間としてナミを救ったのでした。 誤解が解けた村人たちと宴を開く一味ですが、そこにガープがやってきます。何度殴っても夢を諦めないルフィ。ガープは孫であるルフィの覚悟が知りたかったと、彼を認めました。 船はココヤシ村を出発し、ついに麦わらの一味はそれぞれの夢を胸に抱きながら、グランドラインへと向かうのです。

原作者が製作陣に入っていることもあって、改悪と評されるような大きな変更はありません。世界観もそのままで、キャラの外見や性格もリアル寄りでしっかりと再現されています。 ストーリーにも大きすぎる変更はないですが、要所要所に8話のドラマで東の海編を描ききる工夫がされていました。具体的にはクロネコ海賊団の登場は3人で、バラティエでのクリークとの戦いはカットされています。 またコビーとガープがメインキャラとして常に登場しているのも、ドラマならではでしょう！

ハリウッド製作とのことで、海賊船同士の戦いはもちろん見ごたえがあります！悪魔の実の能力とCGの相性もよく、アクションシーンも見どころです。 そして1番の魅力は、実写だからこその人間ドラマ。ドラマは原作よりもシリアスな雰囲気が強く、ゾロがミホークとの戦いに敗れた後は、一味の絆が試される実写ならではの展開に。またウソップとカヤの別れのシーンも、原作とは違う物語が楽しめます。 実写「ワンピース」では、よりリアルなストーリーに注目してみてください！

2023年8月31日、ついに配信開始した実写ドラマ「ワンピース」。ハードルが高い漫画の実写化ですが、「ワンピース」は評価も上々で尾田栄一郎からもお墨付きです。気になる人は、ぜひNetflixをチェックしてみてください！