2018年12月18日更新

「ワンピース」の覇気とは何か?能力の違いと秘められた謎を考察

『ONEPIECE』に登場する未知の能力「覇気」。「武装色」「見聞色」「覇王色」の3種類があり、その使い手も無数に登場しています。この記事では、未だ謎が多いこの能力についてまとめてみました。

「ワンピース」の「覇気」ってなに?使えるキャラクターは誰?

『ONE PIECE』に登場する特殊能力「覇気」。新世界の強者たちの多くが習得している能力で、「武装色」「見聞色」「覇王色」の3種類があることが明らかになっています。 既に原作漫画には多数の「覇気」の使い手が登場しており、覇気を使えば、流動する体を持つ自然系の能力者にも触れることができるようになりました。これにより、無敵と思われた自然系の能力者に対して、「海」や「海楼石」以外の対抗手段が確立されたといえるでしょう。 一方で、この力にはまだまだ謎に包まれている部分があります。そこでこの記事では、覇気の設定や使い手を振り返りながら、未だ謎の多い覇気について考察していきたいと思います。 なお記事の性質上、一部原作や関連作品のネタバレを含みますので、ネタバレを避けたい方はここでUターンしてください。

武装色の覇気の特性と使えるキャラクター

武装色の覇気とは?

武装色の覇気は、自分の体を見えない鎧で包むようなイメージの能力です。鎧といっても防御専門という訳ではなく、能力を利用して攻撃することもできます。 武装色の覇気の使い手は自分の体にこの覇気をまとわせたり、武器にまとわせて戦うことができるようになります。覇気を纏っている部分は黒く変色するのが特徴。ただし、黒く変色するのは「新世界編」以降の描写であり、それ以前はそういった描写は見られません。 また、覇気の使い手は才能が必要な覇王色を持つ者以外は、武装色か見聞色に特化するという設定があります。麦わらの一味だと、ゾロが自身の刀に武装色の覇気をまとわせ、「黒刀」にしている描写があるため、彼は武装色に秀でた使い手だと考察できます。

武装色の覇気を使えるキャラクターは?

そもそも覇気の使い手は、見聞色+武装色など、複数の覇気を使うことができる者が多いです。一例として、覇王色の使い手のルフィも、武装色や見聞色といったその他の種類の覇気を使うことができます。 また、「新世界編」で再登場したロブ・ルッチは、映画『ONE PIECE FILM GOLD』で拳に武装色の覇気をまとわせているような描写があったため、彼は覇気使いと推測できます。 また、同じく「新世界編」で再登場したベラミーも武装色の覇気を使っているような描写があったため、過去の強敵が再登場する際には、覇気の使い手としてパワーアップしてくる傾向にあるようです。

見聞色の覇気の特性と使えるキャラクター

見聞色の覇気とは?

見聞色は「生物の発する心の声を聞く能力」と表現されています。 作中では他者の心を読んで攻撃を先読みしたり、遠方にいる生物や人間の気配を探知したりなど、この能力は様々な形で応用されています。 ルフィやカタクリはこれを応用し、「数秒先の未来が見える」という次元にまで到達しているのです。ルフィやカタクリの覇気の強力さが目立ちますが、麦わらの一味だと先述の通りサンジは見聞色を得意としています。加えてウソップも見聞色の覇気を覚醒させたような場面があります。

見聞色の覇気を使えるキャラクターは?

見聞色の覇気の使い手は、先述のウソップやカタクリ、サンジなどに加えて、海軍のコビーや空島で「心網(マントラ)」という形で覇気を操っていたエネルが代表的です。 また、見聞色の覇気との因果関係は不明ですが、海賊王ゴール・D・ロジャーは「万物の声を聞く」力を持っていたとされ、ルフィ、モモの助、しらほしなどはそれに似たような力を発揮している描写があります。

覇王色の覇気の特性と使えるキャラクター一覧

覇王色の覇気とは?

覇王色の覇気は、3種類の覇気の中でも数百万人に一人しか素質を持たないとされる特殊なもの。これを持つ者には「王の資質」があり、能力を利用すれば敵を威圧して気絶させることができます。 また、数百万人に一人しか会得できない特殊な力ではありますが、新世界で名を馳せるような大物の多くはこの覇気の使い手であるとされており、作中には様々な覇王色の覇気の使い手が登場。麦わらの一味では、ルフィが覇王色の使い手です。 なお他の二つの覇気と違い、覇王色の覇気だけは鍛錬で鍛えられず、持ち主の人間的な成長によってのみ鍛えられるそうです。

覇王色の覇気を使えるキャラクターは?

覇王色の覇気の使い手は、2018年11月時点で10人以上登場しています。数だけでいうと非常に多い印象を受けますが、実際に覇王色を持っているのは大物ばかり。 まずは、「四皇」のエドワード・ニューゲート(白ひげ)、シャンクス、シャーロット・リンリン(ビッグ・マム)。そして、その幹部クラスのポートガス・D・エース、シャーロット・カタクリら。 次に、「王下七武海」のドンキホーテ・ドフラミンゴ、ボア・ハンコック。 「最悪の世代」からは、ルフィとユースタス・キッド。 それ以外では、ロジャー海賊団の副船長でルフィに覇気を教えたシルバーズ・レイリーとロジャー世代の海賊・チンジャオ。 そしてこれは確定ではありませんが、「ワノ国編」に名前だけは登場している光月おでんが覇王色の使い手であることが示唆されています。 数だけでいえば10を超える使い手が既に描かれている覇王色ではありますが、実際にその力を持っているのは四皇をはじめとする大物ばかりなので、やはり希少な力であることは間違いないようです。

覇気はどうすれば使えるようになるのか?

覇気を身に着ける方法ですが、これはまだはっきりと明言されてはいません。 鍛錬によって身に着けるキャラクターもいるようですが、アイサやオトヒメのように生まれつき能力を身につけているものや、コビーやウソップのように戦闘中に覚醒する者もいます。レイリーによって指導を受ける前のルフィもまた、覇王色の覇気を意識的に使うことはできませんでした。 このように、覇気に関してはその習得方法一つとってもまだまだ劇中で明かされていない部分が多いのです。そのため、一部ではナミが天候をハッキリと読み取ることができるのは無意識に利用している見聞色の覇気の影響ではないか、という説もささやかれています。

「覇王」とはいったい?まだまだ謎の多い覇気にも注目

ワノ国では、カイドウが「覇王」について「何人もいらない」と言及しています。これはルフィだけでなく、キッドも覇王色の覇気を持っていたことから出た発言です。 一方この発言の裏に、例えば「覇王色の覇気を持つのは自分だけでいい」という意味も考えられます。カイドウと同格のビッグ・マムやシャンクスらが覇王色を持っていたことから、同格のカイドウや黒ひげも覇王色の覇気を持っていることも十分考えられるでしょう。 そしてレイリーが覇王色の覇気の持ち主だったことから、おそらくはロジャーも覇王色だったと考えられます。 また近年の『ONE PIECE』は、見聞色の覇気の発展形として「未来予知」、悪魔の実の発展形としての「覚醒」など、既存の能力の発展形が登場してきています。 このことから、覇王色の覇気にも周囲の人間を気絶させる以上の能力が隠されており、それが描かれるような展開もあるかもしれません。 単純なバトルだけでなく、こうした考察やミステリー要素が含まれているのも『ONE PIECE』の大きな魅力。今後も『ONE PIECE』から目が離せませんね。