実写版「ONE PIECE(ワンピース)」キャスト27名を一覧解説！年齢から吹き替え声優まで徹底網羅しました

日本が世界に誇る漫画『ONE PIECE』の実写ドラマが、Netflixにて全世界同時配信されました。2023年8月31日に配信がスタートし、大きな盛り上がりをみせる本作品。 そこで今回は実写ドラマ「ワンピース」のキャストに関して一覧で紹介し、あらすじや制作スタッフについても解説していきます！ ※この記事は「ワンピース」の重要なネタバレを含みます。

漫画作品の実写化というと、やはりキャストが気になるところですよね。「ワンピース」ほどのヒット作となれば、全世界が注目しているといっても過言ではありません。 実は本作のキャスティングは作者・尾田栄一郎の意見も大いに取り入れられています。作者の意見に基づき、顔や演技力はもちろん、なんと口や手の大きさまで考慮して決定したそうですよ！ ここからは尾田栄一郎がこだわり抜いて決めたキャスト情報を詳しく見ていきます。

「ワンピース」の主人公であり麦わら海賊団の若き船長、モンキー・D・ルフィ。そんな作品の顔ともいえるルフィを演じるのは2003年生まれの新鋭、イニャキ・ゴドイです。 イニャキ・ゴドイはメキシコ出身の俳優で、映画やドラマを中心に活躍中。2021年から配信を開始したNetflixのドラマ『そしてサラは殺された』では、ブルーノ役を演じました。まだ日本では無名の俳優ですが、続々と出演作も決まっている期待の新人です。 天真爛漫な雰囲気やスラっと伸びた手足など、見れば見るほどルフィにぴったりなイニャキ・ゴドイ。メインキャストの中で最年少の彼が、世界中から注目される作品の主人公を演じました！

ロロノア・ゾロは麦わらの一味に最初に加わったメンバーで、ルフィの右腕ともいえる重要なキャラクターです。世界最強の剣士を目指すゾロを演じたのは、日本でも活躍している俳優の新田真剣佑。本作唯一の日本人キャストとして、大きな注目を集めています。 代表作は「ちはやふる』の綿谷新役や、『るろうに剣心 最終章 The Final』の雪代縁役など。また2018年には『パシフィック・リム：アップライジング』でリョウイチ役を演じ、見事ハリウッド俳優の仲間入りを果たしました。 これまでに出演した実写化作品では、軒並み高いクオリティを見せてくれた新田真剣佑。ゾロはルフィに次ぐ重要なキャラクターで、ファンも納得の仕上がりを披露してくれました！

ナミは海賊専門の泥棒であり、後に麦わらの一味の航海士となる女性キャラクター。「ワンピース」の中でも特に人気の高いナミを演じるのは、アメリカの女優エミリー・ラッドです。 これまでにNetflixのホラー3部作「フィアー・ストリート」でシンディ役を務めた他、2022年配信のSF映画『Moonshot(原題)』にも出演しました。そして本作の出演も決まり、今後ブレイク間違いなしの新鋭として注目されています。 また彼女は自身のSNSにて日本のアニメが好きだと公言しているため、原作ファンからも高い好感度を獲得しているようです。確かにインスタグラムのアイコンをナミに変えている所など、原作への愛情とリスペクトが感じられます！

ゾロ、ナミに続いて麦わらの一味に加わったウソップは、長い鼻がトレードマークで、憎めないお調子者キャラクター。そんな彼を演じているのは、アメリカで俳優として活動するジェイコブ・ロメロ・ギブソンです。 これまでに「レジデント」や「グレイズ・アナトミー」といったドラマシリーズに出演。まだまだ出演作は多くないものの、独特な魅力に惹きつけられる人物です。イケメンな彼が三枚目キャラのウソップをどのように演じたのか、ぜひチェックしてみてください！

海上レストラン・バラティエの副料理長で、のちに麦わらの一味のコックとなるサンジを演じるのはタズ・スカイラーです。これまでに出演した映画は『キル・チーム』や『ボイリング・ポイント／沸騰』など。俳優だけでなく脚本家としても活動していて、多彩な才能を見せてくれます。 また自身のSNSでは、まるでプロのような料理の腕前も披露。甘い容姿と料理上手なところが、まさにサンジそのものだとファンの間で話題となりました。

海賊王として知られ、大海賊時代の仕掛け人であるゴールド・ロジャー。そんな作中の超重要人物を演じるのは、マイケル・ドーマンです。 ニュージーランド出身の俳優である彼はドラマ『フォー・オール・マンカインド』のゴードー・スティーブンス役や、「ジョー・ピケット(原題)」の主演であるジョー・ピケット役などを演じる実力派。 実写「ワンピース」の作中では、処刑台に向かう足と不敵な笑みが印象的でした。10歳以上もキャラと年齢が離れているマイケル・ドーマンの、大海賊時代の始まりを告げる演技に注目です！

ルフィの祖父であり、中将ながら「英雄」として知られる伝説の海兵・ガープ。まさに豪快という言葉が似合う彼を演じているのは、イギリス出身の俳優ヴィンセント・リーガンです。 代表作は『ダニー・ザ・ドッグ』や『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム』など。若手俳優が多い本作の中で、豊富なキャリアが目を引くベテラン俳優です。

ルフィが海賊を目指すきっかけとなったシャンクスを演じるのは、イギリスの俳優ピーター・ガディオット。これまでに『SUPERGIRL／スーパーガール』、『QUEEN OF THE SOUTH／クイーン・オブ・ザ・サウス ～女王への階段』といった人気ドラマへの出演も果たした演技派です。 シャンクスといえば優し気な笑顔と頼りがいのある男らしさが印象的。そんなシャンクスの人柄を、ピーター・ガディオットがどのように演じているのかチェックしてみてください。

バラバラの実の能力者であり、バギー海賊団の団長・ バギーを演じるのは、アメリカ人俳優のジェフ・ワードです。 代表作は『エージェント・オブ・シールド』や、『チャンネルゼロ』など。2021年に配信されたNetflixのオリジナルシリーズ『ブランニュー・チェリーフレーバー』ではメインキャラのロイを演じています。

コビーが間違えて乗ってしまった海賊団の船長、アルビダを演じているのはドミニカ出身の女優、イリア・イソレリス・パウリーノです。 過去の出演作品は不明ですが、自身のSNSで見事な歌声を披露しているので歌手としても活動しているようです。アルビダの豪快で大胆な雰囲気にピッタリな役者といっていいでしょう。

コビーはルフィーが初めて海で出会った人物で、海兵を志す純粋な少年です。のちの物語でも重要な役どころとなる彼を演じるのは、オーストラリアの俳優モーガン・デイヴィス。 7歳から映画やドラマに出演していて、日本でも公開されたドラマ『ガールフレンド・エクスペリエンス』ではケイラを演じました。また2020年にトランスジェンダーであることを公表しています。

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ヘルメッポは父・モーガンの威光を借りて威張り散らす親の七光り。そんな彼を演じるのはイギリス・イングランド出身の俳優、エイダン・スコットです。 これまでにドラマ『Between the Devil』や映画『キスから始まるものがたり2』に出演し、多彩な演技を披露しています。本作ではヘルメッポらしい憎たらしくてコミカルな演技に注目です。

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モーガンは「斧手のモーガン」という名で恐れられている海軍大佐で、ヘルメッポの父親。演じているのは南アフリカのベテラン俳優、ラングレー・カークウッドです。 幅広いジャンルの作品に出演していて、最近では映画『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』にてジョン・オーウェン役を演じています。

リカはシェルズタウンに住む少女。彼女はヘルメッポの飼う狼に襲われていたところをゾロに助けられました。その恩もあって磔(はりつけ)されたゾロにおにぎりを差し入れする優しい心を持っています。 そんなリカを演じるのはカムディン・ゲイリー。まだ出演作自体は多くありませんが、「ワンピース」のほかフランク・グリロが主演を務める『Year 2(原題)』への出演も発表されるなど徐々に頭角を表してきています。

ウソップと仲の良い病弱なお嬢様のカヤを演じるのは、南アフリカの女優、セレスト・ルーツです。代表作はドラマ『Home Affairs: A Christmas Tale(原題)』、『Home Affairs: A Love Story(原題)』など。 演技からは、原作のカヤよりアダルトな印象を受けます！

カヤの屋敷に勤める執事であり、クロネコ海賊団の船長・クラハドールを演じるのは、南アフリカの俳優、アレクサンダー・マニアティスです。 代表作は2021年に公開された映画『Love, Lies and Hybrids(原題)』。その他にも南アフリカの映画やドラマ、コマーシャルなどで幅広く活躍をしています。

王下七武海の1人であり、海上レストラン・バラティエ編にてその強さを見せつけた世界最強の剣士、鷹の目のミホーク。そんなミホークを演じているのは、南アフリカの俳優スティーヴン・ウォードです。 代表作にはホラー映画『逆殺館』や、アメリカのSFドラマ『Vagrant Queen(原題)』などがあります。

ゼフはバラティエのオーナー兼料理長であり、「赤葦のゼフ」として知られる元海賊。サンジの命の恩人でもある彼を演じたのは、ロンドン出身のクレイグ・フェアブラスです。 豊富なキャリアを持つベテラン俳優で、代表作には大ヒット映画『クリフハンガー』や、主演を務めた作品『Villain(原題)』などがあります。

東の海の覇者として知られる、首領クリーク。バラティエ編に登場する彼は、残虐非道な手口でルフィたちを苦しめる重要悪役キャラの1人です。そんなクリークは、南アフリカ出身の俳優であるミルトン・ショアが演じます。 2018年には『トゥームレイダー ファースト・ミッション』に出演、2016年に公開された『バイオハザード: ザ・ファイナル』にも出演していました。 登場シーンはあまり多くありませんが、ミホークと戦う彼の演技に注目です。

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ココヤシ村一帯を支配している魚人族のリーダー・アーロンを演じているのは、アメリカの俳優マッキンリー・ベルチャーです。 これまでにドラマや映画と幅広く活躍していて、代表作はドラマ『オザークへようこそ』など。2022年7月公開の注目作『イレイザー：リボーン』では、メインキャラクターの1人を演じています。

ノジコはアーロンが支配しているココヤシ村に住んでいる女性で、ナミの義姉。そんなノジコを演じているのは、南アフリカ出身の若手女優、チオマ・ウメアラです。 出演作は南アフリカのドラマ『Isono(原題)』などがあり、モデルとしても活動しています。南アフリカ出身ということで、原作とはまた違ったノジコが楽しめそうですね！

アーロン海賊団の幹部として、麦わらの一味と対峙するチュウ。キスの魚人であり戦闘シーンでは、ウソップと激闘を繰り広げます。そんな彼を演じるのは、南アフリカ出身の俳優であるレン-バリー・シモンズです。 レン-バリー・シモンズは、南アフリカにて映画や舞台で活躍する注目の若手俳優。また自身がクィアであると公表しています。俳優としてだけではなく、歌手としても活動中です。 チュウはアーロンパーク編の重要人物で、口の形や口癖が特徴的なキャラクター。ウソップと戦う彼の、高い再現度にも注目してみてください！

原作では幼いルフィがシャンクスと出会い、ゴムゴムの実を食べるエピソードから物語は始まります。実写版でもコルトン・オソリオが実写版キャストとして発表されており、原作1話がしっかりと再現されていました！ 代表作にはサンダンス国際映画祭でも話題になった『チャチャ・リアル・スムース』(2022年)やドラマ「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」などがあり、若くしていくつものドラマ・映画に出演する期待の子役。 キャストとして発表されてからはInstagramでシャンクスがルフィに帽子を被せるファンアートやオソリオ自身が麦わら帽子をかぶったコラ画像をアップするなどドラマ出演へのやる気が感じられました！

日々鍛錬を積みながら、親友との過酷な運命に立ち向かっていく子供時代のゾロ。そんな子供ゾロを演じるのは、ニューヨークを拠点に活躍する俳優のマクシミリアン・リー・ピアッツァです。 アジア系のアメリカ人である彼は、Hulu賞にもノミネートされた『マーダーズ・イン・ビルディング』でデビューし、その後も複数の映画やドラマに出演しています。 また龍心掌打流の居合剣術を専門とする武道家でもある彼。剣術や空手などに打ち込む姿は、まさにゾロ役にぴったりです。作中でも、素晴らしい剣術を披露しています！

ナミは戦争孤児として、海兵だったベルメールに拾われました。ベルメールと思い出の毎日を重ねる子供時代のナミを演じるのは、ロサンゼルス出身の俳優であるリリー・フィッシャーです。 映画でもドラマでも、非常に活躍している彼女。映画デビューとなった『ブロンド』では、アンドリュー・ドミニク監督のもと素晴らしい演技でノーマ・ジーンの子供時代を演じきっています。 実写「ワンピース」では、オレンジ色の髪もぴったりとマッチ。彼女がイタズラ好きでありながら悲しい行く末を辿るナミをどのように演じるのか、注目してみてください！

幼い頃に母親を亡くし、ウソップはそれ以来「海賊が来た」と毎朝ウソをつき始めます。悲しみのなか懸命に生き、ウソップ海賊団を結成する子供時代のウソップを演じるのは、俳優のケビン・サウラです。 実写「ワンピース」にも、子供時代のウソップが衰弱する母をみて嘘を吐き始めるシーンはしっかりとあります。ケビン・サウラの演技も見逃せません！

幼い頃に遭難したサンジには、ゼフへの大きな恩があります。彼はそれ以降、ずっとゼフのもとでコックとして働いていました。そんな子供の頃のサンジは、俳優のベン・スモランが演じると発表されています。 ベン・スモランは南アフリカ出身の俳優で、代表的な役は『エイブラハム・リンカーン』のウィリー・リンカーン役など。バラティエ編で重要なサンジの過去回想は、もちろん実写「ワンピース」でも重要シーンの1つです。 コック服も金髪も似合うベン・スモランが、ファンからの人気も高いサンジ過去編のエピソードをどのように演じているのか注目してみてください！

実写「ワンピース」は海外制作なので、気になるのは吹き替え声優ですよね。実は本作の吹き替えは、基本的にアニメと同じ声優が担当しています。麦わらの一味はもちろん、他メインキャラクターの声もアニメと同じです。 アニメで慣れ親しんだ声だからこそ、違和感なく物語に没頭できます。そこでここでは、実写「ワンピース」の吹き替え声優を一覧で紹介。また麦わらの一味の声優に関しては、概要や見どころを詳しく解説していきます！

実写「ワンピース」の主人公であるルフィを演じるのは、国民的に有名である青二プロダクション所属の声優・田中真弓です。 1978年から声優として活動しており、複数の受賞経験もあるベテランである彼女。女優やナレーターとしても、マルチに活躍しています。少年役が得意で、代表的な役は『ドラゴンボール』のクリリン役や、『天空の城ラピュタ』のパズー役です。 漫画やアニメでは破天荒で元気いっぱいなイメージがあるルフィですが、ドラマでは実写なだけあり少し落ち着いた印象に。そのなかでも情熱溢れる田中真弓の声は、夢いっぱいのルフィにぴったりでした！

最初にルフィの仲間となる剣士、ロロノア・ゾロの吹き替えを担当するのは、青二プロダクション所属の声優・中井和哉です。 クールで渋い声に定評がある声優で、ナレーションも多く担当しています。またゾロとしてのイメージもあり、剣士役を数多く演じているのも大きな特徴。代表的な役には『銀魂』の土方十四郎役や、『戦国BASARA』の伊達政宗役などが挙げられます。 実写「ワンピース」での注目ポイントは、なんといってもミホークと対戦した後のシーンでしょう。原作と同じく、ゾロがルフィに不敗を誓う場面に注目してみてください！

実写「ワンピース」で麦わらの一味の航海士であるナミに声を当てるのは、マウスプロモーション所属の声優・岡村明美です。 元気で勝ち気な女性を演じているイメージが強い彼女。代表的な役には『ラブ★コン』の小泉リサ役や、『平穏世代の韋駄天達』のリン役などがあります。 アーロンパーク編にて、ルフィに助けを求めるシーンは実写の吹き替えでもさすがの完成度です。またドラマのオリジナルシーンである、ゾロと生い立ちを当てあうシーンも必見。少し大人な雰囲気の、ナミを楽しめます！

シロップ村で初登場し一味に加入するウソップの吹き替えを、実写「ワンピース」で担当するのは所属事務所である悟空の代表も務める声優・山口勝平です。 活発で爽やかな少年、青年の役を多く担当している山口。その高い演技力を活かして、声優だけでなく舞台俳優としても活躍しています。代表的な役は『犬夜叉』の犬夜叉役や、『名探偵コナン』の工藤新一役などです。 原作やアニメのようなウソップの活発で純粋な性格は、実写ドラマでも健在。シロップ村での戦いやチュウとの戦いなどピンチが多い彼ですが、臨場感溢れる山口の演技にも注目です！

麦わらの一味のコックであり、生活面でも戦闘面でも頼れるサンジ。実写「ワンピース」にてそんな彼の声を担当しているのは、ひらたプロダクションジャパン所属の声優・平田広明です。 元々舞台俳優として活躍していた彼は、マネージャーからの誘いをきっかけに一躍人気声優に。過去には東京アニメアワード個人部門声優賞や、声優アワードの主演男優賞を受賞しています。代表的な役は『宇宙兄弟』の南波六太などです。 また彼は『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウ役など、吹き替え声優としても幅広く活動しています。ドラマ「ワンピース」でもアニメとは一味違った演技を披露しており、特にゼフとの別れのシーンは必見です！

ドラマ「ワンピース」は、2023年8月31日から全世界同時配信されています！ また公式のSNSにて最新情報も随時更新されているので、作品詳細を知りたい人はチェックしておきましょう。 Netflixの作品ページはこちら

ドラマ「ワンピース」は、全8話構成になっています。 第1話では、アニメと同じようにルフィとコビーの出会いや、彼の少年時代が描かれます。その後シェルズタウンでの戦いやシロップ村編、バラティエ編などがあり、全体としてはルフィが仲間たちとグランドラインを目指す「イーストブルー編」が主です。 また原作と違う展開もあり、ガープやコビーが全話通して登場するのが大きなポイントでしょう！

『ONE PIECE』実写化の第一報は、マンガ連載20周年を迎える2017年のタイミングでした。原作者である尾田栄一郎は、自筆のコメントを公開。彼は、実写化にGOサインを出すに至った経緯などを語っています。 近年は「週刊少年ジャンプ」の他の作品も、国内を中心に次々と実写化されています。その中には、高評価を得た作品もあれば、原作とはかけ離れた作風や設定などに非難が殺到している作品も……。 そんな中、ついに実現することになった『ONE PIECE』実写化。尾田のコメントから感じ取れるのは、尾田の作品への愛と、作品を愛しているファンへの想いです。 尾田自身がエグゼクティブプロデューサーを務めることも発表されたため、ファンの心配も薄れるのではないでしょうか。 「ファンを絶対に裏切らない」という条件が守られ、面白い作品となりました！

『ONE PIECE』の実写ドラマ化を手掛けたのは、アメリカの制作会社Tomorrow Studiosです。同制作会社は、ヒットを続々と生み出す大物プロデューサーマーティ・アデルスタインが立ち上げたスタジオ。彼は、日本でも大ヒットした『プリズン・ブレイク』や『アクエリアス 刑事サム・ホディアック』を手掛けた人物です。 さらに、Tomorrow Studiosは『ONE PIECE』実写ドラマ化が発表された2017年に、サンライズのオリジナルアニメ『カウボーイビバップ』の実写ドラマを手掛けることも発表しています。 今後も同社による日本のマンガ・アニメの実写化があるかもしれません。ジャンプファンのみならず、漫画ファンなら覚えておきたい名前といえるでしょう。

『ONE PIECE』のメイン脚本家はマット・オーウェンズが手掛けることに。彼はNetflixオリジナルドラマの脚本に数多く携わっている人物です。 Netflixオリジナルドラマのなかでも、マーベル作品に関わることが多いオーウェンズ。『Marvel ザ・ディフェンダーズ』や『エージェント・オブ・シールド』のシーズン4・5などの脚本に参加しています。 そして彼の強みはなんといっても、『ONE PIECE』が人生で1番好きな作品だと語る「ワンピース愛」です。ファンを裏切らない作品にすることという尾田栄一郎の条件をクリアするには、適任といえるでしょう。

もし「ワンピース」を日本人で実写化していたら、どんな顔ぶれになっていたんでしょう。俳優の雰囲気や年齢を基準に、メインキャストを筆者の独断と偏見で予想してみました！

ルフィの純粋さと芯の強さを、しっかり表現してくれそうですね。ニカっと笑った顔もイメージ通りな気がします！

海外版の新田真剣佑もハマり役ですが、個人的には村上虹郎を推したいですね。鋭い目つきや武士っぽい雰囲気など、ゾロ役にピッタリではないでしょうか！

モデルとしても活躍している本田翼なら、スタイル抜群で可愛らしいナミを違和感なく演じてくれるでしょう。ショートカットが似合うという点もハマり役です。

イケメンながら三枚目な役どころも多い仲野太賀。彼なら表情豊かで愛されキャラなウソップを完璧に再現してくれそうです。

シリアスとギャグのギャップが激しいキャラクターですが、どちらの面も難なく演じ分けられそうです。以前ブログで公開した、なりきりサンジ写真も似合っていました！

『ONE PIECE』の実写化といえば、日本ではIndeedのCMが記憶に新しいですね。斎藤工や泉里香、窪塚洋介、池内博之らが麦わらの一味に扮し、そのビジュアルの再現度が高いと概ね好評でした。 一方で、YouTubeのCM動画についた英語でのコメントを見ると、あまり好意的ではない内容も多く見られます。海外の原作ファンも、かなり厳しい目でビジュアルをジャッジしているようです。

Netflixで配信中の、『ONE PIECE』実写ドラマ。 ドラマとして海外で制作された「ワンピース」は、ファンからも概ね好評の様子。気になる人は、ぜひ実写版麦わらの一味をチェックしてみてください！