2020年3月13日更新

『ONE PIECE(ワンピース)』イム様の正体は?謎多き存在を徹底考察!

ワンピース イム サムネイル

人気漫画『ONE PIECE』において今最も気になると言っても過言ではない登場人物で、五老星のさらに上に立つ存在・イム様と呼ばれる人物。本記事ではそのイム様の正体について明らかになっていることを元に徹底考察していきます。

目次

『ONE PIECE(ワンピース)』最も注目を集める存在・イム様について考察!【ネタバレ注意】

「イム」は原作単行本90巻の906話、ホールケーキアイランド編とワノ国編の合間にてはじめて登場した「ワンピース」のキャラクターです。ファンの間では五老星による呼称から「イム様」と呼ばれていますね。 その後は908話に出たきりとまだほとんど出番がないながらファンからは数多くの考察がなされており、現在のところ「ワンピース」で最も気になる人物と言っても過言ではないでしょう。 今回はそのイムについて明らかになっていること、そこから推測できることを書き出していきたいと思います。 ※本記事では『ONE PIECE』のネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

世界最高権力・五老星よりも上の存在!?「虚(から)の玉座」に堂々と腰掛ける

世界政府本部が位置し、天竜人たちが暮らす聖地マリージョア。そこには誰も座らないという取り決めになっている「虚(から)の玉座」があります。この玉座(ぎょくざ)は907話にて登場し、この世界にたった1人の王などいないという意味の和平の象徴であると説明されます。 しかし908話にてこのイムという人物は何の躊躇もなくこの玉座に座るも、世界政府と天竜人のトップであるはずの五老星はそれを全く止めようとはしません。さらには玉座に座るイムに対して五老星は膝をついて頭を下げます。 以前に海軍本部元帥のサカズキがドフラミンゴの七武海脱退誤報の件で五老星に向かって、「あんたらの...もっと上からの指示っちゅう事ですかぃ」と問い質しました。これに対し五老星は何も答えませんでした。 どうやらイムこそが、このときサカズキがほのめかした五老星より上の存在だったようです。

イム様と麦わら帽子の関係は?

イムは906話にてどこかの部屋の扉を開けると、その部屋のなかに置かれた巨大な麦わら帽子の前で立ち止まりました。麦わら帽子を眺めているように見えます。また麦わら帽子の周辺には霜のようなものが描かれており、冷凍保存されているようにも見えます。 麦わら帽子といえば、ルフィのことを思い浮かべずにはいれません。このことからはルフィの麦わら帽子がイムと関係の深い、何らかの特別な代物であることを思わせますね。 またイムは908話にて、ルフィと黒ひげの手配書を引き裂き、しらほしの写真に短剣を突き刺しています。そしてビビの映る写真を眺めていました。さらに五老星はイムに「歴史より消すべき“灯”がまたお決まりでしょうか?然らばその者の名を」と尋ねています。 素直に考えればイムはこれまでも歴史の裏で暗躍してきて、さらにこの4人にも敵意を持っていそうですね。

イムと「鷹の目」ミホークとは同一人物?

容姿についてまだほとんどシルエットしかわかっていないイムですが、908話において目のアップだけが描かれました。イムの目は黒い小さな円を、二重の円が取り囲んでいる特徴的な書き方をされています。 そして王下七武海のメンバーの1人ミホーク。鷹の目という異名の由来にもなったのであろう彼の特徴的な目も同じ描き方がされているのです。このことからファンの間ではイムとミホークの間に何らかの関係があることが囁かれています。 身体的特徴が似ているので、血縁関係があると考えるのが一番しっくりきますね。ミホークの父親がイムだと考えている人も多いようです。 ミホークとイムが同一人物であるという説もあります。ミホークが王下七武海のなかでもただ1人強さの底を見せず、さらには過去の懸賞金すら不明というのもこの説を後押ししているようです。 また巨象ズニーシャも似た目の描き方をしていることが指摘されています。

イムは不老不死の存在?“空白の100年”との関係は

イムが「虚(から)の玉座」に座るほどの権力者であり、五老星より上位の存在だということは、イムは天竜人よりも上の存在だということ。天竜人は「世界政府を作り上げた20人の王たち」の末裔です。彼らより上位の存在がいるとすれば、「世界政府を作り上げた本人」だと考えることができます。 しかし、世界政府の発足は800年前。普通に考えれば、当時の人間が生きているはずがありません。 そこで注目したいのがトラファルガー・ローの食べた悪魔の実「オペオペの実」です。ドフラミンゴによるとオペオペの実の能力を才能のある者が使用すれば自らの命を失う代わりに、オペの対象に永遠の命を与えることができると言います。 「対象を不老不死にするために能力者が死んでしまう」という条件がわかっているということは、かつて世界のどこかでそれが行われたことがあるということですよね。そのとき不老不死になったのがイムとは考えられないでしょうか。

「ワンピース」はフランス革命の歴史をモデルにしていた!?

「ワンピース」とフランス革命で数々の要素が一致

「ワンピース」という物語自体がフランス革命のメタファーではないかという説があります。 フランス革命とは聖職者や貴族階級に比べて虐げられてきた市民が革命を起こし、王を処刑し、最終的に新政府を樹立するという18世紀のフランスにおける歴史上の出来事です。 「ワンピース」の世界でも天竜人という少数の特権階級がほかの人間に対し人とも思わない所業をするところが度々描かれています。 フランス革命が始まったと言われる日が1789年5月5日であるのに対し、ルフィの誕生日が同じく5月5日であること。ローの本名がトラファルガー・D・ワーテル・ローであることなどがこの説の根拠として挙げられます。ワーテルローの戦いというのはフランス革命の重要人物であるナポレオンにとって最後の戦いです。ナポレオンはフランス革命後にフランスの皇帝にもなりました。

イムも歴史上の人物がモデル?

そして「ワンピース」がフランス革命をモチーフとしているとすれば、イムはどのような役割なのでしょうか。 イムという字は仏という字を分解したようにも見えます。フランスのことを仏国と書きますよね。さらにイムというのは16の語呂合わせとも考えられます。このフランス革命のときに処刑された王はルイ16世でした。作中の立場から考えてもイムはルイ16世をモチーフとしているというのは真実味を帯びている気がします。

イムがルイ16世をモチーフとしているとすれば?

ルイ16世はフランス革命時の王ではありました。しかしルイ16世がそれまでの王に比べ特別暴君であったわけではありません。むしろ彼は市民の意見を聞く場を設けたり、失敗してさらに赤字を増やすことになるも貴族からも税を取ろうとしています。 そもそも当時のフランスの重大な赤字は先王のルイ15世や先々王のルイ14世、ルイ16世の妻のマリー・アントワネットが原因でした。 ルイ16世の処刑も革命家たちの反対票を賛成票が上回ったのはわずかでした。そして彼は革命家たちを恨まないこと、フランスの未来がよくなることを願う旨の言葉を残して処刑されたと言われています。 こうしたルイ16世の最後を考えると、イムもまた単純な悪役ではなく、同情できるところのある人物なのかもしれませんね。

四皇・シャンクスはイムの関係者?レヴェリー中の五老星に直接面会

四皇のシャンクスの要請で、シャンクスと五老星が密会を行うという描写がありました。そうなると今のところ五老星以外に存在を知られていない様子のイムとシャンクスにも何らかの関係があるようにも思えます。 イムとルフィの麦わら帽子が何か関係がありそうなことはすでに述べましたが、それを元々持っていたのがシャンクスであるというのも気になりますね。シャンクスは何か明確な目的を持ってルフィに麦わら帽子を渡したのかもしれません。 またシャンクスが五老星にレヴェリーの最中であるにも拘らず時間を取らせることができるのはイムの関係者であるからという説もあるようです。イムがシャンクスの親だと予想している人が多いようですね。

『ONE PIECE(ワンピース)』イム様の謎は深まるばかり!再登場を全力で待機

イム様について明らかになっていること、推測できることを紹介しました。 実は確定的な情報はほとんど明らかになっていませんが、これだけの考察がなされるというのはそれだけ魅力的なキャラクターということでしょうか。 ミホークやシャンクスなど連載初期にはじめて登場した人気キャラクターとのかかわりが推測されているのも面白いですね。イムの謎が明らかにされるときは、彼らの謎もわかるのでしょうか。