2019年8月20日更新

ジェイミー・ベルが『ロケットマン』で再ブレイクの予感!出演作やトリビアを紹介【リトル・ダンサーの子役】

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ジェイミー・ベル
©︎JRP/WENN

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子役から名俳優へ!ジェイミー・ベルを紹介

2000年に公開された映画『リトル・ダンサー』で、当時14歳にして主演デビューを果たしたジェイミー・ベル。その華麗なダンスと演技で観客を魅了し、一気に有名子役となりました。 その後も俳優として多くの作品に出演し、着実に実力を伸ばしています。母国イギリスのインディペンデント映画からハリウッド大作まで幅広く活躍するベルのプロフィールや気になる私生活、そして主な出演作などをチェックしていきましょう。

ジェイミー・ベルのプロフィールと生い立ち

ジェイミー・ベルの基本プロフィール

ジェイミー・ベル
©FayesVision/WENN.com/Zeta Image

■本名:アンドリュー・ジェームズ・マットフィン・ベル  (Andrew James Matfin Bell) ■生年月日:1986年3月14日 ■出身地:イギリス、ノースヨークシャー州ビリングハム ■身長:170cm ジェイミー・ベルは、イギリス北東部のビリングハムで工具製造者のジョン・ベルとアイリーン・マットフィンの間に生まれました。しかし両親はベルが生まれる前に離婚し、父親とは一度も会ったことがないそうです。

ダンサー一家で育ったジェイミー・ベル

ベルは祖母、おば、母、姉の全員がダンサーという家庭で育ちました。 室内で姉のキャサリンがレッスンを受けるのを外から見て真似していたという彼は、6歳から本格的にバレエをはじめました。9歳からは演技を学びはじめ、俳優を目指すようになります。

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映画『リトル・ダンサー』で鮮烈なデビューを飾る

ジェイミー・ベル『リトル・ダンサー』
© USA Films/zetaimage

1999年、ジェイミー・ベルは2000人の候補者のなかから映画『リトル・ダンサー』の主人公、ビリー役に抜擢され映画初出演にして初主演を果たします。 イギリス北部の炭鉱町で、父親の反対を受けながらもバレエに情熱を傾ける少年を演じた彼のダンスと演技は絶賛され、英国アカデミー賞で主演男優賞、英国インディペンデント映画賞で新人俳優賞を受賞。一躍有名子役として世界中に名前が知られることになりました。

新たな代表作はミュージカル映画『ロケットマン』

2018年、ジェイミー・ベルはエルトン・ジョンの半生を題材としたミュージカル映画『ロケットマン』に出演しました。彼が演じたのはエルトンと運命的な出会いを果たし、約50年にわたって楽曲制作のパートナーを務める作詞家のバーニー・トーピンです。 ド派手な衣装とパフォーマンスでスターダムを駆け上がるエルトンと、創作面でのパートナーであるだけでなく親友でもあるバーニー。誰よりもエルトンを理解し、ありのままの彼を受け入れるバーニーを、ベルは印象的に演じています。また、ミュージカル映画である本作では、ベルも歌声を披露しており、こちらも必聴。 エルトン役を務めたタロン・エジャトンとの化学反応が、スクリーンからひしひしと伝わってきます。

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ジェイミー・ベルのプライベートや恋愛遍歴にせまる

2005年にグリーン・デイ のミュージック・ビデオで共演した女優エヴァン・レイチェル・ウッドと交際を始めたジェイミー・ベル。2人は一度は破局しますが、のちに復縁し、2012年に結婚しました。2014年に男の子を授かったベルとウッドでしたが、2015年に離婚を発表。 その後ベルは『ファンタスティック・フォー』(2015)で共演したケイト・マーラと交際を開始し、2017年に結婚。2019年5月、妻のケイトは女の子を出産したことを自身のInstagramで公表しました。

そのほか主な出演作を紹介

『ジェーン・エア』(2011)

1847年に刊行されたシャーロット・ブロンテの同名小説を映画化した『ジェーン・エア』は、孤児として施設で育った女性が家庭教師となり、その家の主である男性との身分違いの愛を描く文芸映画です。 本作でベルは、行き倒れになっていたジェーンを助け、彼女の半生の話を聞くセント・ジョン・リヴァース牧師を演じています。

『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(2011)

ベルギーの漫画家エルジェによるバンド・デ・シネ「タンタンの冒険」シリーズを原作に、スティーブン・スピルバーグが初の3D作品として監督した『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』。 本作でベルは、パフォーマンス・キャプチャを使って主人公のタンタンを演じました。

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『崖っぷちの男』(2012)

高層ビルから飛び降り自殺をしようとする男と、交渉人の女性刑事のやりとりのなかで、彼の真の目的が明らかになっていくサスペンス・スリラー『崖っぷちの男』。 ベルはサム・ワーシントン演じる主人公ニックの弟で、一見頼りない不良のジョーイを演じ、兄の立てたある計画を忠実に実行していきます。

『スノーピアサー』(2013)

新たな氷河期が到来した地球に残った数少ない人類の生き残りが、支配層と被支配層に分かれて壮絶な戦いを繰り広げるSFスリラーアクション。 この作品でジェイミーは革命軍に所属する熱血漢の若者を演じており、SFというジャンルでも自身の評価を上げ、可能性を広げました。

『フィルス』(2013)

犯罪コメディ映画『フィルス』で、ベルはジェームズ・マカヴォイ演じるコカイン中毒の刑事ブルース・ロバートソンの同僚で新人刑事のレイ・レノックスを演じています。 本作は、第6回したまちコメディ映画祭in台東の特別招待作品として、本国イギリスよりも先に日本で上映されました。

『ニンフォマニアック Vol.2』(2013)

ラース・フォン・トリアーの「鬱三部作」最終作である『ニンフォマニアック』は、色情狂を自認する女性ジョーの淫欲にまみれた人生を描いた作品です。5時間半に及ぶ大長編は、日本では「Vol.1」と「Vol.2」に分けて公開されました。 ジェイミー・ベルが演じたKは「Vol.2」に登場し、主人公のジョーとSMプレイで関係を持ちます。

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『ファンタスティック・フォー』(2015)

マーベル・コミックの最古参ヒーローチーム「ファンタスティック・フォー」を描いた実写映画で、ジェイミー・ベルはザ・シングことベン・グリムを演じました。 宇宙飛行士だったベンは、未知の宇宙線を全身に浴びた事故で遺伝子が変化し、皮膚がオレンジ色の岩石のように変化してしまいます。醜い外見となり、ほかのメンバーと違ってスーパーパワーをオフにできないことからコンプレックスを抱えているという複雑なキャラクターを、ベルは見事に表現しています。 また、本作でベルはパフォーマンス・キャプチャを使ってアクションシーンもこなしました。

ジェイミー・ベルの今後の活躍にも注目!

子役として鮮烈なデビューを果たして以降、ジェイミー・ベルは着実に俳優としての経験と実績を積んできました。コンスタントに映画に出演しつづけ、実力派俳優への道を歩んでいます。 また、2019年4月に全米公開されたエル・ファニング主演の音楽映画『Teen Spirit(原題)』ではエグゼクティブ・プロデューサーを務めるなど、俳優業以外にも活躍の幅を広げているジェイミー・ベル。 2019年7月には体重を9kg増量して挑んだ主演映画『SKIN(原題)』がアメリカで公開され、高評価を獲得。さらに、「タンタン」の続編製作も発表されベルの続投を期待するファンの声も高まっています。 子役から大人の俳優に成長した彼の、今後の活躍からも目が離せませんね!