2019年5月5日更新

ジャービス(J.A.R.V.I.S)、アイアンマンの相棒に迫る【原作ではAIではなく人だった!】

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『アイアンマン3』
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アイアンマンの相棒ジャービス(J.A.R.V.I.S)を徹底解剖

アイアンマンこと天才科学者トニー・スタークが開発した人工知能ジャービス。アイアンマンに情報を与えて戦闘をアシストしたり、執事としての役割を果たしたり、時には話し相手になることも。アイアンマンの相棒としてかけがえのない存在です。 この記事では、そんなジャービスの魅力を徹底紹介します!

ジャービスとは!

J.A.R.V.I.Sは、Just A Rather Very Intelligent Systemの頭文字。直訳すると「ただの超すごいインテリジェントシステム」という意味です。 トニー・スタークがパワードスーツと同時に開発した最新鋭の人工知能(AI)ジャービスは、アイアンマンとして戦闘中のトニーに情報を与えてアシストするだけでなく、執事として自宅のセキュリティや家事を任され、さらには話し相手にもなるのです。 トニーにつっこみを入れたり、やや皮肉な発言をすることも。もしかすると製作者のトニーの性格が反映されているのかもしれません。

声優はポール・ベタニー

ポール・ベタニー
©️WENN.com

ジャービスの声をあてているのは、ポール・ベタニー。1971年生まれのイギリス人俳優です。19歳から舞台俳優として活躍。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーでの活動を経て映画デビュー。 『ギャングスター・ナンバー1』(2003)での演技が高く評価され、その後は『ビューティフル・マインド』(2001)や『ドッグヴィル』(2004)、『ダ・ヴィンチ・コード』(2006)などの話題作に多数出演しています。 プライベートでは、2003年に『ビューティフル・マインド』で共演したジェニファー・コネリーと結婚。妻の連れ子と実子合わせて3人の子の父でもあります。 ちなみに妻のジェニファー・コネリーは、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)でスパイダースーツに内蔵されていたAIの声を担当しています。

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J.A.R.V.I.Sが肉体を得てヴィジョンに!?

ヴィジョン、アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン
© Walt Disney Studios Motion Pictures

『アベンジャーズ』(2012)の続編『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)では、なんとジャービスが肉体を得てヴィジョンという存在に生まれ変わります。 ロキの杖の先端に宿された人工知能ウルトロンの解析をしていたジャービスは、ウルトロンによってプログラムを破壊されてしまいます。科学者を洗脳し最強の人工ボディ・クレードルを作らせたウルトロンは、自らをアップロードしようと企みますが、その前にアベンジャーズがクレードルを奪取。 一度「殺された」ジャービスは、トニー・スタークの手によりクレードルにアップロードされます。最強のボディを得て生まれ変わったジャービスはヴィジョンと名付けられ、アベンジャーズのメンバーとして大活躍。 高速で空を飛び額からビームを出すヴィジョンを演じるのはもちろん、ジャービスの声優だったポール・ベタニーです。彼は2018年4月27日公開予定の『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』にも続投予定です。

ジャービスは原作コミックでは人間だった!?

原作コミックでのジャービスはAIではなく、エドウィン・ジャービスという男性です。トニーの父ハワードの代からスターク家に仕える執事であり、トニーの秘書兼親友でもあります。若き頃、第二次世界大戦の際には空軍に所属しナチスと戦ったという経歴の持ち主で、料理が得意という設定。 また、2015年から16年にかけてアメリカで放映された、S.H.I.E.L.D.の創設メンバーを描いたMCUドラマ『エージェント・カーター』には、ジャービスは人間の姿で登場。イギリス人俳優ジェームズ・ダーシーが演じています。