『ハンター×ハンター』幻影旅団を徹底的に見ていこう!

2017年7月6日更新

所属団員は全員、危険度Aレベルの賞金首という、悪名高き盗賊集団・幻影旅団。旅団内に存在するルールや活動内容、団員たちの念能力・技など。『ハンター×ハンター』の世界において、史上最凶と謳われるメンバーたちをご紹介します。

幻影旅団とは

幻影旅団とは、『ハンター×ハンター』の世界において、史上最凶と謳われる盗賊集団です。メンバーは、団長を蜘蛛の頭、団員を12本の足に見立てた13人構成とのこと。全員の体のどこかに、ナンバー入りの蜘蛛の刺青があることなどから、通称「蜘蛛」と呼ばれています。

団員は全て、熟練のハンターでも迂闊に手を出せない危険度Aの賞金首。メンバーになるには、現役団員を倒して入団の意思を示すか、欠員時に団員からの推薦を得ることが必須条件になります。

クロロが13歳の時に結成した集団で、当初のメンバーは、マチ・パクノダ・ノブナガ・ウボォーギン・シャルナーク・フェイタン・フランクリン・フィンクスでした。

幻影旅団のルール

原則として、団員は団長の指示に従って行動しますが、優先されるのはクロロではなく旅団を存続させることなのだとか。そのため団員は全員例外なく、死に直面しても恐怖や動揺を見せず、自身の命は二の次であるような振る舞いを見せます。

ただし、念能力の希少・便利さ、旅団内における役割などにより、生き残らせる優先順位はある程度決まっているようです。また、仲間の死に涙する場面もあり、精神的な結束も確かに存在していることが伺えました。

そのほか、団員同士の揉め事はご法度とされており、コイントスによる解決など。団員の間では、あらかじめ衝突を避けるためのルールが定められています。

幻影旅団の活動

幻影旅団の活動は主に窃盗と殺人で、ごく稀に慈善活動。普段は各自で自由行動をしており、団長のクロロの指示で集合し、旅団の活動を行っているようです。

作中では、ヨークシンシティで開催される地下競売の品を盗むため、旅団全員が招集されました。マフィアンコミュニティの妨害にあうも、全世界のマフィア相手に正面から攻撃を仕掛け、結果的に競売品の強奪に成功しています。

その後は、クラピカ(旅団内では「鎖野郎」)との一件や、元団員オモカゲとの内部抗争。グリーンアイランドの宝を狙ったり、本拠地である流星街に出現した、キメラ=アントの討伐といった活動を行いました。

クロロ=ルシルフル

幻影旅団創始者にして、旅団の団長。テレビアニメの声優は、永野善一(1999年版)と宮野真守(2011年版)です。

統率力は当然として、団長に相応しい桁外れの戦闘力を持ち、それ故にヒソカから狙われるほど。盗品をひとしきり愛でると、全て売り払った後に姿を消してしまい、その消息は誰にも掴むことができないそうです。旅団の存続を第一に考えており、そのためならばいつでも命を捨てる覚悟をしているとのこと。

盗賊の極意(スキルハンター)

他者の念能力を盗み、自分のものとして使用することができる能力。盗んだ能力は、具現化した本「盗賊の極意」に封印され、奪われた相手は能力が使えなくなります。

能力を盗むにはいくつかの手順と条件があり、使用する際には本を右手に持ち、該当能力のページを開いた状態でなければいけません。2つの能力を同時に発動することができないうえ、盗んだ相手が死亡すると、その能力が本から消滅するという制限もあるようです。

なお、盗まれた能力を取り戻す方法については、除念を含め明らかにはなっていません。

栞のテーマ(ダブルフェイス)

盗賊の極意に追加された能力で、念能力で具現化した栞を本に挟むことにより、本を閉まっていても該当ページの念能力が発動可能になりました。この能力を使う場合、両手が自由な状態になるので、手を使用する能力も発動できます。

本を具現化して右手に持つ際には、栞が挟まれたページとは別に、開いたページの能力も同時に使うことが可能です。

ノブナガ=ハザマ

結成時からのメンバーの一人で、団員ナンバー1の強化系能力者。テレビアニメの声優は、松山鷹志(1999年版)と内田直哉(2011年版)です。

常に刀を携帯しており、ウボォーギンと共に特効役を務める、居合いの達人なのだとか。アクの強い団員の中でもやや我が強い傾向があり、他のメンバーと言い争いになることも少なくないそうです。一方で仲間想いな一面があり、旅団に対して絶対の忠誠を誓っています。

居合い(仮称)

現在のところ詳細は不明ですが、タイマン勝負限定など、何らかの条件のもとで発揮される能力だと示唆されています。離れた相手に「間合いに入ったら斬る」、内側の相手には「動けば斬る」という宣言をし、それを無視した相手を瞬時に切り裂くというものです。

フィンクス

結成時からのメンバーの一人で、強化系能力者。テレビアニメの声優は、松本吉朗(1999年版)とKENN(2011年版)です。

普段はエジプト風の衣装をまとい、外出時にはジャージを着用するいう、少し特徴的な外見をしています。短気で豪胆な性格をしており、団員よりもルールを優先する傾向があるため、それが災いして他の団員と揉めたことも。根底には仲間を想う気持ちがあるようで、随所で気にかけている様子が伺えます。

廻天(リッパー・サイクロトロン)

腕を回せば回すほどオーラが増し、パンチ力が増大する能力。回数によっては絶大な威力を発揮しますが、回す回数と威力の加減については、フィンクス自身も解っていないそうです。

フェイタン

結成時からのメンバーの一人で、変化形能力者。テレビアニメの声優は、日比野朱里(1999年版)と山口勝平(2011年版)です。

旅団の中では小柄ながら、腕力は上位に入るほど凄まじく、マントを脱ぐとかなりの筋肉質であることがわかります。団員内でも特に残虐かつ陰湿な性格の持ち主で、拷問を趣味としているほか、フィンクスを揶揄うような一面もありました。

許されざる者(ペインパッカー)

フェイタン自身が受けた痛みを糧にオーラを増強させ、敵に向けて放つ能力です。

太陽に灼かれて(ライジングサン)

全身を覆うコート(防火服)を具現化して身を守り、灼熱のたまに変化させたオーラを放って、辺り一面を焦熱地獄にする技です。

オモカゲ

ヒソカ入団以前の団員ナンバー4で、自らを「神の人形師」と呼ぶ特質系能力者。『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』のオリジナルキャラであり、声優は藤木直人です。

オモカゲは、ヒソカに敗れて入れ替わったのですが、実際に倒したのは影武者の”人形”だったとのこと。本物はその後も生存しており、劇場版にて旅団やクラピカの前に姿を現しました。

人間の眼球から人形を創り出す能力(仮称)

生者・死者を問わず、人間の眼球と念をもとに”人形”を創り出す能力です。人形は命令に絶対服従のうえ、生前の記憶を失っておらず、意に沿わないことに従わなければいけない制約を負います。しかし、オモカゲ本人にしてみれば、その悲劇感が堪らないとのこと。

また、「ドールキャッチャー」という念能力によって、人形をオモカゲ自身に取り込むことが可能。これにより、人形の生前が念能力者だった場合は、その能力をオモカゲも使えるようになります。

ヒソカ=モロ

カルト入団以前の団員ナンバー4で、変化系能力者。テレビアニメの声優は、高橋広樹(1999年)と浪川大輔(2011年)です。

生粋の戦闘狂ハンターで、団長のクロロと戦うために偽装入団しており、蜘蛛の入れ墨も「薄っぺらな嘘」による偽物でした。現在は、ヨークシンシティオークション襲撃へ参加後に旅団を離れており、団員全員の抹殺を企んでいます。

伸縮自在の愛(バンジーガム)

自身のオーラを、ガムとゴム両方の性質を持つものに変化させる能力です。付けるも剝がすもヒソカ次第ですが、体から10m以上離すと切れてしまい、粘着性だけ維持された状態に。また、「隠」によって見えなくすることもできます。

原理が単純で制約が無く、トランプなどの様々な道具と組み合わせて、ヒソカの狡猾な戦術の下で絶大な威力を発揮します。名前の由来は、下記の「薄っぺらな嘘」と同じく、ヒソカが子どもの頃に好きだったお菓子です。

薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)

自身のオーラを様々な質感に変化させ、表面上を覆い隠す能力。染料・鉱物・繊維など、優に千を超えるもを再現するうえ、文字を表示させることもできます。応用範囲は幅広いもののの、似せるのはあくまで外見のみであり、触感などは元のままです。

またハンカチや紙など、薄っぺらいものにしか使用できない制約もありますが、ヒソカは「だからこそ騙し甲斐がある」と考えています。

カルト=ゾルディック

団員ナンバー4の操作系能力者で、ゾルディック家5人兄弟の末っ子。テレビアニメの声優は、前川優子(1999年版)と能登麻美子(2011年版)です。

カルトは、兄(誰かは不明)を取り戻すという目的のもと、ヒソカの抜け番として入団しました。当初はすぐにナンバー2まで登りつめる予定でしたが、他の団員との圧倒的な実力差を知り、考えを改めた模様。一見物静かに見えるものの、獲物をいたぶる癖や苛立ちやすい性格が伺えます。

紙を操作する能力(仮称)

紙を自在に操る能力で、切れ味が抜群の紙製の扇子を操って攻撃します。また、紙片を対象者に付着させることで、その周囲の音や会話を聞くこともできます。

蛇咬の舞

無数の紙吹雪を蛇のように連ね、紙片が刺さったところへめがけて飛ばし穿つ攻撃。威力も非常に高く、キメラ=アントの身体を切断するほどです。

フランクリン

結成時からのメンバーの一人で、放出系能力者。テレビアニメの声優は、金子幸伸と乃村健次(1999年版)と木内秀信(2011年版)です。

フランケンシュタインのような風貌をした巨漢で、長い耳たぶと顔に負った無数の傷など、非常に特徴的な外見をしています。戦闘スタイルは豪快、かつ手あたり次第に虐殺を行いますが、団員の中では比較的温厚な性格。ストッパー役を担うこともあり、冷静で客観的な分析を行う一面も見せました。

俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)

銃口のように改造した両手十指から、機関銃のように念弾を乱射する能力。しかし一方で、指の断面から念弾が放射されるため、使用時に手先が使えないというリスクが生じます。威力向上のため、指の先端を切り落とすという覚悟と制約により、一発ごとの威力が飛躍的に上昇しました。

シャルナーク

結成時からのメンバーの一人で、団員ナンバー6の操作系能力者。テレビアニメの声優は、高戸靖広(1999年版)と日高のり子(2011年)です。

主に情報処理と分析を担当しており、優れた思考力と分析力、多方面に関する豊富な知識を持つ知性派。ハンターライセンス所持者であり、ハンターサイトを通じて情報を得ているとのこと。旅団内では参謀的立ち位置として信頼され、団長不在時には指示を出すこともあり、団員たちは素直に従っています。

携帯する他人の運命(ブラックボイス)

オリジナルの携帯電話を使い、対象をロボットのように操る能力。付属するコウモリ・ドラキュラ型アンテナを体に刺すことで操作可能になり、それが抜けるか対象が死ぬと操作が解除されます。ほかにも、遠隔操作(リモート)・自動操作(オート)機能があり、ディスプレイで状況確認することもできます。

自動操作モード

シャルナーク自身にアンテナを刺し、携帯電話に自分を操作させる「自動操作モード」。オーラが飛躍的に上昇する半面、解除後には筋肉痛になり、2~3日の間動けなくなるリスクを負います。さらにこのモード時の記憶は失われるため、勝利の達成感が得られないと言って、あまり使用したがらないようです。

マチ

結成時からのメンバーの一人で、変化形能力者。テレビアニメの声優は、並木のり子・上村貴子(1999年版)と前田玲奈(2011年)です。

勝気で鋭い性格をした女性。腕相撲の腕力ではクロロに勝り、自身の腹を貫いた手を筋肉で抜けなくさせるなど、肉体的な強さは相当なものを誇ります。旅団内では、勘の鋭さに一目置かれており、マチ自身も他のメンバーに強い仲間意識を持っているようです。

念糸

オーラを糸状に変化させる能力です。糸の強度は長さと反比例しており、1m以内であれば1トン位の重量を吊れるほどに。反対に強度を木綿糸程度に弱れば、地球一周ほどの長さを紡ぐことができますが、念糸が手元から離れると極端に強度が落ちてしまいます。

念糸の用途は様々で、追跡や拘束・縫合治療・絞殺など幅広く応用が利きます。

念糸縫合

念糸を使い、身体の切断された箇所を縫合する技です。マチの身体能力(主に視神経)と合わさることで、血管・神経・骨・肉をほぼ完璧に繋ぐことが可能。治療の精度は非常に高いのですが、傷自体の治癒は本人の自己治癒力に委ねられるので、完治には相応の時間がかかります。

シズク

団員ナンバー8の具現化系能力者。テレビアニメの声優は、豊後敦子(1999年版)と荒川美穂(2011年版)です。

団員の中では新入りに当たり、頭は決して悪く無く鋭い一面を持っているのですが、どこか天然で抜けている性格。特に肝心なことを忘れがちで、一度忘れると絶対に思い出せません。緊張感が無い雰囲気とは反対に、障害となるものには容赦がなく、たまに毒舌になります。

デメちゃん

  念で創り出した掃除機に、様々なものを吸い込ませることができる能力です。他者の念、生命体と認識しているもの以外であれば、大きさ・重さ・形状を問わず吸い込むことが可能。死体の場合は例外なほか、傷口から毒や血液を吸い出したこともありました。

実は、最後に吸い込んだ物に限り吐き出せるのですが、それ以外はどこへ行ったのかシズク本人にも不明とのこと。また、単純に武器として使ったり、吸い込み口の歯で噛みつき攻撃をすることもできます。

デメちゃんには自我があるようで、シズクの言葉に「ギョギョ」と応えることがあります。

パクノダ

  結成時からのメンバーの一人であり、団員ナンバー9の特質系能力者。テレビアニメの声優は、井関佳子(199年版)と朴璐美(2011年版)です。

性格はクールで義理堅く、高い鷲鼻と長いまつ毛が特徴的とのこと。旅団内では、尋問と情報処理を担当しており、作中でも極めて稀な能力の持ち主でした。

記憶を読み取る能力(仮称)

  人や物体に触れることで、そこに宿る記憶を読み取ることができる能力です。対象が物体の場合は、関連する事象や人物の情報といった「記録」を、人の場合は質問に対して連想した記憶を読み取ります。

読み取るのはイメージではなく、最も深奥にある原記憶であるため、偽証したり抵抗することは不可能。本人が忘れてしまっていることでも、正確な情報を引き出すことが出来ます。

記憶弾(メモリーボム)

  相手から読み取った記憶、あるいは自分の記憶を具現化した弾丸に込めて撃つ技。この弾で撃たれた者は、込められた記憶を得ることができ、殺傷能力はないため傷を負うことはありません。ただし、記憶を引き出した相手に再びその記憶を撃った場合、記憶を失ってしまうそうです。

また、拳銃はリボルバー式になっており、一度に撃てるのは6発とのこと。

ボノレノフ

  具現化系能力者。テレビアニメの声優は、チョー(2011年版)です。

ボノレノフは、普段は全身に包帯を巻いており、その上からボクサー用らしきグローブとトランクスを履いているのが特徴。また、かつて開発によって住処を追われた少数部族、ギュドンドンド族の生残りにして、武闘士(パブ)とのこと。ボノレノフ本人は、それを誇りに思っているようです。

戦闘演武曲(バト=レ・カンタービレ)

  身体に空いた穴を使い、舞うことで奏でた演奏を攻撃力に転換する能力。曲目ごとに様々なものを具現化し、それを攻撃に利用します。

序曲(プロローグ)

  全身を鎧と槍で武装して攻撃する技です。

木星(ジュピター)

  木星を模した巨大な球体で敵を押し潰す技で、球体の移動速度は音速です。

ウボォーギン

  結成時からのメンバーの一人で、団員ナンバー11の強化系能力者。テレビアニメの声優は、竹本英史(1999年版)と大塚明夫(2011年版)です。

旅団一の強靭な肉体の持ち主であり、腕相撲も団員最強。拳銃やライフルの弾丸でも傷一つ付かず、戦車すら破壊するほどの威力を持つバズーカ砲を片手で防いだこともあります。単細胞の戦闘狂に見えて、場合に応じて的確な攻撃手段を選んでおり、団員からは知識と経験を活かす頭脳を評価されていました。

超破壊拳(ビッグバンインパクト)

  拳に渾身のオーラを込めて打ち出す、ストレートパンチ。攻撃としては非常に単純ですが、何と小型ミサイル並の威力を誇り、地面に放てば巨大なクレーターが出来るほどです。ウボォーキンの最終目標は、核ミサイルレベルの破壊力を出すことでした。

コルトピ

  具現化系能力者。テレビアニメの声優は、天神有海(1999年版)と浜添伸也(2011年版)です。

コルトピは、男性であることは判明しているものの、全身を覆う髪の長さのせいで素顔は不明です。団員の中では最も小柄な人物であり、腕相撲では旅団最弱とのこと。戦闘にはあまり向いていないのですが、念能力の性質によりサポートとしては非常に優秀でした。

神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)

  左手で触れた物体の複製を右手から創り出す能力で、複製体は24時間後に消滅します。コルトピは廃ビルを同時に50棟も作るなど、一度で多量の具現化が可能ですが、念能力をコピーすることは不可能。生命体を複製する場合は、動かない人形(死体)として創り出されます。

また、本物に触れている場合は、複製体が「円」の役割を果たすそうです。