2017年7月6日更新

『レ・ミゼラブル』が好きな人にぜひ見てほしい映画10選

『レ・ミゼラブル』

19世紀のフランスを舞台に、1個のパンを盗んだために波瀾万丈の運命を歩む主人公、ジャン・バルジャンを描いた不朽の名作『レ・ミゼラブル』。その魅力にハマった人にも触れてほしい映画をいくつかご紹介。

ミュージカル映画の最高傑作『レ・ミゼラブル』

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ミュージカル映画をあまり観たことがないのでこの映画が素晴らしいか否か客観的には書けませんが、少なくとも個人的には十分に楽しめました。それにはおそらく、もともと僕が歌を昔やっていたことと、原作を幼い頃読んだことがあることが大きな原因なので、歌いっぱなしのこの映画に入り込めない人が多いのも頷けますが、一度共感してしまえば涙なしには見られません。かくいうなかなか泣かない僕も最後はグッときてしまいました(が、泣きませんでした) アンハサウェイがもともと大好きで、かなりそれを目当てで観たのですが予想以上にヒュージャックマンが最高の俳優でした。ウルヴァリンのイメージが強すぎるのがもったいないです。

19世紀のフランスを舞台に、1個のパンを盗んだために波瀾万丈の運命を歩む主人公ジャン・バルジャンを描いた、文豪ヴィクトル・ユゴーの不朽の名作『レ・ミゼラブル』。1985年の初演以来ロングラン記録を更新し続けるミュージカルの金字塔として知られ、映画化もこれまでに何度もされています。 中でもヒュー・ジャックマン、アン・ハサウェイ、ラッセル・クロウが出演した2012年版が日本でも大ヒットしたことは記憶に新しいです。そこでここでは、その2012年版に準じたおススメ映画をピックアップします。

『レ・ミゼラブル』の世界観が好きな人には

1,2012年版『レ・ミゼラブル』の監督トム・フーパーの出世作【2010年】

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southpumpkin 4.5

吃音に苦しむイギリスの王様がちょっと変わったお医者様に出会います。 良い映画でした。I have a voice!!には鳥肌が立ちます。王様が一人の人間として思い悩み苦しんでいる様が見て取れます。そこにグイグイと立ち入っていくあのお医者様の度胸にはびびりますね。正しいとわかっててもあんなことできませんよ。 終盤にさしかかると第二次世界大戦がはじまることになったりとかして、スピーチが終わったときにうおおおお!!ってなるにはなるんですが、これから向かう戦争への道が開かれた感じがして、ちょっとだけ寂しくなっちゃいました。 あれほど話題になるだけあります。すっごく良い映画でした。

吃音症に悩まされたイギリス王ジョージ6世と、その施術を担当した言語療法士ライオネルの友情を描いた感動作。 『レ・ミゼラブル』でも多用した、登場人物をスクリーンの端に置くことで緊張感を出すという、トム・フーパー独自の演出が冴えわたっています。吃音賞のジョージ6世を好演したのは『キングスマン』にも出演しているコリン・ファースです。

女性の坊主姿に役者魂を感じた人には

2,体制を打ち崩すべく暗躍する孤高の仮面テロリスト【2006年】

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第三次世界大戦でイギリスが勝ちアメリカが負けたという近未来。 夜の外出禁止令や様々な芸術作品に規制が掛けられて国が国民をコントロールしようとしてる。 前々から知ってはいたものの「興味ないわー」と思ってたら友達に勧められ、Huluに登場したから見てみたら面白かった! 独裁的な国家を壊そうとするVという仮面を着けたテロリストが国民を先導して革命を引き起こすんだけど何と言ってもラストが素晴らしくて泣いてしまった!

第三次世界大戦でイギリスが勝ちアメリカが負けたという近未来を舞台に、全体主義を打ち砕こうと暗躍するテロリスト、Vの戦いを描くグラフィックノベルを映画化。 Vに協力する国営テレビ局員のイヴィーを演じたナタリー・ポートマンは、役柄のためにスキンヘッドを披露、健気に頑張っています。

3,実在した株式ブローカーの仰天人生【2013年】

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女、ドラッグ、そして金。その全てに魅了され、思いのままに手にし、踊らされる男をディカプリオが演じます。当然のようにR18になってしまう過激な映画でしたが、観るだけですっきりとします。まさに映画エンターテイメント。観る者の予想の範疇に収まっていてはダメなんですね。ちょっと悪い奴に憧れる、幼い頃の少年の気持ちを大人でも味わえることを教えてくれます。トレインスポッティングの再来かと思いました。 ディカプリオが最強です。タイタニックに出ていたあのイケメン俳優の面影は何処へ、狂人を演じさせたら今最も熱いでしょう。他の方も書いていましたが、ジャックニコルソンに近づきつつありますよマジで。

強引な営業方法でウォール街の寵児となった実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの半生を描いたマーティン・スコセッシ監督作品。 この作品の見どころは、ジョーダンの冗談のようなお金の使い方。毎晩のようにドンチャンパーティを開いたかと思えば、ストリッパーを呼んで女遊びをしたり、挙句の果てに女子社員に1万ドルでバリカンで丸坊主にさせるといったハメの外しっぷりは圧巻です。

4,坊主頭のシャーリーズ・セロンの勇姿に目に焼き付けろ!【2015年】

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観た直後だと冷静にレビュー書けないなと思って一晩寝かしたのですが、それでもやっぱり冷静に書けません。アドレナリンが止まらずに寝るのに苦労しました。 砂漠を車で横断する、というだけのストーリーなのになぜこんなに面白いんでしょうか。休憩が一回しかなく、その他ノンストップでカーアクションが繰り広げられます。間違いなくカーアクション史に刻まれる大傑作でしょう。フェミニズムについても鋭い言及がなされており(しかも極めて映画的に)アクション映画はメッセージ性が薄い、常識が成り立ちません。最後は車がひっくり返るだけで涙が出そうになります。しかしあの涙は、脳汁だったのではないか。そんな凄まじい没入感に浸れたのもやはり映画館で観たからなんです。多分映画館の大画面、音響があってこその映画です。この夏一番映画館で観るべき映画です。本当に映画館で観てくれ!頼むから!映画館で観てくれ!マックス!!マッドマックス!!!マアアアアアアアックス!!!!!

荒廃した近未来を孤独に生きる男マックスと、独裁者の手から逃れようとする6人の女たちをスリリングに描いた、全世界で大ヒットの爆走アクション。 自由を求めて巨大トレーラーを爆走させる戦士フュリオサを演じた坊主頭のシャーリーズ・セロンのカッコ良さに、全世界がしびれました。

ミュージカル映画が好きな人には

5,歌姫クリスティーナ・アギレラの映画初主演作【2010年】

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____RiN____ 3.5

なんと言ってもアギレラとシェール。そして英語ってつくづく歌向き・ショウ向きな言語だなあって思いました。 歌唱力ももちろんなんだけど、パフォーマンスと曲がどれも素晴らしくキャッチー。ナイト・クラブの華やかさをそのまま映画に閉じ込めていて、とても爽快です。 両親を早くに亡くした田舎娘のサクセス・ストーリーであり、クラブ・バーレスクの復活劇なんだけど、それほどの悲壮感はなく、全編を通して歌とダンスがてんこ盛り。映画というよりはショウ。 サントラ欲しいなあ。恋人はタフガイが、衣装もダンスも音楽も一番好きだったな。

歌手を夢見てロサンゼルスのクラブで働くヒロインを描いたサクセス・ストーリー。世界的人気アーティストのクリスティーナ・アギレラがヒロインとして持ち前のパフォーマンス能力を十二分に披露します。

6,ジェラルド・バトラーが女性ファンを大量獲得【2004年】

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Yukari__Nakao 5

大好きです。 ミュージカルが好きになった映画。

1870年代の全盛期のオペラ座に出没する仮面の怪人ファントムと、若きコーラスガールのクリスティーヌの哀しい愛を描いた名作ミュージカル。 本作も『レ・ミゼラブル』と同様に数回映画化されていますが、中でもジェラルド・バトラーがファントムを演じた2004年版は多くの女性ファンを虜にしました。

お父さんが追われている危機感がたまらなかった人には

7,妻子の仇討ちを誓う一人の剣闘士【2000年】

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ラッセル・クロウの風貌が、実直で骨太で男達に信頼される強い男マキシマスのキャラにピッタリはまり魅せてくれました。古代ヨーロッパ史を題材にしたものはあまり得意じゃないけどこれは良かった。その強さと人望の厚さ故に運命に翻弄され生きる主人公が男っぽくてカッコいいです。アカデミー主演男優賞も納得の円熟味ある渋い演技でした。対照的なキャラの新皇帝を演じるホアキン・フェニックスも力演と言えるのではないでしょうか。小心者で卑怯な皇帝ですが、父にも姉にも愛されず愛に飢えた彼は彼で哀れで、悪人だけど憎めませんでした。この作品は歴史もの・アクションものとしてではなく人間ドラマとして好き。ラッセルとホアキン、2人の熱演と物哀しくて美しい音楽がシンプルな物語を補って余りある重厚なドラマにしています。少々強引な設定や矛盾もありますが、もともと史実に忠実なドキュメンタリーではなくフィクションだし、そこは許容範囲かな。薄れていく意識の中で夢見る、故郷に帰って麦の穂を撫でながら歩くシーンが切なく印象的で心に残ります。

古代ローマ時代に新皇帝の陰謀で妻子を殺され、奴隷の剣闘士となってしまった将軍の復讐劇。 2012年版『レ・ミゼラブル』で容姿に見合わない熱唱を披露したラッセル・クロウが剣闘士役を演じアカデミー主演男優賞を受賞、作品全体で計5部門を受賞しました。

8,運の悪い男が人質となった妻の救出に!大ヒットシリーズ第1弾【1989年】

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見事なアクション娯楽大作。130分を超える長尺も余裕で耐えます。アクション映画では類を見ないレベルの丁寧な伏線が張られています。最初の飛行機のシーンからもう伏線が張られ始めているんです。「あの時隣にあいつが居なければ…」となるわけ。クリスマスに何度でも観られる理由は、観れば観るほど発見できる伏線があるからでしょう。実は僕も今回が初めての鑑賞ではなかったのですが、飛行機のシーンにはもう一つ伏線があったことに気づきました。 アラン・リックマン演じる悪役のキャラクターも非常に魅力的。アクション映画を観ていると、まぬけな敵をバッサバッサとなぎ倒していく主人公なんかが描かれます。しかし本作の敵が明らかにキレ者。知的で冷静で仲間思いなのです。ジョン・マクレーンとハンスが偶然対峙するシーンの機転の利き方、その描き方!『オーシャンズ』なんかで「こいつが盗みに入ったら絶対成功するだろ…」みたいな泥棒が敵なのです。個性の違う二人の実力がギリギリのところで戦いをするのが良い。だからこそあのハンスのラストシーンで声が出るんですね。映画史に残る悪役としてもいいかと思います。

テロリストに占拠された超高層ビルを舞台に、妻を人質に取られた刑事マクレーンが単身反撃を挑む、4本の続編も作られたヒットシリーズ第1弾。シリーズを追うごとに娘や息子も登場し、苦労が絶えない父親の面を覗かせます。 1988年に公開された1作目から2013年に公開されている『ダイ・ハード/ラスト・デイ』まで共通して、ブルース・ウィリスが主人公のジョン・マクレーンを演じています。

ヒュー・ジャックマンが良かった人には

9,タイムスリップしてきた公爵とキャリアウーマンの恋【2001年】

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traumereiii 4.5

とても有名な映画です。何度もお店でパッケージを見ていましたが、メグライアンしか見えておらず、なんと、まさか、隣のハンサムなガイがジャックマンとは! 知って即行借りてきました。いつものお店で借りられていたのでゲオまで行って借りてきました。 200年ほど前のニューヨークで生きる貴族のジャックマンと、現代のニューヨークに住むメグの、タイムトラベルラブストーリーです。 やっぱり、昔の人が現代にきて、電話やらテレビやらに驚きまくる姿は何度見ても面白いです。そしてそれをジャックマンが!しかも貴族の服装が似合いすぎる。たとえかっこ良い俳優さんでも、あんな格好したらちょっとコメディなのに、なぜ彼は…品があるんですね。品が。もう、貴族を演じるために生まれてきたような! そして「包容力」という文字が見えてきそうなくらい包容力に溢れた眼差しと笑顔。こんな人が同じ人間でいいのかしら。 ジャックマンの良さばかり書いてますが、映画自体も面白かったです。タイムトラベルラブコメディです。メグは素晴らしいコメディ女優ですし、脇を固める役者も素晴らしいです。 ただ、本当にジャックマンが…。 オーストラリアもとてもかっこ良いジャックマンが見られましたが、ジェントルマンなジャックマンが見たい方はぜひこちらをオススメしたいと思います。

仕事一筋のキャリアウーマンと、19世紀からタイムスリップしてきたイギリス公爵との恋を描いたラブコメディ。 2001年当時“ラブコメの女王”とされていたメグ・ライアンと、当時は若手の注目株だったヒュー・ジャックマンの共演が話題となりました。

アン・ハサウェイが素敵だと感じた人には

10,やり手女性CEOと40歳年上部下の交流【2015年】

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#eiga #movie ただ真っ直ぐ仕事をしていきたいのに、色々なことがうまくいかなくなってくる主人公と、それをサポートするおじいさんのお話。アンハサウェイが社長で、ロバートデニーロがインターンとして入社するおじいさん。もうこの絵だけで幸せになれそうなところですが、デニーロ演じるベンが良いことばっかり言ってくれるのでうっとりしちゃう。こういう心がすっとする映画は必要不可欠だよね。

ニューヨークでファッションサイトを運営する若き女性CEOと、部下として着任してきた40歳年上のシニア・インターンとの、心の交流を描きます。 アン・ハサウェイが『プラダを着た悪魔』の主人公の延長線上にあるようなCEO役を演じる一方で、シニア・インターン役のロバート・デ・ニーロの好々爺ぶりがポイント。