賢者の石を生み出した、ニコラス・フラメルって一体何者?【ハリー・ポッター】

2017年10月27日更新

『ハリー・ポッターと賢者の石』で登場したニコラス・フラメルはなんと、実在の人物として知られていました。「賢者の石」では少ししか登場しませんが、一体どのような人物であったのか、そして作中でどのような役割を担っていたのかを中心に紹介していきます。

ミステリアスな人物、ニコラス・フラメルを徹底解説!

ニコラス・フラメルは『ハリー・ポッターと賢者の石』でヴォルデモートの策略を阻止するために重要な人物として登場します。このような重要人物でありながら、作中では名前と賢者の石を作製したことしか触れていません。 では、彼が作中でどのような役割を担っていたのか、そしてどのような人物だったのか紹介していきます。

ニコラス・フラメルの正体は?

ハリー・ポッターの世界では

ニコラス・フラメル(1330−1992)は1992年の時点で665歳であり、唯一賢者の石の創造に成功した人物として知られています。著名な錬金術師であると同時にオペラ愛好家でもあり、長い余生はデボン州で妻と過ごしたとされています。 JKローリングは「賢者の石」を執筆中、夢でニコラス・フラメルが登場し賢者の石の作り方を教えてくれたと語っています。物語の中ではちょこっとしか登場していませんが彼女にとっては思い入れのあるキャラクターのようです。

実在したニコラス・フラメル

実在したニコラス・フラメルは14〜15世紀にかけてパリの裕福な実業家、慈善家として著名な人物でした。妻のペレネレと共にパリで暮らしていました。現在はレストランになっていますがモンモレンシー通り51番地にある建物は彼が1407年に建てた家のうちの1つです。パリで最も古い建物として有名です。 さらに、パリではニコラス・フラメルの名前をとった通りも存在するようです。このように歴史上でも名をはせるニコラス・フラメルは謎が多くて魅力的な人物です。

錬金術師としても有名

14〜15世紀に実在したニコラス・フラメルはパリの出版業者でしたが、伝説上では錬金術師でもあったとされています。具体的には金の生成や、賢者の石の作製に成功し不老不死になったという伝説があります。 実際に彼はギリシア語とヘブライ語で書かれた錬金術の秘法書である「アブラハムの書」、カバラを解読するためにスペインへ巡礼に赴きました。そして、アンダルシアの大学でユダヤ人のカンシュに学び秘法書に書かれた奥義を得ることに成功しました。 この秘法書の解読に21年もの歳月を費やし、ほとんど解読しかけたところでカンシュが死亡してしまいます。スペインからの帰国後は秘法書で得た錬金術で財を成し、教会や病院などへの慈善活動に徹しました。

ニコラス・フラメルは本当に不老不死かも!?

実在したニコラス・フラメルは1418年に死去し、サン・ジノサン墓地に入りましたが、のちに墓を掘り起こした人物が言うには棺の中は空っぽだったようです。このような不思議なことが重なってニコラス・フラメルの魔法使い説や不老不死説が浮上したことは間違いないでしょう。 もしかしたら今もどこかでひっそりと暮らしているかもしれません。

賢者の石とは?

魔法界では賢者の石を作った人物として知られているニコラス・フラメル。この石で不老不死を得ることができるため、ヴォルデモートなどのような不老不死の力を手に入れたい者たちによって狙われていました。 ニコラス・フラメル自身は賢者の石で作られる「命の水」で665年もの間生きていました。彼だけでなく賢者の石作製を手伝った妻のペレネレも不老不死状態でした。2人は1991年まで生きましたが、ヴォルデモートに石を狙われたため破壊することにしました。 賢者の石を破壊してまもなく2人はこの世を去ったとされています。

『ハリー・ポッターと賢者の石』で登場する本

賢者の石の情報にたどり着くために重要なものとなるのがニコラス・フラメルに関する本です。どのようにしてこの本にたどり着いたのでしょうか。それはハリーたちが蛙チョコでアルバス・ダンブルドアのカードを当てた時、わずかにニコラス・フラメルに関する記述があったことがきっかけでした。 これは残念ながら本編ではカットされましたが未公開シーンで見ることができます。ニコラス・フラメルを知ったハリーたちは図書館で彼に関する書を見つけます。4階で3頭犬が「なにか」を守っている、その「なにか」が賢者の石であると知ったハリーたちはそれを盗もうとしている人物を追うのです。

ニコラス・フラメルは、アルバス・ダンブルドアの友人

アルバス・ダンブルドアとは仲のいい友人で、賢者の石の共同研究者でもあったとされています。彼は1991年ニコラス・フラメルに賢者の石をグリンゴッツ銀行に預けるようにアドバイスしましたが、より安全な場所に移すため同年、賢者の石をホグワーツの4階に保管することにしました。 ニコラス・フラメルにとってダンブルドアは、大事なものも預けることができる気が置けない存在だったということですね。

「ファンタビ2』に、ニコラス・フラメルが登場する!?

いかがでしたでしょうか?映画の中でちょろっとだけ出てきたニコラス・フラメルですが、賢者の石やダンブルドアとの関係が深いことがわかりました。『ハリー・ポッターと賢者の石』で登場してくるのでもう一度観てはいかがでしょうか。 『ファンタスティック・ビースト』の第2弾にもニコラス・フラメルが登場するようなので続編ではどのような役割を持っているのかに期待です。