2020年4月14日更新

『進撃の巨人』ベルトルト・フーバーが全ての災禍の元凶だった!その正体は超大型巨人

『進撃の巨人』ベルトルト・フーバーが全ての災禍の元凶だった!その正体は超大型巨人 サムネイル

身体能力は高いのに消極的で地味な印象を持たれがちな『進撃の巨人』のベルトルト。物語中盤で彼が超大型巨人の正体であることが明かされました。本記事ではそんな彼について詳しく解説していきます。

目次

『進撃の巨人』ベルトルト・フーバは高いポテンシャルを秘めた引っ込み思案【ネタバレ注意】

ベルトルトは諌山始原作の別冊少年マガジンで連載中のマンガ及びアニメーション作品『進撃の巨人』に登場するキャラクターの1人で、フルネームは「ベルトルト・フーバー」といいます。高身長で爽やかな見た目をしており、作中ではイケメンと評判のベルトルト。エレンと同じ104期の訓練生であり、首席のミカサ、次席のライナーに次ぐ第3位の実力の持ち主です。 平均してどの能力も高く、ミカサと対等に渡り合える戦闘能力を有する反面、大人しく積極性に欠ける部分があり、自分でも「自分の意志がない」と自嘲するシーンも。同郷であるライナーと親しく、共に行動をしていることが多いです。 物語が進むにつれて、衝撃の正体が明らかとなりましたので、そちらも含めて紹介していきます。

ベルトルトの寝相は悪すぎて、一周まわって芸術的……?

原作48話で戦闘の際中、ジャンが「お前の寝相の悪さは芸術的だったな!」と言うシーンがあります。微笑ましい台詞とは裏腹に殺伐としたシーンとなっていますが、どうやらベルトルトは日頃から相当寝相が悪かったようです。 同期たちはベルトルトの寝相を見てはその日の天気を占っていたらしいのですが、当時はまだ絵がありませんでした。しかし、97話で上半身はベッドの上、下半身は壁に垂直に沿うという絵がついに公開。ベルトルトの芸術的な寝相の一部が判明しました。 因みに、別冊マガジン5月号掲載の作者インタビューによるとベルトルトが心からリラックスできるのは寝ている時だそうなので、その時だけは楽しい夢を見ていたのかもしれませんね

クールな同期の女の子、アニに好意を寄せていた

あまり感情の見えないベルトルトですが、実はアニに対して好意を寄せていたようです。それは原作12巻、エレンとユミルを捕獲し連れて行く最中にライナーから「故郷に戻ったらアニに自分の思いを伝えろ」と告げられています。 それに対し咄嗟に否定するベルトルトですが、ライナーからアニのことを「見過ぎだ」と指摘されて赤くなって照れています。壁の中に潜入した時も女の武器を使おうとするアニを止めるなど、思いを寄せている描写がチラホラ。アニは無関心そうでしたが、実際はどう思っていたのでしょうか。

故郷が同じのライナーとベルトルトは固い絆で結ばれている

物語が進むにつれ、ライナーとベルトルトの故郷は壁の中ではなく、別の大陸であるマーレに存在していたということが明らかとなりました。彼らが作中で良く言っていた故郷、というのは別のマーレのことであり、エレンを手に入れ、故郷に帰ることこそが彼らの目的だったのです。 そういった経緯もあり、同志という立場上2人の絆は固いものでした。ベルトルトが最期を迎えることとなったエレンの捕獲戦の際には、消極的でライナーを頼りがちだったベルトルトが積極的にライナーを助けるシーンも。 いつもライナーに隠れがちでしたが、エレンたちを敵に回して立ち回っていたほどの精神の持ち主です。彼は彼なりの意志や芯の強さを持っていたのでしょう。

ベルトルトの正体は超大型の巨人だった!災禍をもたらした元凶

ライナーがエレンに突然己の正体を告白したのと同じ時、ベルトルトも正体を明かしており、町を襲った超大型の巨人が彼であったという驚きの事実が判明しました。また、別大陸マーレというところからやってきた戦士であり、ライナーやアニとも同郷でした。 エレンが持っていると思われた座標の力を手に入れるため、エレンたちの敵としてライナーと共に彼を拉致したベルトルト。その胸中は複雑で「誰が好きでこんなことしたいと思うんだよ!」と心から叫びます。皆のことを本当に仲間だと思っていたと。そして「頼む、誰か、お願いだ。誰か僕らを見つけてくれ」と涙ながらに言うベルトルト。 マーレの戦士としての任務と仲間の兵士たちを敵に回さねばならない苦しみから、自分を見失っていたのかもしれません。

自らの意志を持たないベルトルト、最終決戦で覚醒する

訓練兵時代まで主体性に欠けていたベルトルトは、巨人としての正体を明かした後、一緒に過ごしてきた104期の面々と対峙することに。ですが、エレンを連れ去る途中でコニー達に問い詰められた際には、ライナーのように戦士と兵士のジレンマで精神的に苦しんでいたと告白しました。 根は優しい彼も、殺人や仲間を裏切ることに後ろめたさを感じていたのです。「誰か僕らを見つけてくれ」というセリフには、孤独感と悲壮感とともに彼が置かれていた絶望的状況が表れています。 しかし彼はその後、最終決戦の前にはジーク達との会話で徐々に決意を固めていきました。マーレの戦士として役目を全うすべく、アルミンの交渉を跳ね除け、自分との、仲間との、そして世界との決着をつけようと覚悟し巨人化します。 そこには、残酷な世界の現実を受け入れ、自分の意志で戦いに臨む彼の姿がありました。

ベルトルトの戦士としての成長が見える名言3選!

1.「頼む……誰か……お願いだ……誰か僕らを見つけてくれ……」

エレンを拘束して壁外へ向かっていた途中、追いついたジャン達に問い詰められた時のセリフ。好んで人を殺したわけでなく、彼らを本当に仲間だと思っていた旨とともに、孤立した自分達の状況を誰かに理解してもらいたい心境を涙ながらに吐露しました。

2.「悪魔の末裔が!根絶やしにしてやる!」

アニが拷問を受けていることをアルミン (ゲスミン)に聞かされた際のセリフ。密かに想いを寄せていた彼女のことを知らされ、壁内人類への恨みとともに感情を剥き出しにしました。

3.「全部仕方なかった だって世界は こんなにも——残酷じゃないか」

ウォール・マリア奪還作戦にて、アルミンの交渉を拒絶してかつての仲間を殺し、すべてを終わらせる覚悟を決めた時の想い。そこには、あの優柔不断なベルトルトはもういませんでした。

巨人化したアルミンに捕食され、最期の時を迎える

幾度となくエレンを手に入れようとしてきたライナーとベルトルト。しかし全て失敗に終わり、ベルトルトはジーク、ライナーと共に攻め入った戦で最期の時を迎えることとなりました。 多くの犠牲を出した兵団側はアルミンとエレンの2人だけで巨人化したベルトルトに挑みます。2人が何をしてくるのか、と半ば見守るような体制のベルトルト。 アルミンは、激しい熱を放つベルトルトに単身突っ込み、その間にエレンを硬質化させる時間稼ぎに成功。こうして陽動と奇襲が成功し、人型のエレンが超大型巨人のうなじを斬りつけることで決着はつきました。 いよいよ最期の時。瀕死のアルミンに巨人化の注射が打たれ、ベルトルトは巨人と化したアルミンに捕食されるという形で最期を迎えました。食べられる瞬間、彼の脳裏にあったものは何だったのでしょう。

アニメ版『進撃の巨人』でベルトルトを演じる声優は橋詰知久

ベルトルトの声優を担当したのは橋詰知久です。学生時代から声優に憧れていた橋爪は養成所、A&Gアカデミーを経て青ニプロダクションに所属しました。 テレビアニメへの登場は2008年からで暫くは端役が続き、本作品のベルトルト役が初のレギュラーとなっています。そのほか代表作として挙げられるのは、アニメ『Fate/Zero』2ndシーズンのミトリネスや、『テラフォーマーズ・バグズ2号編』のティンなどです。 ベルトルトは大人しい青年役ですが、ゲームでは癖のあるキャラも演じるなど幅は広い様子。ベルトルトの収録がある前日は初のレギュラーということもあり緊張で眠れなかったのだそうです。