2023年10月20日更新

アニメ『進撃の巨人』声優を一覧で紹介!ファイナルシーズン登場キャラまで

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進撃の巨人
(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

2020年12月から2021年3月にかけて放送された『進撃の巨人 The Final Season Part 1』。2022年1月からは、「Part 2」も放送されました。そしてついに2023年3月には完結編の前編が放送され、2023年11月に放送される後編をもってアニメ版も完結します。 今回はファイナルシーズンから登場したキャラクターも含め、これまでに登場した主要人物を中心に、それぞれの声優キャストをおさらいしていきましょう。声優が交代したキャラクターの理由などについても説明するので、最後まで要チェックです! ※本記事では漫画『進撃の巨人』のネタバレも含まれるので、未読の方はご注意ください。

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アニメ『進撃の巨人』の声優&キャラを一挙に紹介【第4期も放送中】

メインキャラクター エレン・イェーガー/梶裕貴(かじゆうき) ミカサ・アッカーマン/石川由依(いしかわゆい) アルミン・アルレルト/井上麻里奈(いのうえまりな)
第104期訓練兵団卒業生 ライナー・ブラウン/細谷佳正(ほそやよしまさ) ベルトルト・フーバー/橋詰知久(はしづめともひさ) アニ・レオンハート/嶋村侑(しまむらゆう) ジャン・キルシュタイン/谷山紀章(たにやまきしょう) マルコ・ボット/逢坂良太(おおさかりょうた) コニー・スプリンガー/下野紘(しものひろ) サシャ・ブラウス/小林ゆう クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)/三上枝織(みかみしおり) ユミル/藤田咲(ふじたさき) フロック・フォルスター/小野賢章(おのけんしょう) トーマス・ワグナー/須嵜成幸(すさきしげゆき) ダズ/田久保修平(たくぼしゅうへい)
調査兵団 エルヴィン・スミス/小野大輔(おのだいすけ) リヴァイ・アッカーマン/神谷浩史(かみやひろし) ハンジ・ゾエ/朴璐美(ぱくろみ) ミケ・ザカリアス/三宅健太(みやけけんた)
壁内の王家 フリッツ王/園江治(そのえおさむ) ロッド・レイス/屋良有作(やらゆうさく) フリーダ・レイス/日笠陽子(ひかさようこ) ウーリ・レイス/古川登志夫(ふるかわとしお)
マーレ側 ガビ・ブラウン/佐倉綾音(さくらあやね) ファルコ・グライス/花江夏樹(はなえなつき) ジーク・イェーガー/子安武人(こやすたけひと) ポルコ・ガリアード/増田俊樹(ますだとしき) ピーク・フィンガー/沼倉愛美(ぬまくらまなみ) コルト・グライス/松風雅也(まつかぜまさや) マルセル・ガリアード/北田理道(きただまさみち) トム・クサヴァー/浜田賢二(はまだけんじ) イェレナ/斎賀みつき(さいがみつき) オニャンコポン/樋渡宏嗣(ひわたりこうじ)
旧リヴァイ班 エルド・ジン/千葉進歩(ちばすすむ) オルオ・ボザド/川田紳司(かわだしんじ) ペトラ・ラル/相川奈都姫(あいかわなつき) グンタ・シュルツ/三戸耕三(みとこうぞう)
駐屯兵団 ハンネス/藤原啓治(ふじわらけいじ)、津田健次郎(つだけんじろう) ドット・ピクシス/田中正彦(たなかまさひこ)
憲兵団 ケニー・アッカーマン/山路和弘(やまじかずひろ) ヒッチ・ドリス/渡辺明乃(わたなべあけの) ナイル・ドーク/勝杏里(かつあんり) マルロ・フロイデンベルク/杉田智和(すぎたともかず)
その他 グリシャ・イェーガー/土田大(つちだひろし) 上村祐翔(うえむらゆうと) カルラ・イェーガー/鷹森淑乃(たかもりよしの)

メインキャラクター

エレン・イェーガー/梶裕貴(かじゆうき)

進撃の巨人
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

主人公のエレン・イェーガーを担当したのは梶裕貴(かじゆうき)。『マギ』のアリババ・サルージャ役や『七つの大罪』のメリオダス役をはじめ、多くの作品で主人公を含む主役を演じてきました。 エレンはアルミンに影響され壁外世界を探検するという夢を抱いたことを機に、調査兵団への入団を目指します。後に「進撃の巨人」の能力者であることが判明。巨人との戦いを経て、やがては世界を大きく変えることになりました。

ミカサ・アッカーマン/石川由依(いしかわゆい)

進撃の巨人 ミカサ
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

ヒロインかつエレンの幼馴染であるミカサ・アッカーマンを演じたのは石川由依(いしかわゆい)です。本作での出演以降急激に知名度を上げ、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』や『デビルズライン』などで主役を務めました。 訓練兵団を首席で卒業したミカサは作中トップクラスの強さを誇り、激昂した際にはヒロインらしからぬ形相で敵に斬りかかる頼もしい存在です。

アルミン・アルレルト/井上麻里奈(いのうえまりな)

進撃の巨人
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

エレンと同じシガンシナ区出身のアルミン・アルレルトを演じた井上麻里奈(いのうえまりな)。『スマイルプリキュア!』のキュアマーチや『天元突破グレンラガン』のヨーコ・リットナー、『図書館戦争』の笠原郁など、彼女も多くのアニメで主人公やヒロインに抜擢されています。 アルミンはその類稀(たぐいまれ)なる頭脳で足りない体力をカバーし、調査兵団の参謀として多くの作戦立案に貢献してきました。

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第104期訓練兵団卒業生

エレンたちと同期の訓練兵となった少年少女のことであり、作中では「104期」などと省略された呼び方をされています。

ライナー・ブラウン/細谷佳正(ほそやよしまさ)

進撃の巨人
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

左:ライナー、右:ベルトルト

細谷佳正(ほそやよしまさ)は、『刀語(かたながたり)』で主人公の鑢七花(やすりしちか)を演じて以来多くの作品に出演するように。『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のオルガ・イツカや『彼方のアストラ』のカナタ・ホシジマなどの主役を務めてきました。 そんな彼が演じるライナーは、訓練兵を次席で卒業した頼りがいのある青年。しかしその正体は、マーレの戦士として訓練を受けた「鎧の巨人」だったのです。マーレ編では第2の主人公としてスポットが当てられることに。ライナーの幼少期の声は、『呪術廻戦』の虎杖悠仁役で知られる榎木淳弥が担当しています。

ベルトルト・フーバー/橋詰知久(はしづめともひさ)

2008年から活動している橋詰知久(はしづめともひさ)は、青二プロダクションに所属する声優。『GANGSTA.』のデリコ役や『ALL OUT!!』の佐野光役などを演じてきました。ベルトルトの幼少期の声は、ゲーム『Readyyy!』の胡桃沢タクミ役を務める観世智顕(かんぜのりあき)が担当しています。 長身でひかえめなベルトルトは、その優れた身体能力のおかげで兵団上位の成績でした。しかしそんな彼もマーレの戦士であり、「超大型巨人」としてウォール・マリアを破壊した張本人だったのです。

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アニ・レオンハート/嶋村侑(しまむらゆう)

アニ・レオンハートの声を担当したのは声優の嶋村侑(しまむらゆう)。彼女は『ガンダム Gのレコンギスタ』アイーダ・スルガ役や『Go!プリンセスプリキュア』のキュアフローラ役など多くの主演を務めています。 今まで彼女が演じたキャラとは変わり物静かな少女アニ。何を考えているかよく分からない人物でしたが、マーレの戦士および「女型の巨人」として、その内側には深い葛藤を抱えていました。

ジャン・キルシュタイン/谷山紀章(たにやまきしょう)

進撃の巨人 ジャン
(C)諌山創・講談社/「進撃の巨人」OAD製作委員会

谷山紀章(たにやまきしょう)は『とある魔術の禁書目録』のステイル・マグヌス役や、『鋼殻のレギオス』のシャーニッド・エリプトン役、『幕末Rock』の坂本龍馬役などとして出演している声優です。 ジャンはエレンと衝突しがちな嫌味なタイプでしたが、調査兵団に入団後は心機一転。ここぞという場面で活躍する場面も見受けられるようになり、大きく成長しました。

マルコ・ボット/逢坂良太(おおさかりょうた)

マルコ・ボットの声を担当した逢坂良太(おおさかりょうた)は実力派声優のひとり。『つり球』の真田ユキ役や『革命機ヴァルヴレイヴ』の時縞ハルト役、『山田くんと7人の魔女』山田竜役など多くのアニメで主人公を務めてきました。 マルコは訓練兵を10位以内で卒業した優秀な人物でしたが、トロスト区攻防戦で戦死。後にその死はジャンが調査兵団に入るきっかけを与え、彼のその後の行動にも大きな影響を及ぼしました。

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コニー・スプリンガー/下野紘(しものひろ)

下野紘(しものひろ)も『ラーゼフォン』で主人公の神名綾人(かなみあやと)を演じて以来、多くの作品で主役に抜擢。『かんなぎ』の御厨仁(みくりやじん)や『ヨスガノソラ』の春日野悠、『ACCA 13区監察課』のジーン・オータスなどとして、いずれも主人公を演じました。 頭の回転が遅いとされたコニーも、作中で度々危険な目に遭いながらなんとか生き残ってきました。その背景には、巨人にされた母親を元に戻そうとする強い意志があるのかもしれません。

サシャ・ブラウス/小林ゆう

サシャ 進撃の巨人
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

小林ゆうは『まりあ†ほりっく』の衹堂鞠也(しどうまりや)役や「STEINS;GATE」シリーズの漆原(うるしばら)るか役、『私がモテてどうすんだ』の芹沼花依(せりぬまかえ)役などで主役を務めました。 食欲旺盛なサシャは、コニーと共に教官によく叱責されることが多かった問題児でした。田舎の猟師の家に生まれたことから、方言を隠すために敢えて敬語を話すほか、得意な弓矢を使い作中で多くの活躍を見せてくれました。

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)/三上枝織(みかみしおり)

クリスタ・レンズの声を担当したのは声優の三上枝織(みかみしおり)。彼女は『ゆるゆり』の赤座りん役や『イクシオン サーガ DT』のエカルラート役、『ビッグオーダー』の紅鈴役などで主役を演じてきました。 自己肯定感が低くも心優しい少女クリスタ・レンズ。ヒストリアという本名を明かし王政打倒を目指してからは芯の強い人物として生まれ変わったようになり、父親との対決を経て壁内女王に即位しました。

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ユミル/藤田咲(ふじたさき)

藤田咲(ふじたさき)は『ときめきメモリアル Only Love』の弥生水奈(やよいみな)役や『夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜』の七海アオ役などで主演を務めたほか、初音ミクの声を担当したことでも知られています。 厳しい物言いをするユミルでしたが似たような境遇を持つクリスタとは親しくしていて、彼女を守るように常にそばにいました。その正体は「顎の巨人」の能力者であり、ライナーたちと共に壁外へ向かう決断をしました。

フロック・フォルスター/小野賢章(おのけんしょう)

小野賢章(おのけんしょう)は多くの作品で主役を担当。『黒子のバスケ』の黒子テツヤ役や『アルドノア・ゼロ』のスレイン・トロイヤード役、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のジョルノ・ジョバァーナ役などを演じました。 フロックはヒストリア即位後の新体制下にて、駐屯兵団から調査兵団へ転向した兵士の1人。調査兵団の士気が高まっていた当時は楽観的でしたが、ウォール・マリア奪還作戦で奇跡的に生存したことで現実を思い知ります。

トーマス・ワグナー/須嵜成幸(すさきしげゆき)

須嵜成幸(すさきしげゆき)はBloomZに所属する男性声優であり、『黒子のバスケ』の劉偉(りゅううぇい)や『となりの関くん』の前田高広などを演じてきました。 トーマスはエレンの影響を受けて調査兵団を志望するようになりましたが、トロスト区攻防戦の際に巨人に捕食されてしまいました。

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ダズ/田久保修平(たくぼしゅうへい)

田久保修平(たくぼしゅうへい)は賢プロダクションに所属する男性声優です。 年齢に反した老け顔が特徴的なダズは、雪山の訓練で意識を失ったり、トロスト区奪還前には戦線から離脱しようとするなど心身が弱い様子。

調査兵団

3つあるうちの兵団の1つ。壁外で巨人と隣り合わせになる危険な任務ゆえ志願者は少なく、常に人手不足に悩まされています。

エルヴィン・スミス/小野大輔(おのだいすけ)

進撃の巨人
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

小野大輔(おのだいすけ)は多くの作品で主演を務めた実力派声優の1人であり、『涼宮ハルヒの憂鬱』の古泉一樹や『黒執事』のセバスチャン・ミカエリス、『ジョジョの奇妙な冒険』の空条承太郎などを演じてきました。 調査兵団団長を務めるエルヴィンは、落ち着いた物腰とは裏腹に冷徹な判断も下せる人物。かつて教師だった父親の影響を受け、世界の謎を解明したいという想いも持っていました。

リヴァイ・アッカーマン/神谷浩史(かみやひろし)

進撃の巨人
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

神谷浩史(かみやひろし)も数多のアニメに出演してきた声優です。「物語」シリーズの阿良々木暦(あららぎこよみ)、『Angel Beats!』の音無結弦(おとなしゆづる)、『斉木楠雄のΨ難』の斉木楠雄(さいきくすお)などで主人公を務めたことで知られています。 作中最強の兵士とされるリヴァイは「獣の巨人」との対決を含め、その驚異的な戦闘力で多くの活躍を見せてきました。粗野な言動に反して情に厚い一面もあり、部下からも信頼されています。

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ハンジ・ゾエ/朴璐美(ぱくろみ)

進撃の巨人 ハンジ
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

朴璐美(ぱくろみ)は『∀ガンダム』のロラン・セアック役や『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリック役などをはじめ、多数の作品で主役を演じてきました。 分隊長を務めるハンジは、巨人の研究に強い関心を寄せる変人。研究者らしく明晰な頭脳や考察力も有している一方、調査兵の矜持(きょうじ)に関しては熱くなる一面も。眼鏡がトレードマークであり、エルヴィンの死後は団長となりました。

ミケ・ザカリアス/三宅健太(みやけけんた)

ミケ・ザカリアスの声を担当したのは声優の三宅健太(みやけけんた)。『ジョジョの奇妙な冒険』のモハメド・アヴドゥル役や、「僕のヒーローアカデミア」シリーズのオールマイト役などが代表作として挙げられます。 分隊長の地位も持つミケも、他人の匂いを嗅いでバカにするなどという習性を持つ変人の1人です。しかしその嗅覚で巨人の接近を察知できるほか、リヴァイに次ぐ戦闘力を有するなど優秀な兵士でもあります。

壁内の王家

レイスという名と一貴族としての身分を隠れ蓑に、影で壁内世界を操る王族。145代による「不戦の契り」を固く守っていました。

フリッツ王/園江治(そのえおさむ)

園江治(そのえおさむ)は1962年から活動している、マウスプロモーション所属の男性声優です。『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』の王少棠(ワン・シャオタン)や『銀河英雄伝説 Die Neue These』のエドウィン・フィッシャーなどを演じました。 ヒゲを生やしたフリッツ王は一見貫禄ある姿に見えましたが、その実態はお飾りに過ぎず、要人たちの話もまともに聞かずただ座っているだけの人物でした。

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ロッド・レイス/屋良有作(やらゆうさく)

多数の歴代作品に出演してきたベテラン声優・屋良有作(やらゆうさく)。『ちびまる子ちゃん』のさくらヒロシや「銀河英雄伝説」シリーズのナレーションのほか、洋画ではアーノルド・シュワルツェネッガーの吹替を担当しました。 ヒストリアの父でもあるロッドは代々の血を受け継ぐ正統な王であり、エレンの巨人化が露見して以来、ヒストリアと共に巨人の力をあるべき場所に戻そうと企んでいました。最終的には彼女の反発により失敗し、巨人化して討伐されるという末路を迎えました。

フリーダ・レイス/日笠陽子(ひかさようこ)

日笠陽子(ひかさようこ)も多くのアニメに参加した有名声優の1人であり、『けいおん!』の秋山澪や『生徒会役員共』の天草シノ、「ダンガンロンパ」シリーズの霧切響子(きりぎりきょうこ)などを演じてきました。 明朗な人柄であったフリーダは、幼少期のヒストリアを何かと気にかけていて、周囲の人々から慕われていました。しかし「始祖の巨人」と世界の記憶を継承してからは「不戦の契り」に囚われ、グリシャに食い殺されてしまいました。

ウーリ・レイス/古川登志夫(ふるかわとしお)

古川登志夫(ふるかわとしお)は主に1970〜80年代のアニメ界を支えてきた大御所声優であり、『うる星やつら』の諸星あたるや「ドラゴンボール」シリーズのピッコロ、『機動警察パトレイバー』の篠原遊馬など、数々の主役を担当してきました。 ロッドの弟にあたるウーリも、以前は巨人に抗(あらが)おうとしていましたが、「始祖の巨人」継承後は控え目な人柄になってしまいました。自分を殺そうとした凶暴なケニーを味方に引き入れ、彼の人生にも大きな変化をもたらした人物でもあります。

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マーレ側

ファイナルシーズンからは「マーレ編」が始まり、これまでの世界観が一変します。エレンたち側から見ていた世界の逆側、つまりマーレ側から物語が語られるのです。ここからはマーレ編から登場するキャラクターと声優を紹介します。

ガビ・ブラウン/佐倉綾音(さくらあやね)

進撃の巨人 ガビ
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

ガビ役の佐倉綾音(さくらあやね)は、「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズの霜月美佳や『僕のヒーローアカデミア』の麗日お茶子(うららかおちゃこ)、『五等分の花嫁』の中野四葉などで多くのヒロイン役を務めてきました。 ガビはマーレの戦士候補生の少女。自他共に認める優秀な戦士で、ライナーに憧れており「鎧の巨人」の継承を切望しています。パラディ島の人間を「悪魔の末裔」と憎悪し、レベリオ区襲撃で特にエレンを憎んでおり、復讐を誓いました。

ファルコ・グライス/花江夏樹(はなえなつき)

ファルコ役の花江夏樹(はなえなつき)は、『鬼滅の刃』の竈門炭治郎で有名な人気声優。他にも「東京喰種トーキョーグール」シリーズの金木研/佐々木琲世、『アルドノア・ゼロ』の界塚伊奈帆(かいづかいなほ)などの代表作があります。 ファルコはマーレの戦士候補生の少年。ガビに好意を抱いており、彼女を守るため「鎧の巨人」を自分が継承しようとしています。レベリオ区でマーレの負傷兵と交流しますが、それがエレンだと知らずに襲撃の裏工作に利用されてしまいました。

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ジーク・イェーガー/子安武人(こやすたけひと)

進撃の巨人 ジーク
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

ジーク役の子安武人(こやすたけひと)は80年代から活躍するベテラン声優。代表作に『銀魂』の高杉晋助、『ジョジョの奇妙な冒険』のディオ・ブランドー/DIO、『SK∞ エスケーエイト』の愛抱夢(アダム)などがあります。 ジークはマーレの戦士長で、グリシャの息子であり、エレンの異母兄。「獣の巨人」を前任のクサヴァーから受け継ぎ、彼の悲願であるエルディア人の「安楽死計画」をエレンと共に進めています。優れた投擲能力を持ち、彼の脊髄液を注入されたエルディア人を「叫び」で巨人化させて操ることができます。

ポルコ・ガリアード/増田俊樹(ますだとしき)

ポルコ役の増田俊樹(ますだとしき)は、トイズファクトリー所属の声優・俳優。『ミュージカル テニスの王子様』の幸村精市役で舞台デビューしており、歌手活動も行っています。声優の代表作は『アイドリッシュセブン』の和泉一織や『あんさんぶるスターズ!』の朔間零(さくまれい)など。 ポルコはマーレの戦士。「鎧の巨人」の継承争いや兄マルセルの死をめぐってライナーと確執があります。ライナーとは戦士候補生の同期で、当時から彼のことを見下していました。ライナーたちの帰還後にユミルから「顎の巨人」を継承しています。

ピーク・フィンガー/沼倉愛美(ぬまくらまなみ)

ピーク役の沼倉愛美(ぬまくらまなみ)は、『THE IDOLM@STER』の我那覇響(がなはひびき)や『Dr.STONE』のコハク、『だがしかし』の遠藤サヤなどの代表作を持つ人気声優の1人。歌手としても活動しており、「アイドルマスター」シリーズでは数々のキャラクターソングをリリースしています。 ピークはマーレの戦士で、「車力の巨人」の継承者。長時間の四足歩行のため、普段は気だるげに見えますが、判断力と分析力に優れています。戦場では武器の輸送や砲台を背負っての攻撃など、高い機動力を見せていました。

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コルト・グライス/松風雅也(まつかぜまさや)

コルト役の松風雅也(まつかぜまさや)は、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のガエリオ・ボードウィン/ヴィダールや『下天の華』の織田信長で知られる声優。特撮シリーズ『電磁戦隊メガレンジャー』では並樹瞬/メガブルー役を務め、俳優としても活動しています。 コルトはマーレの戦士候補生で、ファルコの兄。戦士候補生の中では最年長で、リーダー格です。ジークの「獣の巨人」の継承が内定しており、ジークのことを尊敬しています。弟想いで真面目な性格です。

マルセル・ガリアード/北田理道(きただまさみち)

マルセル役の北田理道(きただまさみち)は、舞台出身の俳優・声優。『僕のヒーローアカデミア』のシンリンカムイ役で知られる他、『ボヘミアン・ラプソディ』のブライアン・メイ役など洋画の日本語吹き替えを数多く担当しています。 マルセルはポルコの兄で、「顎の巨人」の能力を持つマーレの戦士候補生。「始祖奪還計画」ではリーダーとして、ライナー、ベルトルト、アニと共にパラディ島へ上陸しましたが、ライナーをかばってユミル巨人に捕食されて死亡しました。

トム・クサヴァー/浜田賢二(はまだけんじ)

クサヴァー役の浜田賢二(はまだけんじ)は『デュエル・マスターズ』の切札勝利役で知られる中堅の声優。他の代表作に『機動戦士ガンダム00』のパトリック・コーラサワー、『鋼の錬金術師』のヴァトー・ファルマン、『黒子のバスケ』の木吉鉄平などがあります。 クサヴァーはマーレの戦士であるエルディア人。キャッチボールを通してジークと親しくなり、彼に「獣の巨人」を継承させました。クサヴァーの悲願であるエルディア人の「安楽死計画」も、ジークが受け継いでいます。

イェレナ/斎賀みつき(さいがみつき)

イェレナ役の斎賀みつき(さいがみつき)は、賢プロダクションに所属する声優。代表作に『天元突破グレンラガン』のロシウ・アダイ、『海月姫』の鯉淵蔵之介、『イナズマイレブンGO』の神童拓人などがあります。 イェレナはマーレ人の女性兵士で、反マーレ派義勇兵のリーダー。ジークとエレンを信奉する過激派で、「安楽死計画」を進めるためなら仲間でも容赦なく殺すような冷酷な性格です。マーレに滅ぼされた国の出身であると偽っていました。

オニャンコポン/樋渡宏嗣(ひわたりこうじ)

オニャンコポン役の樋渡宏嗣(ひわたりこうじ)は、舞台出身の俳優・声優。『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』のハンス・エドアルド・ベルゲングリューン役で知られる他、数々の洋画や海外ドラマの日本語吹き替えを担当しています。 オニャンコポンは反マーレ派義勇兵の黒人兵士。航空船舶の操縦を得意とし、マーレ遠征作戦では飛行船の操舵手を務めていました。イェレナとともにパラディ島に上陸し、調査兵団に投降してからは港の建造など島の近代化に尽力しています。

旧リヴァイ班

進撃の巨人
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

リヴァイを班長としてエレンを監視するために配属されたメンバー。「女型の巨人」との戦闘に敗れ、壊滅状態となってしまいます。

エルド・ジン/千葉進歩(ちばすすむ)

声優の千葉進歩(ちばすすむ)は『銀魂』の近藤勲(いさお)や『戦場のヴァルキュリア』のウェルキン・ギュンターなどを担当してきました。 リヴァイを除くと班員のなかでは経歴が長いエルド・ジンは、冷静な判断力を持つ有能な兵士でした。

オルオ・ボザド/川田紳司(かわだしんじ)

川田紳司(かわだしんじ)は『NARUTO -ナルト-』の油女(あぶらめ)シノ役や『のだめカンタービレ』の峰龍太郎役、『BANANA FISH』の伊部俊一役などを務めました。 エレンにナメられないよう頻繁に絡んでいたオルオですが、優れた討伐数を誇るなど確かな実績を持つ兵士でもあります。

ペトラ・ラル/相川奈都姫(あいかわなつき)

相川奈都姫(あいかわなつき)は、『妖怪ウォッチ』の林サトコ役や『モンスター娘のいる日常』のセントレア・シアヌス役として知られています。 班の紅一点であるペトラですが、女性でもほかの兵士に引けを取らない強さを持ちます。リヴァイ班に配属されたことを誇りにしていたようでもあり、そのことを父親に手紙で知らせていました。

グンタ・シュルツ/三戸耕三(みとこうぞう)

三戸耕三(みとこうぞう)は『IGPX』のタケシ・ジンノ役や『デュエルマスターズVS』の土瓶マスク役などで主役を演じました。 グンタは真面目な人柄であり、上官の命令に忠実であろうとする兵士です。しかし撤退中に煙弾を発射したことでアニに真っ先に殺されてしまいます。

駐屯兵団

ハンネス/藤原啓治(ふじわらけいじ)、津田健次郎(つだけんじろう)

最初にハンネス役を務めた藤原啓治の代表作は、「クレヨンしんちゃん」シリーズの野原ひろし役や『鋼の錬金術師』のマース・ヒューズ役があります。そして藤原啓治に代わってハンネス役を務めた津田健次郎の代表作には、『呪術廻戦』の七海建人役や『チェンソーマン』の岸辺役などがあります。 かつてシガンシナ区でイェーガー家を救うために奔走した彼でしたが、後にエレンの目の前で巨人に食われてしまいます。

ドット・ピクシス/田中正彦(たなかまさひこ)

田中正彦の代表作は、『シャーマンキング』の梅宮竜之介役や『未来日記』の来須圭悟役など。 駐屯兵団の司令官で最高責任者だった彼は、地鳴らし発動後にアルミンの雷槍を受けて死亡しています。

憲兵団

ケニー・アッカーマン/山路和弘(やまじかずひろ)

山路和弘は数多くの映画の吹き替えを担当しており、担当俳優にはジェイソン・ステイサムやヒュー・ジャックマンなどがいます。 ケニー・アッカーマンは中央第一憲兵団対人立体機動部隊隊長で、「切り裂きケニー」の異名を持っています。かつてのリヴァイの師匠でもある彼はウーリ・レイスと出会ったことで中央憲兵になりました。

ヒッチ・ドリス/渡辺明乃(わたなべあけの)

渡辺明乃の代表作には、『To LOVEる -とらぶる-』の結城リト役や、『狼と香辛料II』のディアナ役などがあります。 ヒッチ・ドリスはアニと同期の女子新兵で、マーレ編ではアニの水晶体を監視する役割を果たしていました。

ナイル・ドーク/勝杏里(かつあんり)

勝杏里はアニメや吹き替え、ナレーションなどマルチに活躍する声優で、代表作には『とある魔術の禁書目録』の土御門元春役などがあります。 ナイル・ドークは世論から実情を察知する能力に長けた、憲兵団師団長。後にジークの「叫び」で巨人化した彼は、対巨人ライフルにて死亡しました。

マルロ・フロイデンベルク/杉田智和(すぎたともかず)

杉田智和の代表作には『銀魂』の坂田銀時役や、『ジョジョの奇妙な冒険』のジョセフ・ジョースター役などがあります。 マルロ・フロイデンベルクもヒッチと同じく新兵で、高い志と強い正義感が特徴的な男子。エルヴィンの死後も突き進みましたが、獣の巨人の投石により戦死しました。

その他

グリシャ・イェーガー/土田大(つちだひろし) 上村祐翔(うえむらゆうと)

土田大の代表作には『うさぎドロップ』の河地大吉役など、上村祐翔の代表作には『文豪ストレイドッグス』の中島敦役などがあります。 グリシャ・イェーガーは主人公であるエレンの父親で、医者として周囲の人々から慕われていたもののシガンシナ区陥落後消息不明となっていました。後にエレンに巨人化薬を注射し、自らを捕食させた後に死亡していたことが明らかになります。

カルラ・イェーガー/鷹森淑乃(たかもりよしの)

鷹森淑乃の代表作には、『ふしぎの海のナディア』のナディア役や『FIRESTORM』のナギサ・キサラギ役などがあります。 カルラ・イェーガーは、エレンの母親・エレンやミカサにたっぷり愛情を注ぎながら平和に暮らしていましたが、845年の巨人襲来時に捕食され死亡します。

『進撃の巨人』で途中で変わった声優はだれ?

進撃の巨人
(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

シーズン1ではハンネスの声を藤原啓治が演じていましたが、その後彼が病気による休養に入ったことをきっかけに、シーズン2より津田健次郎がハンネスの声を担当しています。しかしそのまま藤原啓治が休養から戻ることはなく、2020年に長らく闘病を続けていた癌が原因で逝去しました。 そのようなことがあり、『進撃の巨人』の中でもハンネスの声優は途中で変わっています。アニメを観ている時に、声優が変わっていることに気がついた人も多いのではないでしょうか。

『進撃の巨人』は人気声優が勢ぞろい!各キャラの個性が生きる熱演に注目

進撃の巨人 4期 ファイナルシーズン
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

数多くの人気声優キャストが参加する『進撃の巨人』は、新人声優にとっても初のヒット作となったり、ベテラン声優にとっての久々の注目作となったりするなど、彼らにも大きな影響を与えてきました。 物語の性質上、多様な登場人物たちの思惑が錯綜する本作。どのキャラクターの演技にも並ならぬ熱意が入っていて、迫真の名場面も多々あります。 2023年3月には完結編の前編が特別番組としてNHKで放送され、2023年11月4日には完結編の後編が放送されます。ついにアニメでも完結を迎えるにあたって、長きにわたった『進撃の巨人』の物語の結末を、ぜひリアルタイムで体験しましょう!