2019年5月30日更新

『進撃の巨人』で巨人化したキャラクター一覧【アニメ&漫画ネタバレ注意】

進撃の巨人

圧倒的な能力を持つ巨人と、それに抗する人類を描いた『進撃の巨人』ですが、実は巨人は壁内にも存在していたのです。そんな巨人化の能力を持ったキャラクターを紹介します。【ネタバレ注意!】

目次

『進撃の巨人』で巨人化したキャラクター一覧【ネタバレ注意】

原作コミックスでは巨人の謎が明らかになりつつあり、いよいよ物語も佳境に入ってきた『進撃の巨人』。漫画、アニメともに一回も目が離せない展開になってきました。 『進撃の巨人』に登場するキャラクターで、巨人の能力を持っているのは誰なのかを一覧で紹介していきます。思ってもいなかった人物が巨人化したり、次々に驚きの展開で巨人の能力を継承していったりと、二転三転するストーリーにはいつも緊迫感が漂っていますね。 巨人化するキャラクターの中には、アニメ・漫画のネタバレを含むものもありますので、ご注意を!2019年6月現在公開可能な巨人の情報について、紹介していきます。

九つの巨人とは?巨人の種類とその能力について解説

巨人の種類には“通常種”や“奇行種”と呼ばれている「無垢の巨人」と、知性を持っている「九つの巨人」があります。巨人になることができるのは“ユミルの民”であるエルディア人だけで、巨人の脊髄液を投与することで巨人化します。

無垢の巨人

無垢の巨人の体つきはほとんどが男性のようで、生殖器も消化器もありません。呼吸も必要とせず、巨人でいる間は歳をとらないようです。驚異的な再生力と生命力を持っていますが、弱点はうなじで、そこを削がれた巨人は消滅してしまいます。

九つの巨人【ネタバレ注意】

九つの巨人とは、知性を持った巨人のこと。無垢の巨人とは異なり、巨人化するために自傷行為と強い目的意識が必要です。体内に人間と巨人の脳を2つ持っており、体にひどい損傷を負っている場合は回復中に巨人になることはできません。 九つの巨人は、エルディア人の始祖であるユミル・フリッツが持っていた「始祖の巨人」の力が、その死後に九つに分かれて継承されたてきたもの。始祖の巨人をはじめ、進撃の巨人、超大型巨人、鎧の巨人、女型の巨人、獣の巨人、顎(あぎと)の巨人、車力の巨人、、戦鎚(せんつい)の巨人が存在します。 原作漫画28巻時点での、各巨人の力の保有者は以下です。

九つの巨人 保有キャラクター(漫画28巻時点)
1 始祖の巨人 エレン・イェーガー
2 進撃の巨人 エレン・イェーガー
3 女型の巨人 アニ・レオンハート(休眠中)
4 超大型巨人 アルミン・アルレルト
5 鎧の巨人 ライナー・ブラウン
6 顎の巨人 ポルコ・ガリアード
7 獣の巨人 ジーク・イェーガー
8 車力の巨人 ピーク
9 戦鎚の巨人 エレン・イェーガー

それぞれの力を継承するためには、その巨人を捕食する必要があり、九つの巨人の継承者は残りの寿命が13年とされています。 では、九つの巨人の継承者を各キャラクターごとに紹介していきます。

エレン・イェーガー

保有する巨人の力:「始祖の巨人」「進撃の巨人」

巨人を駆逐するため、調査兵団に入団した主人公エレンですが、アルミンをかばって巨人に捕食されてしまいます。その時に巨人の体内で巨人化能力が目覚めます。その後は自傷行為をきっかけに15mレベルの巨人に変身することが可能に。 低レベルの言語をしゃべることが可能で強い再生能力も持っており、巨人化した後通常の状態に戻ると、人間の姿の時に受けた傷が大抵自然治癒しています。 当初はミカサを攻撃してしまうなど、自身が巨人であるときの意識を制御出来ませんでした。エレンの能力は、未完成で不可解な部分が多いです。 また、エレンは同じ能力者であった父、グリシャを食ったことで、巨人化能力を制御出来るようになりましたが、その事実を記憶障害で忘れていました。

始祖の巨人とは

始祖ユミル・フリッツからパラディ島のレイス王家が代々継承している巨人の力で、すべての巨人を支配できる能力「座標」を持っています。 またエルディア人すべての記憶を改ざんすることもでき、この能力でパラディ島に住むエルディア人はみな記憶操作されてきました。145代フリッツ王が立てた「不戦の契り」によって、この力は封印されています。

進撃の巨人とは

その能力の詳細はいまだ明らかになっていません。現在エレンが持っている能力でいえば、ロッド・レイスの超超大型巨人と対峙した際に「ヨロイ」と書かれた瓶の液体で得た硬質化の力。 進撃の巨人は「いつの時代も自由を求めて戦った巨人」であり、本作のタイトルとなっていることも考えると、かなり重要なものであるといえそうです。

アニ・レオンハート

保有する巨人の力:「女型の巨人」

エレンと同期の104期訓練兵であったアニの正体は、女型(めがた)の巨人です。 高い戦闘力を持つアニが所有していることで、さらなる能力を発揮しました。 アルミンの提案で人類最強の二人、リヴァイとミカサが挑んでも、疲弊しきっていた女型の巨人を倒すことは出来ませんでした。進撃の巨人となったエレンとの戦いで敗れ、現在はパラディ島地下に収容中です。

女型の巨人とは

女型の巨人の戦闘能力はとても高く、全巨人の中でもスピードや持久力がずば抜けているため、兵士達が何人も命を落としています。調査兵団の兵士のみで彼女を制することは、相応の準備をもってしても出来ないことです。 狭い範囲ながら無垢の巨人を呼び寄せる力も持っています。

ベルトルト・フーバー

保有する巨人の力:「超大型巨人」

ベルトルトの正体は、5年前シガンシナ区及びトロスト区の壁を破壊して人類を脅威に晒した超大型巨人です。 ライナーやアニとは「戦士」という名の仲間でした。地味で影が薄く、名前も間違えられるキャラですが、実は初期から登場している『進撃の巨人』の象徴的存在であり、看板キャラクターでもあります。 エレンにとって超大型巨人は、間接的に母を死に追いやり、故郷を壊滅させた敵であり、ベルトルトの正体が分かると強い敵意をむき出しにしていました。ベルトルト自身もエレンとアルミンに志願の理由を聞くなど、彼なりに後ろめたさを感じていたようです。 エレンから母の死の話を聞かされた時は「気の毒だ」と語っています。 自らが犯した罪の重さを認識して罪悪感を抱いており、正体がバレた時、仲間たちから責め立てられ、今まで抑え込んでいた感情を爆発させましたが、それでも「人類の敵」としての立場を崩すことはありませんでした。

超大型巨人とは

本作で一番最初に登場した九つの巨人が、この超大型巨人。 エレンたちが住むシガンシナ地区の壁を一蹴して破壊した「破壊の神」とも呼ばれる巨人です。その体長は60メートルで、動作は遅いものの、巨体から熱風を出して攻撃を防御することもできます。

ライナー・ブラウン

保有する巨人の力:「鎧の巨人」

エレンと同じ104期訓練兵だったライナーの正体は、5年前シガンシナ区の内門を破り、ウォール・マリアを陥落させた鎧の巨人です。このときにアニ、ベルトルトとともに壁内に侵入し、スパイとして活動していました。 シガンシナ区の内門を突進でぶち壊す恐ろしい筋力も持ち合わせており、初登場でその圧倒的な強さを見せつけています。 ただ実直な性格が災いしてか本来の「戦士」としての目的を忘れて、自分は壁内の平穏を守るための「兵士」だと思い込み、人格が分裂してしまいます。これによって記憶が一時的になるなることがあり、104期訓練兵のマルコを平気で見殺しにした後、後悔している様子が見られました。

鎧の巨人とは

全身を鎧のように硬質化した皮膚を持ち、スチールの刃も砲撃も跳ね返すほどの硬さを誇ります。敵の攻撃を避ける「盾」であり、硬い壁の扉さえも破壊することができます。 うなじを含めた全身の硬化を常に維持しており、圧倒的な防御力から一切の攻撃が通用しないので、人間が倒すことは実質不可能です。但し、屈曲関節部までは可動させる構造上、硬性防御することは出来ません。また、骨格自体の強度は15m級巨人の規格内であるため、巨人が関節技などで攻撃するのは有効です。また持久力は女型の巨人ほど高くありません。 知性を持つ巨人同士での接近戦で、調査兵団が開発した新兵器“雷槍”での攻撃が効力を発揮しています。

ユミル

保有する巨人の力:「顎の巨人」

ユミルは物語に登場した時点ではエレンたちと同じ第104期訓練生でしたが、実は元々マーレ国内にいた孤児であり、始祖ユミルと同じ名前を付けられてエルディア人の信仰の対象となっていた少女。マーレ政府に捕まり、無垢の巨人にされてパラディ島へ送られ、60年間も壁外をさまよっていました。 偶然にも顎(あぎと)の巨人の能力を持つマルセルを捕食したことで、その能力を継承して人間に戻ることができたユミル。ライナーたちがシガンシナ地区へ強襲した時に壁内へ入り、エレンたちと同期の訓練兵となって、第二の人生を歩みました。

その後ライナーたちとマーレへ渡り、ユミルが捕食したマルセルの弟・ポルコに顎の巨人の力を継承するため、自らの意志でポルコに食われる道を選んだようです。

顎の巨人とは

体長5メートルと九つの巨人の中では小柄で、その分最も素早い動きができる強襲に優れた顎の巨人。その名の通り、爪と顎が非常に頑丈で、どんなものでも砕くことができます。

グリシャ・イェーガー

保有する巨人の力:「始祖の巨人」「進撃の巨人」

エレンの父、グリシャも巨人化能力者です。 元々は壁外で記憶を失い彷徨っていた人間でしたが、壁外調査から戻る途中だったキース・シャーディスに発見され、保護される形で壁内にやってきました。その後はシガンシナ区でキースたちから、壁内の事を学びながら医者として暮らすようになります。 5年前の超大型巨人襲撃の直前、彼は家族に診察に行くと嘘をついて、レイス家の礼拝堂の地下洞窟でフリーダと互いに巨人化して交戦。全ての巨人の頂点に立つ巨人でありながら、継承したばかりで力を上手く使いこなせなかったフリーダを殺してその力を奪い、辛うじて逃げ延びたロッド以外のレイス家の人間を全員殺害し、洞窟から脱出。 その後壁外調査から戻ってきたばかりのキースと再会し、避難所でやがてエレンと再会するも、妻・カルラが巨人に食われたことを知ります。 その後フリーダから奪った力を移すためにエレンを連れ出して巨人化の注射を打ち、巨人化したエレンに食われ、死亡しました。

フリーダ・レイス

保有する巨人の力:「始祖の巨人」

壁内の王家レイス家の長女。フリーダは叔父のウーリから代々レイス家に受け継がれる特別な巨人化能力を継承し、ウォール・マリア陥落まで壁内の真の王として中央上層部から崇められていました。 ウォール・マリア陥落後に異母妹を除いた家族全員で礼拝堂の地下に集まった時、突如現れたグリシャと互いに巨人化して交戦になり、巨人化能力を引き継いだばかりで真価を発揮出来なかったため、グリシャに食われてしまい、力を奪われてしまいます。 その後エレンがグリシャを食って能力を引き継いだので、現在はエレンにレイス家代々の特別な巨人化能力が宿っています

ウーリ・レイス

保有する巨人の力:「始祖の巨人」

ウーリはフリーダの叔父にあたり、レイス家に代々受け継がれてきた、「巨人の力」「世界の記憶」の一代前の継承者です。 高い巨人能力を誇り、強大な力を持つ反面、その絶対的な力に溺れることはなく、謙虚な姿勢を貫いていました。巨人化能力の習熟度は全登場キャラクター中一番で、完全に能力を把握しており、右手だけで巨人の体と接続し、操ることも可能です。

ロッド・レイス

ヒストリアやフリーダの実父であり、レイス家の当主であるロッドも実は巨人化の能力を持っています。 レイス家代々の能力は弟のウーリに譲ったものの、大量の巨人化注射を所持し、娘のヒストリアに使用していました。ところが、自我が目覚めたヒストリアに巨人化を拒否されたために注射を取り上げて経口摂取し、無知生な超超大型巨人になってしまいます。

ジーク・イェーガー

保有する巨人の力:「獣の巨人」

ジーク戦士長の正体は、獣の巨人であり、ライナー、ベルトルト、アニのリーダーとして彼らと同じく壁内の人類への攻撃と、座標の奪還を任務としています。 知性があるだけでなく、完全な人語を話しますが、壁内の文化を全く知らないことから、完全に壁外の存在で、立体機動装置を見た時には「面白いことを考えるな」と興味を抱いていました。 優れた投球技術を持ち、砕いた巨大な岩や動物などを砲弾並みの威力で投げつけて人間を殺したり、他の巨人に命令して人間を食わせるなど、本人は人間を食わないものの、性格はとても凶暴です。 シガンシナ地区でライナーたちと合流し、獣の巨人として、ウォール・マリア奪還を目指す調査兵団と死闘を繰り広げました。

マーレ編で再登場し、グリシャとフリッツ王家末裔のダイナとの息子であり、エレンの異母兄であることが判明。 また「反マーレ派義勇兵」の中心人物となっており、エルディア人のためにマーレを裏切るつもりである様子。ところが実は、ジークの本当の目的は「エルディア安楽死計画」であり、世界からエルディア人の存在を消すことだったのです。

獣の巨人とは

ジーク・イェーガーが持つ獣の巨人の能力で特別なのは、ジークの脊髄液を投与したエルディア人を無垢の巨人化することができるというもの。また、遠距離からの投石攻撃で広範囲の敵を倒すこともできます。

アルミン・アルレルト

保有する巨人の力:「超大型巨人」

エレンとミカサの幼なじみで、同じ第104期訓練兵となり、調査兵団の一員となったアルミン。戦闘能力は低いものの、座学ではトップの成績を誇っていました。その頭脳を買われ、リヴァイ不在のリヴァイ班では指揮を任されたり、参謀的な立場になることも。 ウォール・マリア奪還作戦では、壁の中に潜んでいたライナーを発見し、超大型巨人を仕留めることに成功。しかしアルミンは超大型巨人の高熱の蒸気によって全身火傷を負ってしまいます。

巨人化の薬を持つリヴァイと合流し、重症のエルヴィンとアルミンどちらにその薬を使うかで対立したエレンとリヴァイでしたが、エルヴィンの意志でアルミンに投与されることに。巨人化したアルミンがベルトルトを捕食し、超大型巨人の能力はアルミンに継承されました。

ポルコ・ガリアード

保有する巨人の力:「顎の巨人」

ポルコはエルディア人の「マーレの戦士」であり、始祖奪還作戦に参加したマルセルの弟。マーレの戦士候補生に選ばれた7人のうち、一人だけ巨人を継承していなかったポルコですが、ユミルから顎の巨人の能力を受け継いでいます。 これによって「名誉マーレ人」となったポルコはマーレ中東戦争で顎の巨人として活躍し、エレンが奇襲を仕掛けたレベリオ収容区での戦いでも、大きな戦力となりました。 マルセルを兄として尊敬していたため、その死をライナーのせいにして非難していたことも。車力の巨人であるピークとは仲が良いようで、ピークには“ポッコ”というあだ名で呼ばれています。

ピーク

保有する巨人の力:「車力の巨人」

車力の巨人は体長4メートルと顎の巨人よりも小柄ですが、優れた持続力で長期任務を遂行できる四足歩行の巨人です。任務に合わせた兵装が可能な上、輸送や偵察、救出などの任務も得意。継承者のピークは、巨人の時の顔からは想像もつかないほど美しい女性です。 マーレ編から登場しているピークは、ジークやライナーたちと同じくマーレの戦士の一人。車力の巨人として長期任務を行なっているため、二足歩行を忘れてしまうと愚痴をこぼしたりもします。 人間に戻った時はいつも気だるげに見えるピークですが、いつも状況を冷静に考えており、その判断力を評価されています。顎の巨人のポルコと組んで戦うことが多く、あだ名で呼ぶなど親しい間柄のようです。

【ネタバレ注意】戦鎚(せんつい)の巨人とは?

戦鎚とは打撃用のウォーハンマーのこと。戦鎚の巨人については、原作の第95話でタイバー家が密かに管理してきた九つ目の巨人であることが明かされました。その能力は、硬質化で巨人や武器を作り出し、人間体を包んだ結晶体から操るというもの。タイバー家の当主であるヴィリー・タイバーの妹が継承者でした。 タイバー家は元々エルディア帝国の貴族で、歴代の当主たちが“エルディア人の真の歴史”を語り継いできました。フリッツ王に対して最初に反旗を翻したという経歴を持ち、エルディア人でありながら差別されることもなく、「救世主の末裔」と呼ばれています。

巨人となってレベリオ収容区を急襲したエレンがまずヴィリーを捕食し、顎の巨人を利用してタイバーの妹を結晶体ごと噛み砕いた後、彼女の体液を摂取していたため、戦鎚の巨人の力もエレンが得たと思われます。

『進撃の巨人』で新たに巨人化するキャラクターは出てくるのか?

父グリシャから始祖の巨人と進撃の巨人の能力を継承し、ついに戦鎚の巨人をも獲得したエレン。アニメ3期後半ではアルミンがついに巨人化し、物語の次の章に進み始めました。 今後どうなるのかは、二転三転する本作だけにまったく予想がつきません!新たに巨人化するキャラクターが登場するのでしょうか。これからの怒涛になるであろう展開が楽しみです。