2019年10月3日更新

『キングダム』紫夏の名シーンを解説!政の運命を変えた美しい女性【実写キャスト予想も】

キングダム 8巻 紫夏

『キングダム』その優しさと強さで政を救った紫夏を紹介!プロフィールやエピソード、また実在した人物かも併せて解説します。実写化された際のキャストも予想!

目次

『キングダム』紫夏は政を救った美しい女性!物語のキーマンを徹底解説

『キングダム』は2006年から週刊ヤングジャンプにて連載されている歴史アクション漫画。下僕だった少年・信(しん)と若き秦(しん)の王である政(せい)が共に中華の統一を目指します。2019年10月現在、コミックスは55巻まで発売され、様々なメディアミックスが展開される人気ぶりです。 もう1人の主人公とも言える政の過去には、ターニングポイントとも言える出来事がありました。そのエピソードで重要な役割を果たす人物が紫夏。 本記事では政に大きな影響を与えた紫夏について、プロフィールや名場面を紹介。さらに実写映画の続編が製作された場合、誰が演じるか予想します。

紫夏はプロフィールを紹介!史実では……?

紫夏は趙(ちょう)国の闇商人。元々戦争孤児だったのですが、餓死寸前のところを紫啓(しけい)に拾われ育てられました。彼女は家督を継いでからは稼ぎを倍にするなど、優れた商才の持ち主。 また彼女には、同じく紫啓に育てられた江彰(こうしょう)と亜門(あもん)が仲間にいます。 紫夏は漫画の8巻で語られる政の過去に登場しますが、作中で描かれたエピソードは史実に存在しません。紫夏は作者が生んだオリジナルのキャラクターとなります。

紫夏と政との関係は?名場面を振り返る

政は幼少期を敵国の趙で暮らす

秦の王族の中では身分が低く、趙の首都・邯鄲(かんたん)で人質として母と暮らした政。 過去、秦は趙に「長平の戦い」で勝った際に、40万もの趙の兵士を生き埋めにしました。その秦の王子である政は趙の人間から恨まれており、暴力を振るわれます。また秦国からは見捨てられ、母が日銭を稼ぐために体を売る一方で、政は盗みを働いて生き長らえる有様でした。虐待と苦渋の日々の結果、政は五感を失い、痛みも感じなくなってしまいます。 そんな折、政の父親である秦王が死亡。そのため息子である政が次の王になります。本国の権力者・呂不韋(りょふい)は政を趙から連れ戻そうとし、使者の道剣を差し向けます。 秦王の崩御が明らかになれば、政が暗殺されることは必至。そのため政は、趙に見つかることなく脱出する必要があったのです。しかし趙を出るまでには関所が数多く設置されており、政たちだけでの脱出は困難を極めていました。そこで白羽の矢が立つのが紫夏です。

紫夏と共に秦へ

商売を成功させていた紫夏は、関所の出入りが多く顔が利きます。つまり馬車に政を隠せば疑われることなく関所を通過できるとの考えでしたが、もし失敗すれば国賊として死刑になることは間違いありません。 この依頼を聞いて、紫夏の仲間である江彰と亜門は危険すぎると考え、断ろうとします。しかし紫夏は政の身の上を聞き、この依頼を引き受けます。紫夏は過去養父が最後に残した「受けた恩恵は次の者へ」という言葉に従い、政を救おうとするのです。 紫夏のおかげもあり、次々と関所を通過。しかし最後の門を通過したところで狼煙が上がり、関所が閉門されます。関所は間一髪通れましたが、閉門されたということは政の逃走を知られてしまったということ。 一行は馬車を進めますが、政が飛び出してしまいます。政は「長平の戦い」の亡霊の幻を見ており、幻に惑わされ取り乱しますが、紫夏の叱責と優しい言葉で正気を取り戻します。 政にとって紫夏は生きる道を示してくれた恩人です。そして紫夏もまた、政に希望を見出していました。

優しく美しい紫夏の悲しい最期

趙の追手から逃げ続ける一行でしたが、遂に追いつかれてしまい道剣と江彰と亜門は命を落としてしまうことに。 そしていよいよ紫夏と政のみになり、絶体絶命というタイミングで秦軍の迎えがやって来ます。政と紫夏に救いの手が近づくなか、彼らを逃がすまいと趙軍は躍起になります。身を挺して政を守る紫夏。その身体を矢が、槍が貫きます。 やっと秦軍との合流に成功しますが、紫夏の負った傷は深く徐々に息が弱まっていく――。そんな紫夏は政に「あなたほどつらい経験をして王になる者はいません。だから、きっと、あなたは誰よりも偉大な王になれます。」と言葉を残し、息を引き取ります。 政は紫夏のおかげで、失った五感や人を信じる気持ちを取り戻し、さらに命も救われていたのです。紫夏は残念ながら命を落としましたが、平和な世のために中華統一を目指す政に、紫夏から与えられた恩は繋がっていると言えるでしょう。

声優・ 大原さやかがアニメ版『キングダム』で紫夏を演じる

アニメ版『キングダム』では声優の大原さやか(1975年12月6日生まれ)が紫夏を演じました。『FAIRY TAIL』のエルザ・スカーレットのようなたくましい女性や、『Fate/Zero』のアイリスフィール・フォン・アインツベルンのような母性を感じさせるキャラクターまで、幅広い役柄をこなします。 また駅のアナウンスや音声案内も多く担当しており、淀みのない聞き取りやすい声です。 大原演じる紫夏は、芯の強さや政に対する優しさ満ちた声色まで丁寧に表現されていました。

実写映画版では誰が『紫夏』を演じる?キャストを予想!

2019年に実写映画『キングダム』が公開され、興行収入が50億円を超える大ヒット。そのため続編が製作されるのではないかという噂が。 ここからは映画『キングダム』の続編が製作された場合、誰が紫夏を演じることになるか予想します。

柴咲コウ

まずは女優の柴咲コウ(1981年8月5日)。司馬遼太郎の人気小説を54年ぶりに映画化した2020年の『燃えよ剣』で、主人公の土方歳三が恋に落ちるお雪役を務めることが発表されています。 柴崎と言えば2017年の大河ドラマ『おんな城主直虎』の主役の女領主・井伊直虎など、「強い女性」を多く演じています。 2007年の映画『どろろ』や2008年の映画『少林少女』ではアクションも披露しており、強さと優しさを持つ紫夏には適役なのではないでしょうか。

真木よう子

続いて2019年のドラマ『ボイス 110緊急指令室』が記憶に新しい真木よう子(1982年10月15日生まれ)。 2017年のドラマ「精霊の守り人」シリーズで披露したように、アクションを得意としています。中でも特技にワイヤーアクションを上げており、『キングダム』の世界でも活きるはず。 男勝りな性格から芯の強い女性を演じた経験も多く、紫夏を演じるとなれば期待ができます。

波瑠

2015年の連続テレビ小説『あさが来た』で主演を務めた波瑠(1991年6月27日生まれ)。持ち前の優しげな雰囲気で、慈愛を感じさせる紫夏を演じられると思われます。 また主演を務めた2018年のドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』では、本格的なアクションに挑戦。この時には自分の運動経験不足から悔しさをにじませていました。 各所で仕事にストイックに取り組む姿勢が明らかになっている彼女なら、次にアクションに臨む際には、後悔しないための万全の準備をするのではないでしょうか。もし紫夏役を演じるとなれば、彼女の新たな姿にも注目です。

紫夏は政を導いた強く優しい人物!『キングダム』屈指の感動エピソードは必見

政のその後に大きな影響を与えた紫夏。感動的な最期は、多くの読者の心に残っています。 命を落としているため漫画で再登場するとは考えにくいですが、映画の続編で登場する可能性は高いです。続編が製作された際には、このエピソードがどのように描かれるのか要注目です。