2023年9月20日更新

映画「キングダム4」公開決定!いつ公開?キャスト予想や展開も考察

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キングダム 信 山崎賢人
(C)原泰久/集英社 (C)2023映画「キングダム」製作委員会

シリーズ3作目となる映画『キングダム 運命の炎』(2023年)が大きな話題となっています。3作目も完成度が高かったからこそ気になるのが、続編があるのかどうかということです。 本記事ではぜひともあってほしい映画「キングダム4」の制作可能性について徹底考察するとともに、公開日やエピソード、キャストなどを予想していきます!

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映画「キングダム4」の公開が決定!

2023年9月12日に実施された映画『キングダム3 運命の炎』の大ヒット御礼舞台挨拶。なんとここでシリーズ第4弾「キングダム4」の制作が発表されました! 舞台挨拶には役を務めた山崎賢人と役を務めた吉沢亮が登壇。イベント終盤に山崎が「言っちゃう?」と吉沢に声をかけ、その掛け合いのなかで「続編あります!」と続編制作を盛大に発表。 「キングダム3」では馬陽の戦いの途中までしか描かれなかったため、続編ではこの戦いがラストまで描かれ人気キャラの王騎にスポットが当たりそうな予感……。続報を楽しみに待ちましょう!

公開日は未定

現時点で公開日は未定となっており、新キャストや内容など、その他詳細な情報もまだ明かされていません。しかしながら舞台挨拶内で「撮影自体はもう終わっている」という発言があったため、公開時期はそれほど遠いタイミングではないと思われます。

映画「キングダム4」が公開されると思われていた理由7つ!

①「馬陽の戦い」が完結していない

原作11巻から16巻にかけて描かれる「馬陽の戦い」は『キングダム』前半の山場といえるメインエピソードの1つです。てっきり「キングダム3」で完結させるのかと思いきや、この戦いは途中までしか描かれませんでした。 主人公・信にとってもこの戦いのラストは大きな意味を持ちます。戦いの終わりまで描くには次回作が必要なのです。

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②「キングダム3/運命の炎」での未回収の伏線

摎(きょう)と王騎の過去が深掘りされていない

キングダム 王騎 大沢たかお
(C)原泰久/集英社 (C)2023映画「キングダム」製作委員会

号泣必至の名シーンとして読者にも人気があるのが、秦軍総大将・王騎(おうき)と摎(きょう)の回想シーンです。王騎を語る上で欠かせないエピソードであり、王騎と龐煖(ほうけん)の因縁にもつながる部分。 「キングダム3」には摎も登場していないため、回想とともに次回作で描かれると考えるのが自然です。

昭王から嬴政への伝言

キングダム 嬴政 吉沢亮
(C)原泰久/集英社 (C)2023映画「キングダム」製作委員会

嬴政(えいせい)は「馬陽の戦い」出陣前の王騎から曽祖父・昭王の遺言を聞かされます。政にとっては中華統一への思いをさらに募らせるきっかけとなる出来事です。 原作では16巻、「馬陽の戦い」後に政が王騎とのやりとりを昌文君(しょうぶんくん)に聞かせる形でその遺言の内容が明らかになりました。この一連の流れも3作目には登場していません。

羌瘣(きょうかい)が飛信隊に戻ってきた理由

キングダム 羌瘣 清野奈々
(C)原泰久/集英社 (C)2023映画「キングダム」製作委員会

羌瘣(きょうかい)は「キングダム2」のラストで信との再会を約束しながら、復讐の旅に出ました。この飛信隊離脱のタイミングは映画オリジナルです。ところが続編の「馬陽の戦い」では復讐の旅がどうなったかの説明はなく、羌瘣が飛信隊と合流を果たしていました。 復讐の行方という伏線回収をどこかでやってほしいというのがファンの思いでしょう。

③龐煖・李牧・カイネの登場シーンが短すぎる

初登場となった龐煖・李牧(りぼく)・カイネのシーンは本当にわずかでした。とくに龐煖と李牧は、信や政にとって大きな意味を持つ超重要人物です。 それぞれ吉川晃司、小栗旬というビッグネームをキャスティングしたにも関わらず、あのわずかな出番で終わっていいのか?否!といったところから、続編確定の声が広まっているのです。

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④「馬陽の戦い」終盤での“とあるシーン”まで描く?

キングダム2 遥かなる大地へ キングダム 大沢たかお
(C)原泰久/集英社 (C)2022映画「キングダム」製作委員会

「馬陽の戦い」の大将戦では王騎と龐煖の一騎打ちが繰り広げられます。そこで王騎は龐煖の矛に胸を貫かれながらも、「秦の怪鳥」たる強さを自軍にも敵軍にも知らしめながら力尽きていきました。そこで王騎が信へ託した言葉は、のちのちまで信にとって大きな意味を持っていくことになります。 死してなお物語に大きな影響を与え続ける王騎の最期は、1つの区切りとして無視するわけにはいかないはず。映画でも王騎の死まで描ききると考えたほうが自然です。

⑤監督のコメント

映画シリーズを手掛ける佐藤信介監督は、ワールドプレミアで4作目について問われると「個人的には原作ファンでもありますので、そのへんも楽しみにぜひみなさんご覧ください」と答えています。 原作ファンが満足するような続編制作が決まっているともとれる発言です。実際に李牧や龐煖などはチラ見せで終わってしまったので、続編に乞うご期待!ということなのかもしれません。

⑥2~4まで撮影済みとの噂

4作目はすでに撮影済みという週刊誌の報道もあります。それによると2~4作目を一気に撮影したとのこと。 ロケ地である中国との往復や人気俳優たちのスケジュールを考えると、あの規模の壮大なロケ撮影を何度も繰り返すのはたしかに大変そうです。続けて撮影したのであれば、李牧や龐煖のチラ見せも納得ができます。

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⑦興行収入が順調

漫画原作映画は公開してみるまで興行収入が読めないところがあります。いくら原作が人気でも実写がコケる場合もあるので、まずは1作目の興行収入が重要となります。その点、『キングダム』は公開年に興行収入57億円超えを記録し、第43回日本アカデミー賞でも9部門で受賞。 続く2作目も公開年に興行収入50億を突破しています。1作目の大成功をうけて、4作目・5作目と続編制作が決まっていてもおかしくありません。

「キングダム4」キャスト予想!摎を演じるのは?

キングダム キングダム3
(C)原泰久/集英社 (C)2023映画「キングダム」製作委員会

「キングダム3」のあの終わり方から予想するに、続編ではまず王騎と摎のエピソードがあるでしょう。六大将軍の1人で苛烈な武人であると同時に、王騎の愛した女性だった摎は強く気高く美しい印象です。凛とした美しさを持つ北川景子や菜々緒、綾瀬はるかなどが似合いそうです。 ほかには王騎の回想シーンでの昭王や、信のよきライバルとなる蒙恬(もうてん)・王賁(おうほん)、次の山陽編から活躍する秦の将軍の桓騎(かんき)や王翦(おうせん)が新たに登場すると予想します!

映画「キングダム4」の公開はいつか予想

映画「キングダム4」は2024年7月公開だと予想します。2作目から1年後に3作目が公開されたので、そのスパンを考えると次回作も1年後の公開となる可能性が高いでしょう。 この時期はちょうど2024年1月スタートのアニメ5期終了後のタイミングでもあります。アニメから実写映画へのバトンタッチという意味でもこの時期の公開が最適だと予想しました。

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「キングダム4」原作のどこからどこまでか

キングダム 信 山崎賢人
(C)原泰久/集英社 (C)2023映画「キングダム」製作委員会
「馬陽の戦い」ラスト 16巻まで

4作目では「馬陽の戦い」のラストまでをやるのではないかと予想します。龐煖と王騎との一騎打ち、摎の過去、王騎が信に自身の矛を託す、政が昭王の遺言を聞くといったシーンがメインになるのではないでしょうか。 ただそうなると新キャラをあまり出せなくなるので、17巻の「山陽平定編」の序盤での秦趙同盟締結あたりまで描いて、李牧の見せ場や信の同世代の将軍たちを出して5作目へ……!と引きを作る可能性もあります。

安定の熱さとおもしろさ!映画「キングダム4」に期待高まる

ついに制作が発表された「キングダム4」。 これまで邦画界トップクラスの興行収入を叩き出してきた「キングダム」シリーズの最新作とあり、その熱さやおもしろさは私たちの想像以上の出来になっているはず。これからの続報に備え、歴代の「キングダム」シリーズを是非チェックしてみましょう!