2020年1月9日更新

『鎌倉殿の13人』のあらすじや豪華キャストを紹介!小栗旬が主演【2022年大河ドラマ】

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2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のあらすじやキャスト情報をお届け

毎年話題となるNHKの大河ドラマ。2022年1月からは『鎌倉殿(かまくらどの)の13人』が放送開始です。 鎌倉幕府誕生を背景に、権力の座を巡る争いが描かれます。主演は小栗旬、脚本を務めるのは三谷幸喜。 この記事では本作のあらすじやキャストを紹介します。

北条義時が主人公『鎌倉殿の13人』のあらすじ

1980年、平家が世を支配する中、源頼朝が関東武士団を率いて反旗を翻します。弱小豪族だった北条一門もこれに参加し、平家に勝利。 頼朝は幕府を開き新たな将軍となりますが、謎の死を迎えます。源氏による将軍が3代で途絶えると、政治の頂点に立ったのは北条氏。しかし後鳥羽上皇による義時討伐が掲げられ、義時は最後の決戦に挑むこととなり――。 2代将軍・源頼家の時に、「13人の合議制」という日本初の合議制による政治が行われますこの将軍=鎌倉殿に仕える13人の家臣団の中で、内部抗争を生き残り権力を手にするのが、本作の主役となる北条義時なのです。

「鎌倉殿」ってなに?

「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府において中心的・指導的な立ち位置だった人物たちを指します。またそこから転じて、鎌倉幕府そのものを示す場合もあります。そして源為義、あるいはその子の義朝以降は清和源氏の棟梁を“鎌倉家”、“鎌倉殿”、などと呼ぶようにもなりました。 かの有名な『平家物語』では、鎌倉殿というと頼朝のことを指しており、歴史的に源頼朝と強く結びついた言葉とされています。

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『鎌倉殿の13人』は『サザエさん』?!

脚本を務めたコメディ作品の名手・三谷幸喜は、『鎌倉殿の13人』を国民的アニメ『サザエさん』に絡めてインタビューで語っています。 三谷幸喜は『鎌倉殿の13人』が一家の物語であることについて、“お父さんがいて、娘がいて、婿がいてとなると、サザエさんに似てるなと思った”と表現。本作もサザエさんのように国民から長く愛される作品になるといいですね。

脚本はコメディの名手・三谷幸喜

脚本を務めるのは、2019年の映画『記憶にございません!』などの三谷幸喜。 三谷は2004年の『新選組!』で初めて大河ドラマの脚本を担当し、2016年の『真田丸』で二度目の登板となりました。 本作のタイトルを今までなかったものにしたかったという三谷。本作では鎌倉幕府の将軍の元に集う13人の家臣が登場します。 三谷は「今はまだ、この13人の名前をご存じの方はおそらくほとんどいないでしょうが、このドラマが2022年にオンエアされて、その年の暮れぐらいになると、もう日本中の皆さんが13人全員の名前を言えるようになると確信しております」と自信を覗かせました。 “おもしろい”要素が詰まったこの時代を大河ドラマとして手掛けられることは脚本家冥利に尽きると、本作に懸ける思いを語っています。

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『鎌倉殿の13人』メインキャストを紹介

今までになかった世界観で描かれていくNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。ここからは、三谷幸喜ワールドを体現する気になるメインキャストを紹介していきます。 メインキャストに抜擢されたのは、満を持して登場するあのイケメン俳優と、最近話題のあの女優です。

満を持して大河初主演!北条義時(よしとき)役/小栗旬

主役の北条義時を演じるのは、2019年の映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』で主演を務めた小栗旬。 小栗はこれまで大河ドラマへ7回もの出演経験があり、近年では『八重の桜』で吉田松陰、『西郷どん』で坂本龍馬を演じました。 それ以外にも織田信長などを演じた経験もある小栗は、大河ドラマを「俳優としての大きな関門であり、夢であり、挑戦であり、恐れさえ覚える覚悟の要る仕事」としています。 その上で自身の節目となる40歳の年に大河ドラマをやれることに、幸運と興奮と大きな喜びを感じているとのこと。 「どうすれば皆さんの期待を裏切らない義時を演ずる事が出来るのか……など、今から想像するだけでワクワク胸躍る思いです」と心の内を語りました。(NHK公式のコメントより)

大河初出演・八重(やえ)役/新垣結衣

続いてメインキャストとして紹介するのは、大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年)で共演した星野源との結婚が話題となっている女優・新垣結衣。“ガッキー”の愛称で親しまれている国民的人気女優です。 そんな凜とした自然体の可愛らしさをもつガッキーが演じるのは、源頼朝最初の妻・八重役。八重はつらい宿命を抱えながらも、愛を失うことなく生き抜いた強い心を持つ女性です。ガッキーは“大河ドラマならではの新しい経験や挑戦が楽しみ”と意気込みを語っています。

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『鎌倉殿の13人』そのほかのキャストを紹介

ここからは気になる『鎌倉殿の13人』のキャストを紹介。豪華な顔ぶれに、作品への期待感がますます高まります!

物語の中核!北条家の豪華キャスト

北条政子役小池栄子
北条宗時役片岡愛之助
北条時政役坂東彌十郎
牧の方役宮沢りえ
阿波局役宮澤エマ

北条政子(まさこ)役/小池栄子

物語の中核となる北条家。その中でも波乱万丈な人生を歩んだ強い女性・北条政子役を演じたのは、バラエティ番組でも活躍している個性派女優の小池栄子。 小池栄子は、2011年に映画『八日目の蝉』で第35回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞している経歴を持つ女優。『鎌倉殿の13人』でも重厚感のある個性的な演技を見せてくれることでしょう。

北条宗時(むねとき)役/片岡愛之助

北条政子の兄で、平氏打倒の挙兵の中心となった武将・北条宗時。劣勢の戦に果敢に挑んでいくなど、宗時もまた波乱に満ちた人生を送っています。 そんな北条宗時役を演じたのは、歌舞伎俳優の片岡愛之助。妻に女優の藤原紀香をもち、近年は様々なテレビドラマで活躍を見せています。2018年には連続テレビ小説『まんぷく』にも出演を果たしています。

源氏には人気若手キャストも!

源頼朝役大泉洋
源義経役菅田将暉
源頼家役金子大地
大姫役南沙良
源行家役杉本哲太
源範頼役迫田孝也
阿野全成役新納慎也

源頼朝(よりとも)役/大泉洋

征夷大将軍であり、鎌倉幕府を開いた英雄・源頼朝。平家との因縁や弟・義経との確執など、どのように描かれるのか楽しみです。 源頼朝を演じた大泉洋は、老若男女から高い人気を誇る俳優。バラエティ番組での活躍だけでなく、様々な話題作でその演技力の高さを披露しています。 そして2014年に公開された映画『トワイライト ささらさや』で、新垣結衣と夫婦役を演じている大泉洋。今回は二度目の夫婦役となり、息のあった演技に期待大です。

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源義経(よしつね)役/菅田将暉

“悲劇の武将”と称され、波乱に満ちた人生を送った源義経。三谷幸喜の手によってどう描かれるのか、非常に気になる登場人物です。 そんなミステリアスなところのある源義経役を演じたのは、人気若手俳優の菅田将暉。もはや出演作品にはずれ無しの菅田将暉ですが、大河ドラマへの出演は『おんな城主 直虎』(2017年)に続き2作目となります。 三谷幸喜作品への出演は初となるので、新たな表情を見せてくれる菅田将暉に期待大です!

有力な坂東武士(ばんどうむしゃ)には実力派俳優が勢揃い!

畠山重忠役中川大志
比企能員役佐藤二朗
梶原景時役中村獅童
三浦義村役山本耕史
伊東祐親役浅野和之
和田義盛役横田栄司
安達盛長役野添義弘
土肥実平役阿南健治

畠山重忠(はたけやましげただ)役/中川大志

知勇兼備で“武士のかがみ”とも呼ばれていた男気溢れる畠山重忠。ドラマや映画ではあまり描かれてこなかった人物ですが、一体どんなキャラクターなのか気になります。 畠山重忠役を演じるのは、ティーンからの絶大な人気を誇る俳優・中川大志。日本テレビ系列のドラマ『ボクの殺意が恋をした』(2021年)では単独主演を飾り、これからの活躍からも目が離せない俳優です。

比企能員(ひきよしかず)役/佐藤二郎

比企能員は平安時代末期から鎌倉時代初期の武将で、鎌倉幕府の有力御家人でもあります。 比企能員役を演じたのは、コメディ作品に引っ張りだこの個性派俳優・佐藤二朗。『今日から俺は!!』(2017年)や『親バカ青春白書』(2020年)など、コメディドラマの脇を固めるのに欠かせないユーモア溢れる俳優です。

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源氏の宿敵!平家の豪華キャスト

平清盛(きよもり)役/松平健

源氏の宿敵である平家。その中でも平家の重鎮である平清盛は、物語のキーマンになること間違いなしの重要な役どころです。 そんな平清盛役を演じたのは、大御所俳優の松平健。2004年に発表したシングル『マツケンサンバⅡ』が大ヒットした松平健ですが、近年は歴史物のドラマに多数出演しています。迫力のある演技を見せてくれそうですね!

平宗盛(むねもり)役/小泉孝太郎

平宗盛は平安時代末期の平家一門の武将で、平清盛の三男平宗盛を演じたのは、爽やかな笑顔が魅力的な俳優・小泉孝太郎。2020年にはTBS系列の大人向けドラマ『恋する母たち』に出演し、話題となりました。 個性派俳優・ムロツヨシと仲が良く、一緒にバラエティ番組に出演するなど、活躍の幅を広げている小泉孝太郎。大河ドラマでの演技も楽しみです。

追加キャストも発表!ティモンディ高岸や我が家坪倉も大河初出演

仁田忠常(にったただつね)役/高岸宏行(ティモンディ)

仁田忠常は、源頼朝から厚い信任を得ていた武将です。 仁田忠常役に抜擢されたのは、大河ドラマ初出演となるお笑い芸人・ティモンディの高岸宏行。元高校球児でスポーツ万能な高岸は、“やればできる!”というフレーズで子供達からの人気も非常に高いお笑い芸人です。 演技のイメージがまるで無いので、その実力は未知数。どんな演技を披露してくれるのでしょうか。

工藤祐経(くどうすけつね)役/坪倉由幸(我が家)

工藤祐経は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての武士であり、御家人。そして藤原南家の流れを汲む工藤滝口祐継の嫡男です。 工藤祐経役を演じたのはお笑い芸人・我が家の坪倉由幸。芸人としてだけでなく俳優としても高い評価を得ている坪倉は、2019年に放送されたドラマ『あなたの番です』などの話題作に出演しています。

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その他にも豪華キャストが続々発表!

ここまで紹介したキャストもかなり豪華なメンバーが揃っていますが、その他の出演者も錚々たる顔ぶれが揃っています。 日本一の大天狗・後白河法皇役は西田敏行頼朝の妾の妻・亀役には江口のりこが抜擢。二人ともコメディ作品には欠かせない存在の役者です。そして頼朝のライバルである木曽義仲役は、長身のイケメン俳優・青木崇高が務めることが決定しています。 豪華キャストが続々と発表されている『鎌倉殿の13人』。続報に期待です。

香取慎吾の出演も……?!

三谷幸喜脚本作品に欠かせない存在といえば、元SMAPの香取慎吾。2020年にはAmazonプライムで配信された三谷作品『誰かが、見ている』で主役を務め、コミカルな演技でお茶の間を沸かせています。 今回三谷幸喜が大河ドラマの脚本を手がけることが発表され、出演が噂されている香取慎吾。サプライズ出演はあるのでしょうか……。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は制作陣も超豪華!

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、その制作陣も非常に豪華な顔ぶれが揃っています。 『いだてん ~東京オリムピック噺〜』(2019年)の清水拓哉、NHKよるどら枠の『いいね!光源氏くん』(2021年)の尾崎裕和が制作統括に携わり、連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年)の吉田照幸が演出を務めます。期待感がかなり上がりますね。

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『鎌倉殿の13人』あらすじやキャストの続報に期待大!

三谷幸喜による予測不可能なエンターテイメント作品となるであろう本作。コメントからは主演である小栗の意気込みや、脚本の三谷の思い入れが感じられ、ドラマへの期待が高まります。 新都鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲーム。2022年1月の放送が待ち遠しいですね。