2020年3月24日更新

アニメ作品で描かれた印象的なクリスマス10選!【様々な彩りを見せる聖なる夜】

アニメ クリスマス サムネイル

ドラマチックな出来事が起こるクリスマス。アニメのなかではクリスマス回として、作品ごとに趣向を凝らした描写やエピソードが描かれています。編集部が厳選したクリスマス回10選を、シーンの解説とともに紹介していきましょう。

目次

作品によって色が違う!アニメの名クリスマス回を厳選

季節イベントとして毎年冬には盛り上がるクリスマス。それはアニメの世界でも同じです。 クリスマス回が用意されているアニメは多く、ほのぼのとパーティーをしたり、クリスマスでも相変わらずの日常が描かれていたりします。また、女の子が可愛いアニメでは彼女たちのサンタコスが描かれることも。 一方で、クリスマスをきっかけに家族の絆が描かれたり、心の傷が浮き彫りになったりする作品も存在します。 ここではクリスマス回が印象的だったり、クリスマスが印象的に演出されているアニメを紹介。ciatr編集部が厳選した10作品を、クリスマス回の見どころとともに解説します。

1.『トラどら』:第19話

『トラどら!』は2008年に放送された、竹宮ゆゆこのラノベを原作としたラブコメ作品。ラノベらしい軽やかなテンポでストーリーは進むものの、描かれる恋模様は切なく、泣けるラブコメアニメです。 お互いの想い人を知ってしまった強面の高須竜児と、かわいい見た目と違って凶暴でドジっ子の逢坂大河。2人はそれぞれの恋を成就させようと協力しあっていきますが、次第にお互いの魅力にも惹かれていき……。 19話「聖夜祭」では、クリスマスパーティーをきっかけに、竜児や大河、そして竜児の片思いの相手の櫛枝実乃梨が、それぞれ自分の思いを自覚していきます。クリスマスが恋の矢印が複雑に絡み合うイベントとして描かれており、ほろ苦さと切なさ漂う泣けるエピソードです。

2.『けいおん!』:第7話

日常系アニメとして人気を博したアニメ『けいおん!』。原作はかきふらいによる4コマ漫画で、2009年にアニメ1期が放送されました。 軽音部に所属した女子高生たちのテンションの高い日常は、可愛くてコミカル。さらにバンドの演奏シーンは、作画と楽曲のクオリティの高さもあいまって完成度が高く、カッコいい仕上がっています。女の子の可愛さもカッコよさも満喫できる作品です。 7話「クリスマス!」は主人公平沢唯たちの高校1年としての最後の回でした。前半はみんなでのクリスマス会、後半は唯と妹・憂の姉妹を中心としたお正月の様子が描かれます。 秋山澪のサンタコスや、プレゼント交換など、内容は友達と過ごすクリスマスの王道といったもの。女子会を覗き見しているような感覚で楽しめます。

3.『ゆるキャン△』:第11〜12話

『ゆるキャン△』はあfろによる漫画を原作としたアニメ。2018年にアニメ1期が放送され、2020年にはショートアニメ『へやキャン△』も放送されています。 キャンプが趣味の志摩リンや、各務原なでしこが所属する野外活動サークルのメンバーを中心に、キャンプなどのアウトドアを楽しむ女子高生たちの姿を描く作品。アニメはほぼ原作が忠実に描かれており、さらに力の入ったロケハンをもとに描かれた背景の作画の良さなどが話題になりました。 11話「クリキャン!」・12話「ふじさんとゆるキャンガール」では、クリスマスキャンプを楽しむ面々の長くもまったりとした1日が丁寧に描かれていきます。なかでも、A5和牛を使ったすき焼きや、それをアレンジしたトマトすき焼きなど、キャンプ飯の描写がいちおし。 一般的なクリスマスパーティーとは違ったキャンプならではの楽しさが詰まっている回です。

4.『みなみけ』:第12話

桜場コハルによる漫画を原作としたアニメ『みなみけ』は2007年に放送されました。南家の三姉妹ハルカ・カナ・チアキを中心に繰り広げられるほのぼのな日常を描く作品です。 12話「クリスマスとかイブとか」では、三姉妹の末っ子・チアキがサンタを信じられなくなってしまったトラウマを解決するためにカナが奔走。でもその真意は……という『みなみけ』らしいオチのエピソードや、もうひとつの南家を舞台にしたエピソードが描かれました。 本作はオムニバス形式ですが、この回ではサンタクロースにまつわるエピソードが登場。誰もが経験したことがあるであろう、いつまでサンタを信じるか、サンタの正体をどんなきっかけで知るのか。そんな身近なネタが、くすっと笑えるホームコメディになっています。

5.『銀魂』:第200〜201話

『銀魂』は空知英秋の漫画を原作としたアニメで、2006年から断続的に新シリーズが放送されています。 万事屋を営む坂田銀時を中心に巻き起こる騒動を描く本作。ときに放送ギリギリのノリとネタでアニメの限界に挑み、ときに銀さんらの熱い生き様に心えぐられるシリアスなストーリーを展開します。 第200話「 サンタクロースの赤は血の色」は、三太(サンタクロース)に来てもらったことのない神楽を中心としたエピソード。クリスマス当日、彼女の前には銀さんと彼女の父・星海坊主が扮した2人のサンタクロースが現れたのでした。 さらに色んな下心を持ったサンタも現れ、“三太クロース決定戦”が開催されることに。この決定戦の内容は201話で描かれています。 クリスマスのいい話になりそうと思いきや、バトル路線への切り替えは本作ならではの切れ味。テンションはギャグアニメですが、そこに隠された銀さんや父親の神楽への思いを考えると、少し心あたたまる回といえます。

6.『巨人の星』:第92話

『巨人の星』はスポ根ものの金字塔ともいわれている作品で、アニメは1968年から放送されました。努力と根性を合言葉に、父の熱血指導のもと“巨人の星”を目指す星飛雄馬の物語です。 インパクトのある描写が多く、第92話「折り合わぬ契約」に登場するクリスマスパーティーのシーンもそのひとつに数えられています。ここに登場するクリスマスシーンはアニメオリジナルストーリー。 ライバルに“野球ロボット”と呼ばれたことが彼のコンプレックスを拗らせ、企画したのが巨人軍宿舎でのパーティー。結局誘った親族やライバル選手が来ることはなく、親友・伴宙太には狂ってしまったのかと心配される始末……。 クリスマスの準備に浮かれる飛雄馬に伴が放った「何がクリスマスじゃあい!」は、ひとりクリスマスの際に叫ばれる名言となっています。

7.『ご注文はうさぎですか?』:第11羽

『ご注文はうさぎですか?』はKoiによる4コマを原作とした、とにかく可愛いだけがつめこまれている日常系アニメ。2014年にアニメ1期が放送され、2020年には3期の放送が予定されています。 喫茶店・ラビットハウスに下宿することになった高校生のココアや、店の看板娘・チノを中心に繰り広げられるほんわか可愛い日常が魅力の本作。 第11羽「少女は赤い外套を纏いウサギを駆りて聖夜の夜を行く」では、クリスマスマーケットでの買い出しからスタート。パーティーの企画を考えて、わくわくしているみんなの表情の可愛さに癒やされます。 それぞれのお店でクリスマスを過ごし、夜になって集合したいつものメンバー。本作は優しい子ばかりが登場しますが、クリスマスというイベントでよりその優しさが浮かび上がる内容となっています。

8.『涼宮ハルヒの消失』

谷川流のラノベを原作に2010年に劇場版が公開されたのが『涼宮ハルヒの消失』です。「涼宮ハルヒシリーズ」のなかでも人気の作品で、この劇場版も公開当時大きな注目を集めました。 ただの高校生キョンが主人公。彼は涼宮ハルヒが集めた只者ではない者たちで結成されたSOS団が巻き起こす騒動に振り回される日々を送っていました。クリスマスを控えたある日、彼女は学校から姿を消し、キョンは昨日までとは微妙に違う世界にいることに気が付き……。 クリスマスパーティーは終盤に登場します。今回の騒動がひとまず解決し、それと同時にキョンは別の問題が生まれたことを知ることに。華やかなクリスマスパーティーの影で、ひとりとある決意を固めるキョン。彼の心の内面とパーティーが対比的で、印象的なシーンになっています。

9.『ソードアート・オンライン』:第3話

川原礫によるラノベを原作に、2012年以降アニメ化されている『ソードアート・オンライン』(SAO)。 リアルな空間が特徴的なVRMMORPGの仮想空間を舞台に、とある陰謀に巻き込まれていく“黒の剣士”キリトと、彼の仲間たちの戦いを描く人気シリーズです。 第3話「赤鼻のトナカイ」は、アインクラッド編でキリトが出会った月夜の黒猫団を中心とした物語。そのギルドに所属していたサチからのメッセージが、クリスマスの夜にプレゼントとして届くのですが……。 本作の主人公キリトは最初から圧倒的に強かったわけではありません。多くのものを失い、絶望し、その度にトラウマを抱えていきます。そんな彼にとって、この回のエピソードはひとつの救いともなっています。クリスマス回というにはあまりにシリアスなエピソードなので、覚悟をしてからの視聴がおすすめです。

10.『東京ゴッドファーザーズ 』

『東京ゴッドファーザーズ』は2003年に公開された今敏監督のアニメ映画です。 新宿の公園で生活していた3人のホームレスたち。3人はクリスマスの夜にプレゼントを探しに出かけたゴミ捨て場で赤ちゃんを拾います。清子と名付けたその赤ちゃんの親探しを始めた3人は、さまざまな奇跡と呼ぶにふさわしい出来事に遭遇していくのでした。 美しいアニメーションのなかで、次々と起こっていく「クリスマスの奇跡」がコミカルかつハートフルに描かれていきます。偶然という点と点がつながって、線を描いていく様は爽快で、観終わったあとに心が軽くなるような仕上がりです。 クリスマスものが苦手という人にこそ観てほしい作品です。

クリスマスに笑いたい?泣きたい?気持ちで選ぶクリスマス回

ほのぼのからシリアスまで、多様なクリスマス回を10作品紹介しました。可愛いを追求をしたり、とことん暗い気持ちになってみたり……。どんな気持ちになるクリスマス回を観たいですか?クリスマスシーズンのメンタルにあわせて、観る作品を選ぶ際の参考にしてみてください。