2020年4月21日更新

独特な世界観に夢中!不思議アニメ作品10選【迷い込んだら抜け出せない】

不思議アニメ サムネイル

一風変わった不思議な世界観のアニメを紹介します。奇抜な描写や大量に張られた伏線、考えさせられるストーリーは見ごたえ抜群です。他の作品とは一線を画するような、オリジナリティ溢れる独特な世界を楽しみましょう。

目次

一度見ると忘れられない、不思議な世界観をもつアニメを紹介!

この記事では、独特な世界観を持つアニメ作品を紹介します。 一見不思議なストーリーでも、その裏に隠された作り手側の真意やメッセージ性を読み取る事が出来ると、一気にその世界観に引き込まれますことがありますよね。 また、オリジナリティ溢れるストーリーは、制作サイドの熱意を感じることができ、視聴者側も「この後どんな展開が待ち受けるのだろう……」と期待感を持って観ることが出来ます。 謎めいた物語の中で、作品の伏線などを自分の頭で考えて考察してみるのも、楽しみの1つです。それでは、各作品のあらすじや魅力について詳しく紹介していきましょう!

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1.『輪る(まわる)ピングドラム』

『輪る(まわる)ピングドラム』は、『少女革命ウテナ』など手掛けた幾原邦彦が監督を務めるアニメ作品。2011年7月~12月に全24話が放送され、美しいキャラクターデザインは星野リリィが原案しています。 難病のため、余命わずかと宣告された高倉陽毬(たかくらひまり)。長男の高倉冠葉(たかくらかんば)と次男の高倉晶馬(たかくらしょうま)は、妹のために想い出の水族館へ彼女を連れていきました。 しかし、水族館でペンギン型の帽子を買った陽毬は、帽子をかぶると別人格「プリンセス・オブ・ザ・クリスタル」へと変化してしまいます。そしてプリンセスは、陽毬を助けたければ「ピングドラム」を入手してくるよう、兄弟に命じたのです。 とても独特かつ幻想的な世界観で、先が読めない物語には毎回続きが気になります。幾原邦彦ならではの不思議な感覚を楽しめる作品です。

2.『少女終末旅行』

『少女終末旅行』は、webサイトのくらげバンチで連載されたつくみずの漫画作品です。2017年10月~12月には、WHITE FOX制作のもとアニメ化されました。 主人公は冷静沈着で知的なチトと、のんびり屋で自由気ままなユーリという2人の少女。戦争によってほとんどの人類が滅んでしまった世界で、彼女達は半装軌車・ケッテンクラートになって廃墟を彷徨います。終末世界の上層で、彼女達が目にするものとは……!? 過酷な終末の世が舞台でありながら、2人の少女のどこかゆるい日常生活が展開されるという、珍しいテーマの作品です。キャラデザインはふんわりとした優しいタッチで描かれていますが、時代背景の設定によって受ける印象がガラリと変わってしまいます。

3.『ドロヘドロ』

アニメ『ドロヘドロ』は、2020年1月~3月に放送されました。原作は、林田球が手掛けるダーク・ファンタジー漫画です。 主人公のカイマンという男性は、魔法使いの力で頭が爬虫類(トカゲ)に変えられてしまいました。カイマンは本来の頭と自身の記憶を取り戻すため、グラマーで格闘に長けた女性・ニカイドウ(二階堂)と共に、「ホール」という町を訪れる魔法使いを狩っていきます。 多くの登場人物がホラー風の覆面マスクを被っていたり、服装や小物にヘヴィメタルやパンク系のデザインが用いられるなど、奇抜なキャラデザインです。 「ホール」は魔法使いの世界と「扉」で繋がっている町ですが、大気汚染と瓦礫が目立っていて、混沌とした世界観を前面に出しています。体から出る煙によって魔法を使用するという設定も、他の作品とは一風変わっていますね。

4.『モノノ怪』

2007年7月~9月に放送された和製ホラーアニメ『モノノ怪』。フジテレビ「ノイタミナ」枠の第8作目であり、第3作目『怪 〜ayakashi〜』内のエピソード「化猫」の続編にあたります。 妖異が現れる場所を訪れる、謎めいた薬売りの男。彼が行く先々では、人の感情や怨念にあやかしが取りつくことで「モノノ怪」が生まれていました。薬売りはモノノ怪を斬る事が出来る「退魔の剣」を持ち歩いており、斬る上でモノノ怪の形(かたち)・真(まこと)・理(ことわり)を明らかにしていきます。 背景描写や演出が丁寧に作り込まれており、浮世絵や和紙をモチーフにした絵はとても美麗です。また、普段のキャラクターの動きを最低限に抑える事で、動くシーンが際立って注目を引きます。本作の雰囲気やデザインは独自性に溢れており、まるで芸術作品のようです。

5.『サムライチャンプルー』

アニメ『サムライチャンプルー』は、2004年5月~9月に放送されたオリジナルテレビアニメ作品です。監督を務めるのは、『カウボーイビバップ』を手掛けた渡辺信一郎。 だんご屋で働くフウ(風)は、「向日葵の匂いのする侍」を探していました。ある日だんご屋でトラブルに巻き込まれた事をきっかけに、ムゲン(無幻)とジン(仁)という2人の剣士に出会ったフウは、彼らに侍探しを手伝うよう依頼します。 時代背景は江戸時代ですが、侍が耳にピアスを付けたり若者言葉を話すなど、現代カルチャーも登場。スクラッチ音に合わせて場面や時間が巻き戻るなどヒップホップ要素も取り入れられており、ハイセンスな仕上がりとなっています。 ムゲンのバトルスタイルは、ブレイクダンスのように縦横無尽に繰り出されるような演出で、こちらも見応えバッチリです!

6.『宇宙パトロールルル子』

『宇宙パトロールルル子』は、TRIGGER(トリガー)5周年記念で制作されたオリジナル作品です。今石洋之と雨宮哲が監督を務め、2016年4月~6月に放送されました。 銀河指定宇宙移民地区・OGIKUBO(荻窪)に住む中学2年生のルル子は、宇宙パトロールをしている父が氷漬けになってしまったために、宇宙パトロール隊員に任命されます。そんな中、宇宙からやってきた転校生の美少年、AΩ・ノヴァ(アルファオメガ・ノヴァ)にルル子は一目惚れしてしまって……!? 『キルラキル』『リトルウィッチアカデミア』など、TRIGGER作品のセルフパロディが数多く登場。ショートアニメ内で、TRIGGERならではの世界観や超展開を楽しめます。

7.「物語」シリーズ

「物語」シリーズは西尾維新が手掛けるライトノベルで、各シリーズに「○○物語」という題名がついています。2009年よりアニメ化され、制作に携わるのは『魔法少女まどか☆マギカ』などでお馴染みのシャフトです。 主人公の男子高生・阿良々木暦(あららぎこよみ)は、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードという吸血鬼を助けたことで、自身も吸血鬼もどきになってしまいます。 この一件を機に、街には様々な怪異が出現するようになりました。暦は、怪異に憑かれた様々なヒロインを助け、その過程で人としても成長していいます。 アニメ作中では独特なアングルで描かれたり、いきなり文字画面に突入するなど、シャフトならではの奇抜な表現方法が満載。背景デザインも凝っており、ストーリーが面白いだけでなく視覚的にも楽しませてくれます。

8.『魔法少女まどか☆マギカ』

『魔法少女まどか☆マギカ』は、2011年1月~4月に放送されたシャフト制作のアニメ作品。ニトロプラスの虚淵玄が脚本を、『ひだまりスケッチ』を手掛けた蒼樹うめがキャラクター原案を担当しました。 中学2年生の鹿目まどか(かなめまどか)は、謎の生き物・キュゥべえから魔法少女になるよう勧誘されます。魔法少女の1人・暁美ほむら(あけみほむら)から“魔法少女になってはならない”と警告を受けるも、数々の戦いを見ていく中でまどかの心は揺れていき……。 本作で魔女関係の演出を手掛ける劇団イヌカレーは、他のシャフト作品にも参加しているアニメーター集団です。彼らが手掛ける不気味な「魔女空間」や個性的な魔女の結界の描写は、斬新な演出方法として話題を呼びました。

9.『空中ブランコ』

アニメ『空中ブランコ』は、フジテレビのノイタミナ枠で2009年10月より放送されました。原作は奥田英朗の小説「精神科医・伊良部シリーズ」で、本作は小説の2冊目にあたります。 伊良部一郎(いらぶいちろう)は、伊良部総合病院神経科の精神科医。しかし熊の着ぐるみを着ていたり、患者が注射を打たれるところを好むなど、ヘンテコな人物です。看護師のマユミと共に、サーカスのブランコ乗りである山下公平(やましたこうへい)やプロ野球選手の坂東真一(ばんどうしんいち)など、様々な患者を診ていきます。 場面によって主人公の容姿が変わったり、カラフルすぎる背景や実写の人物が登場するなど、ザ・不思議系アニメ。視覚的に楽しめるだけでなく、様々なメンタルの問題を抱えた患者達が回復していく過程を観ていると、とても前向きな気持ちになれます。

10.『京騒戯画』(きょうそうぎが)

『京騒戯画』は、バンプレストと東映アニメーションが制作するアニメ作品です。2011年12月と2012年8月~12月にWebアニメとして展開された後、2013年10月~12月にテレビアニメ化しています。 「黒いウサギ」を探す少女のコトは、時間が止まった京都である鏡都(きょうと)に迷い込んでしまいました。コトは阿(あ)、吽(うん)という兄弟と共に青年・明恵(みょうえ)の家に居候しながら、伸縮自在のハンマー「アラタマ」で毎日暴れまわります。 異世界・鏡都を舞台にしたドタバタ異世界SFファンタジー。独特な世界観で序盤は謎も多いですが、ストーリーが進むと伏線が回収されていき見ごたえがあります。

まるで芸術作品?作り手のセンスがキラリと光る不思議アニメに注目

今回は、普通のアニメと一線を画す不思議系アニメを紹介しました。どの作品も作り手側の独創性に溢れており、一度見るとなかなか忘れられません。 不思議系アニメは演出や美術が凝っている作品も多く、和風さが前面に押し出された『モノノ怪』やダークな魔女空間が印象的な『魔法少女まどか☆マギカ』、現実では考えられない配色の『空中ブランコ』など、一種の芸術作品として洗練されています。 興味のある作品は是非チェックしてみて、作品独特の不思議ワールドを満喫してみましょう。