2022年12月15日更新

『チェンソーマン』サメの魔人・ビームは死亡した?正体やデンジとの関係を解説【チェンソー様!最強!】

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アニメ『チェンソーマン』も後半戦に突入し、第1クール最大の見せ場に差し掛かってきました。 そこで本記事では後半戦にて登場するであろう、魅力的なキャラクターの1人「サメの魔人・ビーム」の魅力と結末について徹底解説していきます。 ※この記事は『チェンソーマン』のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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「チェンソーマン」サメの魔人・ビームとは

所属 対魔特異4課所属
正体 サメの魔人
特徴 頭の上半分がサメの頭部と背ビレの形状
名前の由来 天使の階級「智天使(Cherubim)」
声優 花江夏樹

ビームはデンジやアキと同じく、対魔特異4課所属の1人です。その正体は「サメの悪魔」が人間の死体に憑依した「サメの魔人」です。 人間のように見えますが、頭部の上半分はサメのような形状をしています。これは「魔人」の特徴で、デンジのような悪魔に変身する人間との1番の違いです。 普段は会話もできないほど狂暴ですが、デンジを「チェンソー様」と呼んで崇拝しており、デンジの言うことは何でも聞きます。 そのデンジへの忠誠心と献身的な姿や、「チェンソーマン様!最強!最高!」と縋りつく愛くるしさから、読者から多くの人気を得ています。 ビームの名前の由来は旧約聖書の天使の階級の1つ、智天使「ケルビム(Cherubim)」からきていると考えられています。

ビームの能力や戦い方について解説!

ビームの能力として最も特筆すべき点として、壁の中や地面どんな場所でも泳ぐことが可能です。この能力を活かせば施設への潜入も容易になります。 また魔人はその外見から非常に目立つため、バディと共に街中では行動が制限されてしまいます。ですがビームはこの能力のおかげで、デンジと共に大腕を振って街中のパトロールが可能です。 四六時中デンジの側に潜って側にいるため、ボムによるデンジ襲撃時には彼女の虚をつき、デンジの救出と逃走を手助けしました。 また短い時間ですが悪魔の姿になることも可能であり、頭部または全身をサメの姿に変化させられます。 悪魔の姿ではその巨大な口で獲物を食いちぎるなど、戦闘力が飛躍的に上昇します。またその巨大な口内にデンジを匿い、身を挺して敵の攻撃から守ったこともあります。

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ビームは死亡したのか?

命懸けで見せたデンジへの最大の愛 ビームの悲しい結末

ビームは原作8巻65話にて、「地獄の悪魔」によって地獄に落とされた先で、「闇の悪魔」との戦いにおいて戦死します。 「闇の悪魔」は根源的恐怖の名前を持ち、超越者と呼ばれる1度も死を経験していない悪魔の1体です。その力はアキたちが追い求める「銃の悪魔」よりずっと上とされ、魔人達はその存在を感じただけで恐れ慄いていました。 最強の悪魔とも呼べる相手に、デンジ達は一瞬で両腕を切断され、なす術もなく1人また1人と命を奪われていきます。 そんな中ビームは最後の力を振り絞り、切断された腕から流れる血をデンジに飲ませ、再び彼のエンジンを吹かせます。そして「どうか蘇って……俺たちの願いを……」とデンジの勝利を願いながら、凄惨な死を遂げました。

最後の言葉『俺たちの願い』って?その意味を考察

ビームが最後に残した、「チェンソー様、どうか蘇って、俺たちの願いを」という言葉の真相に関しては、作中では明言されていません。しかしビームの名前の由来や、他の天使の名を冠した悪魔たちと関係があると考察されています。 なぜ「俺たち」と、ビーム以外にもチェンソーマンに願いを託す存在がいるかのような発言をしたのか? これに関しては、マキマが漫画10巻の第83話で既に死んでいる8体の悪魔や魔人に対して、「チェンソーマンを守るために戦った眷属」と語っています。 実はビームを含めた彼らの名前の由来になった旧約聖書の天使には、彼らの上位の存在である大天使が存在しているのです。 そう考えるとマキマの「眷属」という発言は、彼らが天使の長=チェンソーマンに従っていたと考えれば、「俺たち」という複数の従者を思わせる言葉も納得がいきます。 またビームだけは地獄にいた頃のチェンソーマンがどんな存在だったかを覚えていたため、8体の中で最も忠誠心が高かったのにも頷けますね。

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声優を担当するのは花江夏樹

花江夏樹
(c) 吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

ビームの声優は担当されるのは、『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役でお馴染みの花江夏樹です。 他にも『東京喰種トーキョーグールシリーズ』の金木研役や、『漁港の肉子ちゃん』の二宮役など、今や押しも押されぬ人気声優です。 またお茶目な一面も持ち合わせており、キャスト発表時に掲載されたコメントでは「チェンソー様!最強!チェンソー様!最高!」と12回も繰り返し、既にビームらしいコメントで喜びを爆発させていました。 同クールに放送中の『機動戦士ガンダム 水星の魔女』では、無愛想なクールキャラを演じているので、ビームの可愛らしくも狂気的な演技とのギャップにも注目ですね。

ビームのアニメ登場が待ちきれない!

原作でその愛くるしさと、デンジへの忠誠心から絶大な人気を誇ったビーム。そんな彼のアニメでの登場を、心待ちにしている方も多いでしょう。 「チェンソー様最強!最高!」がアニメで披露される日が待ち遠しいですね。