2022年11月13日更新

『チェンソーマン』岸辺の過去を徹底解説!クァンシとの関わりは?死亡説も言及【岸辺はかっこいい!】

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岸辺は『チェンソーマン』に登場する公安最強と謳われるデビルハンター。主人公・デンジの教官であり、数多くのデビルハンターを育ててきたベテランです。 本記事ではそんな岸辺の強さや性格、また過去についても解説。元相棒のクァンシとの関係や、若い頃の姿についても紹介します。 ※この記事は『チェンソーマン』のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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『チェンソーマン』岸辺のプロフィール / 年齢から他キャラとの関連まで!

悪魔の種類爪の悪魔・ナイフの悪魔・針の悪魔
いずれも詳細は不明
誕生日(年齢)不明(50代)
身長不明
好きなもの酒と女と悪魔を殺すこと
声優津田健次郎

岸辺は公安対魔特異1課所属の酒浸りベテランデビルハンター。生き残ることが難しいデビルハンターでありながら、長年死闘を生き抜いてきた歴戦の猛者で自称「最強のデビルハンター」にふさわしく、作中でも屈指の強さを誇ります

他キャラとの関連性

クァンシ クァンシは岸辺と9年以上バディを組んでいたデビルハンターです。岸辺はクァンシに何度も告白しましたがその度にフラれていました。
マキマ 表向きのマキマと岸辺は同僚です。しかし岸辺は登場当初からマキマを信頼しておらず常に警戒していました。
姫野・アキ、デンジ・パワー 4人にとっての岸辺は師匠です。姫野とアキには先生と呼ばれており、サムライソードが出現した際にデンジとパワーの育成を始めました。

公安では後進育成も担当しており、早川アキ姫野の「先生」です。4巻では特異課襲撃後のデンジパワーの指導者として登場。中盤からはデンジの所属する特異4課の隊長として活躍しました。

過去にクァンシとコンビを組んでいた?

岸辺はかつて中国のデビルハンター・クァンシとコンビを組んでいました。当時の彼は若さゆえか粗暴な一面があり、「狂犬岸辺」と呼ばれていたほど。性格も冷静で無表情な今とは違い、かつてはややチャラい印象を受ける軽薄な人物でした。 単行本8巻のおまけページには岸辺の若かりし頃の姿が載っています。頬の縫い傷や無精ひげのないフレッシュな岸辺は、なかなかのイケメン。黒髪美青年だとファンの間で話題となりました。

クァンシのことが好きだった

岸辺はかつて9年以上タッグを組んでいたクァンシに想いを寄せていました。出会い頭に「守ってやるから俺の女になれよ」と軽いノリで口説いては、痛烈なパンチをもらっていた岸辺。 当初はそんな様子でしたが、次第に岸辺の彼女への想いは本物となっていきます。コンビ9年目では「好き」と直球で愛を伝えている姿も。 長年、告白しては玉砕し続けていましたが、9年目にしてようやくクァンシが女性が恋愛対象だと自覚。ついに彼の想いは叶わぬままとなったのです。

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【契約悪魔】ナイフの悪魔と契約している?

クァンシの魔人・ピンツイによると、岸辺の契約悪魔はナイフの悪魔・爪の悪魔・針の悪魔とのこと。第1部では岸辺が本気を出すような戦闘シーンがなかったこともあり、3つの悪魔の能力は詳しくわかっていません。 ナイフに関しては修行中や戦闘中に、どこからともなくナイフを取り出して攻撃する姿が確認できます。刃渡りの長さからして、ジャケットにしまっていたとも考えにくいため、これが恐らくナイフの悪魔の能力なのでしょう。 爪・針の悪魔に関しては、それを使っていると思われる描写は第1部では登場しませんでした。 ピンツイいわく、岸辺の身体には契約の対価として支払えるものは残っていないとのことです。

【マキマ】岸辺はマキマの正体に気付いていた?

マキマはデンジとパワーを岸辺に預けた張本人です。当初は岸辺もマキマを信頼している様子でしたが、サムライソードの襲撃の一件あたりから、岸辺はマキマに不信感を抱いている様子を見せます。 弟子であるデンジとパワーに情が移り「彼らの死を見たくなくなった」と語る岸辺は、続けてマキマに「お前がどんな非道を尽くそうと俺の飼い犬を殺そうと、人間様の味方でいる内は見逃してやるよ」と、釘を刺すように言いました。 ベテランの直感で、岸辺は何かしら不穏なものを察知していたのでしょう。しかし84話の「お前は一体何なんだ」というセリフにもあるように、マキマの正体や実際の悪事については気づけていなかったと考えられます。

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【来歴】他キャラクターとの関わりから見る!岸辺の来歴

【来歴①】姫野・アキ、デンジ・パワーを指導

岸辺は原作第29話でデンジとパワーの指導係として登場します。過去にはアキと姫野の指導をしていたこともありました。 デンジとパワーにはじめて会った際には、彼らのぶっ飛び具合を確認して「お前達100点だ」「大好きだ」と発言。その後人並外れた身体能力で2人を制圧します。 彼の2人に対する指導法はいたってシンプルで、「お前達が俺を倒せるようになるまで俺はお前達を狩り続ける」というものです。血を飲めば復活するのをいいことに、2人は何度もボコボコにされることになるのでした。

【来歴②】「海外からの刺客編」では体術で活躍

特異4課の隊長に就任した岸辺は、「海外からの刺客編」では前線で活躍しました。クァンシの連れている4人の魔人と一戦交え、2人は逃がしてしまったものの残りの2人を捕えることに成功します。4対1、しかも相手は人間でないのに涼しい顔をしていることから、岸辺がいかに強いかがよくわかりますね。 その後クァンシと対峙し高層デパートから投げ出されますが、ナイフで勢いを殺しほぼ無傷で着地するという離れ業も披露しました。

【来歴③】「最終決戦編」ではデンジを助ける

「最終決戦編」で岸辺は、パワーによって蘇ったデンジを助け自分の隠れ家に匿いました。その後マキマとの決戦を終えたデンジを迎えに行き、マキマの肉体をバラバラにするのを手伝います。 デンジがマキマの肉を食べる前には、「失敗して死ぬ覚悟はしとけよ」と忠告しつつ、「死ぬなよデンジ お前は俺が今まで会ってきたヤツの中で一番デビルハンターに向いている」という想いもぶつけました。

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【来歴④】ナユタを日本に連れてくる

すべてが終わった後、デンジと岸辺は近所の公園で会います。デンジはマキマの飼っていた犬を散歩させていたので、どう見ても一般人ではない男2人が大量の犬に囲まれているというちょっとシュールな状況に。 そこに岸辺が連れてきたのが、新たな「支配の悪魔」であるナユタでした。中国で発見されたのを岸辺が“盗んできた”というのです。岸辺はデンジに彼女を勝手に託すと、返事も聞かずに勝手にどこかへ消えてしまいます。

岸辺が死亡回避した理由は?

チェンソーマン
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA

『チェンソーマン』は次々にキャラクターが死ぬのが大きな特徴で、名前のある人物で数えれば90%以上の死亡率を誇る驚異の作品です。岸辺はラスボスであるマキマと常に敵対していました。作中では明確な死の危険にも陥っています。しかし彼は1部終了時点で数少ない生存者となってみせたのです。 岸辺が1番危険だったのは、向かい合うマキマがチェンソーマンに助けを求めたシーンです。チェンソーマンは叫ばれた悪魔と助けを求めた悪魔を殺します。しかし助けを求めたマキマを殺したチェンソーマンは岸辺を殺さず、その場を去ったのです。 説明を言葉の通り受け取れば、チェンソーマンが岸辺を見逃したのは彼が人間だったからでしょう。ポチタは自分の夢を誰かに抱きしめてもらうことだと語っていました。もしかしたらチェンソーマンは人間と仲良くなりたかったのかもしれません。 また彼は最後までマキマに支配されませんでした。マキマにとっては邪魔者の岸辺を支配するのが得策だったはずです。マキマは自分より下等な生き物を支配しますが、彼女が人間である岸辺を同格以上に思っていたとは考えづらいでしょう。 マキマは人間を上から目線で好きと語るほどなめていました。彼女は明確な敵意を向ける岸辺を侮り、彼の行動を楽しんでいたのではないでしょうか……!

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岸辺は2部でも生き残れる?

1部では生き残った岸辺ですが、2部でも最後まで生き残れるかはまったくわからないです。現段階ではどうなるかわかりませんが、『チェンソーマン』は衝撃の展開を生みだすためには躊躇なくキャラクターを殺すイメージがありますよね。 悲しくもありますが、人気キャラである岸辺が死ぬ展開は間違いなくファンの間で話題になるでしょう。そう考えると岸辺が2部で死ぬ可能性は十分あるのかもしれません。

【能力】自称「公安最強のデビルハンター」岸辺は何故強い?

4巻でデンジとパワーに修行をつけることになった岸辺は、目にも留まらぬ速さで2人を瞬殺。別格のマキマを除き、公安で最強の実力者であることを示しました。 クァンシが中国からの刺客としてやってきた際も、彼女が使う4人の魔人を単身で制圧。それだけでなくそのうち2人を無力化した上で人質に取って交渉材料にするという、機転の速さを見せました。 対マキマ戦では高い指揮能力も発揮。総合的に極めて有能な人物であることがわかります。 民間デビルハンター・吉田ヒロフミは岸辺と何らかの関わりがあった人物のようで、岸辺について「1流も老いには勝てない」と評していました。このことから、絶頂期の岸辺は今以上に強かったことが窺えます。

アニメ『チェンソーマン』岸辺の声優は津田健次郎!

白いトリュフの宿る森 津田健次郎
©2020 GO GIGI GO PRODUCTIONS, LLC

アニメ『チェンソーマン』で岸辺役を演じるのは津田健次郎です。津田はアンドステア所属の声優で、俳優やナレーターとしても活躍しています。 1995年から声優として活動しているベテランの彼。しかし2021年に第15回声優アワードで主演男優賞を受賞したりと、未だに第一線を走り続けている声優です。津田の代表的な役には『テニスの王子様』の乾貞治(いぬいさだはる)役や、『呪術廻戦』の七海建人(ななみけんと)役などがあります。 落ち着きと渋さが特徴的な彼の声は、渋いおじさんデビルハンターの岸辺にぴったりでした!

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【イケオジ】岸辺のかっこいいセリフ・名シーンを厳選!

「俺もうアイツらは嫌になってきちゃったな。」

チェンソーマン
© 藤本タツキ/集英社・MAPPA

サムライソードの出現により、岸辺はマキマからデンジとパワーの育成を依頼されます。ほとんど不死身の2人をおもちゃ扱いし何度も殺しながら、荒々しく鍛えていく彼。しかし岸辺が2人をおもちゃ扱いしていたのは、2人が死んでも何も感じないようにするためだったと判明します。 それでも岸辺は2人に情が湧き、マキマに向け静かにこのセリフを口にしました。

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岸辺はこれまでにたくさんのデビルハンターを育て、死ぬ姿を見届けてきました。いつもは無表情で飄々とした態度の彼ですが、実は深い悲しみを抱えている。実は仲間想いな岸辺の気持ちを考えると思わず涙がこぼれます……。

「獣が狩人の言葉を信用するな」

岸辺はデンジとパワーを何度も殺しながら鍛えます。そんな中彼はデンジを騙し討ちしました。驚くデンジに岸辺は平然とこの言葉を送ります。 後のサムライソード戦にて、デンジは岸辺から学んだブラフで見事な勝利を収めるのでした。

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岸辺らしさ全開の言い回しで渋すぎるこのセリフ!岸辺が言うと戦いの真髄という感じでめちゃくちゃカッコいいです。そしてデンジがサムライソードとの戦いでこのセリフの話をしていたのが最高にアツかった!

岸辺の性格は?情に厚いタイプ!

頭のネジを外さないとデビルハンターはやっていけないというのが岸辺の持論です。そのネジを外すために常に酒を飲んでいますが、その事実が彼の過酷な過去を物語っています。 これまで多くの後進を育てては失ってきた岸辺は、想像以上に心の傷を負っているのでしょう。行き場のない思いを酒でごまかし、それでも後進を育て続ける生き様は格好いいの一言冷徹に振る舞おうとしても、根っこの部分は情に厚く弟子思いの岸辺。最終決戦でもいざというときにデンジの前に現れ、さりげなく彼をサポート。去り際に「死ぬなよ」とエールを送る姿からは、死んだ魚のような目とは裏腹に、胸の内にある熱いものが感じられます。

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死亡するなよ!岸辺のかっこよさに沼ろう

イケオジで数々の死亡フラグを乗り越え生き残りを果たした岸辺は、読者の中にファンも多い人気キャラです。また1部のラストではナユタをデンジに預ける大役も担っていました。 『チェンソーマン』2部でも彼は最後まで生き残れるのか。アニメでの活躍に期待しながら、2部からも目が離せません!