2021年5月2日更新

【ジョジョ6部】プッチ神父は6部最強の裏ボス!?スタンド能力から謎の「14の言葉」の意味まで考察

ジョジョの奇妙な冒険

「ジョジョの奇妙な冒険第6部」に登場する、「最強の神父」と名高いエンリコ・プッチ。作中でもトップレベルの強力なスタンドを有していた彼は、第6部にてその驚愕の野望を現実にしようとしていました。今回はそんなプッチ神父のスタンド能力から「14の言葉の意味」、目的まで徹底解説していきます!

目次

エンリコ・プッチのプロフィール【ネタバレ注意】

エンリコ・プッチは「ジョジョの奇妙な冒険第6部」の、ラスボスとして登場したキャラクターです。職業は神父で、銀髪の坊主頭と神父らしい十字架を描いた紫色の服が特徴的でした。 本記事ではそんなプッチ神父のスタンド能力から「14の言葉の意味」、壮絶な最期まで解説していきます! ※この記事は『ジョジョの奇妙な冒険』第6部のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。

性格

プッチ神父は聖職者なだけあって普段は物腰柔らかですが、その内面には非常に残酷な思想を抱えています。目標達成のためなら平気で人を利用する面もありますが、本人は自分を悪だと認識しておらず、自身の行いや思想が正義であると疑いません。 プッチ神父はその極めて勝手な考えと性格から、双子の弟であるウェザー・リポートに「自分が『悪』だと気付いていない、最もドス黒い『悪』だ」と評されています。

略歴/過去

裕福な家に生まれたプッチは、左足の指が歩くのに差し支えるほど変形していました。しかし15歳の神学生時代、プッチはDIOを匿ったことでお礼に足の指を治してもらい、「スタンドの矢」の鏃を渡されます。 そして16歳にして死別していたと思っていた弟のドメニコが生きていたこと、そして自分の一計で妹のペルラが死んでしまったことで絶望したプッチは、スタンド能力を開花させました。

作中で変化を続けるスタンド能力!プッチ神父の3つのスタンドを解説

「ホワイトスネイク」

ホワイトスネイクはプッチ神父が出現させた最初のスタンドです。人型のスタンドで会話もできるなど、自我があります。 生物の記憶やスタンドをCDのような「DISC」に取り出すことができる能力を有しています。記憶のDISCに関しては誰でも中身を見ることが可能であり、スタンドのDISCも適応さえすれば使用が可能です。

「シー・ムーン(C-MOON)」

「ホワイトスネイク」と「緑色の赤ちゃん」が融合して出来たのが、こちらの「シー・ムーン(C-MOON)」です。 C-MOONは遠隔操作型のスタンドで、半径3km以内にある物体の重力を、プッチ神父を中心に逆転させる能力を有していました。物理攻撃をしないので近接戦闘タイプでは無いように見えますが、生物を殴れば重力を反転させ「裏返す」ことができます。

「メイド・イン・ヘブン」

「メイド・イン・ヘブン」は後ろ胴体の無いケンタウロスのような形をしているスタンドです。「天国へ行く方法」の最終条件を満たしたことでC-MOONが進化し、メイド・イン・ヘブンになりました。 メイド・イン・ヘブンは全世界の時を加速させる能力があります。しかし時の流れが早くなったのを感じられるのはプッチ神父のみであるため、他の人間から見れば彼が瞬間移動したように見えていました。

6部でのプッチ神父の目的とは何なのか

プッチ神父の目的は、時間を無限に加速させ宇宙を一巡させることにありました。宇宙が一巡すれば全生物は今後の人生において自分に何が起きるのかを、1度体験することになります。そして運命を魂に刻めば、今後起こる全ての事象に、無意識下で覚悟を決められるのです。 DIOと組んだプッチ神父は、メイド・イン・ヘブンの能力で、全生命体を「一巡した世界」に到達させます。プッチ神父は全人類が様々な悲劇や絶望を認識し、覚悟できる世界こそが「天国」であると考えていたのでした。

天国へ行くための「14の言葉」繰り返される「カブトムシ」が持つ意味

プッチ神父が緑色の赤ちゃんに知恵を授けるため、発した「14の言葉」。「天国に行く方法」の実行に必要であったこの「14の言葉」には、どのような意味が込められているのでしょうか。 まず特筆すべきは、14のうちいくつかの言葉には宗教的な意味が含まれている点でしょう。「ジェット」はキリスト教の宗教画家、「ドロローサへの道」はイエスが磔にされるゴルゴダの丘までの道のことです。神父と共に天国へ行く方法を考えたDIOは、そこに神が必要だと考えたのかもしれません。 また「14の言葉」には、「カブトムシ」が4度も登場します。カブトムシは古代エジプトでは「死」と「再生」や「復活」を意味する、神聖な甲虫です。これは「吸血鬼になったディオ」や「ジョナサン・ジョースターの肉体を奪ったディオ」など、何度か描かれたディオの復活を意味していると思われます。

邪悪な聖職者エンリコ・プッチの最期

空条承太郎(くうじょうじょうたろう)、徐倫(じょりん)がプッチ神父に殺される中、唯一生き残ったエンポリオ。プッチ神父は世界を無限に加速させ、遂に新たな世界を生み出しました。この世界において、プッチ神父のみが運命を覆すことができます。 しかしエンポリオは“プッチ神父のみが運命を変えられる”ことを逆手に取り、プッチ神父の弟であるウェザーリポートのスタンドディスクを使用したのです。こうして無敵と思われたプッチ神父は、エンポリオの奇策によって最期を迎えるのでした。 そしてプッチ神父が敗れたため新たな世界は未完成に終わり、これまでの世界とは全く違うパラレルワールドが出現してしまったのです。

【ジョジョの醍醐味】プッチ神父の名言を紹介

「落ちつくんだ…… 『素数』を数えて 落ちつくんだ……」

プッチ神父と言えば1番に頭に浮かぶのが、こちらの名言でしょう。 素数が「1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字」である点から、焦ったときには数え勇気を貰っていたプッチ神父。プッチ神父の奇人ぶりが伺えます。

「人が敗北する原因は……恥のためだ。人は恥のために死ぬ」

様々な困難が重なった場面で、プッチ神父はこのセリフを口にしたうえで、「なぜ自分はあんな事をしてしまったのかと後悔する「恥」のために人は弱りはて敗北していく、これは試練なのだ……このことを勝利のために変えれば良い」と語りました。 そして実際にその後、絶体絶命の窮地を驚異的なパワーで脱しています。

「決着はつけるッ!因果を未来へ持っていく事は出来ないッ!」

「天国」に行く力を身に付けたプッチ神父は、徐倫や承太郎を圧倒します。そして歯が立たないエンポリオや徐倫を、追跡するプッチ神父。こちらのセリフはそのときに放ったセリフです。 ジョースターとの因縁を、新しい世界には持ち込まない。悪なりの強い意志が込められた名言となっています。

プッチ神父は『ジョジョの奇妙な冒険』第6部のキーパーソン!

「ジョジョ6部」のラスボスにして、歪んだ思想から徐倫や承太郎の前に立ちはだかったプッチ神父。今回はそんなプッチ神父について徹底解説してきました。 「ジョジョの奇妙な冒険第7部」は、プッチ神父が作り出したパラレルワールドでの出来事を描いています。 その後の物語にも多大な影響を及ぼしたプッチ神父。まだ体験していない人は彼の活躍を、ぜひ読んでみて下さい。