2022年4月14日更新

アリアナ・ダンブルドアはオブスキュラスの宿主なのか?彼女の死因や人生について解説

「ハリポタ」「ファンタビ」両シリーズのキーパーソンであるアルバス・ダンブルドア。その彼を語るうえで欠かせないのが、彼の妹アリアナ・ダンブルドアの存在です。この記事では、謎に包まれた彼女の生涯に迫ります! 魔法界で最も偉大な魔法使いの妹について、その生涯や噂などをまとめて紹介。アルバス・ダンブルドアの人生に大きな影響を与えた彼女はいったいどんな人物だったのか、紐解いていきましょう。

※この記事は、「ハリー・ポッター」「ファンタスティック・ビースト」両シリーズのネタバレを含みます。読み進める際は注意してください。

アリアナ・ダンブルドアってどんな人物?

アルバス・ダンブルドアの妹

家族関係父パーシバル , 母ケンドラ , 長兄アルバス , 次兄アバーフォース
誕生年1885年
没年1899年(享年14歳)
血統半純血

ダンブルドア家の末っ子アリアナは、謎の多い人物です。彼女は兄たちのようにホグワーツに通うこともなく、世間から隠されて生きていました。彼女の起こした「発作」によって母は死亡し、そして彼女自身も幼くして亡くなったのです。彼女の死の真相は、その場に居合わせた2人の兄でさえ正確には把握しておらず、彼らは今も謎と罪悪感に囚われたままになっています。 彼女の存在、そしてその死がダンブルドア家に与えた影響は、計り知れないものなのです。

映画キャストは誰?

映画シリーズでアリアナを演じるのは、イギリス・ロンドン出身のへーべ・ベアーゾールです。 『ハリー・ポッターと死の秘宝PART1』(2010年)で初登場し、アリアナとして写真に映っていた彼女は、その後映画『おみおくりの作法』(2013年)や『パーティで女の子に話しかけるには』(2017年)などに出演。 また2022年にはNetflixオリジナルシリーズ『ウィッチャー』の前日譚、『The Witcher: Blood Origin(原題)』に出演予定です。

アリアナ・ダンブルドアがオブスキュリアルだと言われる理由は?【ネタバレ注意】

たびたび明かされていたアリアナの過去から、彼女は「オブスキュリアル」だったのではないか、とファンの間で考察されていました。 そして2022年4月8日公開の『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』で、実際に彼女がオブスキュリアルであったことが兄・アルバスの口から明かされます。 ここからは、オブスキュラスが一体どんなものなのか、また、アリアナがオブスキュラスをどのように発動したのかなど、彼女の過去にさかのぼって徹底的に解説していきます。

オブスキュリアルとは?

クリーデンス・ベアボーン ファンタスティック・ビースト
©︎WARNER BROS.

オブスキュリアルとは、体を蝕む闇の魔力「オブスキュラス」を宿した魔法族の子どものことです。 オブスキュラスは、魔法族の子どもが精神的・肉体的な虐待などによって魔力を抑圧しなければならなくなったときに体内に宿ります。オブスキュリアルとなった子どもは感情や精神の限界に達すると力をコントロールできなくなり、暴風としてオブスキュラスを放出。その際、周囲に大規模な破壊をもたらすことになります。 「ファンタビ」シリーズに登場するクリーデンス・ベアボーンも、オブスキュリアルです。

彼女の発作はオブスキュラスによるものなのか考察

アリアナの「発作」について兄アバーフォースは、彼女はときどき魔力を抑えられなくなり、爆発するとコントロールできなかったと語っています。これはオブスキュラスの暴走に似ています。 また実際に彼女に会ったことがある数少ない人々は、アリアナが母ケンダルによって閉じ込められているような印象を受けたとか。 その母も彼女の「発作」に巻き込まれて命を落としており、これもオブスキュラスの力によるものと考えると、つじつまが合うといえます。

作中で語られているアリアナ・ダンブルドアの噂

あることないこと書き立てることで有名なジャーナリストのリータ・スキーターは、その著書『アルバス・ダンブルドアの真っ白な人生と真っ赤な嘘』で、母ケンドラが娘を隠したのは、彼女がスクイブだったからではないか、としています。 スクイブとは、魔法族の家に生まれながら魔力を持たない子どものことで、魔法界ではしばしば見下される存在です。母は娘がスクイブであることを恥じて、世間から隠したというのが彼女の主張でした。この本によれば、アルバスアバーフォースは妹がホグワーツに入学しない理由を聞かれたとき「妹は体が弱くて学校に行けない」と答えるよう、母から言われていたとしています。 アルバスがアリアナを殺したのではないかという噂もあり、これは真実を語らないダンブルドアに対してハリーが不信感を抱くきっかけにもなってしまいました。

少女を襲った悲劇……その人生の真実を解説

幼き日にマグルの少年達に襲われる

アリアナは6歳のとき、彼女が魔法を使うのを見たマグルの少年たちに襲われてしまいます。そのショックから彼女は精神的に不安定になり、魔法を使うことを恐れるようになりました。アリアナの魔力は内にこもり、とても危険な状態になってしまったのです。 アバーフォースは妹について「いつもは優しく、怯えていて、誰にも危害を加えることはなかった」と語っていますが、取り乱したり怒ったときには「おかしくなり、危険になる」とも回想しています。 娘の状態に心を痛めた父のパーシバルは彼女を襲ったマグルの少年たちに報復し、その罪でアズカバンに収監されてしまいます。彼はマグルを襲った理由を決して話そうとしませんでした。アリアナのことが魔法省に知られれば、彼女は聖マンゴ魔法疾患傷害病院に一生閉じ込められる可能性があったからです。

ダンブルドア家はゴドリックの谷へ

父が起こした事件を受けて、ダンブルドア一家は人目を避けるようにゴドリックの谷に移り住みます。アリアナが家の外に出られるのは真夜中だけでした。 しかしアリアナが14歳のとき彼女は発作を起こし、それに巻き込まれた母ケンドラが命を落としてしまいます。 ホグワーツを卒業したアルバスは、そのとき友人のエルファイアス・ドージと世界一周旅行の計画を立てていましたが、彼が出発する前日に悲劇は起こってしまったのです。そして彼は旅行を取りやめてゴドリックの谷に留まり、妹の世話をすることになりました。

彼女の死因は?アルバス・ダンブルドア達に与えた影響

兄たちの衝突に巻き込まれる

ホグワーツ卒業後のキャリアについても野心を抱いていた10代のアルバスは、ゴドリックの谷でアリアナの世話をする暮らしに不満を抱いていました。 そんなとき彼は、ゲラート・グリンデルバルドに出会います。グリンデルバルドは、大叔母であるバチルダ・バグショットのもとで夏の休暇を過ごしていたのです。急速に親しくなった2人は「新しい魔法界の秩序」について話し合ったり、「死の秘宝」探しに夢中になったりと常に一緒に過ごしていました。 しかしそんな彼らを見たアバーフォースは、兄がアリアナをないがしろにしていると感じます。そしてあるとき彼と兄アルバス、グリンデルバルドの3人はケンカを始めてしまいます。 3人の激しい戦いを見たアリアナは彼らを止めようとしますが、彼女は自分の魔力をコントロールできません。そして“誰かが”放った呪いに当たり、亡くなってしまったのです。

彼女の死がもたらした影響

ハリー・ポッターと謎のプリンス ダンブルドア
© Warner Bros.

妹の死でアルバスとアバーフォースの兄弟は決別してしまいます。のちに彼らは和解しますが、妹の葬儀でアバーフォースはアルバスを殴り、鼻を骨折させました。このときアルバスは、抵抗しようともしなかったといいます。 アルバスは妹の死に強い罪悪感を抱いており、それは生涯に渡って彼を苦しめました。ヴォルデモート卿との戦いのなかで、彼は死の秘宝の1つである「蘇りの石」が使われた指輪を発見します。彼はそれがヴォルデモートの分霊箱であることを知っていましたが、亡くなったアリアナに会いたいという思いから指輪をはめてしまいました。 結果的にそれが、彼の寿命を劇的に縮めることになってしまったのです。

「ファンタビ3/ダンブルドアの秘密」でアリアナ・ダンブルドアの謎は明かされる?

謎に包まれたアリアナ・ダンブルドアの生涯が、2人の兄アルバスとアバーフォース・ダンブルドアの人生に与えた影響は非常に大きなものでした。 彼女について明らかになっていることは多くありませんが、「ファンタビ3」を観ればきっと彼女の秘密に近づけるはず!「ハリポタ」「ファンタビ」両方のシリーズを通して、アリアナ・ダンブルドアの過去を探ってみてくださいね。