「ファンタビ3」で解禁!アバーフォース・ダンブルドアの秘密とは?アルバスと仲違いしている理由も
偉大な魔法使いアルバス・ダンブルドアの弟であるアバーフォース・ダンブルドア。しかし兄弟の間には長年深い溝が横たわっていました。 ここでは、アバーフォースのプロフィールからアルバスと仲違いした理由、「ファンタビ」および「ハリポタ」シリーズでの活躍を紹介します! ※この記事には『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』に関する重要なネタバレがあります。鑑賞後に読むことをおすすめします。
アバーフォース・ダンブルドアってどんな人?
誕生 | 1883年~1884年ごろ |
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血統 | 半純血 |
守護霊 | ヤギ |
職業 | ホッグズ・ヘッド・インのオーナー |
家族 | アルバス・ダンブルドア(兄) アリアナ・ダンブルドア(妹) クリーデンス・ベアボーン(息子) |
俳優 | リチャード・コイル(中年時) キアラン・ハインズ(老年時) |
1883年から1884年ごろ、父パーシバルと母ケンドラの間に生まれたアバーフォース・ダンブルドア。彼は、のちに偉大な魔法使いとして知られるようになるアルバス・ダンブルドアの弟で、アリアナ・ダンブルドアの兄です。しかしあることがきっかけで、兄とは長年仲違いしていました。 ホグズミードで「ホッグス・ヘッド・イン」というパブを経営し、バーテンダーも務めている彼。ヤギ愛好家としても知られ、ホッグス・ヘッド・インではヤギも育てています。 若いころから兄との仲は険悪でしたが、第1次魔法大戦のときには彼が組織した不死鳥の騎士団に参加するなど、後年にはそれなりに折り合いをつけていたことがうかがえます。
アバーフォースの強さは?
アバーフォースは成績優秀な兄とは違って、強情な若者だったと言われています。激しい性格の持ち主で、意見が食い違う者には決闘を挑むことで知られていました。 「ハリポタ」シリーズではハリーたちに協力し、ホグワーツの決戦では多くのディメンターを一斉に排除するなど、それなりに強い魔法使いであることが見て取れます。 また詳しくは後述しますが、彼は過去に優秀な魔法使いである兄と、やはり強大な力を持つグリンデルバルドと三つ巴の戦いをしてほぼ互角に渡り合っています。このことから、魔法使いとしての力は強いのではないかと思われます。
アバーフォースとクリーデンスの驚くべき関係【ネタバレ】
2作目『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で、オブスキュリアルのクリーデンスは、グリンデルバルドから驚きの「真実」を聞かされました。 それは、彼がアルバス・ダンブルドアの弟だというものです。しかし、やはりこれはグリンデルバルドの嘘、もしくは勘違いだったことが3作目『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』で明らかになりました。
クリーデンス/アウレリウス・ダンブルドアは、実際はアルバスの弟ではなく、アバーフォースの息子だったのです。 アルバスとグリンデルバルドが出会った夏、アバーフォースもまた村の娘と出会い、恋に落ちました。しかし彼女はある日突然姿を消してしまいます。妊娠していたという噂もありましたが、その後アバーフォースは彼女の消息をつかめませんでした。彼女がひっそり生んだ子どもがクリーデンス/アウレリウスだったのです。 「ファンタビ3」で父と息子はようやく会うことができました。今後のシリーズで親子としての彼らの様子も描かれるのでしょうか。
兄・アルバスと仲が悪い理由は?
マグルの少年たちに攻撃されたことが原因で精神的に不安定になり、魔法をコントロールできなくなってしまったアリアナ。家族は彼女を連れて、人里離れたゴドリックの谷に移り住みます。 アバーフォースは妹と仲がよく、進んで彼女の世話をしていました。しかし彼がたまたまその場を離れたときにアリアナの魔力が暴走し、母ケンドラが命を落とてしまいます。 そのことで彼は自分を責め、ホグワーツを辞めて妹の世話に専念しようとしますが、すでにホグワーツを卒業していたアルバスは、自分がアリアナの面倒を見ると言って弟が学校を辞めることを許しませんでした。 しかしアルバスはグリンデルバルドと出会い、彼との計画に夢中になるあまり、アリアナの世話を怠ってしまいます。それを知ったアバーフォースは怒り、彼と兄、そしてグリンデルバルドの3者の決闘に発展。アリアナは彼らを止めようとして誰かが放った呪いに当たり、亡くなってしまったのです。 誰がアリアナを“殺した”のか正確にはわからないなか、アバーフォースはその原因を作った兄を憎むようになりました。
兄・アルバスの死後、ようやく許すことに
『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』でハリーたちに会ったアバーフォースは、まだ兄に対する怒りを抱いていました。しかし彼はハリーたちに兄の過去を語った後、ハリーからアルバスは妹の死に関して生涯苦しんでいたことを聞かされます。 それを知って、アバーフォースはようやく兄を許すことにしたのでした。
「ハリポタ」シリーズではハリーたちを見守る
『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』でハリーたちと初めて対面したアバーフォースですが、実はそれ以前にも影から彼らを助けていました。 彼はベラトリックス・レストレンジに捕まっていたハーマイオニーを救出するために、屋敷しもべ妖精のドビーを送り込んだり、シリウス・ブラックが遺した両面鏡を使ってハリーたちを見守ったりしていたのです。 また、ホッグス・ヘッドにあるアリアナの肖像画の裏からホグワーツの「必要の部屋」につながる通路を開き、自身の店を不死鳥の騎士団のメイン中継地として提供しています。 ずっと仲違いしていた兄弟ですが、アルバスは唯一の家族としてアバーフォースを信頼し、死を目前に彼にハリーたちを見守るよう頼んでいたのです。
「ヤギへの不適切な魔法」とは?
アバーフォースについて語られるとき、なぜか彼は無類のヤギ好きであることが強調されます。そんな彼は、あるとき「ヤギへの不適切な魔法」を使ったとして裁判で有罪判決を受けたことがあったとか。 「不適切な魔法」がどんなものだったのかは詳しくわかっていませんが、作者のJ・K・ローリングはそれを「清潔な角のヤギを作る魔法」だと語っています。彼女はこれを多くの意味を含むジョークだと言っていますが、はっきりと言わないところを見ると、性的な内容の魔法だったのではと考えるファンも多いようです。 ちなみに、アバーフォースの守護霊はもちろんヤギです。
アバーフォース・ダンブルドアは「ファンタビ」シリーズのカギ?!
シリーズ3作目『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』で明らかになった「秘密」の1つはアバーフォースに関するものでした。同作では、彼がキーパーソンの1人であることは間違いありません。 そんな彼は今後もシリーズに登場するのか、登場するとすればどんな活躍を見せてくれるのか、期待したいですね!