『ファンタビ』に登場する謎の少年、クリーデンス。彼は何故オブスキュラスになったのか

2017年12月5日更新

大人気『ハリーポッター』シリーズの前日譚、通称『ファンタビ』シリーズ。それに登場する虐待された末に化け物に囚われてしまった少年クリーデンスが、今後もシリーズの要を担う存在なのではと話題になっています。一体どんなキャラクターなのでしょうか。

『ファンタスティック・ビースト』のクリーデンス・ベアボーンが気になる!

『ハリー・ポッター』シリーズの作者として知られるJ・K・ローリングのファンタジー小説『ファンタスティック・ビースト』。『ハリー・ポッター』のスピンオフシリーズとして一躍人気を博し、2016年にはローリング自らが脚本を手がけ、映画化もされました。 通称『ファンタビ』として知られる本作ですが、2016年の映画化第一弾に登場したキャラクター、クリーデンス・ベアボーンが話題となっています。 一作目で怪物オブスキュラルと化し、倒されてしまったクリーデンスですが、実は今後の続編で重要な役割を担うのではないかと噂されています。 そんなクリーデンスとはいったいどんな人物なのでしょうか。気になる情報をまとめました。

母親を亡くして、新セーレム救世軍指導者の養子に?クリーデンスの生い立ちは?

クリーデンス・ベアボーンは『ファンタステック・ビースト』シリーズが舞台とする20世紀のアメリカに存在した魔法使いの少年です。 身元のわからない魔女の元に生まれたクリーデンスですが、幼い頃に母は亡くなり、孤児となってしまいます。そんな彼を引き取ったのはメアリー・ルー・ベアボーン。メアリーはノーマジと呼ばれる魔法を使わない人間で構成された組織、新セーレム救世軍のリーダーでした。 魔法使いの糾弾を目的とした組織のトップに引き取られたクリーデンスは、虐待を受けながら育ちます。そして彼はオブスキュリアルとなり、自身の中に生まれた怪物を抑えきれなくなってしまうのです。

魔法族の子供たちの心に巣喰う、オブスキュラスとは?

オブスキュラスとは、魔法使いの子供たちの心に宿る怪物の様な存在です。オブスキュラスを宿した子供は、オブスキュリアルと呼ばれます。 魔法族の子供が精神的または身体的に虐げられ、自身の魔力を抑制しなければならない状況に陥ると、オブスキュラスが宿ります。そうしてオブスキュリアスとなった子供が制御を失った時、オブスキュラスが解放され、周囲を攻撃し出すのです。 クリーデンスもまた、反魔法組織に属する養母に虐待され、自身の魔力の制限を強いられたことにより、オブスキュリアルとなってしまったのです。 通常、オブスキュラスに取り憑かれた子供は、10歳を超えるまでに命を落としてしまいます。しかし、クリーデンスは自身も魔力が強かったため、10歳を超えても生きながらえた特殊な例となっています。

ゲラート・グリンデルバルドがオブスキュラス探しを目的に接触

ゲラート・グリンデルバルドは史上最強かつ最悪の闇の魔法使いとして知られている存在。彼は魔法保安局長官パーシバル・グレイブスに化けてクリーデンスに接触します。 グリンデルバルドの目的は、昨今街に現れている謎の生物の特定で、彼はそれをオブスキュラスの仕業であるところまでは感づいていました。 実際そのオブスキュラスの宿主はクリーデンス自身なのですが、それに気づかず、グリンデルバルドは彼に怪物を探させようと思い立ちます。 そして、虐待を行う母親からの彼を解放してやるという餌ちらつかせ、オブスキュラス探しに協力するようクリーデンスに言い寄るのでした。

妹モデスティを庇って養母を殺害した

クリーデンスには、同じく養子としてメアリーに引き取られていた妹、モデスティがいました。 ある日、クリーデンスはモデスティの部屋に魔法使いが使用する杖があるのに気づきます。それはメアリーにも見つかってしまい、モデスティは罰を受けそうになります。その瞬間、クリーデンスのオブスキュラスが放たれ、怪物はメアリーを殺してしまったのです。

グリンデルバルドの裏切りにより、再びオブスキュラスが暴走

養母を巻き込む事故に遭遇してしまったモデスティは、メアリーに引き取られる前に住んでいた家に逃げ込みます。 グリンデルバルドは、クリーデンスに命じて隠れ家まで案内させますが、到着した途端、クリーデンスがもう用済みであると突き放します。 この裏切り行為によりクリーデンスのオブスキュラスは再び暴走。今度はクリーデンスも一体となって街を破壊するモンスターと化してしまったのです。

クリーデンスを演じる俳優は?

クリーデンスを演じているのはユダヤ系アメリカ人俳優のエズラ・ミラーです。 2008年に俳優としてデビュー。そのアジア系を思わせるエキゾチックな外見を生かし様々な映画に出演してきました。自らの性別を”クィア”と表現し、男女のカテゴリーに自身を所属させないと明言したことでも話題になっています。 近年は『ファンタステック・ビースト』の他にも2016年の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、そして2017年の『ジャスティス・リーグ』にスーパーヒーロー、フラッシュ役で登場するなど話題作への出演が続いている注目の存在です。

クリーデンスは生きてて『ファンタスティック・ビースト2』にも登場する

オブスキュラスと一体化したクリーデンスは、アメリカ合衆国魔法議会に所属する魔女セラフィーナや闇祓い達の攻撃を受け、やがてその姿は消えて行ってしまいます。 しかし、本作の主人公の魔法動物学者ニュートしか気づいていませんでしたが、クリーデンスを構成するオブスキュラスの一片は攻撃を逃れて逃げていっていたのでした。 このことから、クリーデンスは生きていて2018年公開のシリーズ第二弾にも登場するのではないかと噂されていました。すでに何らかの方法でクリーデンスが蘇ることまでは情報公開されています。虐待されて育った気弱な少年が、実はシリーズ通して君臨する悪役だったりするのでしょうか。