2024年3月2日更新

『星降る夜に』最終回ネタバレ・全話あらすじ!鈴と一星の結末はハッピーエンド?

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ドラマ『星降る夜に』のあらすじ・見どころ

あらすじ

のどかな海街の病院で働く産婦人科医・雪宮鈴(ゆきみや すず)。医者としての地位やお金と引き換えに、かつての熱意も夢も手放してしまいました。 鈴は女性の“社会進出を謳うだけの”時代に疲れ、息抜きのためにソロキャンプ場へ。星空の下、酒をあおる彼女の前に現れたのは、無言でカメラを構える柊一星(ひいらぎ いっせい)。彼は戸惑う鈴をよそに連続でシャッターを切ると、いきなりキスをしてきました。 翌朝鈴は寝起きのまま一星を見送りますが、ハッと我に返った瞬間、手話で「お前のゲロは全部片付けた、バカ女」と悪態を吐かれていたことに気付きます。星降る夜の出会いは、正反対の日常を生きる2人の運命を変えるきっかけになるのでした。

見どころ

「恋愛ドラマの名手」こと大石静が脚本を手掛け、原作なしのオリジナルストーリーが展開する本作。 孤独に生きる産婦人科医と自由奔放な遺品整理士、命のはじまりと命の終わりを司る2人が、年の差恋愛を育んでいく大人のピュア・ラブストーリーです。 死んだように生きる主人公の心が、10歳下の彼との出会いによって癒やされていくさまが描かれます。

第1話のあらすじとネタバレ

あらすじ

ソロキャンプをしていた鈴(吉高由里子)は、星を眺めていたところ一星(北村匠海)と出会います。鈴を写真に撮る一星と、お酒に酔い始めた鈴……。2人は出会ってすぐにキスをしたのでした。 鈴は35歳、産婦人科医として働いています。ソロキャンプでは、一星は何も話さず自分のマフラーを鈴にかけてくれました。しかし翌朝目覚めた鈴に、一星は手で合図をして立ち去ります。家に戻った鈴がそのサインを調べてみると、それは「お前のゲロ全部片付けた、バーカ」という手話だと判明。 そんな中、鈴の母・愛子(岸本加世子)が亡くなったと東京の病院から連絡を受けた鈴。鈴は葬儀の場で呆然と椅子に座っていると、そこに一星の姿が……。実は一星は、遺品整理士。 1週間前に一星は愛子の依頼を受け、生前整理をしたばかりでした。愛子は余命1ヶ月を宣告されていましたが、すぐに亡くなってしまったのです。

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ネタバレ

一星は愛子の遺品を星柄のお客様ボックスに入れ、鈴に渡します。一星はろう者のため、タブレットとスマホを使って会話。鈴は愛子に「何もしてあげられなかった親不孝娘」と言いますが、一星は否定しお客様ボックスを手渡します。 そこには愛子が写った写真や、びっしり予定の書かれたカレンダー、不倫もののDVD……。愛子は寂しく死んでいったわけではありませんでした。また、愛子は鈴について「美人女医なの。本当にカワイイの」と一星に打ち明けていたことも判明。鈴は涙を流し、愛子とお別れをしたのでした。 鈴はすぐに仕事に戻り、里子(近藤春菜)の出産に立ち合います。その後マフラーを返すために、一星の会社へ。 一星に洗濯したマフラーを返したあと、鈴は「でもお前のキス、大したことなかったけどな」と手話で伝えたのです。一星はカメラを構えるのを辞め、その場で微笑んだのでした。

第2話のあらすじとネタバレ

あらすじ

一星(北村匠海)は帰ろうとする鈴(吉高由里子)を呼び止め、映画館へ。その後の食事で、鈴は一星と10歳も年の差があることを知ります。 しかし一星は、たった10歳と気にも留めていない様子。その後、鈴は急に呼び出され勤務先の産婦人科医院に向かいました。 鈴が病院に着くと、未受診の妊婦が男の子を出産していました。しかしその妊婦(清水くるみ)は名前も名乗らず、子どもはいらないと言い出し……。新人医師の佐々木(ディーン・フジオカ)は赤ちゃんがかわいそうだと、受け入れられない様子でした。鈴はケースワーカーへの相談を検討し始めます。 その後一星はまた映画に行こうと鈴を誘いますが、疲れた鈴は寝てしまい既読スルー。一方病院では、鈴が匿名妊婦にケースワーカのことなどを伝えます。 すると佐々木は突然「赤ちゃん抱っこしませんか?」と言い出し、匿名妊婦は逆上。鈴は佐々木に現実を受け入れるよう話をしました。

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ネタバレ

鈴は以前、裁判を起こされたことを佐々木に明かします。一方の佐々木も、妻と子どもを亡くした過去があるようで……。 夜、一星は鈴を誘って居酒屋へ。そこには一星の同僚の春(千葉雄大)もいて、鈴は一星と春に手話を教えてもらいます。鈴は一星の明るさに、徐々に癒されていくように。 翌日、匿名妊婦は子どもを置いて病院からいなくなってしまいました。仕事終わりに、鈴はこのことを一星に相談。一星は匿名妊婦を捜しに行くと意気込み、その理由は自分が高校生の時に両親を事故で亡くしており、親のいない赤ちゃんのことを不憫に思ったからでした。 一星も皆も赤ちゃんのことを「かわいそう」と言いますが、鈴は「赤ちゃんはかわいそうではない、一星もかわいそうではない」と言い切り、他人が赤ちゃんを勝手に不幸だと決めつけていることへの憤りを語ります。 その言葉を聞いた一星は、自分が耳を聞こえないことも、両親を亡くしたことも「かわいそうではない」と心から思えたのでした。 鈴は赤ちゃんの保護を依頼し、出生届も提出。夜、鈴は偶然一星に会います。雪が降っており、線路を挟んで手話で「雪だね」と会話する2人。すると一星は、「雪宮鈴、好きだ」と手話で告白したのでした。

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第3話のあらすじとネタバレ

あらすじ

鈴(吉高由里子)は一星(北村匠海)に告白されたものの、「とりあえず、ステイ」と止めに入ります。鈴はまだ、10歳年下ということを気にしている様子。翌日、鈴は手話教室へ。そこには一星の遺品整理会社の社長・北斗(水野美紀)も来ていて、2人は意気投合します。 鈴は北斗から、7年前に一星の両親が亡くなって北斗が遺品整理をしたことを聞きます。その後一星は北斗に、「ここで働かせてください」とメモ書きを見せました。今となっては、そんな一星が顧客満足度ナンバー1になったのです。。 翌日、鈴は麻呂川(光石研)、佐々木(ディーン・フジオカ)の3人で釣りへ。しかも麻呂川は結婚記念日を忘れていて、釣りを終えたらさっさと帰ってしまいました。その頃一星は、遺品整理の現場で見つけた「南へ」という手紙を手がかりに、南という人物を探しています。

ネタバレ

鈴は佐々木と話し、佐々木が10年前に出産で妻と子供を失くしたことを知ります。話を聞くと、自分が立ち会ったお産であることを思い出しました。 佐々木は、妻と子供を見た時に鈴が涙を流していたことを覚えており、鈴みたいな医者になりたいと産婦人科医を目指したのです。 一方一星は南を発見したものの、「昔の不倫相手の手紙なんかいらない」と追い返されてしまいます。夜、転んだ佐々木を支える鈴の姿を一星は目撃……。翌日手話教室で、一星の病欠を知った鈴。一星の家にお見舞いに行くことに。 2人は朝まで過ごし、翌朝一星は鈴を家まで送ります。鈴は一星の仕事への姿勢や強さを知りますが、一星は「鈴がほんとに俺を好きだと思うまで、キスはステイします」と伝えます。鈴は「しょうがないなぁ」と、一星のおでこにキスをしたのでした。

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第4話のあらすじとネタバレ

あらすじ

鈴(吉高由里子)の病院に、うた(若月佑美)という女性がやってきます。担当した佐々木(ディーン・フジオカ)が妊娠6週目を告げますが、うたはあまり喜んでいない様子……。 手話教室のあと、鈴は北斗(水野美紀)の会社で宴会をすることに。そこには春(千葉雄大)の妻もやってきました。鈴は病院で見かけた女性がうただったことを思い出します。 帰り道、春はうたに「言うことない?」と言い、うたは妊娠を告げました。しかし春は、「まだよく分からない」と喜んでいないようで……。

ネタバレ

一星(北村匠海)と鈴はデートをしますが、一星は手話を覚えることに必死な鈴に「手話の勉強はゆっくりでいい」と告げます。 その頃春は佐々木に、子供が欲しくない気持ちを相談。春は前職でうたと出会い、体調を崩し会社を休職しても文句を言わないうたに申し訳なさを感じていたとのこと。今の会社でようやく働けるようになった春は、まだ親になる覚悟ができていませんでした。 その後、妻と子を亡くしている佐々木は春に対してのやるせない思いを打ち明けます。鈴はそんな佐々木に、「私たちが決められることじゃない」とアドバイス。一星も春に寄り添いますが、「放っておいてくれ!」と怒って出て行ってしまいました。 そんな時、一星の祖母・カネに「今日は私の誕生日、19時開始」と鈴は急に誘いを受けたのです。しかしカネは誕生日ではなく、カネは2人が喧嘩したと思い、気を遣って連絡をしていたのでした。 一星は鈴が気になっていた星のネックレスをプレゼントし、「鈴が大好き」と手話で告白。鈴も「私も一星が好き」と手話で伝え、キスをしたのでした。 そんな時、何者かが「雪宮鈴は人殺し」とSNSに書き込んでいて……。うたも帰宅した途端「お腹が痛い」と倒れこんでしまったのでした。

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第5話のあらすじとネタバレ

あらすじ

一星(北村匠海)とキスを交わしていた鈴(吉高由里子)に、佐々木(ディーン・フジオカ)から緊急連絡が入ります。急いで病院に向かうと、そこには苦しむうた(若月佑美)の姿が……。幸い切迫流産ではなく、虫垂炎。お腹の赤ちゃんも無事でした。 そんな中、産婦人科のSNSに「雪宮鈴は人殺し」というコメントが書かれ、鈴は5年前のことを思い出します。鈴は大学病院時代、緊急搬送された母体を救うことができませんでした。裁判となり、このマロニエ産婦人科医院にやってきたのです。 そんな鈴に、一星は「俺が守るよ」と寄り添います。しかし2人が鈴の家に帰ると、家の前には佐々木がいて……。 しかも佐々木は一星を鈴の弟と勘違いし、一星は佐々木にライバル心むき出し。佐々木は弟がそばにいるならと、安心したのでした。

ネタバレ

一方春(千葉雄大)はうたの妊娠が受け入れられず、一星とも気まずくなります。 しかし自分が会社でうまくいかなかった時に立ち直れたのは、一星のおかげだと思い出しました。春と一星は同時に「ごめん」と手話をし、一星は春にうたと話し合うべきと伝えます。 翌朝春は、うたの病室へ。2人は本音で話し合い、お腹の赤ちゃんの親になることを決意します。その頃鈴の家には、「人殺し」という張り紙が大量に貼られ……。 しかも家にブロック塀が投げ込まれ、咄嗟に鈴を守った佐々木は怪我を負います。遅れてやってきた一星は佐々木を見て、「俺じゃ鈴を守れない……?」と怒りをあらわにしたのでした。 バレンタインの日。一星と鈴はLINEで仲直りし、一星のトラックで星を見に行くことに。トラックに向かっていた鈴ですが、助手席に乗っていた桜(吉柳咲良)が一星に顔を近づけているように見えたのでした。

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第6話のあらすじとネタバレ

あらすじ

一星(北村匠海)はトラックの中で、桜(吉柳咲良)にキスされます。さらに告白され、桜は去っていき……。そこに鈴(吉高由里子)がやってきますが、鈴は一部始終を見ていました。一星はそれでも、鈴のことが好きと告白。さらに鈴に「一緒に暮らそう。鈴は俺が守るから」と伝えたのです。 翌朝、北斗(水野美紀)は桜にある手紙を渡します。それは、桜の産みの母親からの会いたいという手紙。一方鈴は病院に復帰し、一星と一緒に住む物件を探し始めました。 そんな中、桜は髪をチャーリー(駒木根葵汰)と同じピンク色に染めて鈴の元にやってきます。鈴と桜は一緒に高速バスへ。桜は、鈴に生みの母親に会うために一緒に来てほしいと頼んだのです。そして桜は、「一星が好きな人がどんな人なのか知りたい」と率直な気持ちも伝えました。

ネタバレ

桜は産みの母親に生まれてすぐ捨てられ、父親も3歳の時に別の女のところに行ったと打ち明けます。血の繋がりのない北斗が自分を育ててくれ、北斗のことを「神様」のように思っていました。 一方一星は春(千葉雄大)と居酒屋に向かったところ、北斗と佐々木(ディーン・フジオカ)と居合わせ、一緒に飲むことに。その帰り道、桜と鈴も帰ってきました。 北斗は無事帰ってきた桜を見て涙を流し、桜も「(産みの母親に)また会いたいと思わなかったよ。私お母さんのこと、超愛してるから」と北斗への気持ちを打ち明けたのです。 佐々木は一星が鈴の弟ではないと知り、自分の亡くなった子供に「一星」と名づけようとしていたことを明かします。佐々木と一星は連絡先を交換し、今度一緒に星を見に行こうと約束。 後日、鈴の前にある男がやってきました。その男は、宗一郎(ムロツヨシ)。5年前に鈴が救えなかった妊婦の夫で、鈴に「また人殺してませんか」と詰め寄り……。

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第7話のあらすじとネタバレ

あらすじ

鈴(吉高由里子)に対し、誹謗中傷や嫌がらせを続けてきた宗一郎(ムロツヨシ)が、病院にやってきました。宗一郎は5年前、鈴が命を救えなかった妊婦の夫で、鈴に若い恋人がいることも知っていて……。佐々木(ディーン・フジオカ)が助けに来ると、宗一郎は「また来ます」と去っていきました。 仕事を終えた鈴の前に現れたのは、スーツ姿の一星(北村匠海)。一星は佐々木とすっかり仲良くなり、一星は佐々木に教えてもらったレストランを予約していました。宗一郎の「人殺し」が頭から離れない鈴に対し、「そんな言葉聞かなくていい」と一星は寄り添います。 佐々木はこのところ、麻呂川(光石研)や北斗(水野美紀)から「鈴のことが好きなのでは?」と聞かれるように。しかし佐々木は、「そういうんじゃない」と否定します。そんな中、看護師の麻里奈(中村里帆)が妊娠したことが分かり……。

ネタバレ

しかし麻里奈の彼氏は、麻里奈を財布としか思っておらずラノベ作家を志望しているとのこと。その話を聞いた麻呂川は怒りだし、鈴たちも一緒に麻里奈の彼氏の元へ向かうことに。 すると彼氏の心介(きづき)は、麻里奈の妊娠が分かるとすぐに麻里奈にプロポーズしました。麻里奈もOKし、鈴たちは2人の幸せを見守っていくことに。 後日、再び宗一郎が病院にやってきます。鈴のことを「人殺し」と騒ぎ始め、鈴が皆に守られている状況を見た宗一郎は、さらに大暴れ。 麻理奈に手をかけた宗一郎ですが、鈴は「その人お腹に赤ちゃんがいるの!」と止めに入ります。すると宗一郎は手を離して……。宗一郎は外にいた娘と、手を繋いで帰っていったのでした。 その後一星と佐々木は、鈴をキャンプに連れていきます。鈴は花火を見ながら嗚咽します。鈴は「なんでだろう。あの人もここにいたらよかったのかなと、ふと思った」と心の中で呟いたのでした。

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第8話のあらすじとネタバレ

あらすじ

宗一郎(ムロツヨシ)は鈴(吉高由里子)に対し、さらに怒りを感じるようになります。娘・静空(戸簾愛)とともに星空を見上げていた宗一郎ですが、これまでの辛い5年間の記憶が蘇り……。鈴に、「なんでお前だけ幸せなんだ」とより怒りをあらわにしたのでした。 そんな中、佐々木(ディーン・フジオカ)も妻・彩子(安達祐実)とお腹の子供を同時に亡くし、10年経ってもまだ完全に立ち直れていませんでした。 その時、宗一郎が佐々木の前に現れます。宗一郎は再び「鈴は二股をかけている」と言いますが、佐々木はある言葉を告げました。 佐々木は「僕が医者になった理由は、多分復讐のためです」と言い、宗一郎は驚きの表情を見せます。その時宗一郎は静空と離れており、静空は「お父さんに捨てられた」と、一星(北村匠海)と春(千葉雄大)に保護されていました。

ネタバレ

すると一星の元に、祖母のカネ(五十嵐由美子)が倒れたと連絡が入り、一星は急いで病院へ。カネは無事だったものの、一星は両親を亡くした記憶を思い出し……。一星は病院に駆けつけた鈴に、抱きついたのでした。 春は鈴に連絡し、宗一郎の子供らしき子と一緒にいると伝えます。鈴と佐々木が春の元に向かう途中、様子のおかしい宗一郎を発見。宗一郎は鈴にいきなり謝罪し、海へと向かいました。鈴と佐々木は宗一郎を止めるも、突き飛ばされてしまいます。 宗一郎は、「あなたは悪い人でいてください!でないと、ゴールがないんです」と鈴に伝え……。宗一郎は鈴を恨むことで、自分を保っていたのでした。その時、静空が「お父さん!」と叫びます。春と一星が、静空を連れてきました。 宗一郎は崩れ落ち、その場で涙を流し……。一星は宗一郎に駆け寄り、強く抱きしめたのでした。

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最終話のあらすじとネタバレ

あらすじ

宗一郎(ムロツヨシ)は一星(北村匠海)に抱きしめられながら、涙を流します。その後佐々木(ディーン・フジオカ)のくしゃみが止まらなくなり、皆で銭湯に行くことに。宗一郎、一星、佐々木、春(千葉雄大)は並んでお風呂に入り、鈴(吉高由里子)は静空(戸簾愛)の髪を乾かしてあげたのでした。 佐々木は彩子(安達祐実)のことを思い返し、ようやく東京の家の遺品整理をする覚悟を決めます。一星たちは総出で、佐々木の家のものを全て処分しました。 佐々木は、彩子が佐々木に内緒で用意していたお揃いの靴を見て、「この靴を履いて、一緒に歩きたかった……」と涙を流し続けます。

ネタバレ

佐々木は「復讐のため」に医者になったことを、鈴に明かします。そして鈴に、マロニエ産婦人科医院を辞めると言い出しました。一人前になるために、鈴から離れる決意をしたのです。 夜、鈴は星空を眺めながら一星を想います。「いまどこ?一星に会いたい」と連絡すると、目の前に一星の姿が……。2人は抱き合い、キスをしました。 1年後、佐々木は青森の病院で働いています。春とうた(若月佑美)には赤ちゃんが生まれ、春はチーフに昇格。桜(吉柳咲良)は添い寝士から落語家に転身したチャーリー(駒木根葵汰)と付き合うことになり、北斗(水野美紀)は衝撃を受けました。 鈴と一星がスーパーに行くと、宗一郎が働いていました。2人は宗一郎に割引シールを貼ってもらい……。鈴と一星は海沿いの家に住み、幸せに暮らしていたのでした。

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ドラマ『星降る夜に』キャスト一覧

マロニエ産婦人科医院

主人公の雪宮鈴が勤める海街の産婦人科医院。

雪宮鈴役 吉高由里子
犬山鶴子役 (看護師長) 猫背椿
蜂須賀志信役 (看護師) 長井短
伊達麻里奈役 (看護師) 中村里帆
チャーリー(犬山正憲)役 (鶴子の息子) 駒木根葵汰
麻呂川三平役 (院長) 光石研
佐々木深夜役 (新米医師) ディーン・フジオカ

雪村鈴役/吉高由里子

吉高由里子

主人公の雪村鈴は「マロニエ産婦人科医院」で働く産婦人科医。新たな命の誕生に立ち会いながらも、自身は窮屈な社会の中で心がすり減り、死んだような目をして生きてきました。誰に弱音を吐くこともできない、強がりな女の孤独を抱えた女性です。 主演を務める吉高由里子は、ゲスト出演した『時効警察』と「PS羅生門」(2006年)以来、約17年ぶりのテレ朝ドラマへの出演になります。 ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(2019年)など恋愛が主軸ではない作品が続いていたことから、SNS上で「怯えています。」とコメントした吉高。一方、大石静は「閉塞した時代を生きる“出来る女の孤独”を、今回もしみじみと表現してくれると思います。」と期待を寄せました。

佐々木深夜役/ディーン・フジオカ

ディーン・フジオカ

佐々木深夜は45歳で医師になった新人産婦人科医。同じ病院で働く鈴とは対照的に、間の悪さで相手をイラつかせたりミスを連発したりして、「顔だけの男」とディスられることも……。 一方で、人の気を緩ませる天才でもあり、頑なな鈴の心にそっと寄り添ってくれます。 心優しい大人の男性・深夜を演じるのは、アジアを中心に世界を股にかけて活躍する俳優で歌手、映画監督、モデルのディーン・フジオカです。 朝ドラ『あさが来た』(2015年)でブレイクし、『ダメな私に恋してください』(2016年)や吉高がヒロインを務めた『危険なビーナス』(2020年)などの話題作に出演。スマートな振る舞いで女性を虜にするディーンが、ポンコツ新人医師という新境地に挑みます!

遺品整理のポラリス

柊一星役 北村匠海
佐藤春役 (遺品整理士) 千葉雄大
北斗千明役 (社長) 水野美紀
北斗桜役 (千明の娘) 吉柳咲良
桃野拓郎役 (新入社員) 若林拓也
服部洋美 (事務員兼鑑定士) 宮澤美保
岩田源吾 (遺品整理士) ドロンズ石本

柊一星が勤める遺品整理業者。

柊一星役/北村匠海

北村匠海

柊一星には生まれつき聴覚がなく、手話や筆談、ジェスチャーなどを使って会話をします。学生時代に両親を亡くした際、遺品整理士の仕事に感銘を受けて同じ道を選びました。 世界旅行に映画鑑賞、カメラなど多くの趣味を持ち、境遇を悲観することなく人生を謳歌しています。 一星を演じるのは、吉高由里子の相手役にふさわしく話題性抜群な北村匠海。子役時代を含めてキャリアは約15年になり、アーティストとしても高い評価を得てきました。 近年は映画『東京リベンジャーズ』(2021年)、ドラマ『幽遊白書』(2023年)と大人気漫画の実写版で連続して主演に抜擢され、同年代の中でも頭ひとつ抜けた知名度を誇ります。

佐藤春役/千葉雄大

千葉雄大
         

佐藤春は一星の職場「遺品整理のポラリス」に勤める遺品整理士。一星の親友でもあります。 演じるのは千葉雄大です。

その他

柊カネ (一星の祖母) 五十嵐由美子
橋本英雄 (手話教室講師) 寺澤英弥

『silent』に似ている?

北村匠海演じる柊一星は耳の聞こえない役どころです。 前期大人気だったドラマ『silent』と似たような設定ですが、本作は『silent』とは一転、終始明るい雰囲気で描かれます。ふざけたセリフもあり、テンポよく物語が展開していくので、『silent』とは全く違う楽しみ方ができるのはないでしょうか。

原作はある?韓国発?

『星降る夜に』に原作はなく、韓国発だという噂も事実とは異なります。大恋愛~僕を忘れる君と』(2018年)や『知らなくていいコト』(2020年)などを手掛けた大石静が脚本を務め、完全オリジナルで物語を描きます。

【考察】ドラマの最終回結末はどうなる?

強気でわがままで、古い価値観をぶち壊す年下の彼が主人公を変える。前情報からは明るい内容になりそうですが、完璧なハッピーエンドは想像できません。 そう予想する理由は、純愛系でもドロドロ系でも予想外の展開が続く大石脚本だから……。燃え上がった大恋愛の終わりに、登場人物が前を向く決意をするような作品が多い印象です。今回は命を連想させるキーワードや過去作の傾向から、鈴か一星が死ぬ可能性すらあります。 鈴と一星はたとえ結ばれたとしても、ラストでは別れてしまうのではないでしょうか。 また、大石の脚本は「不倫」もテーマになることが多いため、『星降る夜に』でも何らかの形でストーリーに絡んでくるかもしれませんね。

脚本は大石静!2024年大河『光る君へ』タッグ

脚本を手掛けるのは、ドラマ『セカンドバージン』(2010年)や『大恋愛~僕を忘れる君と』(2018年)など、大人のラブストーリーで知られる脚本家・大石静です。 吉高とは『知らなくていいコト』(2020年)以来、そして2024年に大河ドラマ『光る君へ』も控えるタッグとなり、本作への視聴者の期待も高まっている様子。『光る君へ』は平安中期を舞台に、世界最古の女流文学とされる『源氏物語』の作者・紫式部(吉高由里子)の生涯に迫るドラマです。 紫式部と時の権力者・藤原道長を取り巻く、ドロドロとした朝廷内の愛憎劇が描かれます。 一方、『星降る夜に』では“純度120%の”本能の恋が育まれるので、同じコンビでも違った雰囲気のドラマになりそうです。

ドラマ『星降る夜に』最終回ネタバレ・全話あらすじを結末まで

メイン監督に映画『白夜行』(2011年)の深川栄洋、音楽に『アンナチュラル』(2018年)の得田真裕と豪華なスタッフ陣も集結した『星降る夜に』。脚本の大石静が「閉塞した世界を元気づけるドラマにしたい」と語っていましたが、このドラマを見て勇気を得た人も少なくないのではないでしょうか。 ぜひ本記事を読んで、本作の内容を振り返ってみてください!